2019年5月25日 羽田空港 米国大統領来日
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5月25日〜28日にかけて令和最初の国賓としてアメリカのトランプ大統領が厳戒態勢の中、来日しました。前回は横田基地に降りたエアフォースワンですが今回は国賓という立場から羽田空港に着陸すると報道されていたので一目見たいと挑戦してきました。具体的な到着時刻や使用滑走路は非公開のため「読み」が求められますが、今回は浮島公園に賭けてみました。

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浮島公園
トランプ大統領が乗るエアフォースワンが羽田空港に降りるという事でチャレンジしてきました。詳細は非公開でしたが空港内は厳戒態勢が敷かれるため外側からの撮影を選びました。セキュリティを考慮するとD滑走路への誘導と予想をたて浮島公園を撮影地に選びました。着陸は撮れなくても最悪タキシングを撮れる可能性に賭けました。
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しょうなん
周囲のパトロールは神奈川県警の「しょうなん」が警備にあたりました。空港周辺には船舶が少なかったので海上警備も厳戒だったのでしょう。
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A330-343 Phillipine Airlines
トランプ大統領の到着は17時頃との情報が入ったので1時間ほど待ち時間がありました。浮島公園からは離陸機を見送ることができました。
15時20分頃に千葉県南部を震源地とするM5.1の地震が発生し、もしかしたら横田基地へのダイバードの可能性も脳裏をよぎりました。
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B787-8 All Nippon Airways
浮島から見て奥手になるC滑走路を離陸したANAのソウル便。比較的低い角度での上がりでした。
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B787-8 All Nippon Airways
手前のA滑走路を上がる福岡便。カメラを向ける方向で空の青さがかなり違うことがわかります。
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B777-346 Japan Airlines
那覇空港へと向かうOne world機のクローズアップ。当日は5月にもかかわらず30度を超える真夏日となりました。
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A350-941 Vietnam Airlines
ハノイへと向かうベトナム航空機が青空に溶け込みます。1時間ほど撮影を行いましたがその間D滑走路に降りる機体がありませんでした。これは大統領が到着する前にトラブルで滑走路が塞がれないようにするリスク回避策と読め、D滑走路への着陸が確信に変わりました。
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D滑走路
写真には写らないほどの小さな点ですが、公園にいた全員の視線が注がれる瞬間がきました。
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航空機ファンの超望遠レンズがD滑走路に向けられます。その中の1台はNHKのカメラでしたが、どのような絵が撮れるのでしょうか?という質問を受けたので予測できる範囲でお答えしました。おそらくこのカメラが捉えたであろう動画はNHKのネットニュースで紹介されていました。
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VC-25 (エアフォースワン)
ターゲットインサイト!
D滑走路の海側は遠いので視認は無理かと思いましたが、着陸姿勢を見ることができたのは予想以上でした。
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VC-25 (エアフォースワン)
D滑走路の向かい端までは3〜4km以上ありますが、だいたいの位置関係を把握することができました。
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VC-25 (エアフォースワン)
連絡橋に遮られて正確にはわかりませんが、タッチダウンの瞬間か直前の位置がこれでわかりました。
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VC-25 (エアフォースワン)
D滑走路を地図アプリで確認すると連絡橋あたりからショートカットしてターンされる可能性もあると思いましたが、この勢いだと滑走路端まで転がってくれそうです。ただし機体下面はまだ隠れてしまっています。
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VC-25 (エアフォースワン)
滑走路の端まで近づくとギア以外の機体は見えるようになりました。この間は数十秒ありますが常にシャッターを切る音が鳴り続けていました。
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VC-25 (エアフォースワン)
立ち入り禁止の注意書きがややうるさいので、看板が切れたポイントで撮りたいと思っていました。
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VC-25 (エアフォースワン)
ランウェイエンドに達するとVC-25は右旋回して連絡橋へと向かいます。この動きはまさにファッションモデルがランウェイを歩いてターンするのに似ています。
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VC-25 (エアフォースワン)
有名な話ですがエアフォースワンとは機体名称ではありません。大統領が搭乗している状態に限って使用されるコールサインであり、目の前の機体に大統領が乗っていたことが確認できない以上エアフォースワンとは確定しないのです。
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VC-25 (エアフォースワン)
前回のエアフォースワン撮影チャンスは横田基地に訪れましたが、その時は家のテレビで見ていたことを思い出しました。今回は世界でも特徴的なD滑走路の支柱の上をタキシングするエアフォースワンを想像していましたが、そのままの光景を見届けることができました。
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VC-25 (エアフォースワン)
トリミングして機体前部をクローズアップしています。しかしU.S.Aの文字は切れないように配慮しています。
日本へようこそ!トランプ大統領。
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VC-25 (エアフォースワン)
エアフォースワンを一目見ようと、ここ浮島の他にも空港第2ターミナルデッキ、城南島、つばさ公園、浦安あたりにも人が集まったようです。
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VC-25 (エアフォースワン)
エアフォースワンから感じる王者の風格。フライトレーダーを見ていると直接的には映らないものの、周囲から航空機の姿が消えるのでおおよその場所がわかってしまいます。
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VC-25 (エアフォースワン)
連絡橋へと向かうおかげで後方の姿も拝むことができました。
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VC-25 (エアフォースワン)
結果的にはD滑走路に降りてくれたおかげで様々な姿を見ることができました。
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VC-25 (エアフォースワン)
このあとVC-25は第2ターミナルのVIPスポットへ向かいます。ターミナルデッキは封鎖されていますがガラス越しに見学できたと思います。ただしそのために早い時間から場所取りの戦いもあったようです。
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VC-25
浮島公園をいち早く離脱し、羽田空港のVIP機撮影ポイントを目指しました。陽が長くなったおかげで日没前に到着することができました。ちなみにこの時点で大統領は羽田から離れてしまっているのでエアフォースワンではなくなりました。
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C-32A
同伴したC-32Aにはまだタラップ車が接続されていました。
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VC-25
到着した時点でも多くのカメラマンがいましたが、既にピークは去っていたようで時間を待たずに撮影することができました。
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VC-25
こちらのポイントには初めて来ましたがVIP機の駐機を見るなら確かに一番よい場所のようです。
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もう間もなく日没という時間帯なので、夜景撮影も視野に入りましたが午前中のサッカー撮影の疲れが取れず諦めました。
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1時間前には大統領の車列を警護するため、厳戒態勢が敷かれていた高速道路も通常通りの運用に戻っていました。この撮影地にも警官の姿はあったもののピークを過ぎていたのでかなり緩和されていました。
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VC-25
夕焼けに照らされるVC-25は大仕事を終えた安堵感に包まれていました。中二日を挟んだ28日には離日しますが、機体はこのまま羽田に駐機されるか横田に移動されるかは不明でした。
次回チャンスは離日、および大阪で6月に開催されるG20での来日があります。
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東京スカイツリーはトランプ大統領の滞在期間、星条旗をイメージしたライトアップを点灯しました。
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近くを歩いていた若い女性たちから、「フランス国旗ね!」という声が聞こえてきました。あぁ世間手にはアメリカ大統領が来ていることは大した話題ではないのだな…と思いました。
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スケジュール(パンフレット)
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