2019年11月2日 羽田空港
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防衛省ではSNSを通じて政府専用機の運航情報を提供しています。普段は平日に運行されることが多い政府専用機ですが、今回は内閣総理大臣のASEAN関連首脳会議出席にあたり11月3日にバンコクへ向かうことが告知されました。入間航空祭の予行にいくか迷いましたが、今回は新しい政府専用機を初めて見る機会と考え羽田空港に賭けてみました。

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国際線ターミナル
政府専用機は運行予定日は告知されるものの、詳細スケジュールは安全管理の関係から非公開となっています。もしかしたら既に羽田に到着しているかも…という可能性があるので、まずは整備ハンガーを見ることができる国際線ターミナルをめざしました。
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B767-300ER JAL
ミッキーマウスのスクリーンデビュー90周年を記念した「JAL DREAM EXPRESS 90」が第1ターミナル側に見えました。この時点でハンガー周辺に政府専用機の姿がみられないことは確認できました。
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B787-9 ANA
2015年10月に姿を現したANAのスターウォーズジェット「R2-D2」。4年が経過しましたが撮影機会に恵まれなかった機材が目の前にあり、それだけで足を運んだ甲斐がありました。
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B767-300 JAL
日本のベスト8入りで盛り上がったラグビーワールドカップ。日本中から注目が集まりましたが空からも大会を盛り上げていました。
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A330-323 AAR
戦後最悪レベルと言われる日韓関係の悪化は人々の往来まで影響しています。日韓路線は減便を強いられていますが、まさか韓国機がレアな機体になろうとは思っていませんでした。
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B787-9 ANA
機体デザインを変更したルフトハンザのA350-941が国際線ターミナルへと向かいます。ツートンカラーに減りましたが士プルで良いと思います。
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B747-7D7 THA
今では地球上でも珍しくなってしまったボーイング747を羽田で見ることができました。タイ航空はA380も成田に飛ばしており、日本との路線の太さが感じられました。
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B787-9 ANA
ANAの「R2-D2」が「P-3C」の到着を見守るような構図となりました。私の中では奇跡的な1枚です。
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B777 ANA
「P-3C」の方は国内線のため見かける機会は多くありました。一方「R2-D2」は国際線に投入され、当日まで運行スケジュールがわからないというハードルの高さがあります。
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B787-9 ANA
後ろ向きだった「R2-D2」がトーイングカーで牽引され、特徴でもある機首のデザインを見ることができました。
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B787-9 ANA
まさにR2-D2の特長が再現された秀逸なデザインです。スターウォーズジェットの中でも最高の完成度ではないでしょうか。
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B787-9 ANA
向きを変えてこちらへ向かってきました!よい撮影位置を確保するために急いで場所を移動しました。
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B787-9 ANA
4年を振り返ると、成田空港で何度か見かけることはあっても距離が遠かったりカメラを持っていなかったり…と縁がなかった「R2-D2」。こんなに近くで見られたのは幸運でした。
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B787-9 ANA
ボーディングブリッジに接続されて搭乗が始まりますが、まだパイロットも乗っていないので離陸までは時間があると判断しました。この機材を撮影したら第2ターミナルへの移動を決心しました。
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B787-9 ANA
「R2-D2」を正面から見ることができました。国際線ターミナルは接続してしまうと機首がビルに隠れてしまうので動いている間が撮影のチャンスです。
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B787-9 ANA
縦構図の方が空きスペースがヘリ写真の情報量が増しますね。トーイングカーもかっこいいタイプで絵になります。
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国際線ターミナルは外国人観光客に対して日本をプレゼンする役割もあるので、季節によって演出が変わる楽しみがあります。秋の紅葉をイメージした撮影スペースがディスプレイされていました。
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B777-281 ANA
羽田空港にある3つのターミナルを結ぶ無料送迎バスに乗って第2ターミナルへと移動しました。この日は北風運用となっており、北から来る政府専用機はC滑走路に降ろされる可能性が高いと予想しました。
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B767-381 ANA
運行整備員さんを見ていたところ、女性の姿が多く見られました。ここ数年航空機に対する女性の関心が高まっているように感じます。
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A350-941 JAL
JALが採用し、9月から運行が始まったばかりのA350が降りてきました。最近の航空機はシルエットが似ているので見分けるのも難しいですが、この機体は初見ながら違いを感じることができました。
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A350-941 JAL
機体側面後部にA350のロゴが描かれていました。ロゴの色ですが1号機は挑戦を表現するレッド、2号機は革新のシルバー、そしてエコを表すグリーンは3号機です。
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A350-941 JAL
着陸したA350はUターンして誘導路へ入ってくれたので色々な角度から眺めることができました。コックピット窓はアイマスクをしているようにも見えます。
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A350-941 JAL
スカイツリーをバックにタキシングするA350。この風景はもう時代は平成、令和なのだ…と再確認させられました。
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B777-200 ANA
ANAの特別塗装機が並ぶシーンがみられました。見ている者を退屈させない企業努力は本当に嬉しいですね。
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B777-200 ANA
仮に政府専用機が来るとして、何時に飛来するかは不明なので見逃さないよう昼頃から航空機を眺めていました。今回改めて思いましたが羽田では2〜3時間くらい待つことはさほど苦ではありません。
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B777-346 JAL
北風運用時のC滑走路は主に北日本向けの路線の離発着が行われます。
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B737-86N SKY
バスケのBリーグを応援するスカイマークの特別塗装機。オリンピックも含めて航空業界とスポーツ団体の協力が多く見られます。
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A330-343 CCA
中国国際航空(エアチャイナ)の機体です。北京から飛来し着陸滑走しているシーンですがスラストリバーサを使っていることがわかります。
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B777-285(ER) KAL
多くの韓国LCCが日本線を減便するなか、フラッグキャリアは貴重な日韓路線となっています。
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B777-281(ER) ANA
いよいよ開催まで1年を切った東京オリンピック。つい最近ではマラソンの会場が東京から札幌に変更されるサプライズもありました。
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B747-830 DLH
成田空港でも珍しくなったB747「ジャンボ」ですが、まさか羽田で2機もお目にかかることができるとは…。旧塗装のルフトハンザ機が降りてきました。
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B747-830 DLH
最近ではどの航空機も同じようなデザインなので個性が感じられませんが、やはりB747を見ると見物客の反応が違いました。一時代を築いた名機にはやはり大きな魅力があるようです。
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B777-300(ER) ANA
千歳空港へと向かうANAのB777。こちらのパイロットチームはファンサービスが徹底しているようで両手を使って手を振ってくれていました。
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B777-246 JAL
JALの東京オリンピック・パラリンピック特別塗装機には大会キャラクターの「ミライトワ」と「ソメイティ」が描かれています。
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B787-9 ANA
国際線ターミナルでみかけた「R2-D2」が離陸準備を整えて滑走路へと出てきました。嬉しいことに沖に突き出たD滑走路ではなく、目の前にC滑走路を使ってくれました。
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B787-9 ANA
とりあえずこの機体が撮影できただけでも満足でした。まさか成田でなく羽田で見られたのは嬉しい誤算でした。
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B787-9 ANA
フライトレーダーで確認したところ、行先はパリでした。さすがに国際線ともなると乗客や燃料など重量も多いようでなかなか脚が離れませんでした。
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B777-328 AFR
芸術の国フランスのフラッグキャリアであるエールフランス機が離陸滑走を始めました。
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B777-328 AFR
世界の代表的な国は成田空港だけでなく羽田空港にも直行便を飛ばしています。国際化が進む羽田空港を見て、反対活動が多かった成田空港は周辺住民を含め焦りを感じているようです。
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B737-8FH SKY
「HOKKAIDO PRIDE」と描いたスカイマークの特別塗装機が離陸しました。
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B787-9 UAL
サンフランシスコから到着したユナイテッド航空のB787。同機は経済性を求めるため徹底的な軽量化と低燃費を極めた結果、大陸間を結ぶ長距離飛行性能を獲得したそうです。
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B777-232(ER) DAL
ロサンジェルスから到着したデルタ航空機の着陸滑走です。海外のエアラインが当たり前に見られるようになった羽田空港はさらなる離発着数の増加を目指しています。
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A330-343 CCA
この機体は羽田への着陸と離陸の領邦を見ることになりました。
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B767-381 ADO
北海道民にとって重要な移動手段である航空機。北海道を結ぶ便に特化したエアドゥは道民の大切な足として支持されています。
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B737-8FH SKY
プロ野球の球団とコラボしているスカイマークですが、今回は阪神タイガースの機材を見ることができました。。
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B777-300 政府専用機
本当に便利な時代になりました。14時頃にツィッターで「政府専用機を見た!」という情報を見つけ、羽田に飛来する確信を得ることができました。15時15分にRW34Rへ進入する政府専用機の姿を確認しました。
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B777-300 政府専用機
2019年4月から任務についている二代目に政府専用機をやっと見ることができました。比較的羽田空港でよく見られるとはいえ、計画的に狙って撮影を行ったのは今回が初めてでした。
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B777-300 政府専用機
初代政府専用機は威厳が感じられたのに対し、流線形のデザインが描かれた二代目はいかにも現代風であり当初は賛否両論ありました。しかし目が慣れてくればやはり魅力的な機体という認識をもっています。
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B777-300 政府専用機
夕方の忙しい時間帯にかかるため多くの航空機がタキシングしていました。機内から政府専用機が見られた人は驚いたことでしょう。
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B777-300 政府専用機
政府専用機は運行予定がある場合、前日に飛来することが確認できました。さすがに正確な時間まではわかりませんが、千歳での目撃情報を知ることができればその1時間後くらいに展開できればチャンスがありそうです。
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B777-200 ANA
スターアライアンス塗装のB777は機体の大きさの割にやや高めでした。航空機は搭乗率や飛行距離によって重量が変わり、離陸距離や角度も変わりますがスカイツリーの位置がひとつの目安になります。
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B747-830 DLH
フランクフルトへと向かうルフトハンザのB747が離陸滑走を始めました。
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B747-830 DLH
さすがにヨーロッパまで大量の乗客を運ぶジャンボの離陸は低かったです。
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B777-300 政府専用機
やはり来ました!政府専用機の予備機です。政府専用機は万が一のトラブルに備えてバックアップを用意しており、2機による運航を行っています。1号機と2号機は30分の間隔を空けてフライトを行いました。
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B777-300 政府専用機
政府専用機はフライトレーダーに映らないので、動向を知るには無線機があると便利です。しかしこの日は無線機を忘れてしまいましたが、最近は航空無線を聞けるWebサイトがあるのでそれを利用してみました。
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B777-300 政府専用機
前輪が設置した瞬間にタイヤスモークが発生しました。
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B777-300 政府専用機
政府専用機はシグナスのコールサインが使われますが、総理大臣を乗せている場合はジャパニーズ・エアフォースワンの名前で呼ばれる呼ばれるそうです。
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B777-300 政府専用機
この機体を見たいがために5時間ほど羽田空港に滞在しましたが、まったく飽きることがありませんでした。同じくらいの時間を展望デッキで過ごしていた人が私以外に少なくとも二人はいました。みなさん本当に航空機が好きなのですね。
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B777-300 政府専用機
翌日の11月3日にはASEAN関連首脳会議出席のためバンコクに向けて離陸する予定となっています。次回は離陸するシーンを追いかけてみたいと思いましたが、翌年の航空観閲式でもフライトシーンは見ることができそうです。
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今回は入間基地航空祭の前日予行を蹴って羽田空港に展開しましたが、目的だった政府専用機に加え、スターウォーズジェット「R2-D2」まで見ることができたのは本当によかったです。政府専用機については常に情報にアンテナを張っておけば比較的高い確率で見られるということがわかりました。
[後日談]
今回11月3日の出発において1号機でボヤ騒ぎが発生し、バンコクからの復路では予備機が使用されたとのニュースが報道されました。
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スケジュール(パンフレット)
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