2019年10月14日 海上自衛隊 横須賀基地 艦艇公開
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10月14日に開催が予定されていた令和元年の観艦式は台風19号による被災救助を優先し、残念ながら前日に中止決定が下されました。事前公開を含め全日程がキャンセルとなり参加予定者は大きく肩を落としました。そんな中で横須賀と木更津で急遽艦艇公開が行われました。おそらく計画外であり、事前告知の方法や開催内容については賛否がありましたが、充実した艦艇公開イベントとなりました。

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DD-107 いかづち
観艦式本番の13日(日)の木更津港。本来であればここからDD-101「むらさめ」に乗艦して、事前公開の体験航海に家族揃って参加する予定でした。無念にも台風19号の上陸に寄ってそれは幻になってしまいましたが、木更津港には避航していた艦艇が再び戻ってきていました。残念ながら観艦式本番も中止決定が下されていましたが、木更津港の監視を行っていた方から、一般公開が行われ、チケット保有者にはお土産が渡されると教えてもらいました。ただ当選者であるうちの子供に届いたメールではチケット保有者のみの限定イベントと書いてあり、情報が錯綜していました。
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DDH-183 いずも
本来は艦化式が挙行されるはずだった14日(月)。当初はチケット保持者のみの招待イベントと告知されましたが、SNSをみると一般公開に切り替わったとの情報が広がりました。一応同伴者なので半分権利はあるだろう…と思い横須賀へ向かいました。
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DDH-183 いずも
横須賀基地へと向かう途中、ヴェルニー公園から見えたその光景は気持ちを昂らせるのに十分でした。いずも甲板上には見学者の姿が見えました。
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DDH-183 いずも
SNSの情報を見てからの行動だったので到着は昼頃になりました。このイベントはHPでは告知されず、SNSでの配信だったので気がつかない人や遠方で来られない人も多かったことでしょう。待ち時間はゼロでした。入場にあたってはチケットは不要でしたが、記念品の引換ではチケットを提示しました。
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DDH-183 いずも
なんと!「いずも」は待ち時間なしで乗艦できました。フリートウィークの横浜では何時間も待って見学する必要があったと思うと、これは大変嬉しい状況だと思います。
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DDH-183 いずも
個人的には2度目となるエレベータ体験です。こういう時はみな艦首方向を見るようですね。私は艦橋が撮りたかったので最後方に位置しました。
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DDH-183 いずも
上甲板に到着しましたが、その間は静止画でなく動画撮影の方が楽しいです。エレベータは意外と速く、20秒くらいで昇降が完了します。
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DDH-183 いずも
既に体験済でしたが、広い!と新鮮に感動できる「いずも」の全通甲板です。
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SS
海自の潜水艦エリアを眼下に見ることができました。機密情報もありそうですが本当に見られては困る部分は覆って隠されています。しかし米軍エリアの整備地区などはさすがに掲載を躊躇してしまいます。
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「いずも」から見えた護衛艦群。観艦式当日ならではの豪華な顔ぶれはフリートウィークを上回るものでした。
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DD-119 あさひ
今回見てみたかった艦艇のひとつが新鋭艦の「あさひ」でした。汎用護衛艦として区分されますが新世代を感じさせる機能とデザインをもっています。
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DDH-183 いずも
艦橋の横では手旗信号の展示が行われていました。本来は観艦式を行っていたところ急遽の艦艇公開になったものと思われますが、隊員さんはできることを精一杯してくれていたと思います。
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DDH-183 いずも
フライトエリアのセンターラインにて。自衛隊が導入を決定したF-35Bが飛び立つことを想像すると胸が熱くなります。
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DDH-183 いずも
見学者が少ないので効率的に見て回ることができました。正直なところチケット保有者のみに限定したら見学者が少なすぎて隊員さんのモチベーションも上がらなかったことでしょう。
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DDH-183 いずも
いずもは広くて平らな構造なので自転車が活躍できるようです。
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SH-60J シーホーク
艦内格納庫にはSH-60J対潜ヘリが展示されていました。ローターと尾部を折りたたんだ最もコンパクトな収納形態でした。
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DDH-183 いずも
いずもには甲板外側にもエレベーターが装備されていますが、一般見学者の安全を考えるとこれに乗せてもらえる機会はないでしょう。
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DDH-183 いずも
まるで体育館のような「いずも」の格納庫。災害支援にも活躍しそうな構造だと思いました。
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DDG-177 あたご、DDG-173 こんごう、DD-101 むらさめ
護衛艦がズラリとならぶ壮観な光景。魅惑の桟橋へと向かいます。
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DDG-177 あたご、DDG-173 こんごう
似て非なる「あたご型」と「こんごう型」のフラッグシップが並びました。あたご型はやや大型で後方にヘリ格納庫を装備しています。
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DDG-177 あたご
艦首を向けて係留してくれたのは、写真を撮るファンにとってはありがた配慮でした。
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DDG-176 ちょうかい、DDG-171 はたかぜ
隅の方にイージス艦「ちょうかい」や珍しい海外艦が並ぶという豪華すぎる布陣に驚かされます。
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RSS 68 フォーミダブル
シンガポール海軍のフリゲート艦が係留していました。艦内に入ることはできませんが外から見るだけならオッケーの公開となりました。
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RSS 68 フォーミダブル
海自が装備する護衛艦ではまず見かけないフォルムです。凹凸が少ないのでステルス性に優れていそうです。
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DDG-176 ちょうかい
4年前の観艦式では体験航海で妻とご家族を楽しませてくれた「ちょうかい」です。
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DDG-171 はたかぜ
さすがにイージス艦世代とは時代の流れを感じさせる「はたかぜ」。しかし古参の艦艇には新鋭艦にはない「味」があります。
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DDG-177 あたご
特徴的な六角形のSPY-1レーダーが並ぶ角度を求めて歩きました。だいたいそういうポジションにはカメラを構えたファンが多く集まります。
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DDG-177 あたご
左に見える白いCIWS(Close In Weapon System)の動作デモが披露されました。縦に横にと射撃位置を変え、動作音が響き渡りました。
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DDH-183 いずも
「いずも」の大きなおしりはとても魅力的でした。
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DD-119 あさひ、DD-102 はるさめ
一時は見学者が集中してしまい、甲板上には長蛇の列ができていました。後でわかりましたがその要因のひとつは艦橋内の見学待ちだったようです。。
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はるさめさんのパネル展示も展示されていました。
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DD-119 あさひ
あさひ級一番艦「あさひ」の横顔です。汎用護衛艦の最新進化型であり、ミニイージス艦ともいえる融合を果たしています。
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DD-119 あさひ
旭日旗を掲げる海自にとって「あさひ」というのは良い名前ですが、某新聞社を連想してしまうのでやや微妙な感じも…。
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DD-119 あさひ
汎用護衛艦ながらイージス艦のように構造物が舷側まで拡大されているので通路はトンネルのようになっています。解放感はなくなりますが悪天候時には雨宿りできる人気スポットになりそうです。
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DD-102 はるさめ
「はるさめ」の前部甲板には「あさひ」に渡るための待ち行列ができていました。10〜20分は行列につきあう必要があり、キャンセル用の列を設けて欲しいと思いましたが海自さんが急遽行ったイベントですから無理も言えません。
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DD-119 あさひ
「あさひ」の主砲です。見たままの印象ですが直線と面だけで構成されているシンプルな形状です。実にシンプルですがステルス性で優れているのかもしれません。
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DD-119 あさひ
艦首は立ち入りが制限されていました。通常の航海時でも夜間に甲板へ出ることは禁止されているようです。
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DD-119 あさひ
汎用護衛艦のカテゴリーの入りますが、なかなかスタイリッシュなデザインのブリッジです。
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DD-119 あさひ
ブリッジに主砲を添えて。1隻の艦艇に多くの装備を効率よくパッケージした艦艇という印象を持ちました。
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DD-119 あさひ
複雑な艦上構造物が男心をくすぐります。CIWSが見えますが、これは対艦ミサイルから身を護る最後の砦です。できればこれを使うような場面には出会いたくないことでしょう。
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DD-119 あさひ
後部には広めのフライトデッキとヘリ格納庫を装備しており、居住性も高そうだと思いました。
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DD-119 あさひ
「闘魂あさひ 波濤を超えて」。一見すると優等生のようなスマートな艦ですが、実は熱い気持ちを持っているようです。
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DD-101 むらさめ
予定通りであれば、観艦式の事前公開で乗艦するはずだった「むらさめ」が目の前にいます。フリートウィークの横浜では混雑のため乗艦は諦めましたので今回リベンジを果たします。
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DD-101 むらさめ
今回「むらさめ」に乗艦することで、中止となった無念が晴らされるはず…そう自分に言い聞かせました。
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DD-101 むらさめ
「むらさめ」の艦上構造物を見上げる…、この感覚はおそらく写真では伝わらないと思います。またこれが公開イベントに足を運ぶ大きな理由かもしれません。
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DD-101 むらさめ
いざ、むらさめに乗艦!士官達の敬礼を受けながら甲板へと進んでいきます。
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DD-101 むらさめ
最近は電光掲示板が後付け装備できるようで、コミュニケーション能力も強化されています。これは洋上においても利用できそうですね。
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DD-101 むらさめ
フリートウィークにおいて横浜で展示された時とは違うメッセージが掲げられていました。
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DD-101 むらさめ
世代的にはさすがに古さを感じさせる艦橋ですが、なかなか渋みがあると思いました。
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DD-101 むらさめ
62口径76ミリ単装速射砲。最新鋭艦「あさひ」の主砲と比べると、無駄に丸くて製造が大変そうだな…と思えるのが面白いです。
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DD-101 むらさめ
イージス艦「こんごう」と肩を並べる「むらさめ」。この2艦については艦の機能やコンセプトが全く違うことがよくわかります。
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DD-101 むらさめ
VLSにはちょっとした遊び心が見られました。
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DD-101 むらさめ
62口径76ミリ単装速射砲の内側が公開されていました。
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DD-101 むらさめ
「むらさめ」では艦橋見学が許されていましたが、そのためには険しい道のりを進む必要がありました。まずは構造物外側にある狭くて急な階段を上らなくてはなりません。
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DD-101 むらさめ
たどり着いたブリッジからの眺めです。あぁこの眺めを観艦式が行われる相模湾で見たかった。
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DDG-173 こんごう
隣に係留されていた「こんごう」の艦首。実にいい眺めでした。
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DD-101 むらさめ
航海図を描いたりするのでしょうか。机の上には三角定規が置いてありました。
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DD-101 むらさめ
艦長席には赤/青のカバーがかけられていました。
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DD-101 むらさめ
歴史のある艦だと思っていましたが、予想に反して電子化が進んだ艦橋内だと思いました。
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DD-110 たかなみ
ズラリと並んだ煙突とハープーン発射筒。3艦分も並んでいるのでなかなか壮観です。
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DD-101 むらさめ
むらさめは艦橋だけでなく内部が広く公開されていました。階層を移動するにはラッタルを使いますが、おっさんにはかなり危険だと感じました。
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DD-101 むらさめ
航海に出てしまうと艦内でのプライバシーは制限されてしまいますが、艦長室は特別です。
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DD-101 むらさめ
艦内に掲げられていた艦長を始めとする高官のお写真。やはり制服では海自が一番かっこういいと思いました。
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DD-101 むらさめ
狭い艦内の通路を楽しむことができました。むき出しのパイプは浸水時など修理がしやすいためだそうです。
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DD-101 むらさめ
1週間前に開催されたフリートウィークでのシーンが展示されていました。
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DD-101 むらさめ
士官室に入ることができました。リラックスできそうなソファーが用意され、殺伐とした戦闘艦の中において優雅な雰囲気がある特別なエリアです。
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DD-101 むらさめ
ここで会議や決議が行われるのでしょう。護衛艦は外からみる楽しさと、内部をみる楽しさがあるので公開されている場合は是非とも見学した方がいいと思います。
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DD-101 むらさめ
まさかの機関室は写真撮影オッケーでした。もっとも電源が入っていて艦の性能がわかってしまう状態だと撮影禁止になる可能性があると思います。
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DD-101 むらさめ
艦内に神棚を設けるケースは意外と多いようで、「むらさめ」でも確認することができました。
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DD-101 むらさめ
乗組員の数少ない楽しみと言われている食堂です。自販機が設置されているのが面白いです。任務中の艦内ではお金を使うことはないと思っていたからです。
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DD-101 むらさめ
ヘリ格納庫ではラッパ吹奏や手旗信号などの催しが行われていました。旭日旗の前に立つことで漫画のようなシーンに見えました。
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艦これマニアに好評だったと言われている、村雨さんのパネルです。
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DD-101 むらさめ
艦橋から艦内見学まで隅々を楽しませていただきました。さようなら「むらさめ」、ありがとう「むらさめ」…観艦式中止の無念はこれで忘れるものとします。
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DD-101 むらさめ
今回の観艦式は申込方法が難しく、この時点でIT弱者である高齢者が簡単に申し込めるものではありませんでした。さらに自衛隊が募集している対象年齢の人達には青少年券という優先枠があり、一般枠でも若い人達が優遇されたと言われています。その背景には海自の人員不足があり、なりふりかまっていられない事情があったと言われています。
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DD-101 むらさめ
今回の観艦式は若者が参加しやすいように平日の事前訓練をなくし、3連休に集中する日程が組まれましたが皮肉にも台風19号による天候リスクの脆さを味わう事となりました。せっかく当選した人達は中止の報にがっくりと肩を落とし、SNSでもトレンド入りしたほどでした。しかし実際に上陸した台風19号の被害が明らかになるにつれ、被災地対応に追われる自衛隊が観艦式を行う状況ではなかったことに納得することができました。
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DD-101 むらさめ
人生を海の上で過ごすことが多い、海の男は今回の観艦式中止で何を思うのでしょうか。
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DDH-183 いずも
最後はやはりこの艦です。人を魅了する力がある艦であることがよくわかります。2番館の「かが」はこの時点で既に災害派遣の任につき、ヘリの海上拠点として救難活動を開始していました。ある意味では観艦式よりも自衛隊の存在をアピールできたのではないかと思いました。
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記念品
チケット保有者に配られた記念品のてぬぐいと観艦式のパンフレットです。当選したにもかかわらず遠方に住んでいたり予定が合わずに来れなかった人達に届く仕組みがあればいいのに…と思いました。
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パンフレット
まぼろしの観艦式となった令和元年観艦式。おさらいをすると…。
・応募申込がネットのみ、顔写真登録が必要となりハードルが高くなる。
・台風19号の影響により、12日、13日の体験航海が中止と発表される。
14日の観艦式当時は前日午前中に判断。
・避航のため参加艦艇は東京湾を脱出し、各地に移動。
・台風19号の上陸により被災地多数。救助優先のため観艦式中止が決定。
・観艦式の出番がなくなった艦艇をチケット保有者限定で公開すると発表。
・開催日当日に一般公開へ変更。HPでの掲示はなくSNSで拡散。
急遽開催が決定したイベントなので無理ないものの、HPでの告知はなく知らなかった人も多くいたと思います。また最初はチケット保有者の限定イベントでしたが、現場判断なのか一般公開に切り替わったことに非難の声もありました。
なにが正解だったのかはわかりませんが、一つ言えることは観艦式は広く国民に海自をアピールすることであり、停泊した艦艇を見学するのにチケット保有者に限定する必要はないという事です。また事前告知が十分ではなかったにせよ、かなりの人が駆け付けたことで海自に対する関心の高さを知ることができました。次は2年後か3年後かはわかりませんが、是非とも家族での体験航海リベンジを果たしたいと思います。
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スケジュール(パンフレット)
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