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20190129

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百里基地


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2019年1月29日 航空自衛隊 百里基地

2月で有給休暇6日分が消滅してしまうので休暇を取って百里基地に行ってきました。事前情報で第306飛行隊が展開していることは知っていましたが、白黒オジロのフォトミッションが行われていたようで晴天の下2機のフォーメーションを拝むことができました。今回は百里神社、素鵞神社の参拝に主眼を置いていたので思わぬ幸運をいただくことができました。


百里基地

到着して最初に行うのは茨城空港からの状況確認です。事前に小松基地から第306飛行隊×8機が展開していることは知っており、列線が形成されていることを確認しました。

 

 

T-4

到着したのは8時50分頃でした。早くからエンジン音が聞こえていましたがT-4も上がり、期待できそうな雰囲気でした。撮影時は気がつきませんでしたが、向こう側には多くのギャラリーが詰めかけていたのがわかります。

 

 

F-4EJ改 ファントム

2018年7月に登場して常に話題の中心にいた特別塗装機、通称白オジロ。朝のエンジン点検かと思いきや、離陸滑走を開始したので慌ててカメラを構えました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

第306飛行隊のF-15列線をバックに離陸する白オジロ。この貴重な光景を見ていたのは私を含めて二人だけでしたが、多くの人は順光側の撮影ポイントで望遠レンズを向けていたのかと後で気づきました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

まさにサプライズ。残り飛行時間が少ないと言われている黒オジロまでが上がりました。到着があと10分遅れていたら見逃していたところです。

 

 

2機の特別塗装機が他の基地へ遠征するとは考えにくく、揃って上がったことからフォトミッションの可能性が高いと判断して着陸の撮影ポイントへ移動することにしました。

 

 

T-4

R/W03側の撮影ポイントには平日にもかかわらず数十人のカメラマンが集まっていました。皆さんの情報収集力の高さには驚かされます。

 

 

T-4

一足先に戻ってきた第301飛行隊のT-4はタッチ&ゴーを行いました。

 

 

F-15J イーグル

ホールディングエリアには第306飛行隊のイーグル6機が集まっていました。本来であれば注目すべきイベントのはずが、2機のオジロのおかげで注目度が下がった感があります。

 

 

F-15J イーグル

第306飛行隊のホームベース小松基地も官民共用の飛行場です。小松の滑走路は1本なのでスクランブル以外では譲り合いの精神が大切だとか…。

 

 

F-4EJ改 ファントム

ファントム編隊のオーバーヘッドアプローチ。スペシャルマーキングか!?とソワソワしてしまいます。

 

 

F-4EJ改 ファントム

3機編隊の後ろ姿が貴重なものに見えてきます。実際のところ何機が残っているのでしょうか。

 

 

F-4EJ改 ファントム

ファントムのアプローチを晴天条件で撮れる喜び。あと何回あるのでしょうか…。

 

 

F-4EJ改 ファントム

最後までF-4を運用する第301飛行隊もあと1年。オジロのように特別塗装機の登場はあるのでしょうか。

 

 

F-4EJ改 ファントム

2週間前に発売された「ACE COMBAT7」のバーチャル機能でパイロット気分を味わった人も多いことでしょう。見るからに視界が狭そうなF-4のコックピットです。

 

 

F-4EJ改 ファントム

身震いしました。2色のオジロがフォーメーション・ローアプローチで進入してきました。カメラシップと思われるT-4が見届け人のようでいい味を出していました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

このフォーメーションはフォトミッションの一環でしょうか。それとも基地の隊員や集まったファンに対してのサービスでしょうか。

 

 

F-4EJ改 ファントム

この時ばかりはLサイズ、RAW+FINE、高速連射に設定し、シャッターを切りまくりました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

前月に行われた航空祭では逆光や曇天と天候に恵まれなかったので、この2機のセッションは本当に嬉しいプレゼントでした。

 

 

F-4EJ改 ファントム

航空祭で2機が揃ったのは離陸時だけだったので、この光景も貴重ですね。

 

 

F-4EJ改 ファントム

カメラシップのT-4が離脱していきます。ファントムは脚を収納し、編隊を解いて着陸態勢に入りました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

先に降りたのは黒オジロでした。ただひたすらファインダーを覗きます。

 

 

F-4EJ改 ファントム

黒オジロの横顔を撮ることができました。2018年7月に登場し全国の航空祭行脚を行った白オジロに対し、黒オジロは百里にしか生息しない希少性があります。

 

 

F-4EJ改 ファントム

散りゆく羽根が哀愁を感じさせるデザインです。第302飛行隊のF-4運用も残すところ2か月をとなりました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

姿を見せてから多くの話題を振りました白オジロ。数ある特別塗装機の中でも秀逸なデザインであり、歴史に残る機体になると言われています。

 

 

F-4EJ改 ファントム

例外的に日の丸よりも大きな飛行隊マークを許された第302飛行隊。人気のオジロワシをそのまま大きくしたような大胆なデザインです。

 

 

F-4EJ改 ファントム

何回見直してもニヤニヤしてしまう素晴らしい機体です。これはダイキャストモデルで是非発売してほしいと思います。…が黙っていても商品化されるでしょうね。

 

 

F-4EJ改 ファントム

滑走路へと吸い込まれていく白オジロ。再びその姿を目にすることができるでしょうか。できることなら最後にファンイベントを開催して欲しいところです。

 

 

RF-4EJ ファントム

偵察航空隊のファントムも見られるのはあと1年。後継機は無人偵察機とF-35の情報収集能力に置き換えられるようです。

 

 

F-4EJ改 ファントム

ウェストランウエイへと着陸したファントム。当初は官民共用飛行場への抵抗感もあったようですが、結果的にはパラレルランウェイという恩恵を受けました。

 

 

この日は実に大当たりで午前中だけでも大満足でした。多くのカメラマンが集まりましたが有名なあの方の姿もあったようです。

 

 

T-4

いい捻りを見せるT-4だなぁと思っていたら、岐阜基地から飛来した飛行開発実験団の機体でした。

 

 

B737 SKY

すっかり茨城空港の顔をなったスカイマーク。当初は陸の孤島と皮肉された同空港ですが、今では成功した空港のひとつとなっています。

 

 

F-15J イーグル

イーグルが2機の編隊で戻ってきました。一時期はイーグル2個飛行隊を有していた百里基地を思い出します。

 

 

F-15J イーグル

第306飛行隊のイーグルは航空祭の外来機として見慣れていましたが、こうやって通常訓練の姿を見ることは初めてだったことに気がつきました。

 

 

F-15J イーグル

前週には小松の第303飛行隊が展開し、訓練を行っていました。この時期の小松は雪に覆われるので機数も少ない百里で訓練を行う方が合理的ということのようです。どうせならアグレッサーを百里においてみたらどうでしょう。

 

 

F-15J イーグル

大きなエアブレーキを広げてバランスをとるイーグルの着陸シーン。

 

 

F-15J イーグル

百里基地の周辺には鳥の群れが現れます。バードストライクをおこさないかと心配になります。

 

 

F-15J イーグル

オーバーヘッドアプローチで右旋回に入るイーグル。機体に荷重がかかっていて主翼端からベイパーが発生しています。

 

 

F-15J イーグル

最近のイーグルは多くのバリエーションがあり判別が難しいです。コクピット右後方の黒くて丸い穴がないのが近代化改修の見分けポイントだそうですが、気がつけば第306飛行隊の機体は改修型ばかりでした。

 

 

RF-4EJ ファントム

現在3種類のカラーバリエーションが存在する第501飛行隊の偵察型ファントム。そのいずれもお目にかかることができました。

 

 

RF-4E ファントム

人気の高い洋上迷彩機はタッチ&ゴーを繰り返すなど活発に飛び回っていました。

 

 

RF-4E ファントム

多くのシャッターチャンスを提供してくれた洋上迷彩機。カラーリングの威厳や飛行態度をみていると隊長機的な役割をもっているようにも感じます。

 

 

RF-4E ファントム

一般的なオリジナル迷彩機。導入機数が少ないことから国内ノックダウン生産は行わず、アメリカで製造された機体が輸入されました。

 

 

F-15J イーグル

ほぼ直線で構成されているイーグルのシルエットは、シンプルながら機能美に溢れる洗練されたデザインです。

 

 

U-125A

救難飛行隊のU-125AもUH-60Jと共に訓練を行っていました。

 

 

F-15J イーグル

第306飛行隊には近代化改修(MSIP)が配備されています。そのためか機体がきれいに手入れされており新造機のようにも見えました。

 

 

RF-4E ファントム

洋上での低視認性を考慮した洋上迷彩ですが、森林においては目立って見えます。

 

 

T-4

この日は本当によく飛んでくれました。有給をとるなら火曜日がねらい目かな。

 

 

F-4EJ改 ファントム

退役が迫る第302飛行隊のファントムに舞台を譲っている感もありますが、この301飛行隊も見られる機会はそう多くありません。

 

 

F-4EJ改 ファントム

センタータンクと対空ミサイル1本の軽装スタイル。

 

 

F-4EJ改 ファントム

第302飛行隊は3月でF-4の運用を終えようとしています。まだ飛べる機体は第301飛行隊に統合されていくのでしょう。

 

 

F-15J イーグル

百里に訓練展開している第306飛行隊も活発に飛行を行います。1月にもかかわらず乾燥した晴天で訓練できるのは恵まれていますよね。

 

 

F-4EJ改 ファントム

離陸待機をするイーグルの前を百里のファントムが着陸。1990年代の百里では当たり前のように見られた光景が再現されました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

F-4は現在ドラッグシュートが必須となる唯一の機体です。退役が進むとドラッグシュートをたたむ業務も減ってしまいますね。

 

 

F-4EJ改 ファントム

文字通りオーバーヘッドで頭上を通過する第302飛行隊の2機編隊。次回は行ったことのない撮影ポイントに挑戦してみようという気がしてきました。

 

 

F-15J イーグル

6機のイーグルが滑走路と向かいましたが2機がフライトキャンセルとなりエプロンへと戻ってきました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

6機のイーグルが滑走路と向かいましたが2機がフライトキャンセルとなりエプロンへと戻ってきました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

このオジロワシはいつ見納めになるかわかりません。百里の管制塔と重なったところで記念撮影。

 

 

F-4EJ改 ファントム

2月にもう一回休暇をとって百里基地を訪問したいと思います。その時も元気に飛んでいてほしいですね。

 

 

F-15J イーグル

久しぶりに西門のポイントで脚立にのって撮影を行いました。このポイントは色々なシーンが撮れるのでいいですね。

 

 

F-15J イーグル

エンジン推力に余裕のあるイーグルはスイスイと上がっていきます。

 

 

F-15J イーグル

やはり展開先の基地ということからか派手な離陸は見られませんでした。そう思うとアグレッサーは遠慮がないですね(笑)

 

 

F-15J イーグル

築城や新田原で見たことのある、モクモクを出した離陸が見られました。

 

 

F-15J イーグル

前週であれば第303飛行隊のイーグルを見ることができたようですが、個人的には第306飛行隊の方が好きなようです。飛行隊の象徴するエンブレムって重要ですね。

 

 

残り少ない第302飛行隊の姿を撮ろうと思い出かけた百里でしたが、白黒オジロのフォトミッションや第306飛行隊の展開など大満足の一日でした。



実は二人の子供が同時に受験という大変な年のはずなのに…こうやって楽しめているのも神様のおかげでしょうか。最近は合格祈願で色々な神社へいく機会が増え、御朱印集めにも興味が増していました。そんなこともあって今回は百里神社の参拝と素鵞神社での御朱印帳も大きな目的のひとつでした。充実した1日が過ごせたのは多くの神社を巡っていたからかもしれませんね。

 

 

百里神社

こちらが百里神社です。西門へいく途中にひっそりとありますが、正直なところ今まで気づかずに素通りしていました。もちろん無人なのですが小川町にある素鵞神社にて兼務管理されています。現在整備事業のための献金を募集されており、一口五千円を払うと金色のファントム御朱印帳をお礼として受け取ることができます。他にも白いファントム御朱印帳があり、こちらは2200円で分けていただけます。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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