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20191126

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2019年11月26日 航空自衛隊 百里基地

航空祭を間近に控えた百里基地に事前訓練を期待して、休みをとって展開してきました。天気予報をみるとこの日以外は雨模様が多く、予行が行われる可能性は高いと考えていました。天候は一面曇りでしたが内容は多く、第301飛行隊の特別塗装機もローカルフライトを行うという嬉しい1日となりました。


F-15DJ イーグル

百里基地周辺は朝10時頃までは雨も降っていました。到着してすぐに百里神社を参拝し、素鷲神社で御朱印を拝受してから茨城空港の駐車場へ向かいました。既に多くのファンが集まっていて、この日は何かありそうだという事はすぐにわかりました。

 

 

F-15DJ イーグル

まずは小松基地から第301飛行隊の複座型イーグルです。航空祭で機動飛行を担当するため、予行訓練のために単機で飛来しました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

エプロンにはファントムの列線が見られたのでフライトの予定があることが確認でき一安心しました。それにしても今の百里基地には戦闘機の姿が少なくてスカスカです。

 

 

F-4EJ改 ファントム

航空祭の事前訓練が始まりました。まずは第301飛行隊のファントム3機が出てきました。航空祭本番では午後に展示飛行を行う予定で、ブルーインパルスのアクロは午前中にプログラムされています。

 

 

B737 SKY

スカイマーク機が離陸のために南側のランウェイ03Lエンドへと向かいます.
機内からファントムのホールディングが見られた人はラッキーですね。

 

 

F-4EJ改 ファントム

離陸許可が下りて滑走路へと進入しました。手前には撮影者と思われる方の車が停まっていますが、もう少し離れたところに置いてもらえないものでしょうか。

 

 

F-4EJ改 ファントム

2機のフォーメーションで息の合った離陸をみせるファントム。思ったよりも早く脚が滑走路を離れたように思いました。冬はエンジン効率が上がるという話を聞いたことがあります。

 

 

F-4EJ改 ファントム

くの字誘導路で有名な百里平和公園にも人影が見えましたが、この日は少なめだったようです。百里基地の反対運動のシンボルでありながら、実際は戦闘機ファンが見学協力金を払って撮影することを許容する…需要と供給のバランスという世の中の矛盾がここにあります。

 

 

F-4EJ改 ファントム

3機目は低い高度で水平飛行に入りハイレートクライムを行いました。リフトオフ直後の脚を収納している間に迎え角を抑えるのは、連続的に空気の流れが変わるので見ているも操縦は難しそうでした。

 

 

F-4EJ改 ファントム

ダーティー形態で上空を通過後、ギアを上げて加速するファントム。太いアレスティングフックはまだ降ろされたままです。

 

 

F-4EJ改 ファントム

第301飛行隊の展示飛行は2機のフォーメーションとソロが交互に展示を行うスタイルでした。2機のエレメントで現れる姿は戦闘機らしくて格好いいですね。会場内から見るとファンブレイクに見えるのだと思います。

 

 

F-4EJ改 ファントム

3機は合流するとローテーションで対地射爆撃を行いました。フライトがダイナミックで面白いのですが写真で表現するのが難しい展示内容だと思います。

 

 

F-4EJ改 ファントム

タイトな編隊を組んで、ギア出し状態で基地上空に進入するファントム。最後となるファントムをあらゆる姿で見せてくれようとする優しさを感じます。

 

 

F-4EJ改 ファントム

滑走路エンドに差し掛かるとギアを収納し、一気に加速しました。2機揃っての正確なスロットル操作は難しいのではないでしょうか。

 

 

F-4EJ改 ファントム

リーダー機は左に位置していました。編隊は2機の微妙な位置関係だけでも大きく見映えが変わってきます。

 

 

F-4EJ改 ファントム

2度目のスプレッドアウトでシャッターチャンスを提供してくれます。離陸時よりは手前で散会するようなので立ち位置を変更したいところです。

 

 

F-4EJ改 ファントム

ソロ機はタッチ&ゴーを行いましたが、これも展示内容の一つなのでしょうか。

 

 

F-4EJ改 ファントム

晴天の順光でじっくりと撮りたい…と思いました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

タッチ&ゴーの後にこの急上昇ということは展示飛行の可能性が高いと思いました。これも立ち位置が重要になりそうです。

 

 

F-4EJ改 ファントム

編隊飛行で魅せてくれた2機はローアプローチを行いました。これも飛行展示の一部なのでしょうか。

 

 

F-4EJ改 ファントム

まるで雲海を思わせる雲の表情が印象的だったのでコントラストを強調してみました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

週末にはいよいよ百里基地航空祭が開催されます。ファントムの雄姿を堪能できる最後の機会になると思いますので是非とも晴天になることを望みます。

 

 

F-15DJ イーグル

午後の部が開始になるとまず第303飛行隊のイーグルがタキシーアウトしてきました。その後ろにはなぜか第301飛行隊の特別塗装機(スぺマ)の姿が…。

 

 

F-15DJ イーグル

飛来したイーグルは複座D型でしたが、搭乗するパイロットは1名だけでした。

 

 

F-15DJ イーグル

この日は気温も低く、撮影では寒さとの闘いもありましたが、冬はアフターバーナーの炎がよく見えるので暖かそうに見えました。

 

 

F-15DJ イーグル

イーグルが得意とするキレキレの高機動飛行が始まりました。基地の外から撮ると頭上を飛行する時がありますが、超望遠レンズを垂直に立てての撮影は体力的に厳しくなってきました。

 

 

F-15DJ イーグル

Gをかけて主翼にベイパーを発生させるF-15。ベイパーの出方はその日の気象状況で変わるため、何度見ても退屈しません。

 

 

F-15DJ イーグル

曇天のため光量が少なかったのでアンダー気味に処理しています。ディテールはつぶれていますがストライクイーグルのような重厚な迫力を感じます。

 

 

F-15DJ イーグル

隙間からは一部青空ものぞいていましたが、基地周辺は全体的にはどんよりとした雲に覆われていました。

 

 

F-15DJ イーグル 

航空祭では戦闘機の機動飛行は万が一のトラブルを避けるため、観客の頭上を飛行しません。機体の背面を撮るのであれば基地の外周からの方がチャンスが多く訪れます。

 

 

B737 SKY

リハーサルフライトの合間に民間機の離陸がありましたが、イーグルは一時基地を離れて待機空域へと移動していました。

 

 

RF-4E ファントム

第501飛行隊のリハーサルフライトでは、異なるカラーリングの2機が登場しました。

 

 

RF-4E ファントム

手前に位置する左翼機がリーダーを務めるようです。息の合ったフォーメーションテイクオフが見どころです。

 

 

RF-4E ファントム

この後、滑走路端に達するとスプレッドアウトを行いました。通称「パッカーン」と呼ばれる人気が高い機動です。

 

 

RF-4E ファントム

洋上迷彩塗装機は大きな主翼下面の全てが蒼く塗装されています。日の丸とシャークティースの赤い口が良いアクセントになっています。

 

 

RF-4E ファントム

戦闘用の武装をもたない偵察機はスピードと機動力を駆使して、撮影した情報を持ち帰る事が仕事です。

 

 

RF-4E ファントム

レコン・ファントムの基本塗装ともいえるヨーロピアン・ワン迷彩塗装機。胴体後方には写真フィルムを巻き付けたラストイヤーバージョンの特別塗装が描かれています。

 

 

RF-4E ファントム

茨城空港の広場では、一足早く退役して保存機となった機体が飛び回るRFを見守るかのように佇んでいました。

 

 

U-125A

救難展示では、新たに導入したミラーレスカメラに超望遠レンズをつけて試し撮りをしてみました。

 

 

U-125A

救難展示飛行ならギリギリ対応できましたが、それでも飛行する航空機を追いかけるにはEVFでは描画が追い付かないことを確認しました。更に高速で飛び回る戦闘機の高機動は無理でしょう。

 

 

茨城空港

戦闘機のデモフライト時は山にたくさんのギャラリーが集まっていました。救難展示飛行では小休止的な雰囲気に包まれていました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

静止物に対してミラーレスカメラは軽くて便利でした。

 

 

F-4EJ改 ファントム

どんなに良いカメラでも、何よりも強いのは力強い太陽の光であることがよくわかりました。曇り空では眠たい写真になってしまいます。

 

 

F-4EJ改 ファントム

ミラーレスの大きなメリットはEVFを覗きながら、仕上がを確認できる点でした。ヒストグラムで確認もできるので明るさ補正にも便利です。課題はバッテリーの消耗が激しく、長時間の撮影には向かないことでした。

 

 

F-15DJ イーグル

予行訓練を終えたF-15が小松基地へと帰投します。ゆっくりとしたスピードでラストチャンスへとタキシングしました。

 

 

F-15DJ イーグル

バックに見える森の樹々は赤く色を変え、秋から冬の季節感を醸し出していました。

 

 

F-15DJ イーグル

週末に開催される航空祭本番でまたお会いしましょう!

 

 

F-4EJ改 ファントム

まさか!特別塗装機のエンジンがかかり赤いアンチコリジョンライトが灯りましたが、タキシングを開始しました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

特別塗装機は三沢基地航空祭でも見ていましたが、動いている姿はこれが初めてでした。

 

 

F-4EJ改 ファントム

航空祭のリハーサルではなく、ローカルフライトだったようです。せっかくのスペシャルマーキングですから航空祭でもフライトを行って欲しいものです。

 

 

F-4EJ改 ファントム

この特別塗装機のフライトはもしかして、この日見学で集まった人達へのファンサービスだったのでしょうか。

 

 

F-4EJ改 ファントム

特別塗装機は単独での離陸を行いました。このフライトが見られただけでも来た甲斐がありました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

果たして航空祭ではフライトを見せてくれるのでしょうか。

 

 

F-4EJ改 ファントム

主翼の上面には黄色いスカーフが大きく描かれています。そのデザインも是非とも拝見したいと思っているファンは多いはずです。

 

 

F-4EJ改 ファントム

日も落ち始め、暗さと寒さに負けてしまいRTBまでは待てませんでした。根性ないなぁ…。

 

 

F-4EJ改 ファントム

いよいよファントムが見られる百里航空祭まであと少し…。ファントムが活躍する最後の航空祭ということで注目が集まっています。ここ数日は雨が続いていますが航空祭当日は天気も回復する予想です。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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