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20200227

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2020年2月27日 航空自衛隊 百里基地

年休消化を兼ねてRFファントムの見納めが近づく百里基地へ行ってきました。世間では新型コロナウィルスの拡大により、イベント自粛、リモートワーク推奨など緊急事態をむかえていますが…そんなの関係なし。冬の澄んだ素晴らしい青空をバックに撮影を満喫することができました。


B737-8HX SKY

まずは離陸機を撮影したいと思い、基地北側のポイントへ向かいました。自衛隊機が飛ぶ前にスカイマークの機体が上がりました。冬の空気は澄んでいるので透明感が増しますが、高度によって空の色は深いブルーに写ります。

 

 

F-4EJ改 ファントム

期待していた通り、RW03上がりで第301飛行隊のフライトが開始されました。右主翼下には見慣れない装備品が吊られています。

 

 

F-4EJ改 ファントム

装備品を拡大してみると「RMK-35/A37U-36」と書かれていました。調べてみると曳航標的装置ということでF-4EJ改とF-15に装着できるそうです。

 

 

F-4EJ改 ファントム

装備品からして射撃訓練が行われたものと思われます。30年前だと大きな標的を吊り下げていたのを見たことがありますが、今はかなりコンパクトになったようです。

 

 

F-4EJ改 ファントム

この日は通常の平日にもかかわらず多くのギャラリーが集まりました。天候がよかったことに加え、新型コロナウィルスの影響で予定がキャンセルになった人達も多かったのかもしれません。

 

 

F-4EJ改 ファントム

この日一番の右バンクを見せてくれた「07-8436」です。

 

 

F-4EJ改 ファントム

超トリミングでコックピットをアップにしています。残りすくない撮影機会なので画像サイズを最大にしていましたが、こういう場合にメリットがあります。

 

 

RF-4E ファントム

第501飛行隊の機体にはラストイヤーとして全機に特別塗装が施されていましたが、この機体は特別仕様の3本タンクを装備しており見栄えが違いました。

 

 

RF-4E ファントム

第501飛行隊の解隊まであと1か月…自分にとってはこれが最後の撮影になるかもしれないと思いつつシャッターを切ります。

 

 

RF-4EJ ファントム

早いタイミングで右捻りを入れた改修型のリコンファントム。年度末の3月は比較的フライトが少ないと言われており、残された撮影機会は本当に少なくなります。

 

 

UH-60J

ヘリコプターの撮影ではシャッター速度を遅くしてプロペラをぶらすのがセオリーですが、今回に限っては速い方がよい結果が得られました。光線が強すぎるからでしょうか。

 

 

B737-8HX SKY

茨城空港の主力エアラインであるスカイマーク。茨城空港は東京を結ぶ直通バスが低料金で利用できることが好評だったようですが、そのサービスを廃止すると発表しました。賛否両論ありますが今後の利用客数の推移が気になります。

 

 

Cessna 525C Citation CJ4

国土交通省航空局の所属機で、空港の通信施設や滑走路の灯火類などをチェックしするための機体です。通常はセントレアにある飛行検査センターを拠点とし、国内約100個所の空港施設を定期的に検査します。

 

 

F-2A

第3飛行隊は年度末であり3月までに三沢基地から百里基地への移動を完了させる予定であると発表されています。既に数機は百里での訓練を開始していました。

 

 

F-2A

洋上迷彩のF-2は発色が難しい機体で、撮影しただけでは黒く潰れてしまうことが多く、悩ましい戦闘機です。レタッチソフトなどでの後処理が増えてくることでしょう。

 

 

F-2A

いい具合に機体に光線があたればとても良い色になります。もっとも光の具合で見え方が大きく変わることこそ迷彩の効果なのかもしれません。

 

 

F-2A

上と同じ機体を撮った写真です。1秒に満たない差でも、光線状態の違いで全く違う結果になってしまいます。

 

 

F-2A

第3飛行隊の離陸は今のところ比較的おとなしい印象を受けました。まだホームベースではないので気を使っている部分があるかもしれません。

 

 

F-2A

これから百里基地でF-2をたっぷりと見られるようになることは嬉しいことですね。

 

 

RF-4E ファントム

サイレントタイムに入ったので茨城空港に移動しました。新型コロナウィルスの影響か人影は少なく、寂しい雰囲気はありました。

 

 

B737-8HX SKY

この日はスカイマーク機は多く見られましたが、春秋航空など中国からの便はみられませんでした。

 

 

F-2A

訓練空域から戻ってきたF-2A。海側には大量の雲が発生していたようで、百里基地でも局地的に小雨が降っていました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

ファントムはサイレントタイム明けに本日2回目のフライトを行いました。第301飛行隊ファントムの機数は減っていますが、飛び続ける期間はまだもう少し先があります。

 

 

F-2A

F-2のランディング。本来であれば滑走路南側へ移動したかったのですが気持ちが間に合わず…ファントム広場から見守りました。

 

 

F-2A

関東圏からみると少し遠い存在だったF-2が、いよいよ身近な存在になります。三沢のF-35がスクランブルに出ることは少ないと考えると、百里からのスクランブルが増えそうな気もします。

 

 

F-2A

「くの字誘導路」を生んだ平和公園にもカメラマンの姿が多く見られます。本来は基地反対派が所有する土地でありながら、現状は見学者に有料で場所を提供している事に矛盾を感じます。よい写真が撮れることは理解していますが一度も利用したことはありません。

 

 

F-2A

タッチダウン直前のF-2Aと、ホールディング中のF-4EJ改ファントム。組織改編時期らしい組み合わせを見ることができました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

3機のファントムが滑走路上に並びました。今地球上で飛行可能なF-4は何機存在しているのでしょう。

 

 

F-4EJ改 ファントム

第3飛行隊のF-2は、年度末の3月までの部隊移動を終える予定です。いまここにいる機体はこのまま百里基地に定着するのでしょう。

 

 

F-4EJ改 ファントム

3色の偵察型ファントムをバックにノーマル塗装のF-4ファントム戦闘機が離陸しました。ここにラストイヤー特別塗装機がいれば最高でしたね。

 

 

百里基地

訓練から戻ってくるF-4EJ改ファントムを迎えようと、ランウェイ03Rのアプローチライト付近へと移動しました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

思っていたよりも旋回半径が短く、ショートファイナルでのアプローチでした。機動が急なので見ているもが緊張してします。

 

 

F-4EJ改 ファントム

南側は起伏が大きいのでアプローチライトを見上げながら機体を重ねることができました。奥にある機体にピントを合わせる必要があるのでオートフォーカス設定には注意が必要です。

 

 

F-4EJ改 ファントム

午後の時間帯は逆光なので撮影したままの写真は機体下面は黒く潰れて見えますが、レタッチで補正するとディテールを引き出すことができます。

 

 

F-4EJ改 ファントム

頭上を通過する戦闘機の迫力はやはり「凄い」の一言です。機体下面は情報量が多いので後から確認する楽しみもあります。

 

 

F-4EJ改 ファントム

速度の遅い着陸といえども頭上を通過する戦闘機を追いかけるには、大きな超望遠レンズを振り回すのが大変です。オートフォーカスの速いカメラが有利な場面のひとつです。

 

 

F-4EJ改 ファントム

2機目のアプローチは焦点距離を引き気味に構え、誘導灯をメインの構図にしてみました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

ミラーレスカメラが主流になっていますが、やはり戦闘機撮影では一眼レフの方が有利です。バックショットもトリミング不要で捉えることができました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

3機目はミラーレスカメラ「Z50」と50-250mmキットレンズの組合せで練習撮影を行いました。このカメラはコンパクトな軽量級カメラで出張バッグに入れて持ち出そうと考え導入したものです。

 

 

F-4EJ改 ファントム

ミラーレスは電子ファインダーのなるのでシャッターを切ると一瞬画像が消えてしまう弱点がありますが、慣れれば意外と使えそうだと思いました。少しだけ尾翼が欠けてしまいましたが慣れれば使いこなせそうです。

 

 

F-4EJ改 ファントム

焦点距離250mmはAPS-Cサイズで使用すると375mm相当の画角になります。もう一息欲しいという気はしますが、出張時に持ち出すなら十分であり、なによりも軽さは正義です。

 

 

A320 Tigerair

ミラーレスでも旅客機なら余裕で撮影できます。3月からは全国出張が多い部署へ異動が決まったので空港利用も増えるので強い味方になってくれそうです。

 

 

百里神社 御朱印

昼過ぎからは雲が広がり、小雨も降り出したので早めに撤収することにしました。朝一番で百里神社を参拝し、帰り道で素鵞神社で御朱印を拝受しました。


[追記]
第501飛行隊ラストフライトは3月9日に行われました。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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