2020年2月17日 海上自衛隊 下総基地
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2019年年11月に発売されて高い評価を受けているニコンのミラーレスカメラ「Z50」ダブルズームキット。3月から出張が増える見込みなのでカバンに仕込める軽量システムが欲しいと考えていました。タイミングよりニコンのキャッシュバックとauPAYのポイントキャンペーンが重なり、とてもお得に揃えることができました。早速のその実力を試すべく外に持ち出してみました。

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P-3C オライオン
ニコンのZ50は軽量級ながら高画質を両立したカメラとして大変高評価を得ているAPS-Cサイズのミラーレス一眼カメラです。特にキットレンズの50-250mm望遠レンズの評判がよく、ハンドリングを試してみました。最初の印象は「とにかく軽い!」です。
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P-3C オライオン
250mmの焦点距離はAPS-Cセンサーでは1.5倍相当になるので375mm換算となります。これはなかなかの距離をカバーすることができますね。
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P-3C オライオン
軽量・小型のレンズなのでf4.5-6.3と決して明るいレンズではありませんが、本体の高感度性能と手振れ補正がカバーしてくれます。
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P-3C オライオン
被写体は比較的速度の遅いプロペラ機、かつ着陸というシチュエーションは撮影条件としては易しい方ですが、これくらいであれば余裕で扱うことができそうです。
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P-3C オライオン
写真の明るさや仕上げ方法に関しては研究の余地がありそうですが、とりあえずAPS-Cのカメラを気軽に持ち出せるメリットはとても大きいです。
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P-3C オライオン
タッチ&ゴーの訓練を繰り返すP-3Cはカメラの撮影練習には最適です。
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P-3C オライオン
下総基地南側の着陸進入コース下にある「福太郎アリーナ」に移動しました。サッカーコートの上を通るのでプレーに影響を与えるかもしれませんね。
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P-3C オライオン
ミラーレスカメラ最大の特長は文字通りミラーを装備しない事であり、デジタル処理された映像を見て撮影を行います。シャッターを切ると電子ビューファインダーの映像が途切れてしまうので、フィルムカメラ時代のように「引き付けてベストタイミングでシャッターを切る」という撮り方になると思います。
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P-3C オライオン
戦闘機のスピードにどれくらいついて行けるか…とても興味が出てきました。連射性能は秒間11コマという頼もしさもあります。
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P-3C オライオン
ニコンが長年にわたって継承してきた「Fマウント」もいよいよ転換期を迎え、ミラーレスカメラには新たに「Zマウント」を採用。今まで集めたレンズ資産を使うにはFTZアダプターを用いる必要があります。ただし3万円となかなか高額な上、軽量化のメリットが失われてしまいます。
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P-3C オライオン
晴天、低速という甘い条件でしたが今回のところでは、出張の強い味方になってくれそうだと思うことができました。次回は羽田か成田でジェット旅客機の撮影にチャレンジしてみたいと思います。
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ここからは下総基地を離れてスナップショットで遊びました。今冬は暖冬ですが2月中旬でも梅の花が咲き始めているので、桜の開花も早そうですね。
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梅の白い花を望遠レンズで引き付けて撮影しました。周辺光量落ちがあると思いきや、気になるほどの影響は見られません。デジタル補正でもかけているのでしょうか。
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梅の桃色の花です。背景のボケ方もきれいに写っていると思います。まさにキットレンズとは思えない描写力が高い評価を得ています。
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剪定された枝が寒そうに見えました。一列に並んだ樹々を画角におさめるため、離れた位置から圧縮効果で押し詰めました。
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公園を見渡すと花が咲いている樹、葉がついた樹、苔がついた樹などそれぞれ特徴がありました。
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樹と共生している苔などは拡大してみるとひとつひとつが記録されています。デジカメの凄さがよくわかります。
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冬季ならではの風景です。越冬のために飛来した白鳥が貯水池にいて優雅な姿を見ることができました。貯水池はフェンスに囲まれていて白鳥に近づくことはできませんが250mm×1.5倍の焦点距離があればかなり寄ることができます。
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白鳥の離水は水面の上を走りながら加速し、揚力を得て飛んでいきます。大きな体を浮かせるためには相当な滑走距離を必要とします。
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画質は落ちますがトリミングを使うことでかなり遠くの被写体も記録を残すことができそうです。
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「時代はミラーレス」という言葉に踊らされて、一度はZ6を導入しましたが、動体撮影がメインのためかD780の登場により再び一眼レフへと戻りました。
ただし出張などで持ち出しやすい軽量級カメラが欲しく、またミラーレスカメラを知っておくという意味でZ50の存在はドンピシャでした。Z6を導入した時よりもワクワクしているのが不思議です。
現在のところ、Wズームキットは実勢価格15万円前後です。これでもかなりお買い得ですが、ニコンさんは期間限定ながらキャッシュバックを行っており2万円が戻ってきます。加えてauPAYが購入金額の20%をポイント還元(上限3万円)するキャンペーンを打っており、実質10万円を切る価格で導入することができました。本当にタイミングが良い買い方ができたと感謝しています。
<追記>
aupayのキャンペーンはその後、利用者が殺到したため、初日で打ち切りが続き、還元額も1日上限6,000円の制限が設けられました。今回ばかりは早めに動いた者が利益を得るという事がわかりました。
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スケジュール(パンフレット)
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