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20201127

航空自衛隊

入間基地


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2020年11月27日 航空自衛隊 入間基地

新型コロナウィルスの感染拡大により、航空観閲式は入間基地で無観客開催という異例の事態となりました。前例がないため撮影計画は難しく、とりあえず前日に展示機が飛来するのではないか?と予測して休暇を取って挑みました。しかし結果は目新しい成果もない空振りの1日となってしまいました。


多目的広場

今回選んだ撮影場所は北風運用と読んでR/W17エンド付近としました。現地までは電車と徒歩で移動しましたが、この日は駐停車していた車がパトカーに捕まっているのをよく見ました。翌日に航空観閲式を控えているためパトロールを強化していたのかもしれません。

 
多目的広場

航空観閲式の展示機は撮影目的の混雑緩和を狙ったのか、2週間前くらいから既にF-2、F-4EJ改、F-15Jが飛来していました。しかし次世代を担うF-35の目撃報告がないという事から、にわかに飛来を期待する声がありました。

 
U-680

入間基地に到着する直前にジェット機の離陸音が聞こえましたが、どうやらこの機体だったようです。新たに飛行点検隊に配備されたニューフェイスですが、先日既に百里基地でお目にかかっていました。

 
U-680

やや前傾姿勢でアプローチするサイテーション。U-680は航空自衛隊が保有機体ですが空港設備点検のミッションは官民共有のようで飛行情報は公開されており、フライトレーダー24でも航跡を見ることができます。

 
スズメ

なんとなく期待できない雰囲気…。航空機の撮影をしているとそんな空気を感じることがあります。暇なのでそういう時はつい鳥たちの姿を追いかけてしまいます。素早く、そして不規則に動く鳥たちは航空機よりも撮影が難しいでしょう。

 
U-680

R/W17側から進入し、タッチ&ゴーを何回か繰り返していました。てっきり設備点検のため逆方向から進入してきたのかと思っていましたが、いつの間にかランウェイチェンジが行われていたようです。

 
T-4

入間基地に所属している中部航空方面隊司令部支援飛行隊のT-4が離陸しました。航空観閲式とは関係なく通常訓練が目的だったと思われます。

 
T-4

少し間隔をあけ、2番機として675号機が離陸しました。数か月にわたって飛行禁止措置がとられていたT-4も普通に見られるようになってきました。

 
C-130H ハーキュリーズ

もともと輸送機の往来が多い入間基地ですが、この日はC-130の姿が多く見られました。逆にC-1、C-2は1機も見ることがありませんでした。

 
C-130H ハーキュリーズ

入間基地の滑走路は2000mと他の基地に比べて短いのですが、意外と着陸滑走でランウェイエンドまできてくれることはありません。当然無駄に遠回りする必要もないので途中のタキシーウェイで曲がってしまいます。

 
T-4

先ほど離陸したT-4が戻ってきてタッチ&ゴーの訓練を行いました。まったく日常の風景でしかなく、航空観閲式関連の動きは期待が薄くなってくるのを感じました。

 
T-4

もう少し騒がしい雰囲気かと思いましたが、驚くほど落ち着いていた入間基地でした。本当に翌日、航空観閲式が行われるのでしょうか。

 
T-4

速度の速いジェット機T-4でも、やはりランウェイエンドまでくることはなく、途中のタキシーウェイで曲がってしまいました。この前日には百里基地からF-4EJファントムの特別塗装機が飛来しており、最高のコンディション、シチュエーションを提供してくれたとSNSで話題になり、本当に羨ましく思います。

 
C-130H ハーキュリーズ

4枚上の写真と比べると主翼の大きなライトが点灯しているのがとても印象的でした。

 
C-130H ハーキュリーズ

それにしても入間基地の病院前ポイントは良い撮影ポイントだと再認識しました。もともと敷地内外で高低差があるためフェンスが邪魔にならないのが嬉しいです。さらに脚立があれば高低差を利用した見下ろしショットも狙えます。

 
C-130H ハーキュリーズ

ホームベースである小牧基地へと向かうC-130。他の輸送航空隊がC-1からC-2へと機種変更を進めている中、第401飛行隊の次期輸送機に関する話題は全くでてきません。C-130は本当に優秀な輸送機のようです。

 
C-130H ハーキュリーズ

撮影したままの状態では黒く潰れることが多いですがレタッチソフトを使うことでヨーロピアンワンの迷彩塗装をより鮮明に見やすくすることができます。

 
C-130H ハーキュリーズ

夕方が近くなり、次々とC-130ハーキュリーズが離陸していきます。機数が多いようにも思いましたが翌日の式典関係だったのかもしれません。

 
C-130H ハーキュリーズ

C-2輸送機の飛来を期待しましたが、この日は全てがC-130でした。新しい塗装色も見たかったのですが、それは叶いませんでした。

 
U-4

リトル政府専用機という呼び名を聞くようになった要人輸送機U-4です。ビジネスジェットかと思いきやYS-11並みの大きさがあります。

 
U-4

見られた航空機の種類、フライトの内容、隊員さんのジョギング…まったく普段の入間基地という雰囲気でした。

 
T-4

本日2度目となるT-4のフライトが見られました。曇天ということもありましたが日没時間が早くなったので15時くらいでもかなり暗く感じます。

 
T-4

2回目のフライトも2機のT-4が離陸しました。入間にはファイターパイロットの第一線を退いたベテランが多く、機体操縦の技量は大変高いと言われています。飛行資格を維持するために年間で決められた飛行時間をこなす必要もあります。

 
T-4

ローアプローチで進入してきたT-4が上昇して高度を上げていきます。この時間帯になると外来機目当てのファンも諦めムードが高まり、去っていく人達も増えてきました。

 
T-4

久しぶりの入間基地は、久しぶりの空振りに終わった1日でした。

翌日の航空観閲式はオンライン配信で視聴しましたが、宣言通りフライトは一切行われず、1時間ほどで終了しました。これくらいコンパクトな式典であれば空自も大変楽だったことでしょう。しかしこれからの世代を担うF-35の参加がなかったのはいかがなものか?という気がしました。

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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