 2021年5月29日 羽田空港
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Nikon Z24-200mm f4-6.3レンズを購入したので試し撮りで羽田空港へ行ってきました。このレンズは広い焦点距離をカバーする便利ズームながら画質が素晴らしいと評判の1本です。コロナが落ち着いたらZ6�兇箸海離譽鵐困鯀換颪僚伉�(空港)に持ち出したいと願っています。
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羽田空港第3ターミナル駅
今回の撮影プランは第3→2→1の順にしました。京浜急行の羽田空港第3ターミナル駅で降りましたが、以前は国際線ターミナルと呼ばれていました。第2ターミナルにも国際線が使われることが決まったため改名されました。
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羽田空港第3ターミナル駅
現・第3ターミナルは国際線が中心となるターミナルですが、新型コロナの影響により利用者の姿はほとんど見られませんでした。。
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羽田空港第3ターミナル
ターミナルビルの中に入りました。一時期に比べると旅行者の数も増えたように思いますが、それでもオリンピックを2か月後に迎える国際空港とは思えない閑散とした状況です。ただカメラの試写を行うには人が少ないので快適でした。
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羽田空港第3ターミナル
江戸の情緒を再現した店舗は、ほとんどが臨時休業となっていました。目を覆いたくなるような異常事態が続いていますが、看板だけは明かりが灯っていることが救いです。
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羽田空港第3ターミナル
人が本当に少ないので、ゆっくりと落ち着いて構図を練ることもできます。天井がある暖色系のスペースと、外の寒色系が混ざった複雑な照明条件もキッチリと記録してくれました。
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羽田空港第3ターミナル
このコロナ渦を表現している看板があちらこちらで見られました。「こんな事もあったよな〜」と言える時代に早くなって欲しいと思います。
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羽田空港第3ターミナル
このレンズは200mmの焦点距離までカバーできるので、望遠レンズの圧縮効果とボケを利用することができます。ただｆ値は小さくないので、ボケの量はそれほど期待することはできません。
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羽田空港第3ターミナル
櫓の下に大きな絵馬が展示されていました。広角側で24mmというのは使いやすくまさに便利ズームと言えます。
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羽田空港第3ターミナル
毎回撮影している櫓ですが、照明が落とされているため今回は見栄えがせず平凡なカットとなりました。照明効果は大切です。
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B777 JAL
第3ターミナルの見学デッキに出てみました。やはり24-200mmという8倍のズーム域をもつレンズは1本で多くの場面に対応でき、「便利ズーム」と呼ばれる理由がよくわかります。ニコンではこのレンズを新トラベルズームとして売り出しています。
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B767 ANA
一方で望遠側が200mmまで寄れますが、DXクロップにすることで300mmの画角で撮影することができます。飛行機の撮影ではやや物足りない感はありますが、旅行や出張で持ち出す分には携帯性に優れており十分な戦力になることでしょう。
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グランドクルー
さすがに表情まではわかりませんが、グランドクルーの動きは十分に撮ることができました。
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B787 ANA
第3ターミナルのブリッジはANAの青い機体で埋まっていました。東京五輪の看板も青を基調にしたものが多く、寒色系で統一されたシーンになりました。
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A350-941 JAL
A滑走路で離陸滑走を始めるJALのA350。オートフォーカスのスピードには大きな不満もなく、動きものでも対応できそうです。
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B787-9 JAL
ヘルシンキからのフライトを無事に終え、タキシングしてきたB787にレンズを向けます。67mmという口径はフェンスのワイヤーの隙間を通すにはやや大きめでしたが、超望遠レンズに比べれば取り扱いやすいサイズといえます。
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B787-9 JAL
機体の大きさや距離に関わらず、狙った構図を得ることができるのがズームレンズの大きなメリットです。利便性とのトレードオフで画質が劣ると言われますが、最近のズームレンズはその常識を覆しているとの評価が多く聞かれます。
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B777 JAL
「one world」のロゴを入れたJALの機材をズームで撮影。Zレンズは24-70mmとDX50-250mmのレンズをもっていましたが、2本を持ち出してレンズ交換を行う手間を考えるとそれが1本で済むのは大きなメリットです。
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羽田空港第3ターミナル
便利ズームは画質が犠牲になると言われていますが、このレンズでは４隅の周辺光量落ちがほとんど気になりません。ニコンが伝統のFマウントと決別してまで開発したZマウントの恩恵でしょうか。
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羽田空港第3ターミナル
Z6�兇蝋盍凝拈�能に優れているので暗所でのにも強く、黒がつぶれることなく記録されます。
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羽田空港第3ターミナル
元々が国際線専用だった第３ターミナル。運航状況をみるとほとんどが欠航となっている状況がわかります。
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羽田空港第2ターミナル
無料のシャトルバスに乗って第2ターミナルへと移動しました。何度もこの場所で撮影していますが、これ以上の第2ターミナルを象徴する場所はありません。しかもこのエレベーターは意外と不便なのか利用者が少ないところも面白いです。
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羽田空港第2ターミナル
第2ターミナルの南ウィングは人通りが少なく閉鎖感があって気の毒になります。しかし広々としたスペースでゆっくりと食事や休憩がとれるので静かに落ち着きたい人にとっては最高の環境です。
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羽田空港第2ターミナル
大きなガラス張りの屋内見学デッキは人も少なく、ほぼ貸切状態でした。
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B787-8 ANA
今回の目的は高倍率ズームレンズの試写だったのでどれだけ寄れるかも気になるところでした。普段から600mmの画角を見ていると200mmでは物足りないかな？と思いましたが旅客機の撮影なら意外といけそうです。
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B787-8 ANA
誘導路へとタキシングを開始するB787と、それを見送るグランドクルーを1枚に収めました。状況やテーマに応じて画角を自由に、即座に変更できる点はズームレンズの大きなメリットです。
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B737-646 JAL
C滑走路を離陸するJALのB737を追いかけました。正直なところ200mmでは小型機を追いかけるには焦点距離が物足りません。
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管制塔
Z6�兇禄跳織丱奪謄蝓璽哀螢奪廚鯀�着した方がいいと思っていますが、この望遠レンズを使う場合は携帯性を優先してできるだけ身軽にした方がメリットを感じられそうです。
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羽田空港第2ターミナル
青く明るい夜空が描かれた不思議な牛のオブジェです。
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B737-781 ANA
コロナ禍から1年以上が経過し、便数も少しづつ復調しているとはいえ動きが目立つのは小型の機体でした。
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B737 ANA
通常であればB777やB787など基幹路線で活躍する大型機が使う優位置スポットに小型のB737が停まっていました。この光景はあまり見た記憶がありません。
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B767-381(ER) ANA
トーイングカーに引っ張られてきたB787を追っていると、奥の滑走路ではB767が離陸していきました。オートフォーカスのスピードは爆速とはいきませんが十分な実用性はあると思います。
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| 100トンを超える旅客機を移動させる牽引車。どういうメーカーが製造しているのかなと思ってみるとKOMATSU製でした。重機のジャンルに入るのですね。
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| 旅客機の主翼内には燃料タンクが設けられていますが、給油は下面にパイプを接続してポンプで送り込むようです。
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| このレンズはたいへん便利ですが全てにおいて完璧なわけではありません。オート/マニュアルフォーカスを切り替える物理スイッチがないのでメニュー操作で切り替える必要があります。オートフォーカスを使うとどうしても手前のカメラマンさんに合ってしまいます。（手動のオーバーライトは可能です）。
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B787-8 ANA
スポットインするB787を撮影して第2ターミナル見学デッキの撮影を終了しました。この日は曇天だったのでどの写真もいまひとつ…という印象でしたが、次回は強い太陽光の下でチャレンジしてみたいと思います。
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| 午前中なので準備中だったのかもしれませんが、多くのお店は緊急事態宣言の要請を受けて臨時休業となっていました。
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羽田空港第2ターミナル
ターミナル中央にあるエスカレーターの天井を見上げた構図です。青い謎の牛の柄はこの光景を表していたのですね。
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羽田空港第2ターミナル
エスカレータで降りながら撮影しました。第2ターミナルが開港したのは2004年とのことなので、15年以上が経過していますがいまでもそのデザインは古さを全く感じさせません。
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羽田空港第2ターミナル
この日は特に乗客の姿も少なかったようです。第1ターミナルに比べると自然採光を取り入れた設計の恩恵でとても明るい印象です。
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パワースポット
第2ターミナルではいくつかの休憩スペースに無料で充電できる電源が提供されています。これは本当にありがたいと思いました。エリアパワーという会社が提供しているようですが、ビルが停電しても影響されずに電器を供給することができるそうです。ちなみにレンズ試写の方は望遠側で撮影すると自然なボケが得られました。
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羽田空港第1ターミナル
3→2→1とまわって最後の1タミに到着しました。毎回撮影しているお気に入りの構図です。
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A350-941 JAL
エプロンには最新鋭のA350がスポットインしていましたが、羽田空港で撮影しているとかなりの高頻度でみかけます。他の機体とは明らかに異なるシルエットをもっていて、つい目を引かれてしまう美しさがあります。
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A350-941 JAL
到着した別のA350がタキシングしてきました。羽田で撮影しているとかなりの高頻度で見かけることができるので、きっと使い勝手のよい機体なのでしょう。
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A350-941 JAL
ボーディングブリッジに隠れてしまう直前まで追いかけました。はやく出張が解禁になって全国の空港へ撮影…ではなく、仕事に励みたいところです。
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B787-8 ANA
川崎の工業地帯をバックに離陸するANAのB787。ボヤっとしたイメージになりましたが、これがレンズの描画性能ではなく天候の問題だと思います。晴天下での仕上がりを確認したいところです。
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B777-3U3(ER) GIA
今の羽田では海外エアラインの機体を見られる機会が減っています。この日見ることができたのはガルーダインドネシアの機体でした。
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B777-3U3(ER) GIA
何か描いてあったので、機首部分をトリミングしてみました。「Ayo Pakai Masker」とはインドネシア語で「さぁ、マスクをつけましょう」という意味だそうです。航空機もマスクをする姿がこの社会問題を象徴しています。
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A350-941 JAL JAL
今後のJALのイメージを背負っていくのは、このA350かな？と思わせる存在感と美しさがありました。機内装備も魅力的なようなので一度は搭乗してみたい機体です。
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羽田空港第1ターミナル
これにてZ24-200mm の試写を終了しました。本来であれば常に新しいトレンドやプロモーション、季節の催事など被写体には困らないのが羽田空港なのですがこのコロナ禍の1年は変化に乏しくあまり面白くありません。人混みはあまり得意ではないので今の状況も嫌いではないので、難しいところですね。
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羽田空港第1ターミナル
まるでミニチュアのようなかわいいデザインのお店が出ていました。人通りが本当に少ないのが残念で仕方ありません。
以上、Z24-200mm ｆ4-6.3の試写でした。このレンズは評判通りの便利ズームで、この1本だけ持っていけばたいていのものが撮れるので旅行や出張時に最適なレンズです。あとは晴天時の描画性能とフェンス外からの撮影でどれだけ活躍できるかも試してみたいと思いました。
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スケジュール（パンフレット）
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