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2022年1月7日　羽田空港

撮影日とは異なりますが2022年の元旦は素晴らしい初日の出で新年を迎えることができました。よく見てみると光の境界が富士山のシルエットに見えてきます。

1月6日は関東地方に大雪が降り、予想を上回るペースでの積雪となり首都圏の交通網は麻痺しました。幸い自宅でテレワークをしていたのですが翌日は出する予定だったのでカメラをもって雪の羽田を撮影しようと考えました。

空港の第１ターミナル展望デッキに着いたのは16時過ぎでした。あまり時間はありませんでしたが夕景型〜夜景を１時間ほどの間で効率的に撮ることができそうです。

残念ながら狙いは外れて雪は完全に溶けてしまいましたが、太陽の照り帰りは強かったように思います。

第１ターミナル側では主にJALの機体が多く見られます。異なる機種が並ぶシーンは面白いですね。

JALの3機が交差する光景を見ることができました。コロナ禍で静かだった羽田空港にも賑わいが戻りつつあります。

第1ターミナルを拠点とするJALとスカイマークの機体が併走しました。機内に乗っていたらテンションが上がりそうですね。

第1ターミナルの送迎デッキは建物の左右に設けられていますが、比較的南側にあるこちらの方がいつも混んでいるように思います。

緑色の「A350」のロゴが入った機体が誘導路へと進入していきます。白い機体に夕日が反射し、黄昏時の雰囲気を醸し出してくれます。

雨や雪の後は空気が澄んでいるのでスカイツリーがよく撮れそうと思い、第２ターミナルへと移動しました。クリスマスの時はカラフルだったエレベーターのライトアップは青一色になっていました。第２ターミナルはANAがメインなのでイメージを合わせているかもしれません。

第2ターミナルに移動したものの凍結のため閉鎖されていました。第１ターミナルは普通に出られたのに、果たして２ターミナルだけが凍結していたのかは少し疑問が残ります。

送迎デッキに出られないためガラス越しでの撮影しかできません。撮れないわけではないもののガラスの写りこみにも配慮が必要になります。

送迎デッキが閉鎖されていて面白くなかったので即座に第1ターミナルへと戻りました。

新しい機種のアンチコリジョンライトは点滅している間隔が長いので、タイミングを合わせればある程度狙うことができるので撮影は楽になりました。

目的としていた富士山は残念ながら雲に隠れてしまい見ることは叶いませんでした。

ノーマル塗装のA350も当たり前に見られるようになり、JALの主力機として頭角を表してきたように思いました。

横浜ランドマークタワーが見えるほど視程の良い条件でした。横浜との距離感がとても近く感じられます。

ANAの機体が第2ターミナルへとタキシングしていきます。グルっと長い距離を移動するので乗客もなかなか止まらないなぁ・・・と感じていることでしょう。

川崎工業地帯をバックにタッチダウンするANAのB787。しなやかに反った主翼にエレガントさが感じられる魅力的な機体です。

国際線のブリッジに接続されているJALのB787です。ライトアップされた機体とガラス越しに漏れてくる国際線ターミナルの照明、そして灯りが灯り始めたビル群にオレンジ色に染まっていく西の山々。外国の都市にいるような風景になりました。

機内に貨物が運び込まれているJALのA350が夕闇に包まれていきます。暗く撮りたいのか、それとも明るくしたいのか…とカメラの設定に試行錯誤する時間帯です。

残照にキラリと浮かび上がる真っ赤なアンチコリジョンライトの灯りが実に美しいです。胴体下の灯りがエプロンを照らしている部分も気に入っています。

第１、第２ターミナルの中間にある駐車場を被写体にしてみました。普段は気にすることもありませんでしたが、夜間にみるとなかなかキレイなことに気づきました。

空港の埋められている灯火類はまるで宝石箱のようです。この美しい光景は文句なしにあらゆる人の心を掴むことでしょう。

ディズニー80周年の記念塗装機「JAL DREAM EXPRESS FANTASIA 80」がボーディングブリッジ接続されていました。けっこう長い間撮影をしていましたが飛ぶ気配はありませんでした。

久しぶりに空港で夜景を撮影しましたが、最近のカメラは高感度性能がよくなっているのでフィルム時代に比べると圧倒的に楽になっています。その場で結果が確認でき、カメラを固定せずとも手持ちで撮れてしまうことはデジタル化の恩恵といえるでしょう。

スケジュール（パンフレット）