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20220929

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202年9月29日 航空自衛隊 百里基地

ドイツ空軍来日の2日目。日独共同訓練という名目ながら「百里基地を起点とする訓練は行われない」と事前に発表されていました。しかし何がおこるかは行ってみないとわからないので、後悔しないためにもパトロール気分で百里基地に足を運びました。


茨城空港

茨城空港のファントム公園は早朝から多くの見学者で賑わっていました。しかし事前の報道発表では百里基地を起点にフライトを伴う訓練は行われないと伝えられています。ここに集まった人たちはそれでも一目ドイツ空軍機を見ようと集まったのか、それとも情報を調べずに来たのかはわかりません。私もエンジンチェックでタキシングして目の前を通過するサービスとかあるのでは?と少し期待していました。

 

 

RF-4E ファントム

ファントム公園に展示されている2種の展示機。ドイツ空軍のフライトはないということで心にも余裕があり、3月にお色直しの再塗装が完成して美しい姿になったファントムをゆっくりと見て回ることができました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

リペイントプロジェクトの費用はクラウドファンディングで募集されましたが、出遅れたことで参加することができませんでした。この展示機を見るだけでも訪問したいと考えていたのですが、なかなか口実が作れず実現していませんでした。今回は時間の余裕もありゆっくり見学もできたので都合でした。

 

 

F-4EJ改 ファントム

茨城空港の上空には秋の雲が広がっていました。当年の酷暑に比べれば過ごしやすくなってきたものの、日焼け止めを買う必要があるほどの日差しがありました。

 

 

B737 SKY

茨城空港の送迎デッキから百里基地の様子を確認してみました。目に入ってきたのは乗客の搭乗を終えて出発準備を整えたスカイマーク機でした。このエプロンを利用してユーロファイターを展示してほしかった…と願った人も多かったのではないでしょうか。

 

 

EF-2000

山川門に移動してユーロファイターに近づいてみました。キャノピーをカバーで覆った状態で屋外駐機されていました。フライトが行われる気配はなく静かな時間が流れていました。

 

 

A330MRTT

昼前頃になるとF-2がエプロンに並び始めました。空自の通常訓練は行われるようです。

 

 

EF-2000

ユーロファイターのカナード翼はエンジンをきると下を向くと以前雑誌で読んだことを思い出しました。百里基地のエプロンにドイツ空軍のユーロファイターが並ぶ…歴史的な光景ですね。

 

 

A400M アトラス

百里基地に駐機している機体を見学するなら、違憲山は少し抵抗感はあるもののいい場所でした。地上の雑草や陽炎の影響を避けることもできるのがとてもよいです。

 

 

違憲山

ここに近づくのは20年ぶりくらいかもしれません。さすが見学(監視?)するのに最適な場所でした。「自衛隊は憲法違反」という主張があることは理解していますが、自衛力なき国家防衛は想像ができません。自衛隊は憲法違反(だから、憲法を改正しよう!)というメッセージにも読めてきますね。

 

 

A400M アトラス

エアバンドが受信しました。なにやらジャーマニーやらランウェイなどというワードが聞こえてきます。見てみるとドイツ空軍機A400Mのエンジンがかかっていました。事前発表とは違ってフライトが行われるのか?と期待が高まりました。

 

 

A400M アトラス

A400Mが離陸することはありませんでしたが、誘導路ではなく滑走路を使って自力によるタキシングで駐機位置を移動しました。この大きさの機体を牽引できる車両をもっていないのか、もしかしたらファンサービスだったのかもしれません。

 

 

A400M アトラス

百里基地に飛来した証拠写真を、管制塔をバックにした構図で押さえておきました。

 

 

F-2A

通常訓練として離陸滑走する空自のF-2がドイツ空軍のA400Mと重なりました。この日の部隊交流は地上のみとなりました。

 

 

F-2B

百里基地は首都圏からの距離が近く、現在は1つの飛行隊しか常駐していないことから、外来機や報道陣を受け入れやすい環境があると思います。実際の演習でなく広報活動がメインであれば最適だと思っていました。当然第3飛行隊のF-2がオーストラリアの演習に参加していたことも関係あるでしょう。

 

 

EF-2000

駐機されたユーロファイターの周辺には見学者らしき人たちの姿が多く見られました。

 

 

A400M アトラス

エプロン北側では特別塗装のユーロファイターとF-2が並べられおり、記念撮影が行われていた様子です。高所作業車も出ていたのでハイアングルからの撮影も行っていたのでしょう。

 

 

B737 SKY

スカイマークの機体が離陸しました。コロナ禍になり2年が経過していますが中国からの国際便はすっかり見られなくなりました。

 

 

F-2A

通常訓練から戻ってきたF-2はオーバーヘッドでアプローチし、上空でブレイクして着陸しました。天気もいまひとつすっきりとせず、撮影意欲はあまり沸きませんでしたがゆったりと余裕をもって眺めることができたのは休暇の過ごし方しては良かったのかもしれません。

 

 

F-2A

出張展開してきている第8飛行隊の離陸です。もっと頻繁に来てもらってもいいですよね。今年は4月に築城基地で撮影しているので再会した気分です。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)


茨城県広報資料より

ドイツ空軍における百里基地への来訪について


令和4年9月20日、防衛省から以下の資料が公表されました。

なお、今回の百里基地への飛来にあたっては、本県から防衛省に対し、安全対策に万全を期すことを申し入れました。

<参考>
今回の来訪は、ドイツ空軍の戦闘機3機等が27日から30日にかけて訪日するものです。
28日に共同訓練(展開経路上の空域)を行い、その後部隊間交流(百里基地内)を行い帰国するものであり、本県上空等で訓練が行われるものではありません。

 

 

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