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20220216

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2022年2月16日 航空自衛隊 入間基地

2月に会社の年休が消滅するのでもったいないと思い休暇を取得しました。前日まで特に予定は決めていませんでしたが、久しぶりに日常の入間基地を見に行こうと思いつきました。C-2の配備が始まったという情報もあり今見ておきたい基地のひとつでした。


T-4

午前中にRW35側に到着したものの読みは外れRW17からT-4が離陸していきました。移動手段が電車+徒歩なので反対側への移動が辛いのですが、到着と同時にT-4が戻ってきてくれました。

 

 

T-4

電車移動では脚立をもっていくのも面倒なので、無理せず撮れる範囲で楽しもうと思いました。

 

 

C-2 ブルーホエール

SNSで見ていましたが入間基地にもC-2が配備され始めたようです。近くに置いてあったこともありますが、やはり存在感が大きいです。

 

 

U-4

空自が運用する要人輸送機U-4が訓練飛行を行っていました。高級ビジネスジェットを思わせる優雅な姿が美しいです。

 

 

U-4

入間基地は高台の上にあり、北側は低い位置に市街地が広がっています。

 

 

U-4

入間基地の敷地はかなり凹凸があり、高い位置からはフェンスに邪魔されることなく機体を追いかけることもできます。

 

 

U680A サイテーション

飛行点検隊に配備された最新鋭機U680Aは一度離陸するとグルグル飛び回ることが多いので比較的撮影機会を得やすい機体です。

 

 

T-4

早くも午前中2回目のフライトに向けて通称”レッドインパルス”塗装のT-4が出てきました。残念ながらこの位置からは逆光に加え陽炎の影響を大きく受けました。

 

 

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U-680A サイテーション

飛行点検隊の伝統である紅白で塗装されたサイテーションは、”美しい機体が導入された”と紹介されていました。

 

 

U-680A サイテーション

航空自衛隊のサイトを読んでみると、長い航続距離と短距離での離着陸性能に優れるため、南鳥島まで行ける貴重な航空機だそうです。

 

 

T-4

脚立を用意していないのでフェンスにレンズを思い切り近づけて撮影しています。望遠側の焦点距離へもっていけばフェンスの網目は無視できます。

 

 

U680A サイテーション

この写真ではフェンスの高低差から、入間基地は起伏が激しい土地であることがよくわかります。当然ながら低いところは脚立なしでも撮影チャンス!

 

 

T-4

離陸許可が下り滑走路へと進入する675号機。撮影したポイントからはやや目線の上にいるような位置関係になります。

 

 

T-4

入間基地には学生時代によく通っていましたが当時は200mmレンズと2倍のテレコンを使っていました。現在使っている600mmがあればもっと楽しかっただろうと思いました。

 

 

T-4

レッドインパルスこと789号機の機首をアップで追いかけました。かなり近い距離感で撮影することができますが、レンズを振る角度も広くなるのでフレーミングはなかなか安定しませんでした。

 

 

調整池工事

午後からは風向きが変わると予想し、昼休みのサイレントタイムを利用してRW/17側へ移動しましたが電車移動だと本当に面倒です。敷地内では調整池の工事が行われていました。

 

 

CH-47J チヌーク

午後の部は入間ヘリコプター空輸隊のチヌークによる訓練からスタートしました。予想した通りに午後からは北風運用に切り替わりました。

 

T-4

本日3回目となるレッドインパルスが登場しました。R/W35側の大きなメリットはこのように見下ろすようなアングルで撮影できるタキシングです。

 

 

T-4

タキシーウェイとフェンスまでの距離が近く、パイロットとのコミュニケーションがとれるのもこのポイントの大きな魅力です。コックピットからもギャラリーの人数は少なからず意識していることでしょう。

 

 

T-4

タキシングで目の前を通過するスピードは意外と速いので、準備を整えて手際よくシャッターを切らなくてはなりません。

 

 

T-4

続いてノーマル塗装の757号機が出てきました。入間基地では司令部としての機能が多くベテランパイロットもデスクワークが中心になると言われていますが、飛行資格を維持するために年間に規定された飛行時間をこなす必要があります。

 

 

T-4

両手が空いている後席からお手振りをいただきましたが、操縦桿を握っている前席パイロットからは視線を送ってもらえるだけで嬉しいものです。

 

 

T-4

2機のT-4ほぼ同時に表れましたが、エレメントを組むという感じではなく、レッドインパルスの方は早々と滑走路に進入し、エンジンチェックを開始しています。

 

 

T-4

滑走路の上でエンジンの最終点検を行う789号機。冬の乾燥した空気にジェットエンジンの爆音が響きます。

 

 

C-1

T-4に続いて間髪入れずに2機のC-1が現れました。フェンスの網越しに撮影していますが、ややその影が写ってしまっています。斜めからの撮影では脚立がないと難しそうです。

 

 

C-1

先頭をいく002号機に寄ってみました。望遠側にズームすることでフェンスの網目は写らなくなりました。

 

 

C-1

後続の029号機のみ切り取ってみました。C-1は31機が製造されており、この029号機は最後の方に製造された機体となります。

 

 

C-1

まだ滑走路上には離陸前のT-4がいましたが、C-1が後を追うように滑走路を目指してタキシングしていきます。まるでC-1の背中にT-4が乗っているような構図になりました。

 

 

C-1

平成の入間基地を象徴するような光景ですが、この組み合わせはいつまでも見られるというわけにもいかなくなりました。C-1は用廃棄が増えてきており、残る機体も部品取りとしながら運用する時期に入っています。

 

 

U-4

要人輸送機U-4が本日2度目のフライトに向けてタキシングしてきました。一般的なビジネスジェットに比べても長い主翼が特徴的です。

 

 

U-4

離陸前のC-1と重なりました。短時間のうちに次々と離陸が行われ、見応えのある時間帯に突入しました。

 

 

U-4

入間基地は戦闘機基地のような派手さはありませんが、航空自衛隊の航空機運用をサポートする飛行隊が多くあります。配備されている機種がバラエティ豊かであることが魅力的です。

 

 

C-2 ブルーホエール

この日は習志野演習場で降下訓練が行われていたようで、入間基地から支援機が参加していたかもしれません。C-1が戻ってきたのかな?と悠長に構えていたら降りてきたのはC-2だったので慌ててカメラを構えました。

 

 

C-2 ブルーホエール

調整池の工事が行われていて地上は賑やかでした。残念ながらうるさい状況でしたが今しか撮れない風景と思えば貴重な場面でした。この後はタッチ&ゴーで再び飛び立ったので着陸シーンの撮影チャンスが巡ってきました。

 

 

C-2 ブルーホエール

色々な角度から撮影を楽しみたかったのでアプローチコース下にある多目的公園へ移動しました。

 

 

C-2 ブルーホエール

正面から迫りくるC-2を初めて見ることができました。この角度から見るC-2は機体サイズとカラーリングは別として、シルエットはC-1にとても似てい
ると思いました。

 

 

C-2 ブルーホエール

大きな機体なので迫力を感じてみたくギリギリまで引き付けてみました。C-1と比べるとエンジンの大きさが印象に残ります。

 

 

C-2 ブルーホエール

望遠側で撮影できるギリギリの距離がこちらです。刻々と画角いっぱいを覆いつくしていく撮影体験は、わざわざ現地まで足を運ぶだけの価値があると思います。

 

 

C-2 ブルーホエール

ズームレンズを広角側に引いて再度ピントを合わせます。シグマの60-600mmズームレンズは重たいけど、1回のアプローチで2度楽しめるのでとても便利です。

 

 

C-2 ブルーホエール

下から見上げるアングルではC-1とはまったく違うシルエットであることがわかります。

 

 

C-2 ブルーホエール

R/W35へと消えていくC-2輸送機。入間基地周辺は起伏が激しく、南側の公園は基地よりも低い場所に位置するため、敷地内に様子はまったく見えません。

 

 

T-4

レッドインパルスを正面から狙ったものの、立ち位置が甘くややずれてしまいました。

 

 

T-4

着陸ではなく、タッチ&ゴーでもなく、滑走路上空を通過するだけのローアプローチでした。

 

 

T-4

立ち位置を変えて斜め前からを狙いました。午前中のポイントとは全く反対の位置から同じ構図の写真を撮ることになりました。ただし背景の空は青く、順光条件で撮影できました。

 

 

T-4

基地への進入角度からみても、この時は滑走路へ向かって高度を下げていたはずです。

 

 

T-4

嬉しいことにこの日何度も撮影チャンスを提供してくれた789号機もついにフルストップをリクエスト。

 

 

T-4

私たちの年代からすると赤い機体に特別な感情を抱く人は多いと思います。空自の中でもこの機体に搭乗する際は、特別な気持ちになるものでしょうか。

 

 

T-4

212機が生産され、空自の中では主力戦闘機F-15と並び配備数ではトップクラスの機体です。いつまでも若々しく見える機体ですが1988年の配備から30年以上も経過しています。

 

 

C-2 ブルーホエール

輸送機が2機並んでアプローチしてきたので、午後イチで離陸したC-1かと思っていたらまさかのC-2でした。

 

 

C-2 ブルーホエール

降りてきたのは先ほどタッチ&ゴーをした215号機ではなく213号機でした。どこから飛んで来たのでしょうか。

 

 

C-2 ブルーホエール

入間基地の第402飛行隊向けにC-2の配備が進んでいます。今はまだC-2の方が珍しいように思いますが、今後はC-1が貴重な存在になっていきます。

 

 

C-2 ブルーホエール

国内輸送に限定して開発されたC-1は低空飛行時の視認性を下げるための森林迷彩が採用されたのに対し、C-2は海外派遣時に使われるブルー迷彩が採用されています。

 

 

T-4

タッチ&ゴーを繰り返し行っていたノーマル塗装の642号機です。この後しばらく静かになったと思ったら再びランチェンとなりました。

 

 

C-2 ブルーホエール

北側のR/W17側から進入し、タッチ&ゴーを行った215号機です。見飽きるほどの撮影チャンスを与えてくれたのは嬉しい限りでした。

 

 

T-4

フライトを終えたT-4はフルストップを宣言しました。本来であれば十分減速できるので滑走路の端までタキシングする必要はないのですが、ここまで来てくれるのは集まったギャラリーへのサービスかもしれません。

 

 

T-4

R/W35エンドの誘導路はエプロンのような白さと明るさがあります。C-2のような大きな機体が手前でホールドするため強化されたものと思われます。

 

 

T-4

横開き式のキャノピーを開けてエプロンへと向かうT-4。フライト中は狭いコックピットに閉じ込められているので一刻も早く解放されたいと感じるのかもしれません。

 

 

T-4

後席パイロットからのお手振りをいただきました。コミュニケーションがとれる距離感が嬉しいですね。

 

 

T-4

前席のパイロットからもお手振りをいただけました。直線コースに入っているので大丈夫だと思いますが、ステアリングを操作しながらのため視線をいただけるのも一瞬だけです。

 

 

C-130H ハーキュリーズ

小牧基地から飛来した定期便のC-130Hが滑走路から離脱し、エプロンへと向かいます。

 

 

U-4

訓練を行っていたU-4が着陸し、エプロンへとタキシーバックしていきました。滑走路エンドまで来て欲しかったところですが、次の機体に一刻もはやく滑走路を譲ろうと思えば一刻も早く離脱するのが正しい選択です。

 

 

C-1

2機で離陸していた第402飛行隊のC-2がオーバーヘッドアプローチで戻ってきました。

 

 

C-1

まるで航空祭のようにガバッと機体を左に捻るC-1。ズングリとした見た目とは裏腹に90度近い戦闘機並みのバンクが素晴らしい。できればこちら側に背中を見せて旋回して欲しいです。

 

 

C-1

何か理由があったようですが2機のC-1はなかなか着陸せず、基地の北側でホールディングしていました。その後2回目のオーバーヘッドアプローチを経て、タッチ&ゴーを行いました。

 

 

C-1

タッチ&ゴーを何度か繰り返した029号機。紅白のチェック柄が印象的なPAR精測レーダー施設がうまく画角に入りました。

 

 

C-2 ブルーホエール

C-2の215号機のタッチ&ゴー。かなり長い時間フライトを行っていたので機種転換訓練を行っていたのかもしれません。

 

 

C-2 ブルーホエール

高度を上げていくC-2の背後に、旋回中のC-1が小さく写りました。機種転換が進行する入間基地に注目が集まっています。

 

 

C-1

C-2への機種転換が進み、用廃機も増えてきたC-1輸送機。初飛行は昭和45年とのことで自分の歴史と重なります。世代交代という言葉がしみじみと浮かんできました。

 

 

C-2 ブルーホエール

主脚のタイヤは片側6輪もあり、大型機の雰囲気が伝わってくる部分です。

 

 

C-2 ブルーホエール

防衛省のサイトによればC-1に比べ約4倍の航続距離、約3倍の搭載重量を誇るそうです。

 

 

U-680A サイテーション

飛行点検隊の機体は官民問わず、誘導設備施設の点検を行う唯一の組織です。そのため入間だけでなく多くの空港・基地で見られる機会があります。

 

 

C-2 ブルーホエール

長時間のフライトを終え、フルストップを宣言したC-2が着陸滑走してきましたこのままエンドまで来てくれることを祈ります。

 

 

C-2 ブルーホエール

期待通りにランウェイの端まで来てくれました。本来であれば短距離での減速もできると思いますが、慣らしの意味もあり無理な制動は避けているのかもしれません。

 

 

C-2 ブルーホエール

まずはC-2の全体を撮りました。よく見ると上部の方は濃いブルーとなっており3色の迷彩であることがわかります。他国の軍用輸送機と比べると爽やかで美しい印象を受けます。

 

 

C-2 ブルーホエール

滑走路を離脱し誘導路へと進入するC-2輸送機。フェンスの網目にレンズを近づけての撮影でしたがちょっと辛かったです。

 

 

C-2 ブルーホエール

機首をズームアップして見てみると大変ボリューミーです。決して広いとは言えない入間基地なので今後窮屈に見えてくるかもしれません。

 

 

C-2 ブルーホエール

機体が大型化し輸送効率に向上が期待されるC-2です。今後は機体整備など運用効率が気になるところですが、多くを運べるのでそもそもフライト数を減らせるのかもしれません。

 

 

C-2 ブルーホエール

久しぶりの入間基地外撮りでしたが、多くの機種を見ることができるのが入間の魅力と感じました。特に退役が近づくC-1は貴重になっていきそうです。心残りは謎の機体として有名なEC-1や最新鋭のRC-2などレアな機体が見られなかったことです。SNSではこの日の前後にフライトがあったらしく、しばらくは入間チャレンジが続くかもしれないと思いました。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

 

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