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20220702

伊丹空港


Itami AirPort

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2022年7月2日 伊丹空港

土曜出勤で大阪出張が入り、さらに月曜日には京都へ行くスケジュールとなったため、交通費より安く済むことから2泊することが許可されました。商談後に帰宅する新幹線の時間を気にせず伊丹空港で撮影できるのは魅力的でした。初日は真夏日、2日目は雨という難しい天気でしたが重たいレンズを持ち出した甲斐はありました。


伊丹空港 送迎デッキ

今の会社に入り20年経ちますが土曜出勤の出張は初めてでした。早すぎる梅雨明けのあとは命の危険も伴うほどの真夏日となり、体が暑さに慣れていないこともあってかなり厳しい状況でした。仕事は午前中で終わり午後からフリータイムに突入しましたが、昼間は伊丹空港のターミナル内で日差しを避け涼をとる作戦にしました。せっかくなので少しだけ送迎デッキに上がってみましたが暑さが本当に危険でした。

 

 

B787-8 ANA

到着したJALのA350が滑走路から誘導路へ離脱するところからスタートしました。手前には出発のためにボーディングブリッジを離れたANAのB787がタキシングを開始するところでした。

 

 

A350-941 JAL

伊丹市の街並みをバックにJALのA350が離陸しました。デッキのフェンスはワイヤーが張られたタイプなので、比較的容易に撮影することができました。

 

 

B787-8 ANA

伊丹空港の滑走路運用は年間を通じて風向きがほぼ一定でR/W32が使われています。この日は強めの南寄りの予報だったので逆向きのR/W14のチャンスがあるかも!と期待しましたがいつも通りでした。

 

 

B787-8 ANA

ボーディングブリッジを離れ、プッシュバックされるANAのB787。実際のところ旅客機は自力でバックできるそうですが、安全性や燃費効率などの問題からトーイングカーによる移動が行われています。

 

 

DHC8-Q400 AKX

伊丹空港で撮影しているとよく見かける機種です。羽田空港を結ぶ路線が多くあるようですが羽田では見かけた記憶がありません。

 

 

B787-8 ANA

大阪中心街の高層ビル群をバックに離陸を開始するANAのB787。もう少し近い位置で撮影できたらきっと最高でしょう。

 

 

レンタル自転車(電動アシスト)

今回は阪急線岡町駅のレンタルサイクルが便利ということで利用してみました。とくに私のように出張で来て自動車がない場合、とても強い味方になります。バスのように運行時間に左右されず、タクシーに比べて圧倒的にやすく移動の自由度が飛躍的に高まります。初めて電動アシスト自転車に乗りましたが坂道が圧倒的に楽になり、1日借りても420円という超高パフォーマンスを誇ります。

 

 

B787-8 ANA

岡町駅から自転車で伊丹スカイパークへ移動しました。今年の1月に初めて訪問した場所ですが、早くも2回目の訪問が実現しました。

 

 

B787-8 ANA

ANAのB787がタキシングを開始しました。伊丹空港の管制塔が一緒に写るタイミングは大きなシャッターチャンスです。

 

 

E170 J-AIR

横風の影響を打ち消すため、本来の進入角度に対してかなり左向きでアプローチしています。

 

 

E170 J-AIR

強い横風という難しい状況の中、見事なタッチダウンをみせてくれました。

 

 

B787-8 JAL

先ほどまで日射をさけるため避難していた空港ターミナルビルから、滑走路を挟んだ反対側までスムースに移動することができました。本当にレンタル自転車は最高です。

 

 

B787-8 ANA

滑走路手前でホールドしていたANAのB787が滑走路へと進入しました。この日持ち出したレンズは70-200mmでちょっと望遠側が物足りませんでしたが、そこはDXクロップで対応することができます。

 

 

B787-8 ANA

滑走路の端で転回するB787。正面を向いたところでシャッターを切りました。

 

 

B787-8 ANA

離陸滑走を開始してどんどん加速していきます。滑走路脇の黄色い花がより多く咲いている場所を意識しました。

 

 

B787-8 ANA

気温が高い夏は燃焼効率が悪くなるので離陸距離が長くなると聞いたことがあります。想像以上に引っ張ることが多いので立ち位置は試行錯誤が必要です。

 

 

B787-8 JAL

JALのB787が離陸滑走を開始しました。今回の主目的は撮影でなく会社の商談なので持参するレンズの選択は最後まで迷いました。迫力ある構図を狙える超望遠100-400mmにするか、夜間撮影に強い70-200mmf2.8の明るいレンズにすべきか…。

 

 

B787-8 JAL

今回は帰宅時間を気にせずいられる事が利点だったので明るいレンズを選択しました。望遠側は200mmまでしか寄れませんがそれでもこの近さで撮れるのは伊丹の撮影環境の素晴らしさです。

 

 

B787-8 JAL

リフトオフの位置にはちょうどバックに山々が写り込むみます。夏のよどんだ空気でなければ美しい風景写真が撮れそうです。

 

 

B737-881 ANA

小型で運用の融通が効きそうなB737の姿が増えてきました。特に伊丹空港と地方空港を結ぶ便には適したサイズなのでしょう。

 

 

DHC8-Q400 AKX

横風に煽られて左車輪だけ先に接地したボンバルディアのDHC8。見ているこちらもハラハラしてしまいます。

 

 

DHC8-Q400 AKX

うなぎのように細長い胴体に今では珍しいプロペラエンジンを装備した機体構成の機体で、伊丹空港ではよく見かけます。このあたりで撮影場所を移動すべく再び電動アシスト自転車に乗りました。

 

 

千里川ポイント

結局最後は定番の千里川ポイントに来ました。レンタル自転車は本当に便利で機動力が各段に上がります。このポイントは既に多くに見学者で賑わっていました。GoogleのCMで扱われてさらに有名になっているようです。

 

 

B737-846 JAL

まずはアプローチする機体を正面から捉えてみました。徐々に機影が大きくなっていく航空機のアプローチは誰もがエキサイティングな気持ちになるはずです。

 

 

B737-846 JAL

正面からの眺めは迫力があっていいのですが、機種が判別しにくいというデメリットがあります。そこで事前に把握できるフライトレーダー24アプリはとても強い撮影の味方になります。

 

 

B737-846 JAL

ここには何度も訪れていますが、通過する機体との近さには毎回驚かされます。70mmではおさまりきらないので広角の構図は諦めることにしました。

 

 

B737-846 JAL

フェンスと並行して流れる千里側を挟んでフェンス側の前列と後列があります。前列はフェンスに近いメリットがありますがフェンスより低い。一方後列は距離が遠くなるもののフェンスより高い位置にあるため脚立がなくても撮影がなんとか可能です。問題は前列で撮影している人たちの姿が写ってしまうことでしょうか。

 

 

B737-881 ANA

色々な画角を選べるズームレンズは便利ですが、選択肢が多いということは迷いもそれだけ生じやすいということです。。

 

 

B737-881 ANA

今回は仕事のための出張が大前提なので機材選択はとても迷いました。仕事のための資料と2泊分の荷物、そしてミラーレスカメラと望遠レンズ1本を運ぶことが実現できたのは4月にかったEnduranceedのビジネスリュックの存在が大きいです。

 

 

B737-881 ANA

70-200mm f2.8のレンズは持ち運びが重たいのが難ですがピントの合焦スピードが速いのが大きなメリットです。

 

 

B787-9 ANA

離陸した旅客機は高度を上げながら左へ旋回し目的地へと向かっていきます。

 

 

千里川ポイント

伊丹空港のギャラリーは三脚派が多いと感じましたが夜間の撮影を見越してのことでしょうか。さすがに仕事道具に三脚までは忍ばせて持ってくることができず、いつも通りの手持ち撮影を行いました。

 

 

B737-881 ANA

機体右側を撮れる位置に移動しました。土曜日なのでギャラリーは多くの人で賑わっており、チョロチョロ動くのも申し訳ないので移動は最小限にしています。

 

 

B737-881 ANA

今回の撮影テーマは夕景を撮ることでした。沈む夕日を撮影する場合はこの立ち位置が良いということはすぐにわかりました。

 

 

B767-346(ER) JAL

新しい世代の旅客機に押され気味のためか、B767は見かける機会が減ってきたように思います。

 

 

B767-346(ER) JAL

そろそろ周辺も薄暗くなってきました。伊丹空港の千里川ポイントは暗くなるほど人が増えてくる名所です。

 

 

DHC8-Q400 AKX

特徴であるプロペラを撮るために、回転を写し止めるべくシャッタースピードを遅くして撮影しています。スローシャッターは空が暗くなってくると手持ち撮影では厳しくなってきます。

 

 

A321-272N ANA

夕焼けの赤色が機体に反射し、独特の色合いとなってきました。客室内からみても夕焼けがキレイに見えていたことでしょう。

 

 

A321-272N ANA

夏の撮影は待機中も寒くないのがいいのですが、なかなか太陽が沈まないという悩みが出てきます。東京よりも西にあるので日没時刻はより遅く感じられます。

 

 

A350-941 JAL

羽田空港へと向かうJALのA350がタキシングしてきました。伊丹空港を離発着する機材の中では特に存在感がありました。

 

 

A350-941 JAL

羽田便に離陸許可が下りました。今回の出張では大阪市内に宿泊するので時間を気にせず見学することができました。

 

 

B737-8AL ANA

航空便の需要が戻らないせいかなかなか大きな機体は降りてきませんでした。以前はB777もけっこう見られたのですが…。

 

 

B737-8AL ANA

夕陽が機体と重なる位置にまで降りてきました。ちょっとした位置関係の違いですが写真の印象も異なってきます。

 

 

B737-881 ANA

ついつい同じ構図が続いてしまうので機首のアップを狙ってみました。立ち位置が近すぎて見上げる形となっています。

 

 

DHC8-Q400 AKX

太陽の移動速度は意識して観測してみると意外と早く、刻々と位置が変わっていくことがわかります。想像を広げれば宇宙との関わりさえも感じることができます。

 

 

B737-881 ANA

山の斜面にある町並みは伊丹空港の魅力のひとつです。。

 

 

DHC8-Q400 AKX

RW32RへアプローチするANAウィングス機。それにしてもf2.8の明るいレンズは陽が落ち始めてもよく撮れます

 

 

DHC8-Q400 AKX

RW32Rへの着陸を追うと、背景にある山並みと空港施設が写る構図が得られます。

 

 

B787-8 ANA

点滅するアンチコリジョンライトが光る瞬間を狙ってシャッターを切りました。

 

 

B787-8 ANA

B787はアンチコリジョンライトが点灯している時間が長いので比較的簡単にタイミングをとることができ、高い確率で成功を狙えます。

 

 

B787-8 ANA

このあたりでカメラのホワイトバランスを調整し、赤味を強調することにしました。普段は使っていませんが雰囲気を増す効果は大きいようです。

 

 

B787-8 ANA

千里川ポイントは夜景撮影が名物のひとつですが、期待しているものの空港内はなかなか灯火されません。ここは我慢比べが続きます。

 

 

E190STD JLJ

かなり賑やかな塗装機がアプローチしてきました。これらの特別塗装機はフライトレーダー24を使うことで事前情報が得ることができます。

 

 

E190STD J-AIR

ノーマークの機体でしたがスーパーマリオのデザインでした。これはユニバーサル・スタジオ・ジャパン ジェットであったことを後で知りました。

 

 

E190STD J-AIR

できることなら昼の明るい時間帯に真横から形式写真を撮りたいところでした。

 

 

B737-881 ANA

B737は初代のバージョンから比べると、キリっと引き締まった強そうな顔つきになりました。

 

 

B737-881 ANA

空の色もかなり焼けてきました。今回は帰宅の必要がないので時間には余裕があるものの昼の暑さの疲れが襲ってきて、早くホテルで休みたい…という気持ちとの戦いになってきます。

 

 

B737-881 ANA

どうしてもフェンスの上の方が少し写ってしまいますが、脚立と三脚があればクリアできる微妙な高さのハードルがあります。

 

 

B787-8 ANA

この日は雲が出ていましたが、風景としては悪くないと思いました。一面を覆う雲だとがっかりきてしまいますけどね。

 

 

B787-8 ANA

夕陽が山の稜線に隠れ、いよいよ日没時刻をむかえます。それでも空港内の灯火類はまだ暗いままです。節電対策のためかと思ってしまいます。

 

 

B787-8 ANA

B787は鳥顔に見えると思います。実際カメラを向けてみると顔認識機能が動作することがあり、飛行機の顔と人間の顔のバランスが似ていることは間違いないようです。

 

 

B787-8 ANA

再びアンチコリジョンライトの点滅を狙いました。明るさ補正をかけてしまいましたがここは暗い方が効果的だったかもしれません。

 

 

B787-8 ANA

同じような写真ばかりを撮ってしまいましたが、慣れてくるので構図が安定しシャッターを切るタイミングも図れるように余裕が出てきます。

 

 

B787-8 ANA

滑走路端には常時4のつのライトが点灯し良いアクセントになっています。夕方のラッシュタイムアワーらしく離陸直後に旋回する旅客機が小さく写りました。

 

 

B787-8 JAL

アンチコリジョンライト狙いも安定して成果を出すことができました。昭和の頃の旅客機は点滅サイクルが短く、フィルムカメラでは連射で何枚も撮るのは不経済のためなかなか難しいジャンルでした。

 

 

B787-8 JAL

太陽が沈んでこんなに暗くなっても滑走路には灯火類が灯りません。ビジターをじらすのが得意な伊丹空港です。

 

 

B787-8 JAL

フェンスに近い側の前列で脚立に立たれると、どうしても後ろ姿が写ってしまいますね。後ろで撮っている人のことを考えると立ち位置を決めるにも勇気が必要です。

 

 

E190STD J-AIR

1930時を過ぎても灯火類はつかず…、余裕をとっていたつもりでしたがそろそろホテルのチェックイン予定時間もせまってきました。西日本は日没時刻が遅いことを計算に入れていませんでした。

 

 

E190STD J-AIR

滑走路の灯火類がやっと点灯しましたが、空はまだ明るさが残り暗さが足りません。残念ながら昼の酷暑で体力を奪われそろそろ活動限界です。

 

 

E190STD J-AIR

この到着便を本日の撮影も最後にしてホテルへ移動することにしました。午前中は商談、昼はターミナル内での避暑、午後からは撮影と有意義に過ごすことができました。

 

 

E190STD J-AIR

関東に比べて関西は日没時間が遅いので、夜景を撮るなら秋冬がいいと思いました。特に夏は記録的な猛暑が続き、これは今後数年は続くものと言われています。

翌日の日曜日は大阪で過ごす休日なので、条件がよければ丸1日を撮影に向けようと思っていましたが、生憎の終日雨模様となりました。残念ながら梅田周辺の散策とホテルで過ごすことになりましたが、意外とよい休息になりました。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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