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20221029

木更津新港

艦艇一般公開


Kisarazu Port

JMSDF

Fleet Weekt
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2022年10月29日 海上自衛隊 艦艇一般公開 木更津新港

令和4年度国際観艦式はコロナ対策を考慮して無観客開催となりました。広報活動であるフリートウィークの一環として複数の港で艦艇一般公開が行われました。木更津新港では配備されたばかりの最新鋭多用途護衛艦「もがみ」と「くまの」がいち早く公開されました。木更津だからと甘くみていましたが予想以上の混雑で、駐車場に停めるまで1時間、見学待機列でさらに1時間待つほどの人気でした。海上自衛隊なので周辺陸路の誘導は不慣れな様子で、周辺道路は導線が混乱しひどい状態でした。お世辞にも統制がとれているとは言えず、陸自や警察、民間のイベント会社に任せた方がよかったのではないか…と思いました。


DDG-177 あたご

フリートウィークの艦艇一般公開の初日は横須賀基地と木更津新港の2か所で行われました。本命は横須賀でアクセスがよくない木更津は空いているだろう…とゆっくり家を出たのが失敗でした。混乱状態にあった駐車場の待機列に巻き込まれ、敷地内に入るまで1時間以上かかりました。

 

 

DDG-177 あたご

木更津は羽田空港へのアプローチコースです。この日は北風運用だったので多くの旅客機が木更津港上空を通過していきました。待ち時間の退屈を埋めてくれる有難い存在でもあります。

 

 

FFM-1 もがみ、FFM-2 くまの

この日の大本命!配備されたばかりの超最新鋭艦「もがみ」と「くまの」が揃って一般公開されました。従来の護衛艦とは明らかに一線を画する近未来的なデザインです。

 

 

FFM-1 もがみ、FFM-2 くまの

艦種記号はフリゲート艦を表す「FF」に多目的(Multi)、機雷(Mine)の頭文字である「M」を合わせた「FFM」という新しいものが採用されています。

 

 

DDG-177 あたご

新鋭艦のイメージがったイージス艦のデザインも、FFMシリーズの出現により古さを感じるようになりました。それと同時に親しみやすさも覚えました。

 

 

FFM-1 もがみ、FFM-2 くまの

FFMシリーズはガンダムに出てくるモビルスーツやアニメで出てくる近未来の無人艦をイメージしてしまい不気味さを感じました。しかし一緒に行った妻は「かわいい」と表現しています。感じ方というのは人によって様々ですね。

 

 

FFM-1 もがみ

もがみの前甲板に出てきた見学者たち。艦内の密を避けるためかかなり余裕があるように見えました。待機列に時間がかかるのも仕方ありません。

 

 

FFM-2 くまの

待ち時間はけっこうありましたが徐々に大きくなる艦影を見るのはとても面白かったです。またゆっくりと写真撮影できるチャンスでもあり全く退屈はしませんでした。

 

 

FFM-1 もがみ、FFM-2 くまの

2艦の艦番号が見えるアングルを探っていましたがここがベストでした。待機列は長くみえても常に少しづつ進んでいくので、のんびりカメラを構える余裕は意外とありません。

 

 

FFM-1 もがみ

とんがり帽子のように見える特徴的な構造部。ほとんど直線で構成されたシンプルなシルエットはいまだに見慣れず、違和感を覚えます。

 

 

FFM-1 もがみ

最近の流行であるステルス設計を取り入れたデザインです。戦闘機のみならず軍艦の世界にも広がっているとは知りませんでした。光のあたる部分の境界線がはっきりとしています。

 

 

FFM-1 もがみ

艦の中央付近から艦首方向の眺めです。乗艦までもう一息です!

 

 

FFM-1 もがみ

これだけを見たとしても軍艦の構造部とは思えないでしょう。船体の横に設けられた大きなハッチからは何が出てくるか興味が沸いてきます。

 

 

FFM-1 もがみ

後部には槍のような突起物が立っています。武装には見えないのでアンテナだと思いますが、従来の護衛艦では見られなかったものです。

 

 

FFM-1 もがみ

いよいよ乗艦の順番がまわってきました!だいたい20〜30人ずつくらいの単位で案内されました。常に艦内にいる人数を一定にするようなオペレーションがとられていました。

 

 

DDG-177 あたご

フリートウィークでは信号旗を連ねて掲揚し、式典などの祝意を表す満艦飾が披露されます。前方には「あたご」の満艦飾も見えています。

 

 

FFM-2 くまの

もがみ、くまのの両艦は艦内構造内部の撮影が禁止されており、前甲板と後部甲板のみ撮影が許されていました。隣に停泊していたくまのを撮影した方が画角のおさまりは良いです。

 

 

FFM-1 もがみ

後部甲板上での撮影も許されていました。従来の護衛艦に比べるとヘリ格納庫も狭そうで、スリムな船体の実現を優先したようです。

 

 

FFM-1 もがみ

ヘリコプターの着艦をサポートする信号装置がカラフルで目を引きました。

 

 

FFM-1 もがみ、FFM-2 くまの

くまのにも乗艦できるものと期待していましたが、混雑緩和のためどちらか1艦しか見学できないよう案内していたそうです。乗艦した艦艇からは「護守印」が配布されるサービスが行われており、くまのに乗艦できなかったのは残念でした。

 

 

FFM-1 もがみ、FFM-2 くまの

この日は適度な風が吹いていて、二つの日章旗がよい感じにたなびいていました。日焼けを心配するほどの日差しもあり、よい天候に恵まれました。

 

 

DDG-177 あたご

あたごの信号旗は数が多い!この信号旗にはひとつひとつ航行に必要となる意味が与えられています。またアルファベットが割り振られており、解読するとメッセージが浮かび上がることがあります。

 

 

ファッションショー

あたごの乗員による海自制服のファッションショーが行われていました。司会を務めた女性広報官のトークも巧妙でかなり楽しめました。

 

 

ファッションショー

護衛艦付き立入検査隊の制服は実に格好いい!海上阻止行動を想定した立入検査を行うため警棒などのも装備しています。

 

 

ファッションショー

妻と私の一番のお気に入りは給食をつくる補給科の制服でした。特に大勢の胃袋を支える巨大なしゃもじが印象的です。

 

 

海上自衛隊東京音楽隊

木更津への移動にあたり、途中事故渋滞に巻き込まれたとの噂もありました。今年のヒット曲は「ミックスナッツ」で多くの音楽隊による演奏を聴くことができました。

 

 

62口径5インチ砲

あたごの主砲から射出される砲弾で、近くでみるとかなり大きく重そうです。イージス艦はミサイルを使った攻撃や迎撃がメインなので主砲は1基のみしかありません。

 

 

DDG-177 あたご

海自では緊迫する情勢を考慮し、より高い攻撃力を有するトマホークミサイルの導入を検討しているとのニュースが流れました。敵基地攻撃能力を有するため反対する意見が出るのも当然ですが、70年前とはミサイルの到達距離も長くなっており時代に合わせて見直すおは当たり前ではないでしょうか。

 

 

DDG-177 あたご

想定とは違って乗艦したのは午後になったので逆光となってしまいました。早朝から行動していれば順光の美しい写真が撮れたと思います。

 

 

FFM-1 もがみ、FFM-2 くまの

あたごの後部甲板からはもがみとくまのが並んだ姿を見ることができました。午後からは残念ながら逆光で、工場地帯の風景もちょっとうるさいですね。

 

 

FFM-1 もがみ、FFM-2 くまの

コメント日章旗を添えて…の話。

 

 

CH-47JA チヌーク

木更津駐屯地へと向かう陸自のチヌークが何機か見られました。土曜日といってもフライトはけっこう行われているようです。

 

 

DDG-177 あたご

サクッと見て帰るつもりでしたが、意外と1日仕事になってしまいました。それでも最新鋭護衛艦を見ることができて満足度の高いイベントでした。

 

 

木更津新港

帰り道の橋の上から橋の上から見た眺めです。

フリートウィークの一般公開のスケジュールは下記の通り

横須賀(吉倉地区)
10月29日、10月30日 いずも、ひゅうが、あさひ

11月3日 外国艦艇

横須賀(船越地区)
11月3日 外国艦艇

木更津新港
10月29日、10月30日 もがみ、くまの、あたご


横浜新港
11月3日、11月4日 潜水艦、しらぬい

横浜港大さん橋
11月3日、11月5日 いずも、くまの

山下埠頭
11月3日、11月5日 あたご、くにさき

船橋東埠頭
11月3日、11月5日 せんだい

東京国際クルーズターミナル
11月12日、11月13日 もがみ、くまの

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

0900−1600 艦艇公開
0900−1600 装備品展示
0900−1600 売店販売
1100−1145 1回次音楽隊演奏
1400−1445 2回次音楽隊演奏
1600     閉場

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