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20220522

米国空軍

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2022年5月22日 米国空軍 横田基地 友好祭2022

コロナ禍で2年連続中止となっていた横田基地友好祭が3年ぶりに開催されました。空自のF-35Aが関東圏で初めて地上展示されるなど話題になりましたが、特にバイデン大統領の来日が重なりイベント開催中の横田基地に降り立つという歴史的な1日となりました。


待ち行列

友好祭公式アカウントからのアナウンスでは入口となる第5ゲート最寄りの牛浜駅ではなく、拝島駅からの徒歩を推奨しています。門前は東福生駅側へ列が形成されていくという情報を見たので今回は始発に乗り東福生駅からアプローチしました。0729時の時点で東福生駅から歩いた方が有利なほどの列の長さになっていて、しかも刻一刻と列の長さは確実に長くなっていきます。SNSの情報では拝島ルートは最長2km程度の行列になっていたようです。

 

 

待ち行列

あまりの混雑ぶりを察してか、0800時には開門して基地内への誘導が始まりました。第5ゲートに続く横断歩道付近では割り込みによる混乱を防止するため境界線が設けられていましたが、列のはるか後方では多くの割り込みトラブルが発生していたようです。とりあえず今回は最善を尽くそうと考え始発で移動したことが功を奏したと思っています。

 

 

街宣車

この日の夕方にバイデン大統領が来日することもあってか街宣車の行動も活発で朝から緊張感がありました。米国を非難する内容もありましたが、ロシアのウクライナ侵攻に対処せよという要求もありました。ここは世界の軍事バランスにつながる重要な拠点であることを改めて感じました。

 

 

待ち行列

最近の基地祭ではよく使われますが、周辺道路の混雑を緩和するため基地の敷地内に一旦入れて待機させる方法です。米軍基地ではもともとセキュリティチェックが厳しいのですが、朝早くから並んでいる入場者は慣れているのか意外とスムースに通過できました。当日はバイデン大統領が乗るエアフォース・ワンが来基するという前情報もあり厳重な警戒を覚悟していました。

 

 

鳥居

3年ぶりに横田基地の鳥居にお目にかかることができました。ここに神社は存在しないと思いますが再びここに立てたことに感謝したいと思います。

 

 

C-130J ハーキュリーズ

横田基地所属機の顔であるC-130ハーキュリーズ輸送機。世界中で採用され半世紀以上も生産が続いているベストセラー戦術輸送機です。

 

 

CV-22 オスプレイ

横田基地に配備された空軍版のオスプレイが展示されました。海兵隊の輸送を主任務としたCV-22に比べると特殊作戦機として位置づけられる機体です。地形追従レーダーなどを装備し、敵地に潜り込む能力が高いそうです。

 

 

MC-130J コマンドⅡ

特殊ミッションの任務につくコマンドIIは空中給油や潜入、航空輸送、特別作戦を行う部隊への再補給などのミッションを行うそうです。派生型が多いのもC-130シリーズの特長です。

 

 

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MC-130J コマンドⅡ

米空軍の機体は濃い目のグレーで塗装されており、いかにも軍用機らしい迫力が感じられます。どちらかというと制空迷彩ではなく暗闇に溶け込みやすい効果を狙っているようにも見えます。

 

 

U-680A サイテーションラティチュード

この機体は空自に導入されてから百里、下総、入間などで見かける機会は多くありましたが、航空祭などのイベントが相次いで中止となっていたので地上展示でみるのは初となりました。

 

 

F-15J イーグル

地上展示に参加した空自のイーグルは千歳基地の第203飛行隊が担当しました。入間基地の航空祭でも千歳から飛来することはまずないので、独自のルートがあるのかもしれません。

 

 

T-4 BlueImpulse

横田基地友好祭には初参加となるブルーインパルスのT-4。地上展示にT-4が参加することは事前に告知されていましたが、まさかのブルーインパルス飛来にファンも驚きました。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

今回大きな注目を集めた空自F-35Aの地上展示です。関東圏では初の地上展示となり、空自基地の航空祭よりも早く実現に至りました。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

左に配置されたのは第301飛行隊の機体でした。中学生から32歳までの人を対象としたアンケートに答えると、ロープも内側に入って近くで撮影できるという謎の企画がありました。これは年齢差別か…という複雑な気持ちもありましたが、自衛隊も勧誘に必死であることは伝わってきました。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

今回の地上展示機の中ではF-35Aが一番人気でした。特に正面から撮影できる位置は常に順番待ちができる人気のポジションです。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

ローアングルからの撮影ではカメラのライブビュー機能を使えば簡単に撮影でき、構図を確認しながら撮影することができます。昔のように地面に寝転んでカメラを構える必要がなくなったのは本当に楽になりました。F-35は機首下側に設置されたEOTS(電子光学照準システム)や開閉式のウェポンベイなどメカニックな部分がいかにも最新鋭のハイテク機である印象を与えてくれます。エアインテイクカバーもよいアクセントになっていました。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

贅沢にも二つの飛行隊から2機が参加する豪華なライナップでした。F-35Aを装備してから第301、302飛行隊は部隊の垣根を超えて行動を共にする機会が増えたように思います。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

右側に配置された第302飛行隊のF-35A。12月に予定されている百里基地航空祭では里帰り展示と飛行展示を実現してほしいと思います。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

2機のF-35が並ぶレイアウトを求めて撮影位置を探りました。低い位置から撮影するとキャノピーが隠れてしまったので立ったままの目線の高さがベストでした。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

第302飛行隊のオジロワシと第301飛行隊のカエルの飛行隊マークの共演です。オジロワシは日の丸よりも大きく、カラフルに描かれた従来仕様は実現できなかったものの伝統のマークが引き継がれたことにファンも安心しました。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

最新鋭ステルス機に生まれ変わった第302、301飛行隊の他、ブルーインパルス、千歳基地から飛来した第203飛行隊と空自機はかなり贅沢なラインナップでした。なお当日は静浜基地でも航空祭が開催されており、航空イベント復活の狼煙を上げる1日になりました。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

展示スペースはかなり広くとられていたのでギリギリまで後方へまわってみました。F-22は後方からの撮影が規制されていたことを考えるとエンジンノズルの機密性は高くないようです。

 

 

P-8A ポセイドン

アメリカ海軍から唯一の参加となった対潜哨戒機ポセイドン。今回は海兵隊からもF/A-18の参加もなく、急激に高まる軍事的緊張に対し訓練などで忙しくなっているのではないかと推測してしまいました。

 

 

C-17A グルーブマスターⅢ

グローバルに展開する米軍のロジスティックを支える輸送機群。大型機が並ぶ光景はとても壮観です。

 

 

C-17A グルーブマスターⅢ

上に写真と被写体とテーマは同じですが、立ち位置と焦点距離、構図を変えることでと雰囲気が大きく変わります。こちらの写真は輸送機の大きさを強調するため画角内の占有率を多めにしてみました。

 

 

KC-10A エクステンダー

SNSを見ていると空中給油機は独自の人気を持っているジャンルのようです。特に機数が減少している3発機のKC-10はレアな機体になりつつあります。

 

 

RQ-4B グルーバルホーク

本来はグアムのアンダーセン基地に配備されていますが、台風シーズンになると被害を避けるため横田基地へ派遣されるのが恒例となっています。不気味な姿をした無人偵察機ですが、観客からの関心も薄くなっていることを感じました。無人機という存在にもだいぶ慣れて浸透しつつあるようです。友好祭でのフライトにも期待しましたがその期待は空振りに終わりました。

 

 

F-16DM ファイティングファルコン

三沢基地をベースとしているF-16デモチームによるフライトが行われます。会場のエプロンから滑走路をはさんだ反対側のタキシーウェイを通って登場しました。

 

 

F-16DM ファイティングファルコン

本来のアクロバットフライトは実現が難しかったようですが、ローパスが予定されていました。ロープ最前列に並んだ人垣は1~2列程度だったので観客の隙間を狙って撮影しました。

 

 

F-16DM ファイティングファルコン

アフターバーナー全開で離陸し、この後ハイレートクライムを決めて一気に高度を上げていきました。上空には雲が出ていたのですぐに機影は見えなくなってしまいました。

 

 

C-5M ギャラクシー

久しぶりにその姿をみた気がします。ギャラクシーは機体の前後が開閉するので車両などの輸送にも優れています。正面からみると本当に筒状の機体であることがよくわかります。

 

 

C-130J スーパーハーキュリーズ

ずらりと並んだYJレター。5機のハーキュリーズが駐機していたエリアはイベントの展示スペースではないのでバックステージにあたりますが、実任務中の機体もいるので興味深い場所でもあります。

 

 

C-17A グローブマスターⅢ

大型のトーイングカーに牽引されて滑走路を通過するグローブマスターⅢ。イベントには関係のない移動だと思われますが、ファンサービスになっていると思います。

 

 

KC-10A エクステンダー

KC-10にはタラップが接続され、コックピット見学に長蛇の列ができていました。後方で給油ブームのオペレータ席も見学できたものと思います。

 

 

F-16DM ファイティングファルコン

F-16はフライバイをせずに着陸してしまいました。まさか自分は見逃してしまったのか?と我を疑いましたがどうやらキャンセルになったようです。後日みたところでは空域に邪魔ものが進入したことが原因との情報があります。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

超望遠レンズを装着していたので遠目からF-35を撮影しました。いつみても大勢の人に囲まれていた人気者です。

 

 

ホンダジェット

ファンを驚かせた展示機のひとつがこのホンダジェットでした。国内の軍事基地のイベントでは2019年の築城基地に参加していたとの記事がありました。

 

 

F-15C イーグル

嘉手納基地から飛来した米空軍のイーグルは2機が展示されました。ZZのテールレターが白抜き文字の第18航空団司令官機が参加しています。

 

 

F-15C イーグル

機首側面にはミグキラーのマークが二つ描かれています。MiG-29とMiG-23と書かれていますが、MiG-29を撃墜したって本当でしょうか。

 

 

F-16DM ファイティングファルコン

初夏の強い日差しが機体に反射して金属感が増して見えました。機体表面は塗装の剝がれも見られ使い込まれている状態が伝わってきました。

 

 

CH-47F チヌーク

大きな前傾姿勢をとって前進移動を開始する米陸軍のチヌーク。フライトディスプレイの事前案内はありませんでした。

 

 

CH-47F チヌーク

タワーの前を通過する空軍のチヌーク。空自の迷彩色とはかなり違いカーキ色で塗装されていますが、砂漠地方での使用が想定されているのかもしれません。

 

 

C-130J スーパーハーキュリーズ

胴体の長さを延長し、グラスコックピット化されたハーキュリーズの最新型です。6枚プロペラに換装され空自ハークとは明らかに違いがわかります。

 

 

C-130J スーパーハーキュリーズ

展示のために飛び立ったハーキュリーズは1機だけでした。空自の航空祭とは違ってタイムスケジュールもかなりルーズで、実施される時間帯だけがアナウンスされます。

 

 

CH-47F チヌーク

U.S.ARMYのチヌークは今まで見たことがありませんでしたが、かなり力の入ったフライトをみせてくれました。

 

 

F-16DM ファイティングファルコン

コックピットの前に設置された4つの敵味方識別装置。お互いの姿が見えない距離から戦闘が始まる現代戦では、味方であることを伝えることが重要となっています。

 

 

F-2A

航空自衛隊のF-2は後付けではない純正の敵味方識別装置を装備し、F-16よりも1つ多いアンテナを備えています。一体型のバブルキャノピーではなく、風防が取り付けられている点もF-16とは大きく異なっています。

 

 

C-130J スーパーハーキュリーズ

高々度500フィートを飛行するC-130からパラシュートジャンプが行われました。降りた直後はパラシュートを使わず自由落下を行うので、豆粒にしか見えません。なお降下を行ったのは米軍ではなく陸自の第一空挺団が担当しています。

 

 

F-16DM ファイティングファルコン

パラシュートをコントロールして目的のポイントをめがけて降下します。最近は米軍と自衛隊の相互運用訓練が進んでいて、空自機から米軍の兵士が降下したり、その逆が行われたりという機会が増えています。

 

 

C-130J スーパーハーキュリーズ

パラシュートジャンプのデモンストレーションを終えた後は機体のお披露目が行われました。低高度でローパスして着陸体制に入ります。

 

 

C-130J スーパーハーキュリーズ

短距離着陸のデモンストレーションに向けて、ショートファイナルに入るC-130。状況を知らずに近くで目撃した人がハラハラして見てしまうやつです。

 

 

C-130J スーパーハーキュリーズ

タッチダウンの瞬間を見ることができました。戦術輸送機として位置づけられているハーキュリーズは前線で損傷を受けた滑走路や不整地でも運用できることが設計思想に盛り込まれています。

 

 

サーロインステーキプレート

ランチタイムは何にしようか迷いましたが、サーロインステーキとジャンバラヤのプレートにしました。1,300円とやや高いのですがその分待ち行列が短いという点がよかったです。このところ急激な円安が進んでいるためホットドッグが500円、モンスターが300円と経済状況の縮図のようでした。ステーキは決して大きくなく、一見すると固そうにも見えますがプラスチックのナイフでもカットできるほどの柔らかでで美味しかったです。ジャンバラヤと野菜ミックスは残念な味でしたがこれが世界標準なのかもしれません。

 

 

UH-1N ヒューイ

昼過ぎからフライトを開始したUH-1N。ロープを使ったレスキューのデモンストレーションを行いました。その後も何回か上空をフライバイしてくれました。

 

 

F-16DM ファイティングファルコン

F-16の前を通ってみるとトーイングカーが用意されていました。どこか別の場所に移動されるのでしょうか。

 

 

F-16DM ファイティングファルコン

機体の前にはデモチームのメンバーが集まって話し込んでいましたが、何かのトラブルでしょうか。

 

 

F-16DM ファイティングファルコン

PACAF F-16 Demonstration Teamのエアインテイクカバーが取り付けられています。このチームはサンダーバーズのように専用機を持つわけではなく、通常使われている作戦機を使ってフライトディスプレイを実施します。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

午後は雲が出てきて太陽が隠れてしまう時間が増えてきましたが、ここで再びF-35Aの撮影に兆戦しました。ステルス機の特徴的な形状を活かして陰影を強めて表現しています。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

機体の上下を直線で分割するのがステルス機の特徴なシルエットです。つなぎ目が目立たない機体構造もステルス性を高めるための高度な技術です。

 

 

CV-22 オスプレイ

米空軍版のオスプレイがフライトディスプレイのために登場しました。ティルトローターを少し前に傾けることで前方への推進力としています。

 

 

CV-22 オスプレイ

ヘリコプターモードで垂直に離陸し、前傾姿勢になりながら固定翼モードへと変換します。エンジンナセルから出ている排気も推力にいくらかは貢献しているようにも見えます。

 

 

CV-22 オスプレイ

基地の敷地内で固定翼モードへ移行しており、変換動作は速いことがわかります。このモード変換中が最も不安定な状態なのでパイロットも緊張する時間帯だと思います。

 

 

CV-22 オスプレイ

固定翼モードのメリットはなんと言っても高速での移動と航続距離の長さです。敵軍にとってはこの上なく厄介な存在であることは間違いないでしょう。

 

 

F-16DM ファイティングファルコン

オスプレイがディスプレイを行っている最中にF-16はエンジンを始動し、目の前の誘導路を自力でタキシングしてきました。そのあまりの近さにロープの最前列付近は騒然となり興奮状態に。

 

 

F-16DM ファイティングファルコン

小型の機体に無理やり詰め込んだような、特徴的な複座型のキャノピー。地上展示とは違ってパイロットが動かしている状態はやはり迫力が違います。

 

 

F-16DM ファイティングファルコン

この時は100-400mmの望遠レンズを着けていたので、あわててポケットからスマホを取り出して撮影しました。この咄嗟の対応力は一眼カメラが決して勝つことができないウィークポイントです。幸い目の前で機体は停止し、ホールディングに入ったので撮影チャンスは長めにありました。

 

 

F-16DM ファイティングファルコン

今回のお気に入りの1枚です。実際にはパイロットは観客に向かって手を振っているのですが、オスプレイを見送るようなシーンになりました。ちなみにグローブは3本が指抜きになっていました。私も冬の撮影では指抜き手袋を使っているので、戦闘機にも繊細な操作が求められることがよくわかりました。

 

 

F-16DM ファイティングファルコン

デモチームがF-16の機動性を最大に見せたい場合はパイロンを含む全ての装備品を取り外したクリーン形態で挑みます。今回はローパスのみということで装備品はてんこ盛りでした。なかなかこのアングルでは撮れないと思いますし、おそらくもう二度と撮れないでしょう。

 

 

F-16DM ファイティングファルコン

ここで大失敗。ニコンのカメラはセンサーサイズを選んで擬似的な望遠効果を得ることができるで大変便利です。ただDXモードにしていた設定をFXに戻すのを忘れてしまい、最前列の観客の狭い隙間から撮っていたこともあり全体を撮ることができませんでした。フルサイズに戻しておけば…と後になれば冷静に判断することができます。

 

 

CV-22 オスプレイ

ヘリコプター(垂直離着陸)モードで会場内を移動し、来場者へ有用性を披露するオスプレイ。長い滑走路が不要というのはとても大きなアドバンテージでこれだけ自由自在に動ける航空機はありません。陸上自衛隊も導入しているので早くお披露目されることを期待します。

 

 

CV-22 オスプレイ

前傾姿勢をとって観客に対してお辞儀をするオスプレイ。その所作には日本的なものをついつい感じてしまいます。

 

 

F-16DM ファイティングファルコン

先ほど目の前のタキシーウェイを通過していったデモチームのF-16が奥にみえるイーストタキシーウェイを通ってR/W36エンドへと向かいます。一度観客の近くを通り、わざわざ遠回りしたのはファンサービスだったのかもしれません。

 

 

F-16DM ファイティングファルコン

午後に2回目のフライトディスプレイへ向けて離陸したF-16デモチーム。1回目とは別の機体を使っている点が面白いと思いました。できれば話題となっている黒いイタチの特別塗装機に参加してほしかったのですが。それは三沢基地航空祭で追いかけることにしたいと思います。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

航空自衛隊に導入された第5世代ステルス戦闘機F-35と、奥に見える米空軍の第4世代戦闘機F-15。新しい機種の方が優れていると思いきや、米軍はF-15の使い勝手の良さから継続運用を希望しているそうです。

 

 

MC-130J コマンドⅡ

機体の上に乗ってポーズを撮ったり写真撮影のリクエストに応える米空軍の隊員。ファンサービスに慣れているところは英雄扱いされているエリート意識の高さが関係しているそうです。

 

 

F-16DM ファイティングファルコン

午前中のフライトではローパスがキャンセルされてしまいましたが、2度目のフライトでは無事に披露されました。アフターバーナーを使ったハイスピードパスは戦闘機の迫力を見せつけてくれました。

 

 

F-16DM ファイティングファルコン

さすがにこの時間帯になると最前列には近づけない状況となっていました。フライトディスプレイが終われば少しは空くかな?と期待しましたがそれ甘い考えでした。やはりみなさんエアフォース・ワン狙いかも…。

 

 

CH-47F チヌーク

陸軍のチヌークが立て続けに3機も出てきましたが、特にインフォメーションからのアナウンスはありませんでした。友好祭のプログラムとは無関係のようですが、これらの動きから徐々にエアフォース・ワンの飛来が実現するのでは!という期待につながっていきました。

 

 

UH-1N ヒューイ

これは飛行展示ではなく、基地周辺の警戒活動という本来の任務に入った様子でした。基地周辺の空域監視が行われたということはエアフォース・ワンの到着が本当に実現する可能性が高まりました。

 

 

VC-25 (エアフォース・ワン)

会場内では電波が混雑していたのかSNSでの情報収集できなかったものの、中には情報を得ている人もいるようでした。キャリアが違うからかもしれません。周囲の人の動きを読みながら、あとは視力の良さに頼って機影を肉眼で発見!シルエットからB747であることはすぐにわかりました。本当にき!

 

 

VC-25 (エアフォース・ワン)

エアバンドでエアフォースワンのコールが聞き取れましたのでバイデン大統領が搭乗しているのは間違いありませんでした。羽田空港へ降りる説もありましたが今回は早い時点で横田説が有力でした。

 

 

VC-25 (エアフォース・ワン)

半分を海に囲まれた羽田空港の方がセキュリティは高そうですが、今回はイベント開催で大衆監視の中に降りるという異例づくしの運用でした。日本という国の現状を知っていれば武力的なリスクは極めて低いという判断があったのかもしれません。

 

 

VC-25 (エアフォース・ワン)

最前列にはとても近寄ることはできず、機体だけを撮ることは不可能だったので後ろに下がって撮ることにしました。想像していたよりも低いアプローチだったので踏み台をもっていけばよかったと思いました。

 

 

VC-25 (エアフォース・ワン)

それにしても想像していたよりも多くの人がエアフォース・ワンの飛来を知っているようで、よくリサーチしていると感心しました。会場内では公式アナウンスも演出も一切なかったので自力で調べたか、周囲の人から口コミで聞いたことになります。

 

 

VC-25 (エアフォース・ワン)

人垣の上からカメラを持ち上げて撮る姿が注目度の高さをよく表しています。皆さんうまく撮れましたでしょうかね。なお、ここでもDXをFXに戻しわすれる2度目の大失敗を犯し、尾翼が切れてしまいました。

 

 

VC-25 (エアフォース・ワン)

バイデン大統領の初来日を見届けると会場内では自然と拍手がおこりました。おそらくこのような機会はもう二度とないかもしれません。羽田空港でも大統領機が着陸する時間帯は展望デッキへの入場が規制されるほど厳重な警備体制が行われます。友好祭の開催中、数万人が基地内にいる状況でエアフォースワンが降りるという日本の航空史に残る出来事に立ち会えたのは純粋に嬉しいの一言でした。

 

 

VH-3D (マリーンワン)

バイデン大統領は到着して間もなく、海兵隊のヘリに搭乗して都心へと向けて飛び立ちました。海兵隊の機体に大統領が搭乗するとマリーン・ワンのコールサインが使われます。

 

 

CH-47F チヌーク

マリーンワンを追うようにアーミーのチヌークが離陸していきました。大統領来日に関連する関係者や物資の輸送任務だったのかもしれません。

 

 

CH-47F チヌーク

ヘリの離陸を見送る観客の人たち。友好祭とはかくあるべきだと思いました。一方で世界の軍事バランスが日々大きく変化していく中、楽しんでばかりもいられないという危機感もある横田友好祭でした。

 

 

Z6Ⅱ+100-400mm

今回はあらたに100-400mmレンズを購入し、機材の軽装化に兆戦しました。その考えに至ったのはビジネスリュック「Enduranceed」の存在があります。この組合せは仕事の出張ついでに400mm(DXで600mm)の超望遠撮影が可能になるという大きなメリットがあります。レンズは軽量、かつ画質や速度に大きな不満はありませんでした。これから出張が益々楽しくなりそうです。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 
飛行展示
F-16 ファイティング・ファルコン
UH-1N ヒューイ
C-130J スーパーハーキュリーズ
CV-22 オスプレイ

 

 

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