たびパパ 趣味の飛行機ページ 航空イベント 訪問記録




20231115

航空自衛隊

千歳基地


JASDF

Chitose AirBase

RJCJ

→Home     →横長写真館     →イベント訪問記     →ダイキャスト     →LINK  

←BACK    TOP    [↑2023]    NEXT→


2023年11月15日 航空自衛隊 千歳基地

恒例となっている冬の手前の北海道出張の時期がきました。今年は日程調整が少し遅れたため初雪が降った後での訪問となりました。アポイント調整がギリギリだったので2泊3日の予定で航空券とホテルを予約したのが功を奏し半日フリータイムを確保することができました。今回は天気予報を参考にして撮影日は移動日直後に設定し、低気温と熊の出没のニュースを考慮してレンタカーを使うことにしました。更にタイミングもよくこの日は第305飛行隊が共同訓練に千歳基地へ展開しており、3つの飛行隊のイーグルを見ることができました。今回はZ8と100-400ライバズーカの組合せを持ち出しました。


千歳基地

出張1日目は11時30分頃に羽田から新千歳空港に到着しました。千歳基地側を確認するとT-4がちょうどT-4が上がったので訓練フライトがあることもほぼ確定しました。

 

 

F-15J イーグル

レンタカーを借りる手続きを経て千歳基地へ到着すると同時にF-15が訓練から戻ってきました。ゆったりとした速度だったので転任パイロットの地形慣熟訓練のようにも見えました。

 

 

F-15J イーグル

降りてきたのは第201飛行隊のイーグルでした。立ち位置のアーミングエリアまでは来てくれず、手前のタキシーウェイで曲がってしまいました。

 

 

A350 JAL

あらためて考えてみると南風運用での撮影は初めてでした。イーグルがどのように撮影できるのかとても楽しみでした。

 

 

F-15J イーグル

オーバーヘッドで戻ってきたイーグルを超トリミングしています。千歳の冬の空気はとても澄んでいるので、小さく写った被写体を5倍に拡大しても十分鑑賞に耐えられる事に驚きました。

 

 

F-15J イーグル

国際線ターミナルビルをバックにイーグルが着陸滑走を行ないます。まさか大韓航空機と一緒に空自のイーグルが撮れるとは想像していませんでした。

 

 

F-15J イーグル

新千歳空港の名前が見える看板をバックにランディングロールする第203飛行隊のイーグル。この位置までくるということは手前のアーミングエリアまできてくれ!と祈りながら見ていました。

 

 

F-15J イーグル

帰投したうちに1機はタッチ&ゴーをして再び上がって行きました。結果的にはこの日唯一見ることのできた南風運用時の離陸シーンになりました。

 

 

んp
F-15J イーグル

この有名なポイントは「お手振りポイント」と呼ばれています。まさにその名の通りパイロットからお手振りをいただくことができました。後ろに見えたJALの鶴丸も千歳基地らしさを演出してくれています。

 

 

F-15J イーグル

ランウェイエンドに到達し左に展開するイーグルが正面を向いてくれた瞬間です。背景に映る山々も上の方は徐々に白くなり始めていて北海道も本格的な冬を向かえます。

 

 

F-15J イーグル

上の写真をトリミングしてみると一気に迫力が増してみえます。このような楽しみ方ができることも高画素機の大きなメリットです。

 

 

F-15J イーグル

アーミングエリアまで来たイーグルは後続機の到着を待っていました。2機が揃ったところでタキシーバックしました。

 

 

F-15J イーグル

822号機はエアブレーキを立てて挨拶に応えてくれました。イーグルはブレーキが大きいのでコミュニケーションの良い道具になりますね。

 

 

F-15J イーグル

南風運用でのタキシーバックは今回初めて見ることができました。近距離かつ手前にむかってきてくれる上、さらに順光という素晴らしい条件です。

 

 

F-15DJ イーグル

上空には複座型のイーグルが戻ってきました。千歳基地では滑走路を横切るようなコースで進入してくるのが特徴的でした。

 

 

F-15J イーグル

第203飛行隊は掩体運用を行なっているので、各機はそれぞれのシェルターに戻っていきます。

 

 

ヤリス

千歳、札幌でも初雪が降り始めたことに加え、最近は市街地への熊出没のニュースもよく見るので安全確保のためレンタカーを借りました割り当てられたのはトヨタのヤリスでした。車の中ではテレワークもできるので借りたのは大正解でした。脚立がセットになったプランがあれば最高ですね。

 

 

F-15J イーグル

訓練から戻ってきたイーグルがバンクをとってお腹を見せてくれました。太陽の位置も低いので光線の当たり具合もいいですね。

 

 

B737 t'way

千歳空港側から国際線ターミナルのある千歳基地側へとタキシングしてきた民間機です。空自基地と民間機との共用は日本中で見られる大きな傾向です。

 

 

F-15DJ イーグル

滑走路の端までこないで曲がってしまいました。複座機のタキシングも見たかったところですが次の機会の楽しみにすることにします。

 

 

この撮影ポイントは有名で撮影条件にも恵まれています。砂利道ながら道はちゃんとあるのですが大きな水溜まりた深い轍が厄介です。実際に少し腹を擦ってしまいました。特に雪で覆われる冬場はこの溝には気を付けたいですね。

 

 

支援車両

14時頃になるとアーミングエリアに電源車が出てきました、これは風向きが変わりアクティブランウェイの向きが変わるということでしょう。民間機も北側に向かって上がっています。

 

 

F-15J イーグル

やはりR/W36に変更となりました。風向きが変わるのはビジター撮影者にとっては同じ場所でも異なるシチュエーションが撮影できるのでありがたいです。

 

 

F-15J イーグル

タキシングして姿を現したのは第305飛行隊の機体でした。普段は宮崎県の新田原基地をベースとしていますが共同訓練のため千歳に展開中でした。

 

 

F-15J イーグル

アーミングエリアではこちらに後ろ姿を見せる形で最終点検を行ないました。誤って武器を基地の外側へ発射しないための措置ですね。

 

 

F-15J イーグル

千歳基地のランドマークである管制塔を入れた代表的な構図で第305飛行隊の機体を撮ることができました。

 

 

F-15J イーグル

すぐ目の前で行なわれるアーミング作業を見ることができました。今回は100-400mmライトバズーカを持参しましたが、やはりこれくらいの焦点距離があるとよく見えます。軽いは正義ですね。

 

 

F-15J イーグル

基地の上空は晴れていましたが、その周囲には雲が出ていました。陽が照るとコートも暑くて脱ぐこともあり、1年1回の貴重な撮影チャンスでしたが条件にはとても恵まれました。

 

 

U-125A

訓練から戻ってきたU-125のアプローチです。機体側面にある縦長の監視用窓からは隊員さんがこちらを覗いているのがわかりました。

 

 

F-15J イーグル

滑走路手前でホールドする第305飛行隊のイーグルとタッチダウンするU-125が重なるタイミングを意識してシャッターを押しました。連写機能は利用していますがその後の整理が大変なので最小限に留めるようにしています。

 

 

F-15J イーグル

離陸許可が下りて滑走路へと進入していきます。空港側ではANAの機体が離陸上昇しており、千歳空港の広大な敷地と忙しい空を説明してくれます。

 

 

F-15J イーグル

滑走路に進入した2機が揃ったところで最終点検を行ないます。離陸前の期待と緊張が高まります。

 

 

F-15J イーグル

離陸直前の2機とアーミングエリアで待機する機体。離陸を見守るような構図になりました。

 

 

F-15J イーグル

次々と第305飛行隊の機体がタキシングしてくるので嬉しい悲鳴でした。背景に写ったハイビスカスによって華やかな1枚になりました。

 

 

F-15J イーグル

アーミングエリアに3機が並びました。本当に贅沢な時間で、このようなチャンスを与えてくれる今の仕事には感謝しかありません。

 

 

F-15J イーグル

驚くことにトリミングしても空気がキレイなので鑑賞に耐えられるレベルで切り取ることができます。

 

 

F-15J イーグル

レンタカーに装備されていた外気温度計では気温は8度でした。このアフターバーナーの炎で暖めてほしいと思っているのは私だけではないはずです。

 

 

F-15J イーグル

離陸機とモーボが写る構図では前脚が少し浮くタイミングでした。やはり千歳は寒いためかモーボまではスクーターではなく軽トラに乗ってくるようです。

 

 

F-15J イーグル

機体の側面を撮ることができました。しかしよく見ると雪の深さを測るための棒が邪魔をしてしまうのが少し残念です。

 

 

F-15J イーグル

このポイントはフェンスが低くなっているので脚立は不要ですが、より良い条件で撮ろうとすると脚立がある方がベターのようです。さらにタキシングについてはハードルは高いですがもっといい場所があることが今回わかりました。

 

 

F-15J イーグル

タキシングしてきたのは第201飛行隊のイーグルでした。このシーンを見たら雪の風景も撮ってみたくなりました。

 

 

F-15J イーグル

地元の第201飛行隊とゲストの第305飛行隊の共演を見ることができました。部隊間交流による訓練が行なわれていたのかもしれません。

 

 

F-15J イーグル

地上整備員とコミュニケーションをとるシーンが見られる特等席です。脚立が不要でここまで近くで見られるポイントはなかなかないと思います。

 

 

F-15J イーグル

これでもか!とイーグルが並ぶとても爽快な光景でした。合間があれば車の中でテレワークをしようと思っていましたがそんな隙はありませんでした。

 

 

F-15J イーグル

第201飛行隊の機体が滑走路へと進入していきます。移動する2機の位置と角度が違って導線を感じることができるシーンです。

 

 

F-15J イーグル

離陸前の最終チェックを行なう2機のイーグル。エンジンの爆音が響き渡り、こちらのテンションも上がってきます。

 

 

F-15J イーグル

チャイナエアラインと交差するシーンが見られました。旅客機の機窓からF-15を見られた乗客はラッキーですね。

 

 

F-15J イーグル

離陸して大空へ飛び立つ機体を見守る整備員達の姿がとても良いです。パイロットも信頼を寄せていることでしょう。

 

 

F-15J イーグル

新千歳空港の看板が入るタイミングを意識してシャッターを切っています。空港の名前は撮影地の説明力がとても高い要素ですね。

 

 

F-15J イーグル

またエンジン音がしたので見てみると今度は第203飛行隊の機体が出てきました。もうおなかいっぱいで嬉しい悲鳴です。

 

 

F-15J イーグル

機番がゾロ目の888号機でした。第203飛行隊は3本タンクの形態をとっていたのでボリューム感があります。

 

 

F-15J イーグル

夕方の時間になると立ち位置の背後にあった雑木林に太陽が隠れてしまい、機体の所々に影ができるようになりました。

 

 

F-15J イーグル

離陸前点検の3機並びを撮っていると新千歳空港側では民間機が離陸していきました。基地側、空港側合わせて4本の滑走路をもつ国内最大の空港施設ですが千歳タワーは両方の管制を行なっています。

 

 

DHC-8-300、F-15J イーグル

見慣れない機体が降りてきたと思ったら海上保安庁の「おおたか」でした。点検中のイーグルとの絡みを撮ることができました。

 

 

F-15J イーグル

タイヤ止めを外したことをパイロットへ伝える整備員。他の基地ではここまで見ることはできないのでコミュニケーションを見ているだけでも飽きませんでした。

 

 

F-15J イーグル

滑走路へと進入する第203飛行隊のイーグル。増槽の数は飛行隊によって特徴が出るようですが第203飛行隊は3本が多かったです。

 

 

F-15J イーグル

太陽が沈いはじめているので場所によって陰る部分も多くなってきました。さすが北海道だけあって日没時間が早いです。

 

 

F-15J イーグル

第203飛行隊の2機並びです。日没時間も近づいてきたので機体も赤い光に照らされるようになりました。

 

 

F-15J イーグル

滑走路上の機体とアーミングエリア上の機体をズームレンズの圧縮効果でまとめました。

 

 

F-15J イーグル

離陸を見守る整備員達の姿は本当に絵になります。他の基地でも見られるように見学ポイントを設けてほしいくらいです

 

 

F-15J イーグル

アフターバーナーを点火!近くで聞いていたら本当にすごい轟音なのでしょう。曇りの日は雲に反響して聞こえ方も違ってきます。

 

 

白鳥

小休止の時間帯にすごい数の編隊飛行がみられました!エサを食べ終えて湖へ戻るのでしょう。

 

 

B787-8、DHC8-Q400

ANAのグリーンプロジェクト機の共演がみられました。ただ手前にトラックが入ってしまったので残念です。

 

 

F-15J イーグル

訓練から戻ってきた第305飛行隊のイーグル。太陽が低くなっているのでミサイルの影が機体に写っています。

 

 

F-15J イーグル

雑木林の色が冬の入口であることを物語っています。さすがに寒くなってきたのでカイロの出番がやってきました。

 

 

F-15J イーグル

午後はオーバーヘッドを行なうことなく直接のアプローチで着陸しました。

 

 

F-15J イーグル

殺風景な風景しか写らない部分がありました。よく見るとエアブレーキを立てていませんでした。

 

 

F-15J イーグル

こちらの機体はちゃんとエアブレーキを使ってアプローチしていました。エアブレーキは別いなくても困らないということですね。

 

 

F-15J イーグル

新千歳空港の文字と第305飛行隊機の着陸の組合せです。上空ではどのような訓練をしてきたのでしょうか。

 

 

F-15J イーグル

たくさんの機体を撮ることができたので、ここでは少し流し撮りをするためシャッタースピードを落としてみました。

 

 

B787-8

ANAのレアな機体であるグリーンジェットが離陸していきました。お目にかかるのは今回で2回目です。

 

 

F-15J イーグル

第201飛行隊の着陸です。カメラの設定は変えていませんが色被りせずに機体の色味が良いと思いました。今回のお気に入り写真のひとつです。

 

 

F-15J イーグル

冬らしい寒色系の寒々しい雰囲気がちょうどいいと思いました。

 

 

A330 CRK

香港航空のエアバス330が新千歳空港へと向かいます。奥に見える工事中の場所には半導体工場が建設されるそうです。国際空港では世界情勢が垣間見えることがありますね。

 

 

F-15J イーグル

この機体もエアブレーキを立てていmせんでした。エアブレーキの使用には特に決まりがあるというわけではないようですね。

 

 

F-15J イーグル

第203飛行隊機の帰投を待つとさすがに暗くなると思ったのでここで撤収することにしました。翌日は仕事があるので早めに札幌へ移動しホテルへチェックインすることにしました。約5時間の滞在でしたが3つの飛行隊のイーグルと異なる風向きの運用を堪能することができました。唯一、政府専用機は羽田へ展開していてすれ違いだったのだけは残念でした。

 

 

根室花まる

出張3日目は帰りの移動日でした。今回は北海道の寿司を食べようと決めておりネットで調べて評判だった回転寿司へ。噂通りの繁盛店で開店前に行ったものの44組目でした。1回転目で店内に入れるのは待ち客も含めて30組くらいでした。立ち食い席であればすぐに案内できるというので作戦変更。狭いなぁと思っていましたが慣れてくると不思議と心地よさも感じるようになりました。そして肝心の寿司が旨い!後で知りましたが東京にも店舗があるのですね。今度行ってみようと思いました。

 

 

新千歳空港スーパーラウンジ

3日目は予報通りで終日雨となりました。千歳基地の撮影を初日にもっていって正解でした。今回の旅程は時間に余裕をもたせていたので空港ラウンジを利用して仕事をすることにしました。結果的には良い席を取ることができて超快適に仕事をすることができました。テレワークでどこでも仕事できちゃうな。

 

 

B787-800 ANA

一日中雨だったので新千歳空港での旅客機撮影を楽しむことはできませんでした。千歳では既に初雪も降っており、しばらくすれば根雪が積もるだろうと言っていました。できるなら雪の積もった千歳基地で撮影を楽しみたいのですが雪道が怖いですね。20歳の時はできたのですが…若さ故の好奇心と、怖いもの知らずというのは本当に強いですね。次回は5月に出張の予定が決まっているので春の千歳を楽しめるように企画したいと思います。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

 

←BACK    TOP    [↑2023]    NEXT→