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20230126

航空自衛隊

百里基地


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2023年1月26日 航空自衛隊 百里基地

インド空軍との共同訓練「Veer Guardia」も最終日を迎えた百里基地に行ってきました。2週間もの期間がありながらも10年に1度の大寒波により後半1週間はまさかのノーフライト。離日前日のため準備でフライトがないリスクを考えつつも休暇を取っていたので早朝から展開しました。残念ながらフランカーのフライトはありませんでしたが第3飛行隊のF-2が癒してくれました。


F-4EJ改 ファントム

2週間に渡り予定されているインド空軍との共同訓練「Veer Guardian」。10年に1度の大寒波により百里基地周辺も雪が積もりました。訓練空域の天候が悪かったものと思われますが、フランカーは月曜から木曜日までまさかのノーフライト。いよいよ迎えた最終日は素晴らしい青空に恵まれました。

 

 

茨城空港

道路の凍結が心配でしたが幸い問題なく茨城空港に到着できました。積雪により土手に施されたIBARAKIの文字が浮かび上がりました。

 

 

Su-30MKI フランカーH、C-17 グローブマスターⅢ

翌日の帰国に向けてグローブマスターが飛来しており、よ離日の準備が進んでいることが実感できました。フランカーは赤いカバーで覆われていて残念ながらフライトの期待は薄い状態でした。

 

 

B737 SKY

民間機は朝早くから忙しく動き出します。茨城空港には2機が駐機して夜を過ごす運用となっています。

 

 

C-17 グローブマスターⅢ

インド空軍は2機のC-17を派遣し、帰り支度を進めていました。この光景が見慣れてきたところなのでいなくなるのは寂しいですね。

 

 

F-4EJ改 ファントム

多くの見学者が訪問することが予測されることから臨時駐車場が解放されました。普段は入れないエリアですが筑波山とファントムがよく見えます。

 

 

F-15DJ イーグル

アグレッサーのF-15もトーイングされて出てきました。訓練最終日を迎えて最後にフォトミッションなどあるかもしれないので期待が膨らみます。

 

 

B737 SKY

出発のクリアランスが出され誘導路を進むスカイマーク機。芝生にはまだ先日降った雪が残っています。

 

 

Su-30MKI フランカーH

百里基地周辺でも2日前に雪が積もりましたが、フランカーは屋外に駐機されたままでした。自衛隊仕様のハンガーでは垂直尾翼が当たってしまい入らないことが目撃されています。

 

 

T-4

第3飛行隊のT-4が着陸しました。天候偵察に出ていたものと思われますが、共同訓練中はインド空軍の隊員を後席に乗せている可能性もあります。

 

 

F-2A

今後は海外空軍との演習が増え、百里基地がホストになるという予想があります。現在のところ第3飛行隊しか配置されておらず、スペース的にも時間的にも受け入れる余裕があることが理由の一つです。また南と北に近い基地は隣国を刺激しかねないということも影響しているようです。

 

 

B737 SKY

RW21Rから離陸するスカイマーク機。フェンス際でカメラを構えるファンの姿が見えますがなかなか良さそうな撮影ポイントです。ただスペースは少ないようで場所取りの苦労がありそうです。

 

 

B737 SKY

高度を上げて行くスカイマーク機とインド空軍機を1枚におさめました。珍しいスホーイを一目見ようと遠方から茨城空港を利用して来たファンもいたようです。

 

 

T-4

T-4の離陸とインド空軍のC-17をからめました。試行錯誤したものの飛んでいる機体は小さく写ってしまい満足できる構図は難しかったです。

 

 

T-4

茨城空港側からは午前中は逆光です。見学するにはとても便利な場所なので光線の条件さえよければ多くのファンが平和に撮影できるのにと悔やまれます。

 

 

Su-30MKI フランカーH

フランカーのキャノピーが開きました。これはもしかしたらフライトの予定があるのかもしれないと希望が出てきました。あとは赤いシートカバーが外されたら可能性がより高まります。

 

 

F-2A

第3飛行隊の通常訓練が始まりました。飛び始めの時間が少し遅かったのでこの日のフライトスケジュールは多くないのかもしれません。

 

 

F-2A

フランカーにばかり興味がいってしまいがちでしたが、F-2が上がってくれたおかげでノーフライトは回避されました。金曜日は「魔金」とも呼ばれ、フライトが行なわれないリスクの多い曜日とされています。

 

 

F-2B

複座型のB型も含まれていて計4機が訓練空域へ向かっていきました。3年前に三沢から移動してきた第3飛行隊もすっかり百里の飛行隊として馴染んできました。

 

 

T-4

オーバーヘッドで進入してきたT-4がキレのある左旋回をみせてくれました。

 

 

T-4

着陸滑走するT-4がフランカーと重なる位置でシャッターを切りました。

 

 

F-2B

珍しく単独でのオーバーヘッドで戻ってきたF-2が着陸しました。私達がフランカーを珍しがっているように、海外では蒼い戦闘機のF-2が珍しいようで人気が高いそうです。

 

 

F-2B

R/Wを示すサインがよいアクセントになっています。バックには通称「くの字」のやぐらから撮影する見学者の姿が見えます。この場所は以前から論争を巻き起こしてきましたが、今回車に関わるトラブルが発生した様子です。

 

 

F-2A

続いて同じくオーバーヘッドで戻ってきたF-2Aが着陸しました。フランカーとの構図は記録に残しておきたい光景でした。

 

 

F-2A

3、4機目はフォーメーションを組んで戻ってきました。撮影時には気が付きませんでしたがエアブレーキが開いているようです。

 

 

F-2A

大きな左バンクでブレイクしたF-2Aはドロップタンク2本の形態でミサイルは装備していませんでした。

 

 

F-2A

臨時駐車場はファントム公園に比べて滑走路に近づくことができます。ただしフェンスがあるので4段程度の脚立が必要です。

 

 

Su-30MKI フランカーHC-17 グローブマスターⅢ

撮影場所を移動して有名なアラハン前に兆戦してみました。ネットでは脚立が立ち並び、猛者が集まると聞いて近づくことをためらっていました。いざ行ってみるとスペースにも余裕があり、基地内の様子も確認できる良ポイントでした。人気がある理由がよくわかりました。

 

 

F-2A

2回目のソーティーでF-2が上がりました。R/W21からの離陸の場合、通過する頃にはかなり高度が上がってしまいます。

 

 

F-2A

午後は順光になり良い感じに光が当たりました。今までこの場所を避けてきたことが悔やまれます。ただ車はすれ違いが難しいほどの狭い道なので譲り合いの精神が必要となりますが、気が合わない人達のトラブルもよく見られました。

 

 

C-17 グローブマスターⅢ、Su-30MKI フランカーH

残念ながら時刻的にみてインド空軍のフライトは行なわれないことを確信しました。結局後半1週間は1度もフライトせずに終わるという想定外の結果となりました。前週に見学できる機会を作れたのは本当によかったと会社に感謝したいと思います。

 

 

UH-60J

救難飛行隊のUH-60Jヘリが普段は見せないようなヘリ版ハイレートなどアグレッシブなフライトを行なっていました。

 

 

Su-30MKI フランカーH

アグレッサーのF-15がハンガーへと牽引されていきました。エプロンに並べられても飛行せずに戻っていくケースが多く見られますが、どういう意味があったのかいまだによくわかりません。

 

 

F-2A

訓練に出ていた第3飛行隊のF-2が戻ってきました。せっかくフランカーが来ているのでもっと積極的に絡めばいいのに…と考えるのはファンだけなのかもしれません。

 

 

C-17 グローブマスターⅢ

この日も百里基地も店じまいのようです。2週間に渡るインド空軍との共同訓練は想定外に緩やかな内容だった印象で終わりました。ただこれはガチガチの戦闘訓練ではなく、両国の交流が第一の目的であったものと理解しました。今後も定期的に交流を重ね、定期的にフランカーやラファールを派遣してくれることを切に願います。

 

 

F-15DJ イーグル

ハンガーに格納されたF-2とF-15DJ。今後、小松基地には新たにF-35の飛行隊が新設され配備される計画があります。アグレッサーは空きのある百里基地に移動してみてはどうでしょうか。

 

 

C-17 グローブマスターⅢ

今週は1度も飛ばずにエプロンに置いたままとなったフランカー。翌日に控えた離日を前に慣らし運転をしておいた方がいいのでは?と思いました。

 

 

C-17 グローブマスターⅢ、Su-30MKI フランカーH

機体の前にインド空軍の人達の姿が見えました。業務ではなく離日を前に記念撮影を楽しんでいる様子でした。

 

 

F-2A

帰投したF-2のランディングロール。場所は明かせませんがこのポイントも多くの見学者で賑わっていました。

 

 

F-2A

インド空軍のC-17、Su-30MKIとF-2Aを絡めたシーン。最後によいカットを撮影することができました。

 

 

F-2A

このF-2の帰投を見届けて本日の撮影を終了することにしました。

 

 

C-17 グローブマスターⅢ、Su-30MKI フランカーH

いよいよ翌日に離日を迎えたインド空軍ご一行。休日は日本を満喫することができたのでしょうか。会社の休暇が取れていたので確実にフライトが見られる離日の見送りに来ることにしました。

 

 

RF-4EJ ファントム

ファントムの影を境にして雪が溶けていました。よい天気に恵まれたものの残念ながらフランカーのフライトはありませんでした。ネットではノーフラ(ノーフランカー)というスラングまで生まれました。

 

 

ロダンビリヤニ

百里基地に通ったファンの間で盛り上がった話題のひとつに、インド空軍向けのケータリングを務めたインドカレーレストラン「ムンバイ」の存在があり一気に有名になりました。イオンの中に店があると聞き、確かに見かけたなと思い行ってみると別のお店でした。よく調べるとイオン土浦ではなくイオンモールつくばの方だったようで目的地を変更しました。

 

 

Go!Go!Mumbai

イオンモールつくばのフードコートにムンバイの店舗がありました。色々なメニューがありましたがライスよりもナンの方がメインのようです。フランカーのフライトは撮影できませんでしたがムンバイのカレーを食べながら一人反省会と翌日の行動計画を検討しました。

 

 

Mumbai

とりあえずベーシックなバターチキンカレーとナンのセットを選びました。間違いなく日本人の口にも合いますし、意外とこれだけでお腹も満たされます。「日本で一番インドに近いインドレストラン」というキャッチコピーが気に入りました。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)


令和4年12月22日   航空幕僚監部

印空軍との戦闘機共同訓練(ヴィーア・ガーディアン23)の実施について 航空自衛隊は、下記のとおり印空軍との戦闘機共同訓練を実施します。

1 目的 日印戦闘機共同訓練を実施することで、航空自衛隊の戦術技量の向上、日印空軍種 間の相互理解の促進及び防衛協力の更なる深化を図る。

2 実施日 令和5年1月16日(月)から同年1月26日(木) (印空軍戦闘機の展開は1月10日(火)から1月27日(金)まで)

3 実施場所 百里基地及び同周辺空域並びに入間基地

4 参加部隊及び規模等(基準) ア 航空自衛隊 第7航空団(百里)F-2×4機 航空戦術教導団(小松)F-15×4機 中部航空警戒管制団(入間) イ 印空軍 人員約150名 西部航空コマンド第220飛行隊 Su-30MKI×4機 西部航空コマンド第81飛行隊 C-17輸送機×2機(展開・撤収時の輸送 のみ)

5 訓練項目 各種戦術訓練

6 その他
ア 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策を図った上で本訓練を実施します。
イ 印空軍戦闘機の空中給油のため、次の印空軍機が飛来します。 中央航空コマンド第78飛行隊 IL-78空中給油機×1機  

 

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