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20230415

米国海兵隊

岩国基地

フレンドシップデー


USMC

MCAS Iwakuni

FRIENDSHIP DAY

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2023年4月15日 米海兵隊 岩国基地 FRIENDSHIP DAY

4年ぶりの開催となる岩国基地フレンドシップデーはF-22ラプターデモチームが参加するという夢をひきつれて発表されました。一時的には公式サイトにスケジュールが書かれたものの、その後残念ながらキャンセルになりました。例年は5月5日のGWに開催されますが、今年は5月に広島G7サミットが行なわれることから4月に前倒しとなりました。連休のハイシーズンを避けたおかげで旅費を抑えることができたのはよかったと思います。当日は終日の雨模様にもかかわらず6万2千人の来場者数で賑わいました。


JR岩徳線

岩国FDの日程が発表されてすぐに岩国市のホテルは満室になり、徳山市のホテルに宿泊しました。岩国駅までは始発電車に乗って1時間20分ほどかかりました。朝からしっかりと雨が降っていたので雨合羽を着て防水対策をしました。駅からのシャトルバスはやはり大行列で10分歩いても最後尾にたどり着かず、それであれば歩いた方が確実と考えて徒歩で基地へ向かうことにしました。基地周辺は警察も協力して通行止めとなっており歩きやすい環境でした。

 

 

A-4M スカイホーク

岩国駅から徒歩で移動する場合は西門が入口となり約25分ほどで到着します。セキュリティチェックには時間がかかりましたが、雨のせいか比較的緩かったように感じました。岩国基地は広いので入ってから更に10~15分くらい歩くことになります。

 

 

E-2D アドバンスド・ホークアイ

岩国基地のフレンドシップデーではメインエプロンへ行く手前にアメリカ海軍機が展示されるという、なんとも贅沢な内容です。各飛行隊のCAG機がロービジ化される中、E-2Dは貴重なフルカラー機を披露してくれました。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

前日から降り続けている雨は止む気配もなく、ますます雨足が強くなっていきました。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

CVW-5の各飛行隊から1機ずつ地上展示が行なわれました。まずは複座型機を装備するVFA-102ダイヤモンドバックスから見てまわりました。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

VFA-195ダムバスターズのスーパーホーネット。雨の予報だったため機材軽量化を考えて地上展示機はスマホのカメラで撮影することを決断しました。スマホといってもSonyのXPERIAは一眼レフに匹敵する本格的な撮影ができるので決して侮れません。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

VFA-115イーグルスはスコードロンカラーのカバーでキャノピーを覆っていました。

 

 

F/A-18D ホーネット

黒と白の引き締まった特別塗装を纏ったVMFA-115シルバーイーグルスの機体です。米海兵隊でF-35Cへの機種転換が進んでおり、最後のレガシーホーネット運用となります。

 

 

F/A-18D ホーネット

雨対策が大変でしたがエプロンは鏡面のようになり、絵的には悪くありませんでした。素晴らしいデザインの機体だけにフライトする姿も見たかったところです。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

VFA-27ガントレッツだけは列に並ばず、なぜか別の場所で展示されていました。機体の近くで行なわれる各飛行隊のグッズ販売もイベントの楽しみです。

 

 

MV-22 オスプレイ

VMM-265ドラゴンズのオスプレイは機内見学ができるので長い待機列ができていましたト。

 

 

MV-22 オスプレイ

尾翼には派手に竜と富士山が描かれていて、とても目を引きました。価格が高騰しているチャレンジコインも良心的だったので今年はこちらで購入しました。

 

 

EA-18G グラウラー

CVW-5の展示エリアからメイン会場へ向かう間にオープニングフライトに向けて離陸が始まりました。

 

 

EA-18G グラウラー

見ているこちらが「この視程では厳しい」と思うほどの雨にもかかわらず離陸してくれることに感謝の一言しかありません。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

空自基地の運用とは違う、岩国基地らしい風景が見られました。掩体のような防御性はないと思いますが、日光や雨から機体塗装へのダメージを軽減させる効果はありそうです。

 

 

F/A-18C ホーネット

このテントによる運用は掩体やハンガー運用に比べると簡易的なものですが、偵察衛星から姿を隠せるというメリットもありそうです。実際GoogleMapで見てみるとテントは写っていますが機体の有無は確認できません。

 

 

B767-300 ANA

岩国錦帯橋空港へは全日空が乗り入れをしており、イベントの合間に民間機の離発着が見られます。全日空はエアショーの時に特別塗装機を手配することがあり、この鬼滅のジェットもその配慮のおかげかもしれません。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

メイン会場のエプロンに移動しました。真っ先に目に着いたのは海自のUS-2でしたが、目玉展示はこのF-35A&Bによる日米共演展示でしょう。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

アメリカ海兵隊のF-35Bを正面から見ています。実機を目にする機会が増えたこともあり、B型はA型のシルエットの違いを感じられるようになりました。リフトファンを装備するB型は横方向にボリュームがあります。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

米海兵隊のF-35Bを挟み、空自のA型が両脇を固める意味深かつ絶妙な配置です。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

航空自衛隊第301飛行隊のF-35Aです。2022年の横田基地友好祭を皮切りに積極的に地上展示の遠征に参加して存在感をアピールしています。是非今年は百里基地航空祭で里帰り展示を実現してほしいです。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

VMFA-242”Bats”の機体が展示されました。尾翼には部隊名でもあるコウモリのマークが描かれており、レターはDTの07番機です。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

空自のF-35Aと海兵隊のF-35Bを比較することができます。両機の大きな外見上の違いとしてキャノピー形状があげられますが、奥のB型はコックピット後方にリフトファンを装備するため、シート後部が狭く垂直に近い確度となっています。

 

 

C-2

航空自衛隊からC-2輸送機が展示されました。主翼が長すぎて最大広角側を使っても画角におさまりませんでした。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

雨は弱まる時もあれば再び降りだすこともあり、なかなか落ち着いて撮影する事はできませんでした。今回は遠征の荷物を減らすことを目的に広角撮影はスマホカメラを使っています。スマホといってもSonyのXperiaはカメラメーカーが作るデバイスなので本格的な設定や撮影が可能。画素数もフルサイズのMサイズ相当もあるので十分でした。

 

 

KC-130 ハーキュリーズ

フライトディスプレイが開始され、ハーキュリーズがトップバッターを務めました。本来は両国の国旗をもったジャンパーがパラシュート降下してくる予定でしたが、さすがにこの視程と高度では難しくキャンセルとなりました。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

フライトディスプレイの方はコースに進入するだけでも大変らしく、かなり間が空いてしまいました。この隙に地上展示を撮りに戻ります。。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

日米のF-35と岩国基地の管制塔が並ぶ位置を探して撮影しました。また雨のエプロンに映るシルエットも意識しています。

 

 

EA-18G グラウラー F/A-18 スーパーホーネット

悪天候の中、きっちりとオープニングフライトを実施したCVW-5。翼端のポッドの有無から1機はグラウラーであることがわかります。

 

 

E-2D アドバンスド・ホークアイ

CVW-5が厚木基地から岩国基地へ移動してからフライトを見る機会がすっかり減ってしまいました。貴重なチャンスでしたが残念ながら薄暗い写真となってしまいました。

 

 

F/A-18 スーパーホーネット

スーパーホーネットの姿をかろうじて捕捉することができましたが、これがE型なのかF型なのかもわかりませんでした。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

オープニングフライトが終わったところで再びF-35の撮影に戻ります。海兵隊のF-35BですがこちらはVMFA-121”グリーンナイツ”の機体です。

 

 

F-35A/B ライトニングⅡ

4機のF-35の尾翼を1か所に集めました。それぞれ別の飛行隊というのがマニア心をくすぐります。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

三沢基地から飛来した第302飛行隊のF-35Aです。最近は主翼にパイロンを吊り下げることが多く、ステルス性能が求められないミッションにも対応できるのがF-35です。

 

 

T-7

空自のT-7練習機ではキャノピー前方に鯉のぼりが飾られていました。例年であれば岩国基地は5月5日に開催されていたので趣深いと思いました。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

雨は降り続けて晴れ間がのぞく気配はありません。エプロンに張った水面が鏡面のようになると既にそれは被写体のひとつと言えるでしょう。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

もういっそ地面だけを撮ってみることにしました。さすがに鏡面とまではいきませんが、前輪に関してはかなりキレイに映っていました。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

ステルス機は塗料まで指定されているため、一時は飛行隊マークも描けないのではという心配もありました。フルカラーは無理でしたが個性あるマークが存続できたのは本当によかったです。

 

 

P-1

海上自衛隊からP-1対潜哨戒機が展示されました。2022年3月末時点で海自のP-1は33機まで配備が進み、P-3Cは40機まで減っているとのことです。

 

 

F-2A

築城基地からは第6飛行隊のF-2が地上展示で参加しました。センサー類には防水テープのような物が貼られていて話題になりました。

 

 

F-2A

国産戦闘機として開発されたF-2は早くも退役による後継機の計画が出始めています。しかし次期戦闘機F-3はF-2とは全く違うコンセプトの戦闘機になりそうです。

 

 

EP-3 オライオン

怪しげなコブをたくさんつけている海自の多用途機EP-3。きっと電子情報などを収集しているものと思われます。

 

 

F-15J イーグル

新田原基地から飛来した第305飛行隊のF-15Jイーグル。近い将来にF-35Bが配備されるとあって新田原基地の注目度があがりそうです。

 

 

F-16CJ ファイティングファルコン

2週間前に三沢基地で訓練フライトを見ることができたF-16デモチーム。短い間に遠く離れた場所で再開できたので親密感が沸いてきます。

 

 

F-16CJ ファイティングファルコン

デモチームは13FS、14FSの両飛行隊から機材を調達しています。予備機という意味もありそうですが2機を派遣しています。

 

 

F-16CJ ファイティングファルコン

13FSの機体のまわりにチームのメンバーが集まっていました。さすがにこの雨ではデモフライトは難しいと思いましたが、つい期待してしまいます。

 

 

T-4 BlueImpulse

今年はブルーインパルスも参加をしています。フライトは15時頃と遅い予定だったので天候が回復する可能性もあります。

 

 

フェラーリ

アメリカのエアショーらしくエンターテイメントにも趣向が凝らされています。エプロンに約20台のフェラーリが並ぶ光景は壮観でした。この後で航空機とスポーツカーの共演が行なわれます。

 

 

フェラーリ

このイベントが実現した背景には四国で唯一の代理店である企業の協力があったそうです。政府機関が固有企業の名称を呼ぶのはNGらしく、やや歯切れの悪いアナウンスでかわいそうでした。

 

 

UH-1J イロコイ

陸上自衛隊によるリぺリングのデモが行なわれました。地上とロープでつながる低高度で行なわれるので雨には強い展示です。

 

 

US-2

地上展示されたUS-2の奥に仰々しいアンテナ類が見えました。南西諸島に近く、有事には真っ先に駆け付ける海兵隊として情報収集は重要なことでしょう。

 

 

有料観覧席チケット

岩国基地フレンドシップデーの大きな特徴は有料観覧席が一般販売されている点です。2019年に利用したことがありますが、超望遠レンズを使っているとあまりメリットが感じられず、料金も6,000円と値上がりしたことから今回は購入しませんでした。有料エリア付近で撮影をしていた際、ある男性が近づいてきて「お一人でしたらよかったらこのチケットをどうぞ」となんと無料で譲渡いただきました。予定していた方が参加できなくなり無駄にするのも勿体ないという事でしたが本当にありがとうございました。

 

 

EXTRA 330SC

室屋義秀氏によるパフォーマンスが披露されました。ブルーインパルスと重なるほどの超低空飛行を有料エリア内から見ることができました。チケットを譲っていただいた方には感謝の言葉しかありません。

 

 

EXTRA 330SC

高級自動車のLEXUSが広告を出していますが、航空機を競合する乗り物でなく、同じ乗り物として認めているというのが興味深いですね。スポンサー名がアピールでき、観客を楽しませる素晴らしい姿勢です。

 

 

EXTRA 330SC

アクロバットを終えて地上へと戻ってきた室屋義秀氏。最後はスモークを焚いて観客に挨拶を行ないました。

 

 

有料観覧席

有料観覧席は平面に置かれたパイプ椅子と雛段があります。雛段席は段差により撮影時に前の人の姿を避けられるメリットがあります。パイプ椅子の方はゆっくり座って見物できるのがメリットですが撮影メリットはありません。その他にはエリア内にスナックを販売するブースやトイレがあるので移動量が少なくて済み、タオルやうちわ等のお土産もつきます。個人的には入場証にもなるペンダントが気に入りました。

 

 

EA-300L

ウィスキーパパ競技曲技飛行チームによるパフォーマンスが始まりました。軍用機による展示飛行がキャンセルされていく中、動きのあるフライトを見せてくれるのは本当にありがたいです。

 

 

EA-300L

ただのアクロバットではなく、滑走路を駆け抜けるフェラーリとの共演で会場を沸かせました。航空機よりもフェラーリの加速・高速性能は強烈なインパクトがありました。非常に面白いイベントでしたが、最前列にいる一部の観客しか見られないというのが難点ですね。

 

 

EA-300L

機体上面を見せて観客に挨拶をしてくれました。ウィスキーパパは岡山県の岡南飛行場をベースに活動しているチームです。

 

 

フェラーリブース

フェラーリをズラリと並べるイベントの実現には、同エリアで活躍する代理店とオーナーの協力があったそうです。自衛隊の航空祭ではまずこの発想は出てこないと思いました。

 

 

F-16CJ ファイティングファルコン

午後になり念願のファイター系フライトディスプレイが始まりました。予定では米海兵隊F-35Bが先に飛ぶ予定でしたが直前の機材トラブルでキャンセルとアナウンスされました。がっかりする観客の気持ちを払拭してくれたのはF-16デモチームによるパフォーマンスでした。

 

 

F-16CJ ファイティングファルコン

アフターバーナー全開で離陸し、脚を格納中のF-16。パイロットはジョサイア・ガフニー少佐、コールサインは”シリウス(Sirius)”です。

 

 

F-16CJ ファイティングファルコン

離陸直後ながらショーセンター周辺あたりに差し掛かると急旋回をし、観客のテンションを一気に上げていきます。

 

 

F-16CJ ファイティングファルコン

F-16の低速性能を披露するロースピードパス。撮影する立場としては空中に停止できないF-16に対して、じっくりと対峙できるチャンスです。

 

 

F-16CJ ファイティングファルコン

戦闘機の魅力を最大限にみせつけてくれたハイスピードパス。機体周辺に発生する水蒸気に包まれてスピード感が強調されます。

 

 

F-16CJ ファイティングファルコン

機体の下側にあるエアインテイクからエンジンノズルにかけて、包み込むようなベイパーが発生しています。。

 

 

F-16CJ ファイティングファルコン

まるで映画に出てくる1シーンのような迫力のある突っ込みを見せてくれました。

 

 

F-16CJ ファイティングファルコン

2週間前に仕事で青森出張があったので三沢基地へ立ち寄った際に、次期パイロットのトレーニングを見る機会がありました。それに比べると低高度、速度ともにレベルが段違いです。魅せるためのデモフライトがいかに高い技術を必要とするかがよくわかりました。

 

 

F-16CJ ファイティングファルコン

激しいGがかかっていることを想像させるシーンです。発生するベイパーに機体がまるごと隠れてしまいそうでした。

 

 

対地攻撃演出

岩国のエアショーはアメリカンスタイルなので対地攻撃の爆発演出がありました。しかしF-16のデモで行なわれるとは思いませんでした。

 

 

F-16CJ ファイティングファルコン

地上に戻ってきたF-16が目の前に近づいてきました。岩国基地で撮影しているとタキシーウェイが近くに感じます。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

機材トラブルで直前にキャンセルされたF-35Bでしたが、準備を整えて再び出てきてくれました。このスケジュールの変更により海兵隊のMGTFデモはキャンセルになりましたが、最新鋭のF-35Bの方が興味あるだろうという判断でしょうか。

 

 

F-16CJ ファイティングファルコン

パイロットのシリウス少佐はこの岩国基地FDが最後のデモフライトになるとの事でした。コロナによるイベント中止により出番は少なかったと思いますが、素晴らしいデモフライトをありがとうございました。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

世界初のステルスSTOVL型戦闘機であるF-35B。世界中でステルス機の開発競争は進んでいますが、垂直着陸機を開発しようと考える国は今のところなさそうです。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

滑走路に進入したF-35Bはだいぶ手前だなと思っていましたが、観客の目の前でちょうどいい距離を計算していたのでしょう。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

エンジンノズルを下に向け、リフトファンのカバーを開いて短距離での離陸を行ないました。これは長い滑走を持たない空港施設でも運用できるメリットがあります。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

垂直離陸はやろうと思えばできるようですが、実用的とは考えていないようでメーカーも短距離離陸機と称しています。実際には兵装を装備して重量が増すため垂直離陸は実用的ではないのでしょう。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

ボリュームがありマッシブな印象のあるF-35Bによる高機動。現代戦ではドッグファイトに陥る状況はほとんどないため、機動性についてはあまり高くないと言われています。それでも私たちが見る分には従来戦闘機と遜色はありません。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

機体が隠れてしまいそうなほどの大量ベイパーに包まれました。コントラストが乏しいのでオートフォーカスが合うかどうか不安になります。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

今までに見たこともないようなベイパーコーンが発生しました。この瞬間を目撃できたのは嬉しですが機体がほとんど見えません。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

あらゆる種類のベイパーが生じている1枚です。コンピュータ制御が進んだ第5世代戦闘機は従来の航空力学とは違った挙動をしていることも関係していると思います。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

機体内部に兵装を収納するウェポンベイを開いた状態で見せてくれました。昨年三沢基地航空祭で披露された空自F-35Aの展示飛行は素晴らしい内容でしたが、機動力を重視したためかウェポンベイは閉じたままで残念でした。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

主翼端と付け根からベイパーが発生していますが、これは第4世代戦闘機でもよくみられたパターンです。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

写真だとわかりにくいですが超低速性能を示すデモンストレーションです。F-16でよくみる機動ですがそれ以上に遅く感じました。待っていてもなかなか近づいてこないで、まるで空中で停止しているような感じでした。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

観客の頭上近くを通過しつつアフターバーナーを焚いて加速するF-35B。その迫力にみなさん大満足だったようです。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

F-35は見る確度によって表情が大きくかわる戦闘機です。ボリューム感のあるボディに単発エンジンなので違和感がありますが、機体はF-16に似たサイズ感です。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

直線系のベイパーを纏ったF-35B。まるで漫画に出てくるスピード感を強調する演出のようです。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

これもまた見たことのないベイパーの組合せが撮れました。実際に見えるのは一瞬しかありませんが、撮影結果を見て写っていたのが確認できた時はガッツポーズでした。

 

 

T-4 BlueImpulse

展示飛行にむけてドルフィンキーパーが機体のまわりに集まってきました。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

フライトディスプレイを終えたF-35Bが着陸します。空中でホバリングするデモンストレーションはキャンセルされましたが、着陸時はエンジンノズルを下に向けた短距離着陸性能をみせてくれました。

 

 

F-2A

築城基地からのリモートで2機のF-2が飛来しました。残念ながら1回パスをしただけで視界不良によりキャンセルとなりました。米軍のF-16とF-35が激しい機動飛行を見せてくれましたが、日米の安全基準に対する考え方の差が感じられました。

 

 

T-4 BlueImpulse

雨は止みませんが展示飛行に向けてウォークダウンが始まり、パイロットが操縦席へと乗り込みました。前日リハーサルでも雨の中で地形慣熟訓練を行なっていたのでフライトする可能性はありました。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

ブルーインパルスは機体のチェックが進んでいるものの最前列は人垣ができていて撮影は無理と判断しました。じっとしているのも勿体ないので人の興味がブルーインパルスに向いている間にF-35を見ていました。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

近い将来、航空自衛隊も装備する予定のF-35Bに期待が高まります。同機が導入されたら海自の空母と連携する新しい時代が来ることでしょう。

 

 

T-4 BlueImpulse

ブルーインパルスが動き出しましたが残念ながら天候回復が見込めないと判断され、フライトは行なわずにタキシーだけに留まりました。

 

 

T-4 BlueImpulse

せめてタキシーだけでも披露しようという気持ちは大変有難いです。ただし後方の観客は全く見えず何が起きているか理解できない人もいたでしょう。。

 

 

T-4 BlueImpulse

観客の前でタキシングを行ない、再び戻ってくるブルーインパルスを迎い入れるドルフィンキーパー。今回は天気予報を覆すことはできませんでしたが、大雨の遠征イベントの雨対策について経験値を上げることができました。

 

 

16式戦闘装甲車

陸上自衛隊からは戦闘装甲車が展示されていました。同車は高速道路を100kmで走破できることから、驚きの声と共に目撃例が報告されています。

 

 

岩国錦帯橋空港 上空

今回は基地に隣接する岩国錦帯橋空港を利用することができたので当日のうちに帰路につくことができました。注意点として地図で見る分には近いのですが、徒歩で移動すると西門から出る必要がありそれなりの距離を歩くことになります。当然ながら帰りの便は満席で、その多くは航空祭見学者でした。空港内は土産店しかないので早めに待合室で席をとり体力回復に努めました。航空祭あるあるですが、搭乗する頃には雲がなくなり太陽の光が差してきました。1日ずれてくれたらどんなによかったことでしょう。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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