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20230617

成田空港


Narita AirPort

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2023年6月17日 成田空港

晴天に恵まれた週末にZ8+60-600mmの組合せで試写に出かけました。これで操作感がよければ本格的にミラーレスカメラへの移行が進みそうです。結論としては素晴らしいの一言で、高い買い物ではありましたが大満足だったと確信することができました。


A380-841 ANA

Z8の試写を何度か行ないましたが、飛行機撮影は青空の下の広い空間で、望遠レンズを振り回すのが何よりも気持ちがいい。ということで成田空港周辺にある、ひこうきの丘にやってきました。導入以来なかなか飛ぶ機会に恵まれないホヌ3号機を間近に見ることができましたが、A滑走路への着陸機は期待できず…という状況だったので早々に撮影場所を変更することにしました。

 

 

B787-8 JAL

成田空港周辺の撮影で一番困るのは北風運用でB滑走路です。以前に比べて東峰神社には近寄りやすくなったものの、車を停めるスペースに問題があり環境がよいとは決して言えません。

 

 

B787-8 JAL

早速アプローチしてくる機体があったのでZ8+24-120mmを取り出して構えてみました。とにかくオートフォーカスが速い!ファインダーのブラックアウトも発生しないので一瞬の出来事でも余裕をもって撮影できます。これは本当に凄い、衝撃的な体験でした。

 

 

B787-9 ANA

見通しをよくするために少し近づいてみました。神社境内からは空港内が見えないようになっていて、音はすれども機影は急に現れる形となります。

 

 

B787-9 ANA

爆速オートフォーカス+高速連写+飛行機認識という機能の組合せは驚異的で、構図さえ押さえておけばシャッターを押すだけで撮れてしまいます。

 

 

B787-9 ANA

主翼がはみ出てしまうほどの至近距離からの撮影ですが、一度喰らいついた被写体を逃しません。

 

 

A321-27NX VJC

境内には樹木が植えられているので意外と構図は限られます。広角レンズを使ったローアングルからの撮影ではチルトモニターとライブビューを利用することで驚くほど簡単に撮影できます。

 

 

A321-231 HVN

立ち位置と画角、機体サイズの関係によって樹に隠れてしまうという、繊細な撮影ポイントです。自動車の屋根に上れるようにして撮影する人もいました。

 

 

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B787-9 HVNタイトル

ここは本来、神社を参拝する場所であり撮影するための公園ではありません。そのため十分な駐車スペースが整備されているわけではありませんが昨今は知名度が上がり多くの人が集まるようになりました。中には無理に車を停める人もいるので、車の出入りが難しくなる場合もあります。この周辺を整備して大きな公園を作ったら人が集まることと思います。

 

 

A320-251N APJ

A滑走路から飛び立ったピーチアヴィエーションのA320。機体が小さく、距離もかなり遠いのですがAPS-Cモードへの切り換えとトリミングを使うことでその姿を捉えることが可能です。

 

 

A330-941 ACI

立ち位置を変更し、60-600mmレンズに付け替えての試写。カメラ本体のサイズが小さくなったので大型レンズとのバランスが悪くなるか…と思いきや、むしろ軽くて扱いやすい印象です。

 

 

A330-941 ACI

樹の上から姿を現すアプローチコースながら、手前の樹ではなく航空機にピントが合うのが素晴らしい。これもAIを利用した飛行機認識機能の賜物か。

 

 

A330-941 ACI

飛行機認識モードでは第1段階はシルエット全体と認識し、次にコックピット部分を認識するとそこにフォーカスを合わせてくれます。

 

 

A330-941 ACI

一刻一刻と滑走路への距離を縮める航空機に、Z8は連続してフォーカスを当て続けてくれます。その素早くて正確な挙動は操作していて実に気持ちよく、撮影が楽しくなってきます。

 

 

A330-343 TAX

赤いペイントが印象的なエアアジアXのアプローチ。オートフォーカスをカメラに任せることで構図に集中できるのはもの凄いメリットです。

 

 

A330-343 TAX

機首がはみ出しそうなタイミングでもギリギリまで引き付けて撮影することも簡単にこなせます。

 

 

A330-343 TAX

機体にキャッチコピーを入れてしまうあたりがLCCらしいセンスでよいと思います。

 

 

A350-941 MAS

クアラルンプールからやってきたマレーシア航空のスペシャルペイント機のアプローチ。パッと見では日本国の政府専用機のデザインに似ています。

 

 

A350-941 MAS

ズームレンズで寄っても引いても、どちらでもバッチリとピントを合わせてくれました。

 

 

A350-941 MAS

この時点ではファインダーを覗いているとコックピットにフォーカスマークが表示されていたはずです。

 

 

A350-941 MAS

アプローチする機体は東峰神社の周囲に張り巡らされたフェンスの向こうへ隠れるように高度を落としていきます。あまりいい景観ではありませんね。

 

 

A320-271N CEB

セブ島との路線を結ぶリゾート感たっぷりのセブ航空。雲一つない青空が良く似合います。

 

 

A350-941 THA

フライトレーダーを確認してこれを撮影したら撮影地を変更することに決めました。バンコクから来たタイ航空のA350です。

 

 

A350-941 THA

コックピット、前脚、エンジン、主翼、胴体下、機窓、センサー類、ロゴ…アップで捉えて納まるのはこれらの要素です。

 

 

A350-941 THA

オリエンタル感が漂うタイ航空のカラーリングとデザインが青空に映えました。今回の撮影ではZ8の性能を体験することができましたが、これを知ってしまうともう下位のカメラには戻れないかもしれません。

 

 

A380-841 ANA

再び撮影場所をひこうきの丘に変更しました。導入以来待機が続いていたホヌ3号機も航空時用回復によりそろそろ通常運行が始まる頃でしょうか。

 

 

B747-8KZF NCA

日本貨物航空のB747が3機横並びで駐機していました。乗客の搭乗がない貨物便はエプロンの端で作業を行ないます。

 

 

A320-251N APJ

ハートのオブジェの向こう側には滑走路への進入待機をしているピーチアヴィエーションのA320の姿が見えます。このシチュエーションはもう少し研究するとベターな構図がありそうです。

 

 

A330-343(P2F) DHL

A滑走路は離陸機に割り当てられることが多く、着陸機は多くないのですが、重量が重い貨物便は距離が長いA滑走路に降りることが多いです。

 

 

A330-343(P2F) DHL

滑走路へのタッチダウンにむけて高度を下げていくエア・ホンコンの貨物機。地上にいるホヌ3号機が写る構図でシャッターを押しました。

 

 

A320-251N APJ

離陸許可が降りて滑走路へと進入するピーチのA320。機体後方にはプリキュアのキャラクターが描かれていました。

 

 

B747-87UF DHL

この日撮影した最後の機体はポラー航空のカーゴ機B747でした。大物で占めれば後ろ髪をひかれることもないだろうという考えです

 

 

B747-87UF DHL

少し逆光気味なのでこの時期の昼間はあまり撮影に向かないかもしれません。日が落ちる夕方がよさそうですが日没時刻も遅いので夏場はなかなか暗くなりません。

 

 

B747-87UF DHL

Z8と望遠レンズを組み合わせて、広いスペースで周囲を気にせず振り回してみましたが最高の体験でした。上にはZ9もありますが機材が多く、メモリーカードやバッテリーなども高価になるのが悩みどころでした。Z8は現時点で考えられる私にとっての理想的なカメラだと思いました。午前中で成田空港での撮影を終えて、午後は羽田空港へと向かいます。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

 

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