2024年6月2、3日 秋田空港、青森空港
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秋田への出張が入り往路は秋田空港、帰りは青森空港を利用する移動プランを立てました。アポイントの時間と移動時間の都合で前日の日曜日は移動するだけという簡単な仕事でした。せっかくなので遠回りをして秋田の見聞を広めることにしました。帰りの青森空港ではF-35Aが緊急着陸するハプニングがあり、思いがけず機内からF-35を見ることができました。今回は撮影予定がなかったのですべて祖真帆のカメラを使って撮影したものです。

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羽田空港
秋田への出張です。移動に時間がかかるので前日の日曜日から休日出勤扱いでの移動となりました。移動するだけのお仕事なので時間に余裕があり、せっかくなので秋田空港を経由して目的にへ向かうことにしました。とはいえ家を出たのは朝の7時ですからお気楽というわけでもありません。
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B787-800 ANA
第2ターミナルの送迎デッキに上がってみると、ANAのGreen jet2号機が駐機していました。このスポットに駐機しているのは今回初めて見ました。もちろんとても気になります。
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B787-800 ANA
朝8時とまだ早い時間帯だったので航空機が飛び立つのはこれからがピークです。通常塗装の青い尾翼と並んだ緑の尾翼、朝から面白いものが見れたので今回の旅も楽しくなりそうですの行方を。
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エアポートラウンジ(南)
今回は移動だけながら休日出勤扱いなので一応仕事もしています。セキュリティチェックを通過した後、小さめの仕事を片づけながら時間を調整します。さすがに日曜日だったので仕事をしている人はほとんどいませんでした。
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B787-800 ANA
第2ターミナルの端にオープンした国際線エリアに行ってみると、ガラス越しながらグリーンジェットが他機と被らずに見える良い角度で撮影できました。
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A320 ANA
搭乗したのは10時10分発、秋田空港行きのANA403便です。今回は右側の窓側席を取りました。プッシュバックを受ける機内からはスターアライアンス塗装機とスターウォーズジェットという、特別塗装機の並びが見られました。
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B777-281(ER) ANA
私が乗っていたA320と同時にプッシュバックを受けていたスターウォーズジェット。そのおかげで機体全体を見ることができました。
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B767-300ER ANA
第2ターミナルのボーディングブリッジに接続していたANAのスターアライアンス塗装機をアイレベルから。特k別塗装機の機体後方からの眺めと少し見えている管制塔、地上の支援車両など情報量の多い一枚です。
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B787-800 ANA
タキシングを開始した機内から今度は逆にグリーンジェットを手前にしたANA機の並びがみられました。いつからこの緑の機体に搭乗する機会に恵まれたいです。
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B767-300ER ADO
滑走路は着陸機が優先されます。滑走路の手前で待機中、エアドゥの特別塗装機ロコンジェットが降りてきました。実際の目で見ていると迫力があるのですが、いざ写真にすると「感じた印象」と「見えていたもの」のギャップに気が付きます。
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A320 ANA
秋田空港に向けて離陸上昇中のANA403便。所々に雲が出ている天候でしたが天気予報は下り坂に向かうとの事でした。
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A320 ANA
秋田空港が見えてきました。今回は空港西側にあたるランウェイ10へのアプローチでした。秋田県は秋田空港と大館能代空港の2つの空港を有しています。
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秋田空港
秋田空港へ着陸しました。本来の商談先へは青森空港を経由した方が早いのですが、せっかく移動するだけが仕事の一日だったので、時間効率を気にせず少し遠回りすることにしました。その地域をみて見聞を広めることも仕事の一環です。
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DHC-8-400 ANA
秋田空港のエプロンに到着すると隣のスポットにいたボンバルディアの機体がエンジンを始動するところでした。地方空港では必ずといっていいほどよくみかける機体です。
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A320 ANA
秋田空港まで無事に運んでくれたA320を記念撮影。乗客を降ろしたところで機内整備の人たちが機内へと向かっていきました。
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秋田空港
到着フロアでは大きなナマハゲと秋田こまちのお姉さんのリアルな像が出迎えてくれました。地方空港のご当地の特徴を生かした演出は出張の楽しみのひとつでもあります。
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秋田空港
「釣りキチ三平」の作者である矢口高雄先生は秋田県出身だそうです。しかし「秋田釣りキチ三平空港」とはしないところは東北の奥ゆかしさでしょうか。
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ROYALSKY LOUNGE
次に秋田空港を利用する予定はなかなか見つからなかったので、短い滞在時間でしたがラウンジを体験すべくち寄りました。秋田空港の内装はリニューアルを行なったのか近代的でとても綺麗でした。
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ROYALSKY LOUNGE
秋田空港のロイヤルスカイラウンジは、ゆったりとした雰囲気を重視した設計で、くつろぎの時間を過ごすのに向いていそうです。また通話ができる個室ブースも設置されていてビジネスにも配慮されていました。カウンター席からはエプロンが見え、多様な席が用意されている素晴らしいラウンジでした。
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A320 ANA
羽田空港へ向けて飛び立つための準備を進めるANAのA320。滑走路の向こうに見える丘には「AKITA」の文字が植栽されています。
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A320-271N TTW
秋田空港には国際線も就航しています。台湾から飛来したタイガーエアーの 機体が着陸しスポットインしました。
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横手やきそば
せっかくなので秋田らしい食事をと思いましたが、財布と相談して一番手頃だった横手焼やきそばを注文しました。B-1グランプリで優勝した実績を持つやきそばとして有名で、半熟の目玉焼きと添えられた福神漬けが特徴です。しかし、ここで食事をとったことが後々の移動行程に大きく影響していくことはまだ知る由もありませんでした。
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秋田空港
秋田空港とJR秋田駅を結ぶリムジンバスは航空便のスケジュールに合わせて運行されます。食事を取っていたため「次の便のバスに乗ればいいか」と思っていましたが、その便はまさかの1時間遅れで羽田を出発。予定時刻に航空機が到着しないのでリムジンバスも運行中止となってしまいました。仕方なく秋田空港で1時間以上の時間潰しをすることになりました。アポイントのある仕事ではなくてよかったです。
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秋田県立中央公園
予定より一時間半ほど遅れてようやくJR秋田駅へと向かうリムジンバスが動きました。バスの窓からはスまるでトーンヘンジのような遺跡のようなものが見えました。調べてみると公園の広場に造られたオブジェだそうです。
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リムジンバス
この日は秋田県や関東で不安定な天候となり、激しいゲリラ雷雨が発生しました。バスに乗っているとすぐ近くで落雷もあり、これからの移動行程が不安になるほどの降り方でした。
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JR秋田駅
秋田駅に到着しました。バス停と駅は少しだけ屋根が途切れていてダッシュで渡らないといけない場所がありました。なぜ完全に屋根の下を移動できるようにしなかったのか不思議でなりません。
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大屋根通り
目的地の大館駅まで電車の時刻を調べてみると2時間ぐらい待つことになりました。やはり自動車でないと思うように移動できませんね。しかし時間に余裕ができたので秋田駅周辺を散策することができました。
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秋田の恵鮨処 秋田港
駅ビルの中にあった寿司屋さんに寄りました。ランチで横手やきそば食べたもののどうしても気になって入ったしまったお店です。リーズナブルなランチも魅力でしたがお腹は空いていないので今回量は求めません。頼んだのは地魚5貫盛りと炙り三昧を注文。ランチと比べるとやや高くつきましたがそれでも満足度が高い寿司屋でした。
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JR秋田駅
そろそろ乗車時刻が近づいてきたので秋田駅の改札へ。秋田新幹線が到着するターミナル駅だけに観光客の歓迎する演出がされていました。
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秋田犬
秋田といえば秋田犬。大きなぬいぐるみが飾られてうて記念撮影をする人も見られました。この日は大館駅まで奥羽本線で2時間かけて移動しました。しかし今でもSUICAが使えないというのは少し驚きでした。17時頃に大舘駅へ到着しホテルにチェックインをし、翌日の商談に備えました。
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青森空港
出張2日目。予定の商談を終えて帰りは青森空港から羽田空港へ向かうルートを取りました。全く予期していませんでしたが青森空港に到着すると戦闘機の尾翼のようなものが目に飛び込んできました。約2秒後、それはF-35であると気が付きました。それにしても一体なぜ?
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青森まるっとラーメン
空港に到着後、上司と商談の振り返りをしながらレストランで食事をとりました。しかしF-35が見たくてソワソワしている自分を察し、早めに解放してくれた上司には感謝の
一言を伝えたいです。ちなみに注文したのは青森の名産を添えた豪華なラーメンです。
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青森空港
ランチを終えたあと、急いで青森空港の屋上にある送迎デッキへと出てみました。ベンチには報道機関の記者の姿がみられ、F-35Aの緊急着陸についての取材をしていたようです。
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F-35A ライトニングⅡ
SNSで調べてみるとこの日の午前中、三沢基地に所属する航空自衛隊のF-35A×2機が緊急着陸を行ったことがわかりました。F-35Aは目立たない隅の方に、ボーディングブリッジで隠されるように駐機されていました。
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F-35A ライトニングⅡ
機体の様子はよく見えませんでしたがキャノピーは閉まっていたので暫くは飛びそうもない雰囲気でした。SNSに上がっていたニュースの画像も同じアングルから撮った写真だったので、報道機関といえども撮影条件は一般人と変わらないことがわかりました。
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E-175 FDA
青森空港の送迎デッキには手元から離れた位置日ワイヤーが張ってあります。 これを避けて撮ることは不可能で、航空機の撮影には不向きの空港であることもわかりました。写真には離陸上昇中のフジドリームエアライン12号機です。
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E-170 FDA
青森空港に到着しスポットインするFDAの1号機。できるだけワイヤーを目立たないように挑戦するもこれが限界でした。
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F-35A ライトニングⅡ
外柵からアプローチしてみました。 レンタカー会社の土地に入るわけにもいかず、これが限界でしたが尾翼のカエルマークから第301飛行隊の機体であることがわかりました。
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F-35A ライトニングⅡ
さらに奥に入った外柵からもう一機を確認すると第302飛行隊のオジロワシのマークでした。別々の飛行隊が2機で行なうミッション事態が珍しいですが、さらに緊急着陸したとなるとマニアとして更に興味深いです。
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青森空港
外柵からF-35Aを見ていると私と同じように興味をもっている方と会い、「どうせなら見えやすい場所に置いてくれたらいいのにね」と話しながら空港ビルまで一緒に戻りました。これは空港ビルの1階にあるオブジェですが温かみのあるデザインに思わず撮影してしまいました。
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Airport Lounge
青森空港のエアポートラウンジにも寄っておこうと思います。F-35Aは少なくとも30分以内に飛ぶことはないと判断し、一応勤務中なのでメールの処理を行なうことにしました。
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Airport Lounge
青森空港のラウンジは結構混雑していました。座席種類の構成もソファーが多めでゆっくりとくつろぐことを重視している設計のようです。ワークスペースもありましたが微妙な距離感が気になったので人の少ないソファー席でカタカタPC作業を行ないました。
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E170 JAR
J-AIRの機体がボーディングブリッジに接続していて、これが撮影プランのヒントにつながりました。機内右側の窓側席に座ればF-35Aが見られるはずだと気がつきました。これはチャンス到来か!
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F-35A ライトニングⅡ
15時20分発のJAL146便に搭乗しました。当然狙っていたわけではありませんが幸いにも右側の窓側席を確保していたのはファインプレーでした。想像通りプッシュバックを受けると主翼に隠れていたF-35Aが姿を現しました。
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F-35A ライトニングⅡ
左手に置いてあったのは第301飛行隊のF-35A。その後ろには自衛隊のバスが止まっており支援のために来た隊員を乗せてきたものと思われます。
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F-35A ライトニングⅡ
右手に置かれていたF-35A。どうしても旅客機の主翼が邪魔になってしまいF-35A の機体が隠れてしまいますが、もう少し粘れば全身を見ることができそうです。
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F-35A ライトニングⅡ
もう一機の第402飛行隊のF-35Aが全身を現しました。機体の周りには警戒を行う自衛隊隊員の姿が見えました。空港とはいえ基地以外の場所に置きっぱなしにはできないということでしょう。
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F-35A ライトニングⅡ
エアインテイクカバーが付いたままだったので、しばらくエンジンがかかることはないでしょう。おそらく帰投は翌朝以降になるものと思われます。
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F-35A ライトニングⅡ
このような展開があるとは想像もしていなかったので一眼カメラは用意していませんでしたが、SONYのエクスペリアはスマホながら望遠撮影ができる優れモノです。証拠写真程度ながら十分なサイズで撮影することができます。
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F-35A ライトニングⅡ
緊急着陸を行った2機のF-35Aの並びをプッシュバックする機内から見ることができました。特に撮影禁止を求めるアナウンスはなく、航空祭でも一般公開されている機体なので秘密になるようなことはないでしょう。
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F-35A ライトニングⅡ
F-35Aは既に何度も見ていましたが、本来見られなかった時と場所で会うことができたのは特別な体験で印象に残ります。旅客機の中の様子はF-35Aのことが話題になったりざわつくような動きはなく淡々としていました。
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青森空港
プッシュバックが終わり滑走路へ向けて タキシングを開始するJALB737。F-35Aの撮影チャンスは意外と短く数十秒で終わりましたが、報道機関の記者よりも優位置で撮影することができたと思います。
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青森市街
離陸上昇中の機内から見えた風景です。山岳地帯と青森市街、その奥に陸奥湾が見えました。
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積乱雲
フライトシミュレーターでよく見たことのある積乱雲が発生していました。実際にこのような典型的な形で見るのは初めての体験です。この日は関東でもゲリラ雷雨が発生し羽田に離発着する航空便にも影響を与えていました。
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B737-800 JAL
雲の隙間から太陽の光が差し込んで幻想的な風景を作り出していました。しかし機体は乱気流により大きく揺れ、私も頭を機内の壁にぶつけることもありました。
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B737-800 JAL
強風が吹く中で見事一回で着陸を決めたJALのパイロットに拍手を送りたいです。羽田空港に到着するとタキシングしている間に雨が降り始めました。
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雨雲
東京都心では雨が降り始め、真っ黒な雲で覆われていました。家に着くまで この雨には巻き込まれたくないと思いました。
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B737-800 JAL
通常はANAに乗ることを基本としていますが青森空港はJALしか就航していませんでした。今回は久しぶりに第1ターミナルに降りることになりました。
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E190 JAL
ボーディングブリッジに接続する際に右隣には大阪万博を盛り上げるために現れたミャクミャクジェットが駐機していました。
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A350-800 JAL
雨が降る始めた第1ターミナルの送迎デッキに出てみました。今年の夏も湿度が多くて不快で暑い夏になりそうです。
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ニュース
SNSに掲載された、F-35Aが青森空港へ緊急着陸した時の記事です。午前8時46分だと第1ピリオド に上がって直後という感じでしょうか。今回空活は期待していませんでしたが、思いがけず良いいい思い出ができました。上司からは「やっぱりそういうチャンスって呼び寄せるものなんだね~」と言われました。
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スケジュール(パンフレット)
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