2024年3月12日 航空自衛隊 千歳基地
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この冬は北海道への出張が続きますが、今回は社運のかかったピンチを乗り切るための仕事でした。移動前日に羽田空港周辺が荒天見込みとの事で搭乗便に遅延、欠航、引き返しの可能性があるとの通知が入り、早めに移動することにしました。千歳に到着後は2年ぶりに雪の積もったG誘導路ポイントへ挑戦し、短時間ながら充実したフライトを見ることができました。

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B737-900 ANA
移動日の前日にANAから荒天予報に関する通知が入りました。3月12日は羽田空港周辺で警報級の強風になる見込みにつき、12時以降の便は遅延、欠航、引き返しなどが発生する可能性が高いということで予定を繰り上げました。羽田は朝から雨模様でしたが午前中は特に大きな混乱は見られませんでした。
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エアポートラウンジ(南)
保安検査を通過した後は、最近お約束のカードラウンジで一仕事。今月からノートPCも新しいものに代わって気分一新。自分はたまたまゴールドカードを持っていたので特典で利用していますが、見ていると料金を払って使用している人もみかけます。フリードリンク付きで1,000円という設定は庶民にとっては迷うところです。
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B767-300ER ADO
荒天予報につき予定よりも早い便に振り替えをした結果、エア・ドゥが運行する便になったのですが機材はポケモンが描かれたロコンジェットが割り当てられました。これには思いがけず楽しみになってきましたね。
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B767-300ER ADO
AIR DOには初めて乗りましたが、ドリンクサービスにじゃがポックルの試食が一袋ついてきます。この点ではANAのサービスを越えていますね!北海道の翼として名産品を紹介するという目的もあるようです。
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B767-300ER ADO
千歳市上空に差し掛かりました。2月下旬に来た時よりも雪が多いように思いました。この日は北風運用でしたが、この便はそれに逆らうように北側から進入して着陸しました。空いている時間ではありましたがパイロットからのリクエストだったのでしょうか。
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B767-300ER ADO
羽田から新千歳空港へと無事に運んでくれたロコンジェットです。あまり正面から見る機会がないのですが左右で異なるデザインが描かれているこの機体の特徴がわかります。
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新千歳空港タワー
到着後は13時頃に国際線ターミナルで体制を整えてから撮影ポイントへ移動しました。今回はG誘導路ポイントを目指しましたが雪道と雪靴ということもあって30分ほど移動時間がかかりました。さすがに雪が積もった坂道を上るのは楽ではありませんでした。
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B777-300 CPA
政府専用機のエプロンに駐機しているキャセイパシフィックのB777は1月16日に大韓航空機と接触事故を起こした機体だそうです。2か月以上が経過しましたが不具合が発生し、帰れなくなっているようです。
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Cessna680 Aero Asahi
ビジネスユースに特化したチャーター便を展開する朝日航洋社。新千歳空港ではビジネスジェット専用エリアを設けており、スムースな移動を実現しているそうです。
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国際線ターミナル
ずらりと並んだ国際線のカラフルな機材たち。北海道は海外観光客からも人気でインバウンド需要が高くなっています。それにともないニセコではラーメンが3,800円にもなっているとニュースになりましたが日本はどうなっていくのでしょうか。
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F-15J イーグル
ポイントに到着して間もなくすると第201飛行隊のイーグルが出てきました。この時間帯に飛ぶことが多いと前回訪問時に情報を得ており、読みがあたりました。
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F-15J イーグル
まずは1番機がアーミングエリアに入りました。前回訪問時に持参した軽量性重視のZ50と24-200mmでは少し物足りなかったので今回は頑張ってZ8と100-400mmライトバズーカをビジネスリュックに忍ばせてきました。
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F-15J イーグル
続いて2番機が横に並びました。2機だと密度感も増してちょうど良いですね。車止めを持って移動する整備員さんの姿もバッチリ見えます。
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F-15J/DJ イーグル
続いて3番機に複座型のDJが到着しました。3機並びだと上下に無駄な空間が生じるのですが、地上の雪が効果的に埋めてくれます。
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F-15J/DJ イーグル
訓練フライトへ向かう4機揃いました。隙間なく並んでいるように見えるのもこのポイントの素晴らしさです。
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B777-300ER 政府専用機
ノーマークでしたが政府専用機がアプローしてきました。2月末の訪問時に続き政府専用機と出会うことができ、北海道とは相性がよいと感じるようになりました。
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B777-300ER 政府専用機
待機する4機のイーグルとタッチダウン直前の政府専用機。位置の違いがあるとはいえ、大きさの比較ができる構図が撮れると思い慎重かつ夢中になってシャッターを切りました。
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B777-300ER 政府専用機
政府専用機とイーグル、そして雪。冬の千歳基地の要素を詰め込んだ風景ですね。
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F-15J イーグル
離陸許可が下りて滑走路への進入が始まりました。雪の積もる千歳基地でこのシーンが見たかったので希望が叶いました。
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F-15J イーグル
100-400mmレンズを用意して挑みましたが焦点距離として十分でした。このように至近距離で撮影できるのも千歳基地の魅力ですね。
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F-15J イーグル
2番機が滑走路へと進入しポジションへ就きます。滑走路は完璧に除雪され、まわりの雪も溶け始めてきているようです。
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F-15DJ イーグル
続いて3、4番機が滑走路へ向かいタキシングを開始します。この2機は3本タンクの形態でしたが役割によって違うのかもしれません。
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F-15DJ イーグル
4機のうち、後方に位置する3、4番機は何度もステアリングを細かく操作して機首の向きを変えながらポジションにつくので正面を向いてくれるチャンスが訪れます。
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F-15J イーグル
4番機が正面を向く瞬間を意識しました。今回撮りたかったシーンの1つですがイメージに比べると雪の要素が思ったより少なかった印象です。より印象的な写真を撮るためには過酷な状況の中で挑む必要があるのかもしれません。
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F-15J イーグル
1、2番機が離陸前の最終チェックを行ない、準備が整いました。今日はどのようなシナリオの訓練が行なわれるのでしょうか。
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F-15J イーグル
このアングルからは雪が積もっているため車輪が隠れてしまいました。地形の起伏もあるでしょうが残雪もまだまだ深いようです。
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F-15J イーグル
この日の最高気温は4.6度あったので比較的暖かい方でした。それでもアフターバーナーの炎は見ていて羨ましかったですね。
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F-15J イーグル
手前の雪はだいぶ汚れていることがわかりますが、美しい雪の千歳を撮影できるシーズンはそろそろ終わりそうです。
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F-15J イーグル
4番機が離陸滑走を開始。この時点で14時43分でしたが、15時30分からWebミーティングの予定があるので撤収し、国際線ターミナルビルへ向かうことにしました。出張先でも会議ができてしまうこの時代、便利なようですが出張の時くらいは勘弁してほしいという気持ちもあります。もっとも勤務中で旅費も出ているので感謝すべき状況には間違いありません。
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F-15J イーグル
Web会議参加のため撤収準備が終わったところで第203飛行隊のイーグルが訓練から戻ってきました。あわててカメラを出し直して3番機の着陸には間に合うことができました。雪レフ効果もあって機体下面にも光がまわるので陰影の少ない明るい状態が印象的でした。
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F-15J イーグル
千歳基地周辺には美しい白樺の風景が広がり北海道らしさを演出してくれます。ただ方向によっては少し賑やかな風景になる場合もあります。
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F-15J イーグル
ランウェイエンドを通過する814号機。この場所は午後逆光となりますが、曇り空は華やかさでは劣るものの逆光リスクを低減してくれるメリットもあります。
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B777-300ER 政府専用機
政府専用機との2度目のご対面はタッチ&ゴーではなくゴーアラウンドとなりました。機首が上を向いた角度で撮れたのは儲けものでした。
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F-15DJ イーグル
そろそろ撤収をしないとWeb会議に間に合わない…という危険な時間帯にF-15DJが1機出てきました。千歳はなかなか諦めさえてくれません。
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U-125A
さすがにWeb会議に間に合うギリギリの時間となり、後ろ髪を引かれる思いで撤収を決めたところ、最後にU-125Aがイーグルと絡んでくれました。待機中のイーグルは体験タキシーを行なったようです。
この後Web会議を行なうため国際線ターミナルまで移動しましたが、徒歩で30分かかりました。国際線ターミナルビルは端の方に行くと電源と仕切りが設置されたワークデスクが設置されていて、人通りも少ないビジネスユースの穴場です。
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B777-300ER 政府専用機
国際線ターミナルのビジネススポットでWeb会議を行ないましたが、窓からは政府専用機がエプロンに戻っていることが確認できました。会議を終えた後はJコロポイントとへ向かいました。
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F-15DJ イーグル
訓練フライトから戻ってきた第201飛行隊のイーグルを見ることができました。あまり期待していなかったのでこれはラッキーでした。
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F-15J イーグル
第201飛行隊はハンガーとエプロンによる従来型の運用を行なっています。一方で第203飛行隊は掩体運用となっており、それぞれ異なる運用が行なわれている興味深い基地です。
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DHC-8-400 AKX
ANA WINGSが運用する地方路線のプロペラ機。福岡-宮崎線で一度搭乗したことがありますがプロペラ旅客機は今では珍しいですよね。
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B777 CPA
新千歳空港を離陸したキャセイパシフィックのB777。冬の新千歳空港も魅力的な撮影地であり、雪景色にチャレンジするエアライン派ファンも多いようです。
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F-15J イーグル
そろそろ札幌へ移動しようかな…と思っていたところで掩エリアからイーグルが出てきました。それぞれ別の場所から出てきて合流する様子が面白かったです。
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F-15J イーグル
第203飛行隊の4機のイーグルが離陸しました。ちょうど夕陽が背景に重なりそうだったので式意識してカメラを構えました。
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F-15J イーグル
1番機夕陽の上の方を通過していきました。曇り空だったので夕陽はぼんやりとした映りになりましたが、逆光を低減してくれたと考えることにしました。
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F-15J イーグル
上の写真をトリミングしてみたところ、良い雰囲気の1枚になりました。ただ高速で移動する離陸機を、この構図を狙って一発で撮影するのは困難です。引いた画角でトリミングするのが近道だと割り切りました。
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F-15J イーグル
夕方の時間帯になるとアフターバーナーの炎がより印象的に見えてきます。スピード感が視覚化されるのがいいですね。
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F-15J イーグル
2番機の離陸を追いかけます。
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F-15J イーグル
この機体は夕陽の下側を通過していきました。パイロットによって離陸する角度や通過する位置が違うことが明確に測れました。
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F-15J イーグル
2番機の夕陽チャレンジは残念ながら失敗でした。
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F-15J イーグル
3番機の離陸を追いかけましたが太陽のだいぶ下を通過しました。いつもなら低い上がりを格好いいと表現しますが、今回ばかりはもっと高めに上がって欲しいと願っていました。
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F-15J イーグル
3番機はECMポッドを装備していました。これはアグレッサーや複座型機が装備するものだと思っていましたが認識が変わります。
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F-15J イーグル
4番機の離陸が最後のチャレンジになります。ファインダー覗いているとなかなか良い感じの角度で上がっていることが感じられました。
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F-15J イーグル
3番機は夕陽の下弦、やや下を通過してくれました。完全に重なることはありませんでしたがなかなかの成果だったと思います。
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F-15J イーグル
この時点で16時40分でしたが日没時刻がだいぶ遅くなってきたことが実感できました。
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F-15J イーグル
千歳基地での撮影は賞味2時間なかったと思いますが、見たかったシーンに全て立ち会うことができ、とても効率的な1日を過ごすことができました。一方で羽田空港は午後から爆弾低気圧の発生により、着陸できない機体が関空やセントレア、成田へダイバードするなど大きな混乱が生じたようです。
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回転寿司 根室花まる
札幌駅へ到着後、ルーティーンにしている根室花まるさんに寄りました。人気の回転寿司で1時間以上待つのが当たり前ですが、立ち食い席ならほぼ待ち時間なし旨いお寿司にありつけます。お腹を満たした後はホテルに向かい明日の仕事の準備を整えます。翌日は社運をかけた大事な商談なので気持ちを切り替えます!
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スケジュール(パンフレット)
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