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20241205

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2024年12月5日 航空自衛隊 岐阜基地

出張で愛知県へ行く用事が入りましたが、アポイント時刻の都合で前泊となりました。都合がついたので午後半休を取得して、少し足を伸ばして岐阜基地へと向かいました。あわよくば有名になったF-15の記念塗装機が見られればと期待したもののそれは叶わず。しかし浜松の記念塗装機が見られるなど短時間ながら成果がありました。


JR名古屋駅タカシマヤ

JR名古屋駅に到着しました。出張の目的地は豊田市でしたが乗り換え案内の結果を見ると名古屋駅を経由した方が早いようです。それであれば!と休暇を組み込んで岐阜基地へ遠征することにしました。名古屋駅に隣接するタカシマヤでは白と青をベースにしたクリスマスデコレーションが見られました。早くも今年も12月を迎えたのかと時の早さを実感しました。

 

 

F-15DJ イーグル

名鉄二十軒駅で下車し空の森公園まで徒歩で移動しました。ポイント周辺に差し掛かるとT-4が降りてくるのが見えたのでノーフライトのリスクは避けられそうでした。いざ公園付近につくと早速F-15DJがアプローチしてきました。

 

 

F-15DJ イーグル

急いでビジネスリュックからカメラを取り出してレンズを向けました。今回持参したのは携帯性を重視してZ6Ⅱと28-400mm便利ズームを選択しました。

 

 

F-2B

F-15DJに続いて複座型のF-2B戦闘機が降りてきました。滑走路周辺に異物が舞い込んでしまったようで、暫くの間ランウェイクローズされていたようでした。

 

 

F-2B

岐阜基地は年中通してほぼ風向きが一定のためRW28運用が基本です。サークリングアプローチもショートファイナルに近い角度で降りてくることが多いようです。

 

 

F-2B

やや前傾姿勢でアプローチするADTWのF-2B。尾翼には飛行開発実験団のエンブレムが入っていますが通常塗装のカラーリングで岐阜らしいテストカラー塗装ではありません。IRANに出している間の代機でしょうか。

 

 

F-2B

ランウェイ28側には工場地帯が広がっていて公園からは建物の屋根をかすめ飛ぶように見えます 。

 

 

F-2B

タッチ&ゴーを行ったF-2Bの2回目のアプローチ。ノーマル塗装ではありましたがF-2を見ることもできたので空振りに終わることは避けられました。

 

 

空の森公園

このポイントに来たのは前回が2015年だったようで9年も経っていた事に驚いています。当時に比べると環境は大きく変わっていて撮影に便利な公園に整備されていました。ここでは屋根付きのベンチや駐車場、お手洗いも利用できるので撮影拠点に最適です。

 

 

空の森公園

12月というのに遅めの紅葉が見られる2024年に気候変動を実感します。この日は冷たい風が吹いていたのでコートを持ってきていて正解でした。

 

 

空の森公園

この公園はけっこう広いので立ち位置の選択肢が多くありました。超望遠レンズがあれば木々も邪魔にならずに撮影することができます。

 

 

T-4

オーバーヘッドアプローチでT-4が頭上を通過しました。目を凝らしてよく見るとスペシャルマーキングのようだったので急いでカメラを構えました。

 

 

T-4

降りてきたのは浜松基地第31飛行隊のT-4で航空自衛隊創設70周年を記念したスペシャルマーキング機でした。

 

 

T-4

クロスカントリー訓練で飛来したようですが、思いがけず浜松の特別塗装機を見ることができました。これだけで寄り道をした甲斐がありました。

 

 

CH-47JA チヌーク

遠くにプロペラの音がしたので周囲を見渡すと陸上自衛隊のチヌークらしき 機体が飛んでいました。近くに来ることはなかったので岐阜基地とは関係のないフライトだったようです。

 

 

T-4

浜松基地第32飛行隊のT-4も飛来しました。おそらくこの機体もクロスカントリーの訓練で来たものと思います。

 

 

C-2

岐阜基地の方角から離陸するジェット音が聞こえてきました。写真には小さくしか写らなかったので割愛しますがF-15とF-2、C-2が訓練区域へ向かいました。

 

 

T-400

美保基地から浜松基地へ移転した輸送機のパイロット養成を担当するT400練習機が飛来しました。こちらも航法訓練だと思いますが浜松基地と岐阜基地は密接な関係を持っているようです。

 

 

T-400

T-400は輸送機パイロットを養成する観点から並列複座のコックピットの機体が選ばれています。浜松基地に移転したことからチェッカーの飛行隊マークに変わったようです。

 

 

Cessna 525 CitationJet

初見となる機体でしたがが川崎重工のカンパニージェットのようです。

 

 

Cessna 525 CitationJet

タッチアンドゴーを行って何度か姿を見せてシャッターチャンスを提供してくれました。

 

 

Cessna 525 CitationJet

空の森公園は安全かつ快適な環境で撮影できる恵まれたポイントですが、基地方向は林に 阻まれてしまい状況を窺うことはできません。

 

 

ツバキ

今回持参したのは携帯性を重視した28-400mmの高倍率ズームレンズです。このレンズは接写性能にも優れていてマクロ撮影も可能です。暇な時間は公園に咲いている花を撮影していました。

 

 

T-4

浜松基地の第31飛行隊に所属するT-4練習機がクロスカントリー訓練で飛来しました。最近は浜松基地にも行っていないので久しぶりに見られてよかったです。

 

 

F-15DJ イーグル

先ほど離陸していたF-15がオーバーヘッドで戻ってきました。紅白で塗装されたスペシャルマーキング機を見たかったのですが、残念ながらその願いは叶わず。もう塗装が落とされているのかもしれません。

 

 

T-4

だいぶ陽も陰っててきました。雲も出ていたので時間によっては太陽が隠れてしまい機体に光が当たらない状況がしばしばありました。

 

 

F-15DJ イーグル

エアブレーキを立ててアプローチする複座型のF-15DJ。この後にはF-2、C-2も戻ってくるはずなので寒さを堪えて撮影を続けます。

 

 

T-4

タッチアンドゴーを続けるT-4の撮影を粘り強く撮影することで寒さを紛らわせることもできました。飛行開発実験団は実戦部隊に比べてフライト数は少ないと思うのでせっかく飛行したら年次飛行時間を維持したくなるのではないでしょうか。

 

 

F-15DJ イーグル

タッチアンドゴーから再びアプローチしてきたF-15DJ。近辺にある工場の屋根を通過する様子は写真よりも直接目で見た方が迫力を感じられます。

 

 

F-15DJ イーグル

F-15をやや下から見上げられる場所に移動しました。兵装類の装備はなかったことがわかりましたので、このフライトはテストパイロットの養成、技量維持などの訓練かもしれません。

 

 

F-2A

やや高めの高度をF-2A初号機が通過していきました。この後着陸のためのアプローチを開始しました。

 

 

F-2A

大幅にトリミングをしています。公園からはサークリングアプローチをして高度を下げてくる姿を撮ることができますが、さすがに600mm以上のレンズが欲しいと思いました。

 

 

F-2A

岐阜基地のF-2には何と言ってもテストカラー機が所属していることが魅力です。今回は紅白の1号機が見られたのでラッキーでした。

 

 

F-2A

垂直尾翼には航空自衛隊創設70周年を記念するエンブレムが垂直尾翼に描かれていました。これも期間限定の特別塗装といえるので撮影できて運がよかったです 。

 

 

F-2A

やや高々度からのショートファイナルのため機体はやや前傾姿勢で通過していきました。

 

 

C-2

テストカラーのC-2初号機のアプローチ。大きな機体がゆっくりと接近してくる様子は風格さえ感じます。

 

 

C-2

岐阜基地に配備されている初号機は「レオニス」の愛称で呼ばれています。意味を調べる「ライオン」や「しし座」という意味があるようで 特別な存在として扱われています。

 

 

C-2

夕陽を浴びて滑走路へとアプローチするC-2初号機。垂直尾翼には航空自衛隊創設70周年を記念するエンブレムが入っていました。

 

 

F-2A

F-2初号機はタッチアンドゴーを行って2回目のアプローチを行ないました。自分も立ち位置を変更して別アングルで撮影に挑みましたす 。

 

 

F-2A

背後には雲が広がる天候条件でしたが、雲が加わることで風景的な味付けになることがあります。

 

 

F-2A

できるだけ正面に近い姿を撮りたいと思い、危険のない場所を探して機体を追いかけましたが、こういう時は航空機のスピードの速さを実感します。

 

 

F-2A

F-2のレドームは時期によってカラーリングが変更されることがあります。最新では初飛行時に採用されていた黒いレドームに戻されています。

 

 

F-2A

主翼下を確認すると兵装類は一切なくパイロンさえもないクリーンな状態でした。センターのドロップタンクもなければ完璧なクリーン形態が見られたことでしょう。

 

 

F-2A

F-2の後ろ姿を追いかけます。岐阜基地は一般の基地に比べると秘匿性が高いためか撮影ポイントが少ないのですが、選択肢が少ないのでむしろ悩まずに済むメリットもあります。

 

 

F-2A

公園の撮影ポイントからは基地内の様子は覗えず、写真のように木々の上を通過して機体は姿を消して行きます。

 

 

C-2

今回の最後の被写体となったC-2のアプローチ。高度を下げながら左旋回するシーンは背景の暗い雲により白い機体がくっきりと浮かび上がりました。

 

 

C-2

背後に広がる雲が良いアクセントになりました。機体を照らす夕日の光線も季節感を表す効果があり 風情があります。

 

 

C-2

頭の上を通過して行くC-2はサイズが大きいのでとても迫力があります。必死でレンズを振って移動する機体を追いかけました。

 

 

C-2

後ろ姿を追いかけます。基地の西側はまだ雲がなく青空が広がっていて明るさも残っていましたが寒さも厳しくなってきました。

 

 

C-2

おそらくこのフライトで本日の予定は終了だったようです。この後は電車を乗り継いで約2時間をかけて豊田市へ向かいました。滞在できた 短時の間に浜松の特別塗装機を含めて良い撮影を行うことができました。本当は11月に開催された航空祭に行きたかったのですが都合が合わず断念しました。また来年機会があれば行きたいと思います。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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