2024年12月8日 航空自衛隊 百里基地 航空祭
|
前日に開催される航空祭特別公開は予定が合わずに見学できませんでしたが、素晴らしい内容であったことがSNSで確認できました。今回も前日から移動して民間駐車場で車内前泊しました。航空祭当日は素晴らしい快晴に恵まれ、特に小松基地から飛来したF-15記念塗装機による機動飛行が集まったファンを魅了しました。また第3飛行隊のF-2機動飛行もトレンドを取り入れてアップデートされていました。2024年の締めくくりにふさわしい素晴らしいフライトの数々が見られました。

|
 |
民間駐車場
毎年利用させてもらっている民間駐車場へ夜間に到着しました。今回は端に誘導されたので隣の車があまり気にならずよかったです。今年はブルーインパルスが参加するためか、もしくはSNSでの情報発信が浸透しているのか、深夜12時頃には満車になりそうな早いペースで埋まっていきました。この日は氷点下となる寒い夜だったので毛布を用意していきました。車内泊は意外と楽しくて年に一度の楽しみになっています。
|
 |
百里神社
百里基地へ行った時のルーティーン。まずは早朝に百里神社を参拝して前回撮影結果の報告とお礼を告げます。今回の航空祭の展示内容が素晴らしいことは事前にわかっていて更に天気も良さそう。神頼みの要素はなく、あとは自分の頑張り次第だったので決意表明をして基地正門へと向かいました。
|
 |
F-15J イーグル
百里基地の朝は早く、多少の待ち行列はあったものの7時には入場可能でまったく苦にならないレベルです。手荷物検査も十分な人数が配置されているのでストレスフリーでエプロンエリアへ到着できました。
|
 |
F-15J イーグル
会場が混雑する前に真っ先に向かったのは小松基地から飛来したF-15記念塗装機の地上展示エリアです。入間基地で行われた空軍参謀長等招へい行事に飛来した際はフェンス越しの遠目でしか見られなかった人気の機体を拝むことができて感激しました。
|
 |
F-2A/B
百里基地をホームベースとする第3飛行隊のF-2は4機がエプロンに駐機され、おそらく計画通りに2機の記念塗装機が割り当てられました。
|
 |
F-2B
F-2の記念塗装機は単座A型と複座B型でそれそれ1機ずつにペイントが施されました。複座機の記念塗装機を見たのは初めてで今回の目的のひとつでした。
|
 |
T-4 Blue Impulse
2年ぶりの参加となったブルーインパルスの列線。ブルーインパルスが参加するだけで来従者数は大きく変わるようで、不参加だった前年の4万人に対し今回は6万5千人と発表されました。
|
 |
F-15J イーグル
早朝に2機のF-2Aが天候調査のために離陸しました。関東の空は広く高気圧に覆われて安定するとの予報でした。この晴天の下で小松の記念塗装機が飛び回る姿を追いかけられると思うと期待に胸が高鳴ります。
|
 |
F-2A
エプロンではオープニングフライトに向けての準備が進められます。複座機に向かう2名のパイロットと整備員が記念塗装機の前で談笑するシーンが見られたのも航空祭ならではです。
|
 |
F-2A
第3飛行隊の記念塗装機は左右で異なるカラーリングとなっていて右側からみると赤い尾翼が印象的です。色が違うだけでもまるで別の機体のように見えます。
|
 |
V-22 オスプレイ
陸上自衛隊が装備するオスプレイが百里基地航空祭に初参加しました。展示飛行とまでは言わないまでも飛行する姿を見たいと思ったファンも多かったことでしょう。
|
 |
F-2A
ハンガー内で行われていたF-2Aの装備品展示。この風景はまるでエースコンバットの世界感。
|
 |
P-1
海上自衛隊からP-1対潜哨戒機が地上展示に参加しました。この時点で基地上空には薄い雲が広がっていましたが、これから徐々に青空が広がっていくとの予報でした。F-15の機動飛行までにはどうか晴れ渡ってほしいと祈っていました。
|
 |
F-2B
オープニングフライトに向けてタキシングを開始するF-2B。ピカピカに磨き上げられたキャノピー越しに二人のパイロットが手を振ってくれました。
|
 |
F-2A/B
百里基地の通常訓練ではまず見る機会がないフォーメーションテイクオフですがさすがは航空祭です。贅沢に記念塗装機を使って見せてくれました。
|
 |
F-2A
こちらは単座A型の記念塗装機を含んだフォーメーションテイクオフ。できることなら色付きは手前を飛んで欲しかったところでしょうか。
|
 |
T-4 Blue Impulse
ブルーインパルスの展示飛行は11時20分からの予定です。最近ではブルーインパルスを航空祭のトリにせず、午前中に飛ばして帰りの混雑を緩和させる効果を狙ったプログラム編成も増えています。
|
 |
UH-60J ブラックホーク
百里基地第7航空団に所属する各航空機によるオープニングフライト。まずは回転翼機のUH-60Jが先頭となり航過飛行を行いました。
|
 |
U-125A
百里救難隊のU-125Aの航過飛行。同機は将来的な廃止が決定してしまい後継機は導入は行われません。いつでも見られる機体だと思っていましたが今後は撮れる機会を大切にしたいと思います。
|
 |
T-4
第3飛行隊のT-4連絡機が単機で航過飛行を行いました。パイロットは2名が搭乗しています。
|
 |
F-2A
第3飛行隊のF-2戦闘機は6機による編隊飛行を披露しました。先に天候偵察で上がった2機が合流したようでよく考え練られた機体運用だと思いました。
|
 |
F-2A
F-2の企画段階で一時は構想があったと噂されているF-2ブルーインパルスを彷彿させるデルタ隊形です。今回の編隊では1番機と4番機のポジションに記念塗装機が入っているのもワンポイントの効果がありました。
|
 |
F-2A
オープニングフライトを行った6機のF-2はエシュロン隊形を組んでRW03側から進入しコンバットピッチで着陸しました。通過コースが頭上だったので散開時に機体が重なって見えるシーンは狙えませんでした。
|
 |
F-15J イーグル
百里基地航空祭に華を添える第306飛行隊による機動飛行。機体前の人垣には身を置きたくなかったのですが筑波山との組合せは撮りたいと思っていました。桜が描かれたエアブレーキを立てて観客に挨拶する930号機です。
|
 |
F-15J イーグル
見送る観客に手を振りながらタキシングを開始する第306飛行隊のパイロット。会場に流れるナレーションもBGMの選曲も秀逸でワクワク感が止まりませんでした。
|
 |
F-15J イーグル
ドラゴンが描かれたエアブレーキを立てる859号機。入間基地航空祭に参加した時は大人しかった印象ですが、今回はこれから機動飛行を行うだけあって気迫が伝わってきます。
|
 |
F-15J イーグル
1番機は第306飛行隊の記念塗装機が務めました。空自創設70周年を記念して古希の色である紫と桜を描いた美しいデザインで人気を集めている機体です。
|
 |
F-15J イーグル
この美しい機体を順光条件で真横写真を写真に残すことができるとは思っていませんでした。何度かあったチャンスもスケジュールが合わず、自分には縁のない機体と思い込んでいましたから人生とはわからないものです。
|
 |
F-15J イーグル
離陸直後にいきなりのハイレートで自慢の美しい背中を披露してくれました。ファンが望んでいることを熟知しているところが本当に素晴らしいです。
|
 |
F-15J イーグル
2番機は入間基地航空祭にも参加した859号機が務めました。ドロップタンクには「ともにこえよう石川」と描かれていて、震災と大雨による被害を受けた能登半島の復興祈願の思いが込められています。当機は第303飛行隊の記念塗装機ですが偉い人に無理を頼んで調整し、この機体を都合してくれたそうです。この2基地間における連携は本当に素晴らしいファンサービスでした。
|
 |
F-15J イーグル
2番機は会場に腹を向けて反対側へ向けて旋回を始めました。ドロップタンクだけは白く塗装されていましたが腹側はほぼノーマル塗装でした。
|
 |
F-15J イーグル
859号機も背中を見せてくれましたが会場からは距離がありトリミングしてなんとか鑑賞できるか…という感じでした。
|
 |
F-15J イーグル
エプロン上空で激しいGをかけた旋回を行う2番機。アフターバーナーは右側エンジンだけを使っているように見えます。
|
 |
F-15J イーグル
859号機は敦賀まで開通した北陸新幹線の青、金、白のカラーリングをオマージュしたデザインです。背中のデザインは見応えがあるだけにもう少し近くでよく見せて欲しいと思いました。
|
 |
F-15J イーグル
会場右側からのナイフエッジで背面に描かれた記念塗装を存分に見せてくれてシャッターチャンスを与えてくれました。この素晴らしいデザインはパイロットであるジーニーさんの奥様の発案だそうです。自衛隊最高ですね。
|
 |
F-15J イーグル
ホームベースではないのに順光が得られる位置や角度を熟知しているかのような見事な展示内容と、「魅せる」飛行を実現する操縦技術は本当に素晴らしいと思いました。
|
 |
F-15J イーグル
第306飛行隊は航空自衛隊のウェポンスクールを務めており、これは日本版トップガンに相当するそうです。展示飛行に対しての意識が高い理由もよくわかりました。
|
 |
F-15J イーグル
なかなか近くでは背中を見せてくれなかった2番機ですが遂に鋭いツッコミを見せてくれました!本当にどれも素晴らしいフライトばかりで見せ場の連続です。
|
 |
F-15J イーグル
859号機の記念塗装も真横写真を残すことができました。あらゆる角度を見せてくれる展示飛行の構成には無駄がありませんでした。
|
 |
F-15J イーグル
通常では航空機の上面を見る機会は多くありません。F-15の広い主翼は記念塗装機において絶好のキャンバスですが、これがなかなか披露する場面が少ないというのも残念な話です。
|
 |
F-15J イーグル
上の社写真のトリミングしました。主翼中央には第303飛行隊のシンボルである龍が描かれています。この角度からみると本当に空を泳いでいるようにも見える秀逸なデザインです。
|
 |
F-15J イーグル
主翼端からベイパーを発生させる1番機。背中には第306飛行隊のシンボルであるイヌワシが大きく翼を広げている姿が描かれています。雲一つない湿度の低いクリアな青空をバックに撮影できるこの場に立てたことは本当に幸運でした。
|
 |
F-15J イーグル
2機の記念塗装機を都合するにはおそらく大変な調整が必要だったと思われ、企画していただいた方達には感謝の言葉しかありません。この素晴らしい記念塗装はしばらくすると塗装を落としてしまうそうです。地元の小松基地航空祭は能登半島の大雨により規模を縮小しての開催となったため航過飛行程度しか行えませんでした。小松の地元ファンの心情を察すると心が傷みますが、この素晴らしい塗装が陽の目を見たのはよかったことだと思います。
|
 |
B737-800 SKY
展示飛行の合間をぬって離陸するスカイマークのB737。というよりもむしろ民間機の離発着スケジュールに影響を与えないよう考慮して展示飛行のプログラムを作っているのでしょう。
|
 |
U-125A、UH-60J ブラックホーク
百里救難隊の救難展示が行われました、飛行特性が異なる固定翼機と回転翼機が速度を合わせて飛ぶシーンが1枚の画面におさまりました。
|
 |
U-125A
ジェット機の速度を活かしていち早く救難現場へ駆け付けるU-125Aは要救助者を発見するとサバイバルキットを投下します。
|
 |
UH-60J ブラックホーク
UH-60Jからは3名のメディックがパラシュートを使った降下を行いました。少しでも空気抵抗を増やすためか脚を開いて降下するようです。
|
 |
百里救難隊
航空自衛隊の救難隊は「救難の最後の砦」と呼ばれており、極限状態での状況で救助に挑むスーパーマン達です。彼らが存在することでファイターパイロットが安心して訓練に挑むことができると言っていました。
|
 |
UH-60J ブラックホーク
要救助者をストレッチャーに乗せてロープで吊り上げるデモンストレーション。ピタッと止まっているかのようなホバリングに操縦技術の高さが窺えました。
|
 |
おしながき
F-2飛行隊では定番になっている展示飛行の内容を説明するおしながき。ユーモラスに表現されていますが撮影プランの準備にとても役立ちますし、パイロットの苦労や思いが伝わってくる素晴らしい内容なので、これは広報がSNSで拡散した方がいいと思います。
|
 |
F-2A
2機のF-2Aによる機動飛行が始まりました。2週間前に行われた事前訓練を外柵から見学していたので内容は予習済みです。
|
 |
F-2A
事前訓練で見た時は午後の基地外側だったので条件が大きく異なるので心配もありましたが、エプロンからは最高の条件で撮影することができました。
|
 |
F-2A
今年の第3飛行隊は築城基地の展示飛行を参考にしているようで管制塔を巻き込むコースでの旋回が多く見られました。観客の頭上は避けつつも機体背面をたくさん見せてくれるという飛行機好きにはたまらない飛び方でした。
|
 |
F-2A
F-2の機動性能を最大限に発揮するためドロップタンクを外した状態でデモフライトに挑んでいます。
|
 |
F-2A
機動飛行は2機のF-2によって行われました。交互に進入してくるので展開がスピーディーになり、短時間で多くの課目を楽しめるメリットがあります。
|
 |
F-2A
旋回をしながらランディングギアを操作する「難しいやつ」です。脚を操作すると空気抵抗が急に変化することに加え、手元では多くの操作を行う必要があるので手が忙しいそうです。
|
 |
F-2A
ハイレートで一気に高度を上げていくF-2A。今回の機動飛行は背中の写真を大量に撮影することができました。
|
 |
F-2A
高高度から旋回して下降に入るF-2Aを大幅にトリミングして拡大しています。実際には豆粒くらいの大きさにしか見えませんが、このような楽しみ方は高画素機の恩恵です。
|
 |
F-2A
大ヒットした映画「TOP GUN」で有名な管制官がコーヒーを吹き出すシーンはすっかり当たり前のものになり、珍しいことではなくりました。
|
 |
T-4 Blue Impulse
午前中最後のプログラムはブルーインパルスによる曲技飛行が行われました。入間基地航空祭では3機編隊による離陸が行われましたが百里基地では再び単機によるインディビジュアルテイクオフに戻りました。
|
 |
T-4 Blue Impulse
単機で離陸したブルーインパルスの4機は空中で集合し会場正面からダーティーローパスで進入してきました。太いスモークと8灯のランディングライトが青空に映えていました。
|
 |
T-4 Blue Impulse
序盤から見せ場をつくって観客のハートを掴むファンブレイク。飛行技術が安定しているため、毎年のように各地の航空祭で同じような写真をつい量産してしまいます。
|
 |
T-4 Blue Impulse
チェンジオーバーターン後半の密集隊形に移行した後のブルーインパルス5機編隊です。写真としては密集後の方が歩留まりよくバッチリおさまります。
|
 |
T-4 Blue Impulse
ブルーインパルスは展示飛行の間に対面交差を行う課目を3つ入れています。Z8の連写性能は交差のタイミングを逃さず捉えてくれますが、安全対策の裏側もリアルに可視化されてしまいます。
|
 |
T-4 Blue Impulse
文句なしの青空に恵まれて第1区分で行われました。5機編隊はループの頂点を通過し下降に入ると画面の中は機体とスモークで満たされます。
|
 |
T-4 Blue Impulse
12月に行われる航空祭だけで見ることができる季節限定の課目「クリスマスツリーローパス」です。低速飛行することで太くなるスモークはモミの木を表現し、12灯のランディングライトがオーナメントのように輝きます。
|
 |
T-4 Blue Impulse
頭上を通過する時は縦構図に構えて伸びるスモークを意識してカメラを構えましたが数秒のうちに通り過ぎてしまいました。
|
 |
F-15J イーグル
昼休みの時間帯を利用して地上展示機を撮影しました。最難関は小松基地から飛来したF-15記念塗装機の周辺でしたが入間基地に比べれば人垣も少なく待ち時間も短くて楽でした。
|
 |
F-15J イーグル
朝一番で撮影した時には太陽も低い位置だったので、南中のトップライトを利用して再撮影。日中の自然な光線状態で撮影することができ入間基地でのリベンジを果たせました。
|
 |
CH-47J チヌーク
入間基地から飛来したチヌークはコックピットのガラスに目玉をつけてキャラクター化されていました。
|
 |
E-2C ホークアイ
三沢基地から飛来したホークアイは13時から主翼展開のデモンストレーションを披露しました。機体の前ではE-2Cのクルーがホークアイの豆知識についてレクチャーしてくれました。参考になったのはプロペラの枚数でC/D型を判断すべきではないという理由でした。見分けるべきポイントはレドームの縁の色で黒いのがC型だそうです。
|
 |
E-2C ホークアイ
先日購入したエスワンフォー社のダイキャストモデルではこの主翼折りたたみ機構が再現されていたので興味深く実機を観察してみました。この大きな主翼を小さな接続基部だけで支えていることには驚きです。
|
 |
F-2B
午後のプログラムはF-2戦闘機によるAGG(模擬対地射爆撃)が行われました。複座型の記念塗装機が参加していますが後席パイロットは搭乗していませんでした。
|
 |
F-2A
3,4番機はフォーメーションテイクオフを披露。あらかじめ覚悟はしていましたが思っていた以上に晴天時の逆光は厳しい条件でした。
|
 |
F-2A
2機のフォーメーションはタックデパーチャーで編隊を解き、離陸直後に狙い撃ちされるリスクを低減します。後日SNSを巡回していますがこの散開がうまく撮れたという情報は見られませんでした。
|
 |
F-2A/B
AGGを行う前には4機編隊で進入し観客に挨拶フライトを行いました。贅沢をいえば逆光が緩和されるRW21側から入ってきて欲しかったと思いました。
|
 |
F-2A/B
4機編隊は会場正面で2機ずつが左右に散開し、それぞれの攻撃ポジションへと向かっていきます。
|
 |
F-2A/B
このブレイクは見応えがありましたが写真にするとバラバラの印象を受けることは否めません。築城基地航空祭での4機解散が素晴らしすぎたので写真派にとってはもう一工夫欲しかったところでしょうか。
|
 |
F-2A
上の写真を超トリミングすると2機が重なったように見える効果を得ることができました。これを普通の2機編隊で撮って見たかったというのが本心です。
|
 |
F-2A/B
会場左手から進入してきた2機編隊はA,B型の混成でした。AGGは基本的に2機のエレメントで攻撃行動を行います。
|
 |
F-2A
上空から高度を下げて地上の攻撃対象を狙う2機のF-2。このアングルこそが対地射爆撃の醍醐味です。
|
 |
F-2A
会場右手から進入するA型の2機編隊。今回の航空祭では午前中の機動飛行と同様に会場内から見ることに最適化されているものと期待していました。しかし午後のAGGは外から撮った方が正解だったかもしれません。
|
 |
F-2A/B
軽い左捻りを入れた態勢で編隊を維持しながら通過するF-2。各エレメントに記念塗装機を入れているのは意図された演出でしょう。
|
 |
F-2A/B
このフライトは射爆撃ではなくカメラを構えるファンに向けたファンブレイク的なサービスフライトだったのでしょう。
|
 |
F-2A
AGGという言葉を聞くとテンションが上がるカメラマンは多いのです。ただ私は今一つ成功したと思える体験がないのでやや消極的かもしれません。築城基地のような誰でもスーパーショットが撮れるようなフライトに期待したいです。
|
 |
F-2A/B
百里基地は13時過ぎにはかなり逆光が厳しくなります。来年からは迷わずに午後は基地の外に出るか、それとも会場内からの最適化に期待するか…と今から迷ってしまいます。
|
 |
F-2A/B
2機編隊の手前側を飛行しているB型の尾翼でライトが点滅する瞬間が撮れました。
|
 |
F-2A/B
AGGを終えたF-2は4機編のオーバーヘッドで戻ってきました。会場側に捻ったコンバットピッチを見せてくれましたがここも築城のような機体の重なりを見てみたかったところです。
|
 |
F-15J イーグル
全ての展示飛行のプログラムが終わりました。帰投準備が始まるかと思いきや地上展示機には動きが見られませんでした。ブルーインパルス目当ての観客は昼には帰ってしまったので14時くらいのエプロンは少し寂しささえ漂っていました。
|
 |
F-15J イーグル
だいぶ人も減ってきたので記念塗装機をゆっくりと撮影できることができました。入間基地では人出も多く、早めに小松基地へ帰投してしまったので撮影するチャンスが限られていました。
|
 |
F-15J イーグル
F-15記念塗装機の周辺を走る花電車。人垣に遮られることなく機体の近くから眺めることができるので乗るべきだったかと後悔しました。
|
 |
F-15J イーグル
カメラ位置を地面すれすれまで下ろしてティルトモニターを利用して撮影しています。
|
 |
F-15J イーグル
あまりローアングルをから狙いすぎると地面の割合が多すぎてスケールモデルの写真のようにも見えてきますがこれは実機です。
|
 |
F-15J イーグル
今回の百里基地航空祭ではなんといっても小松の記念塗装機が2機参加し、しかも機動飛行まで行ったことが最大の話題になりました。特に縁がないと諦めていた930号機をたっぷりと眺めることができたのは最大の収穫でした。
|
 |
F-15J イーグル
とにかく小松のF-15は最高でした。結果的にはこの日のうちに小松基地へ帰投することはありませんでしたが、日本海側は天候が荒れていたので移動を早々に諦めていた可能性が高いです。
|
 |
T-7
12月というシーズンは日没時間が早いこともありますが、14時くらいには蛍の光が流れ始めるスピーディーな展開の航空祭でした。帰投が始まる気配は薄く、静かな時間が続きました。気温も下がってきたので粘らずに会場を後にすることにしました。
|
 |
T-4 Blue Impulse
会場を後にして茨城空港側へ移動するとブルーインパルスが松島基地へ向けて離陸しました。会場にはもう観客も残っていなかったのか通常離陸のみで百里基地を去っていきました。
|
 |
B737-800 SKY
祭りの後の百里基地に到着したスカイマーク機。この機体に搭乗して自宅に戻る遠征組の飛行機ファンもいたことでしょう。
|
 |
U-4
入間基地へと帰投するU-4。この日は他に陸自のオスプレイも帰投したそうですが見送ることはできませんでした。
|
 |
素鵞神社
帰り道は素鵞神社を参拝し、百里神社の航空祭限定の御朱印を拝受しました。10人くらいの待機列があり拝受した時にはほとんど陽が暮れてしまいました。とにかく今回は久しぶりに胸が踊る楽しい撮影体験ができたので百里神社の神様には感謝です。
|
|
スケジュール(パンフレット)
07:30 天候偵察(F-2)
08:00 航過飛行(UH-60/U-125A/T-4/F-2)
09:05 機動飛行(F-15)
09:40 捜索救難(UH-60J/U-125A)
10:10 機動飛行(F-2)
11:20 曲技飛行(T-4 ブルーインパルス)
13:15 AGG(F-2)
|
|