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20240405

航空自衛隊

百里基地


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2024年4月5日 航空自衛隊 百里基地

仕事で代休取得のチャンスがとれたので、季節を苦慮して桜チャレンジに出かけることにしました。せっかく平日に休みがとれるので成田空港の桜ではなく百里基地のF-2を選択しました。2024年は予想に反して気温が上がらず、桜の開花が遅れて満開は4月にまでずれ込みました。小雨の降る微妙な天気でしかも年度始めの金曜日、加えて小松基地へ5機派遣している望ましくない状況でしたが、予想以上の成果が撮れたと思います。


F-4EJ改 ファントム

休日出勤があったおかげで平日に代休を取得することができましたが、外せない仕事があり朝一番でWEBミーティングのスケジュールもありました。本来は桜の開花と天気予報を考慮して最適な日を決めたつもりでした。しかし実際には雨と曇りの予報に変わっていました。キャンセルも考えましたが気分転換もしたかったので今回は焦らずのんびりと移動することにし、茨城空港に到着したのは12時30分を過ぎていました。

 

 

F-2A

茨城空港へ到着して状況確認をしようと思った矢先に4機編隊がオーバーヘッドで戻ってきました。本来は北門で準備を整えておき、桜との絡みが撮れるように待ち構えていたかったのですが、気合を入れていない日とはこういうものです。

 

 

F-2A

4機編隊に続いて3機編隊が進入してきました。連続して2つの編隊が戻ってくるというのは見たことがありませんでした。年度初めのなので普段とは違うパターンで行なわれているのかもしれません。

 

 

F-2A

3機によるエシュロン隊形からのピッチアウト。これに関してはファントム空港の反対側から機体背面を狙ってみたいものです。

 

 

F-2A

準備が整っていないまま、ファントム公園にある築山に上り撮影しています。本日のテーマは桜チャレンジでしたが、いつもの写真になってしまったのは残念です。

 

 

F-2A

RW21RにアプローチするF-2。空港側からの撮影では距離も遠く電線も邪魔になります。アラハン前まで行く手もありますが、道が細くぬかるんでいることも多いので車でいくのには抵抗があります。

 

 

F-2A

築山から見てこの方角が工場設備のようなものが映るので背景がうるさくなってしまいます。

 

 

F-2A

奥に見えるフェンスのところには近づけるものなのでしょうか…新しいようにも見えますがとても気になります。

 

 

F-2A

一気に7機も降りてきたので少し撮影の練習でも。シャッタースピードを遅くして流し撮りをして観ましたがこれがなかなか難しい。

 

 

F-2A

7機ものF-2が着陸しましたがドラッグシュートを使って減速したのは1機のみでした。以前は当たり前のように見られた光景ですが最近は珍しくなってきていると聞きました。

 

 

T-4

私に認識では最初にT-4が上がり、その後に数機のF-2が訓練に飛び立っていく。逆に戻ってくる時はT-4が先に帰ってくるとものと思っていました。今回はT-4が一番最後に降りてきくる珍しいパターンでした。

 

 

百里神社

F-2のフライトが落ち着いたところで百里神社を参拝しました。まわりの雑木が伐採され、地面も砂利が敷かれてとても歩きやすくなりました。

 

 

UH-1J イロコイ

百里基地に来ていた陸自のUH-1Jが離陸して行きました。何かしらの連絡業務で来ていたものと思われます。

 

 

UH-60J

百里救難隊のUH-60Jが着陸します。エプロンからはF-2のエンジン音が聞こえ始め離陸の準備が進んでいることがわかりました。

 

 

F-2A

6機のF-2がタキシーアウトしました。この週は第3飛行隊から5機が小松基地へ派遣されているのでエプロンも少し寂しい状況でした。

 

 

F-2A

単発機ながらパワフルな離陸を見せてくれるF-2。久しぶりの離陸撮影にレンズを振る腕が追従できていない感覚を覚えました。

 

 

F-2A

3段脚立の上に立って超望遠レンズを振りながら撮影していましたが、脚の力も衰えてきたことを痛感するようになりました。転落する危険性も無視できなくなってきたので天板の大きなものに買い替えようかと思い始めました。

 

 

F-2A

RW21からの離陸機を追いかけると一旦樹に隠れてしまいます。写真派にとってはあまり問題になりませんが、動画派にとっては大きな悩みになるようです。

 

 

タンポポ

タキシーアウトした6機のうち、先行する4機が離陸した後は暫く時間が空いたのでタンポポを撮影しながら時間を過ごしました。

 

 

F-2B

しばらくすると第2陣の2機が離陸し、その中には複座型が1機見られました。複座機の稼働率は高いようです。

 

 

T-4

通常はF-2より先に上がることが多いT-4ですが、今回はF-2の後を追いかけるように離陸していきました。

 

 

T-4

今回は北門で撮影を行ないましたが私を含めて3人いました。帰投を待っている間に情報交換をしましたが、好きなもの同志の雑談ってどうしてあんなに面白いのでしょうかね。話している間にT-4が戻ってきてタッチ&ゴーを行ないました。

 

 

F-2A

訓練から戻ってきたF-2A。第3飛行隊では着陸する前に高高度からのショートファイナルとローアプローチを行なうことが多いようです。

 

 

F-2A

離陸した6機のうち、最初の1機が着陸しました、北門で撮影していた3人の雑談で、大きな話題になったのがドラッグシュートの話でした。最近は整備員の数が足りないということでドラッグシュートの使用数を控えているそうです。

 

 

F-2A

第1目標は桜、第2目標はドラッグシュート!そしていつの間にか桜とドラッグシュートの組合せが撮れるかどうかが最大の関心事になっていました。

 

 

F-2A

大幅にトリミングしていますが高画素機のメリットを感じます。奥には整備員が待機する姿が見えるのでドラッグシュート回収の撮影チャンスが訪れることを期待して待ちました。

 

 

F-2A

桜の花は満開とまでは言えませんでしたが、この日の時点の条件を考えれば十分満足のいく結果が得られたと思います。週末をはさんで翌週の天気予報もパッとしない天気が続きそうです。

 

 

F-2A

着陸した2機はほぼ素通りのようにエプロンへと戻っていきました。もう少し地上整備員とのコミュニケーションが見たかった気持ちがあります。

 

 

F-2A

背景にある桜の樹はとても存在感がありますが、残念ながら開花状況の方はもう一息というところでした。

 

 

F-2A

エプロンへ向けてタキシーバックするF-2A。エンジンカットするまで油断はできませんが、コックピットの中からも桜を楽しめているといいですね。

 

 

F-2A

3番目に降りてきた機体はドラッグシュートを使って減速してくれました!今回このポイントで出会い、話をしていた3人の期待が見事に叶いみんなガッツポーズ。

 

 

F-2A

結果的にはドラッグシュートを開いてくれたのは6機のうちこの1機だけでした。本当にドラッグシュートを極力使用しない運用になっていることを確認しました。

 

 

F-2A

ドラッグシュートを使った理由はスピードが出すぎていて、制動距離がかかると判断したのか、それともファンサービスの一環か。以前であればドラッグシュートを折りたたむ作業の技量維持のために敢えて使っていたと聞いたことがあります。

 

 

F-2A

桜の開花ボリュームが少し足りない分をドラッグシュートの黄色い大きな花が補ってくれました。狙い通りのシチュエーションが訪れました。

 

 

F-2A

トリミングして余分なスペースを減らし、ドラッグシュートを強調しました。これで明るい太陽光が当たっていればいう事ありませんでしたね。

 

 

F-2A

ドラッグシュートが切り離されてフワッと舞った瞬間です。これは動画で見た方が楽しめるかもしれません。

 

 

ドラッグシュート

切り離されたドラッグシュートを回収する整備員の方達。これだけの大きさ厚さからするとかなりの重さになりそうです。コンパクトに畳むことにも高い技術が必要になると以前見たことがあります。

 

 

F-2A

翌週の天気予報も曇りの予報で条件はあまりよくありません。桜チャレンジは2年連続で厳しい状況となりました。

 

 

F-2A

ローアプローチやタッチ&ゴーを行なったのは戻ってきた6機のうち3機だけでした。残りの3機はそのまま着陸しましたがする、しないはパイロットの自由判断なのでしょうか。

 

 

F-2B

複座型のB型が着陸減速を行ない目の前に近づいてきました。ボリューム感のあるキャノピーが好きという根強い複座機ファンも多いようです。

 

 

F-2B

タキシーウェイ沿いの桜はいい感じに咲いていました。いくつか種類の違う桜が植えられているかもしれません。

 

 

F-2B

通常訓練では訓練に向かうグループの中に少なくとも1機は複座機が含まれることが多いようです。管理者が搭乗しているのかもしれません。

 

 

F-2B

エンジンノズルの両横に設けられたエアブレーキを開いたままエンドまで転がってきました。あまり大きくはありませんがどれほどの空気抵抗が増すのでしょうかね。

 

 

F-2B

この冬は千歳基地でF-15を見る機会が多かったので久しぶりにF-2を堪能することができました。前月の雪とF-15に対し、今回は桜とF-2の組合せが見られたことで季節の変わり目を感じることができました。

 

 

F-2A

6機目のF-2が着陸し3RDで上がった全機が戻ってきました。エプロンでは列線を撤収する作業が進んでおり今週の訓練も終了の様子でした。

 

 

F-2A

写真を拡大して確認してみると地上の整備員さんは5人も出ていたようです。6機が戻ってくるまで外で待機していましたが寒い中ご苦労様です。

 

 

F-2A

年度始めの4月第1週しかも魔の金曜日でした。小松基地へ5機が派遣されている状況を考える「フライトが見られただけでもマシ」という声が聞かれました。それに加えて桜の開花状況や、天気、風向き、そして休暇をとるタイミングを考えると桜チャレンジは本当に難しいと思いました。

 

 

百里神社の御朱印

帰り道に素鵞神社を参拝したところ社務所は16時で閉まっていました。残念ながら百里基地の御朱印は拝受できませんでしたが、新しい見開き御朱印が3つあることがわかりました。これはまた機会をみつけて行かないと!

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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