2024年7月19日 航空自衛隊 百里基地
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百里基地に飛来するフランス軍のラファールを見にうまく代休が利用できたので行ってきました。これはドイツ、スペイン、フランスの大型演習ツアー「PacificSkys24」の一環として日本に立ち寄り千歳と百里に展開するもので、珍しいヨーロッパ軍用機が見られることから年初から大きな話題となりました。お迎えは成功したものの残念ながらの曇天でした。見送りはまさかの離陸直前の機体トラブルにより中止になり、当日の離日はないと予想したのが見事に外れ撮り逃がしてしまいました。これで百里基地の外国軍離日はまさかの3連敗…百里神社の神様はいたずらがお好きのようです。

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ADS-BExchange
普段は使い勝手の良いフライトレーダー24のアプリを使うことが多いですが軍用機を補足しにくいという弱点があります。一方こちらのアプリは空中給油機や輸送機を捕捉できる可能性が高くミリタリー系の大陸間移動の捕捉にはもってこいのアプリです。目的に飛行機がアラスカを出発する様子が確認できました。
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茨城空港
フランス空軍のA330空中給油機は午前中の到着が見込まれていたので早朝の移動を予定していました。しかしなかなか眠れず いてもたってもいられず深夜に車を走らせることにしました。空港駐車場は0530時からの解放ですが4時頃には早くも10台ほどが待機していて列ができていました。
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茨城空港
朝焼けの時間帯を迎えました。この頃になると待ち行列も長くなり手前の十字路を越えるようになりました。雲は出ているものの危険な暑さになる予報で注意が必要です。
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ファントム公園
駐車場がオープンとなり駐車位置の拠点を決めた後、まずは基地内の状況確認を行ないました。築山には早くも人が集まっていましたがよくみると最前列で大きな三脚を構える人がチラホラ。昔はあまりいなかったような…鉄道から転向してきた人たちでしょうか。
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百里神社
早朝の百里神社を参拝しました。数年前から案内されていた整備事業が実際に進んでいるようで、前回は綺麗に整地されたことを確認しましたがさらに新しい鳥居が建てられていました。事業に寄付をした一人として嬉しく思います。
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2代目自転車
最近の撮影活動では必須アイテムとなっている折りたたみ自転車。折りたためば車に積めるので駐車スペースを気にせず小回りが効き、健康にもいいので重宝しています。最初に買ったのが2018年でしたが7年間の使用で老朽化が目立ち2代目に乗り換えを行ないました。以前は1万円くらいで気軽に買えたのですが今では2.5万円となり、物価高騰と円安のダブルパンチを強く感じます。
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F-2A
エプロンにF-2が出てきました。通常訓練が行われるのかは不明でしたが間違いなくフランス空軍のエスコートやフォトミッションで上がることでしょう。公には共同訓練とされていますが、事実上は給油と休養のための立ち寄りなので記念する特別塗装機は出現しませんでした。
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A330-243MRTT
朝の9時、待ちに待ったフランス軍の来日です。まずはA330空中給油機が姿を見せました。フランス空軍ご一行のファーストショットです。
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A330-243MRTT
MRTTはMulti Role Tanker Transportの略で、空中給油、人員輸送、物資輸送など多くの任務に対応できる万能機です。空軍組織で効率的な部隊運用を考えるとこれら航空機の重要性が高まっている理由もよくわかります。
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A330-243MRTT
ロービジで塗装されたグレーの機体は霞がかった曇り空に溶け込みます。青空バックで撮りたい気持ちもありますが、これはこれでよかったかもしれません。点滅するアンチコリジョンライトが光る瞬間を撮ることができました。
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A330-243MRTT
機体横には風の流れをイメージさせる美しい曲線が描かれたデザイン。まるで日本の政府専用機のロービジ版のような感じでした。フランス空軍のラウンデルはカラーで描かれていてワンポイントになっていました。
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A330-243MRTT
この時点でラファールがいないことを驚く声がSNSで見られました。アラスカからの移動は先発・後発組に分かれていて、ラファールは後発組で来ることがわかりました。また数時間待たないといけなくなり少し気が遠くなりました。確かにF-2のエスコートが上がっていないのでおかしいとは思っていました。
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B737-800 SKY
茨城空港への定期便であるスカイマーク機のアプローチ。今回のフランス空軍来日を見ようと茨城空港便を利用して現地入りした人も多く利用したのではないでしょう。機内からは地上にいるギャラリーの多さに驚いた人も多かったことでしょう。
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C-2 ブルーホエール
入間基地から飛来した第402飛行隊のC-2輸送機。無線通信に慣れていない雰囲気から新しいパイロットだったようですが無事に着陸できて何よりです。
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F-2A
離陸するシーンは見られませんでしたが離陸時の爆音から5機のF-2が上がっていたことはわかりました。そのうちの2機が戻ってきました。想像ではフランス空軍との共同訓練に向かった予備機と思われます。
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F-2A
フランス空軍との共同訓練は2機のF-2が参加すると発表されていました。参加するのが2機として、写真撮影を担当する複座機が1機いるはずです。引き算すると戻ってきた2機は予備機だったことが考えられます。もしくは空中哨戒を行なっていた可能性も考えられます。
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F-2A
以前に見つけて良さそうな撮影スポットを思い出し、今回はそこを選びました。ショートファイナルであれば最高ですが通常のアプローチだとやや距離が遠いようで場所選びには再検証が必要だと感じました。
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F-2A
今回は新たに導入した無線機IC-R15を持参しました。受信性能も良いので満足していますが特にブルートゥース接続によるワイヤレスイヤフォンが便利でした。今後もメイン受信機として使っていきたいと思います。
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FlightRader24
後発組のA330タンカーが近づいてきました。フライトレーダー24で確認すると太平洋沖で旋回を繰り返していたところから、フォトミッションを行っていた模様と思われます。空中給油をしていたのでは?という書込みもありましたが旋回回数が多く、直前で給油して着陸重量を増加させることはないと思うので空中給油をおこなっていた説の可能性は低いでしょう。
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RafaleB ラファール
11時47分、いよいよラファールが2機の編隊を組んで姿を現しました。しかしここはF-2との異機種編隊を組んで、両国の協力体制を見せて欲しかったところです。
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RafaleB ラファール
これで2度目の来日となるフランス空軍のラファール戦闘機。大きなデルタ翼とカナード翼を組み合わせたヨーロッパ戦闘機の伝統的のスタイリングです。3本のドロップタンクを装備したフェリー形態でした。
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RafaleB ラファール
本来は4機の飛来が予定されていましたが直前に2機に減ることがフランス大使館のSNSでアナウンスされました。4機と2機では撮影できるバリエーションが天と地ほど違ってくるので残念でした。
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RafaleB ラファール
期待した通りに北側からのオーバーヘッドで進入し、左旋回でのサークリングアプローチを見せてくれました。しかし機体サイズが小さい上に距離は遠く、思ったような大きさでは撮れませんでした。大幅なトリミングでなんとか捉えた姿ですが高画素機の恩恵といえます。
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RafaleB ラファール
ラファールは昨年7月に幸いにも九州出張を利用して新田原基地で撮影することができました。その時は離陸がメインでしたが今回はアプローチを見ることができました。
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RafaleB ラファール
ラファールは曲線美で構成された美しい戦闘機ですが、なかなか思うようなイメージとその魅力を引き出すことができませんでした。なかなか気難しい被写体です。
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RafaleB ラファール
昨年の共同訓練で日本に派遣された2機のラファールはともに複座型でした。今回は単座型の参加を期待していましたが昨年同様に2機ともに複座型でした。いつの日か単座型を見られる日が来ることを楽しみにしています。
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RafaleB ラファール
アプローチの際にコックピット横のカナード翼の角度が見慣れない角度だったのでとても新鮮でした。エアブレーキのような抵抗増加と機首を押し上げる効果がありそうです。
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RafaleB ラファール
2番機のアプローチです。距離が遠く残念でしたがデルタ翼の形状がよくわかる機体背面を見ることができました。
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RafaleB ラファール
今回飛来したのは空軍仕様のラファールでしたが、前脚は2輪タイヤでした。主脚のタイヤは大きめであることがわかります。機首上面に配置された給油プローブは固定型で機内に収納はされません。
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RafaleB ラファール
昨年の新田原では立ち位置がわからず見ることができなかったアプローチ シーン。今回はたっぷりと見ることができて満足です。ただ曇り空だったことは本当に残念でしたが、直前に梅雨明けが間に合い雨にならなかっただけでも良かったのかもしれません。
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RafaleB ラファール
上の写真をトリミングしたものです。後席パイロットはこちらに気付きサインを送ってくれていたファンサービスに感激しました。アラスカからの長旅お疲れ様でした!
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RafaleB ラファール
ラファールは2基のエンジンを積んでいます。この機体サイズだと最近は単発機が多いのでやや違和感を覚えました。ラファールは着陸後、集まったギャラリーに機体正面を向ける前代未聞のファンサービスがあったようです。まさか
タキシングを撮ることができた人達がスーパーショットを撮ることになろうとは誰も想像しなかったことでしょう。
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F-2A
3機のF-2が戻ってきました。最初はF-2Bが単機、後続は2機の編隊を組んでオーバーヘッドでアプローチしました。おそらく この2機がラファールとのフォトミッションを担当したものと思われます。
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F-2B
3機のうち最初に降りた複座型のF-2B。おそらくこの機体がカメラシップを務めたものと思います。
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A330-243MRTT
ラファールをアラスカから引っ張ってきた2機目のA330。大陸間を移動するようなグローバルな展開を考えると空中給油機の存在は重要であり、必須装備であることがよくわかります。
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A330-243MRTT
空中給油用のフライングブームを装備しています。しかしラファールは固定タイプのプローブを使用するのでこのフライングブームは使わず、プローブ&ドローグ方式で空中給油を行なってきたのでしょう。
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A330-243MRTT
今回の撮影スポットは木陰もあって暑さを避ける意味でも良い場所でした。しかしところどころに電線が走っていて撮影の障害物となります。メジャーな場所には多くに人が集まっていてとても賑わっていました。
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A330-243MRTT
百里基地のエプロンに駐機して長旅の疲れを癒すフランス軍の航空機たち。飛行機ファンには嬉しいこの光景も、あまり当たり前のようになってしまう事は実は考えものである状況とも言えます。
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A330-243MRTT
海外の空中給油機や大型輸送機などが飛来する機会が増え、百里基地ではタラップ車や大型牽引車などの装備を使う機会が増えていると思います。
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A330-243MRTT
1泊2日というタイトなスケジュールもあり、エプロンでは早くもF-2とラファールが並べられてセレモニーが行われていました。翌日には離日する予定のため盛大に宴会を行なうこともできなかったと思われます。
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RafaleB ラファール
エプロンの隅に1機、配置されたラファールはこの後ハンガーの中へと牽引されていきました。
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EC-135
茨城県警航空隊のヘリコプター「ひばり」が離陸していきました。フランス軍の来日に関する空からのパトロールというわけではないと思います。
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A330-243MRTT
航空自衛隊のC-2輸送機とフランス軍のA330の共演が見られました。この光景を見て、百里基地のエプロンはけっこう広かったのだな…と感じました。
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A330-243MRTT
ハンガーの前で列線を形成するF-2戦闘機との比較で遠近感の差があるとはいえA330の大きさがよくわかります。
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A400M アトラス
ラファールのお迎えも終了し、しばらくゆっくりとした時間を過ごしていたところでA400MがRW23Lへとアプローチしてきました。以前は珍しい航空機でなかなか見る機会がありませんでしたが、ここ数年は何度も見ることができているので珍しい機体ではなくなった感があります。
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A400M アトラス
タッチダウンしたA400Mのタイヤから白煙が発生しました。県警横で撮影する人たちの姿が写っていますが、比較的スペースには余裕があるようでした。
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A400M アトラス
百里基地の管制塔が写るタイミングを意識して撮影に挑みました。今回のミッションはフランス軍の260名の隊員がアラスカからオーストラリアへと移動するものでした。。
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A400M アトラス
「くの字」で撮影する人たちの姿 が見られました。SNSで見る限りこの場所から撮影した写真は少なく、今回は元気がなかったようです。。
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A400M アトラス
大型機は誘導路を通らず、滑走路を逆走するように使ってエプロンへと向かっていきます。着陸機はウエストランウェイ側へ転回するので正面を向いてくれました。同じようにラファールもギャラリーに向けて機体正面を向けるファンサービスを行なったことが話題になりました。撮りたかったな~!。
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A400M アトラス
A400Mのプロペラは主翼の片側に2基ずつ、計4発のエンジンを装備しています。プロペラの回転方向が違っていることも面白いポイントで、回転を停められる写真の世界ではそれを表現することも可能です。
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A400M アトラス
駐機スポットへ向けて滑走路上をタキシングするA400M。今回は千歳基地に展開したドイツ・スペイン空軍のユーロファイターも同様にタキシングする航空機で素晴らしい写真を撮影された人達が多かったようです。
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A400M アトラス
A400Mの後ろ姿です。大きな機体サイズの割にプロペラ動力を採用したところが米国製軍用機にはない機体構成で興味深いです。
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B737-800 SKY
スカイマークのB737が南風に乗って離陸しました。この風向きの時は迫力ある離陸シーンを撮影することができます。A330がバックにぼんやりと写り、管制塔も被らないという絶妙なタイミングで上がってくれました。
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素鵞神社
百里基地での撮影を終了した後、百里神社の御朱印を拝受するため素鵞神社を参拝しました。行ってみるとなんとラファールをデザインした2種類の見開き御朱印が頒布されており、迷わず選びました。今日の日付が入るので良い記念になります。これが期間限定なのか通常でも頒布されるのかは不明です。
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F-4EJ改 ファントム
ここからはフランス軍が離日する7月20日(土)の百理基地です。今回は石岡市内のホテルが予約できたので宿泊して2日目に挑みました。今だから明かすと石岡市内のホテルにはフランス軍の人達が団体で宿泊して驚きました。この方法から海外の空軍が来日する際に近くのホテルの予約状況を調査すれば展開する基地の予測が立てられるかもしれません。
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基地南側
フランス軍は早くも次の展開地となるオーストラリアに向けて百里基地を飛び立つ予定で、朝8時にはラファールが離陸するという情報が得られました。南風運用の午前中ということで基地南側の撮影ポイントへ向かいました。この日も危険な暑さになりそうなので早い時間の離陸はとても助かります。
しかしまさかの展開が…。離陸直前になってラファールはテクニカルイシューにより離陸を中止しエプロンへタクシーバックしました。その後離陸時間は何度か遅延を繰り返し、遂にはフライトプランがクローズされました。復旧の見込みが立たない上に危険な暑さということもあり、勝手に今日の離日はキャンセルと判断してしまい、体勢を整えるため一度家に帰ることにしました。
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鳥
導入後2年目を迎えるニコンZ8。普段は飛行機認識と人認識モードしか使っていませんが、新しくアップデートされた鳥認識モードを試してみました。これは使ってみて面白いと思いました。
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B737-800 SKY
結局2日目で撮れた航空機はこの離陸するスカイマークの機体だけでした。フランス軍の離日を楽しみにしていたので、せめてもの慰め でした。
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A400M アトラス
最後に百里基地のエプロンを確認するため臨時駐車場へ戻りました。エプロンは静かで離陸準備をしている様子も感じられず、帰り始める見学者も多くいました。これはインド空軍の離日延期を思い出させる状況と雰囲気でしたがその経験が過ちの元だと知ることになるのはこれから2時間後のことでした。
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A330-243MRTT
日本とオーストラリアは時差がなく移動に7時間かかることから明るい時間に移動することは予想できていました。ここまでの状況では機体トラブルは長引いており幾度となく離陸時間を変更し、ついにはフライトプランを閉じてしまいました。いつフライトが再開できるかもわからず、遅くなるとオーストラリアへ到着する事には夜になってしまいます。無関係とはいえインド空軍の離日に時は翌日に変更された経験から、当日の離陸はないだろうと判断しまし、翌日に備えて自宅に戻ることにしました。しかしこれが大失敗の素でした。車で90分ほど車で走ったところでSNSの情報で12時にラファールが離陸することを知りましたが、もう戻れない距離でした。
今回は 自分の甘い判断に大いに反省することになりました。まずはあまりの暑さに負けてしまい、茨城空港で待機する考えを放棄していたことがあります。インド空軍の事例が脳裏をよぎったことが判断を鈍らせました。一方で今回はドイツ軍とスペイン軍との共同ツアーであることや、オーストラリアの受け入れ側のこと、260名のフランス軍隊員の宿泊手配などを考慮する必要がありました。これらを考えればギリギリでも移動した方がメリットが多かったことでしょう。この2時間を待つという発想はその時の自分にはありませんでしたが結果を大きく左右することになりました。正直暗しいですが粘り強く待って離日を見届けることができた人達のことは素直に賞賛したいと思います。
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スケジュール(パンフレット)
(お知らせ)
令和6年6月25日
航 空 幕 僚 監 部
日仏共同訓練の実施について
航空自衛隊は、下記のとおりフランス航空宇宙軍との共同訓練を実施します。
記
1 目的
フランス航空宇宙軍(以下「仏空軍」という。)との共同訓練を実施し、航空自衛隊の
戦術技量の向上及び相互理解の促進を図るとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の
実現のための防衛協力の更なる深化を図る。
2 実施日(基準)
令和6年7月19日(金)から7月20日(土)までの間
3 実施場所
航空自衛隊百里基地及び同周辺空域
4 参加部隊、規模等(基準)
航空自衛隊:第7航空団(百里)F-2×2機
仏空軍:ラファール戦闘機×4機、A400M輸送機×3機、
A330MRTT空中給油機×3機
人員 約260名
5 訓練項目
各種戦術訓練 |
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