2024年10月17日 入間基地 空軍参謀長等招へい行事
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10月16日~19日にかけて東京ビッグサイトにて開催された「」2024国際航空宇宙展」の開催に合わせ、入間基地では各国の空軍から参謀長等を招き基地見学と会談を行いました。SNSではその2週間前に特別塗装機が集結し、4機のF-35Aが入間基地上空を飛行したという情報が見られました。これはおそらく17日に開催される行事のリハーサルであろうという説があり、外出を利用して午後休暇を取得し、外柵からの見学を行ってきました。

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入間基地
この日は午前中に健康診断のため品川へ出かけていたので、そのまま午後は半休を取得して入間基地へと向かいました。前日には外来機が飛来したとの情報も確認できたので行事が開催されることは間違いないと思っていました。ただしNOTAMではQUIET
HOURSと書いてあったのでフライトが見られるかどうかはリスクがありました。
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入間基地
今回は携帯性を重視してZ8とZ28-400mmズームの組合せで挑みました。午前中は健康診断だったので私服で行けるのも好都合でした。
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EC-1
地上展示には今年度をもって用途廃止が決定しているEC-1の姿が見られました。本来1月20日に開催が予定されていた令和6年度入間基地航空祭で初の展示が行われる予定でしたが能登半島沖自身の対応で開催は中止となり幻となりました。11月3日に開催予定の令和6年度航空祭でも展示飛行が発表されており注目を集めています。
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C-2 ブルーホエール
入間基地への配備が進み当たり前の光景となったC-2輸送機。C-2の導入に伴い対応できる大きなハンガーも建設されています。
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C-1
今年度を持って用途廃止が決定しているC-1輸送機。11月3日に開催予定の入間基地航空祭ではラストフライトのセレモニーも予定されています。
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U-4
U-4の奥に配置されているのは小松基地から飛来した第306飛行隊の空自創設70周年記念塗装機の姿がかろうじて見えました。
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化学消防車
NOTAMでは”QUIET HOURS”とあったのでノーフライトの心配もありましたが、消防車が出てきたのでフライトが行われることがわかりました。
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C-2 ブルーホエール
2機のC-2にエンジンがかかり、ランウェイ17へとタキシングしてきました。やはり飛行機のエンジン音が聞こえてくるとテンションが上がってきます。
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C-2 ブルーホエール
実際の撮影環境はフェンスに阻まれています。さすがに脚立を持参するわけにはいきませんでしたが、レンズをフェンスギリギリにつければ網は写らなくなります。もしくはチルトモニターを使って網の上から画面を確認して撮影する方法もあります。
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C-2 ブルーホエール
このC-2は外国空軍の招待者を乗せて遊覧飛行を行います。奥にみえるEC-1と重なる瞬間を意識して撮りました。
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C-2 ブルーホエール
タキシングする215号機とF-15記念塗装機を1枚に収めました。このF-15のデザインはたいへん評判が高く、入間基地航空祭でもその姿を披露して欲しいものです。
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C-2 ブルーホエール
ボリュームのあるC-2のボディを画角いっぱいに収めてみました。それに加えて十字に光るライトと後続の213号機もよいアクセントになっています。
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C-2 ブルーホエール
けっこうランウェイのギリギリまで来るんだな…というのは見ていて思った感想でした。。
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C-2 ブルーホエール
滑走路へと進入し離陸許可を待つC-2。C-1と比べてもやはり機体の大きさが全然違います。
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C-2 ブルーホエール
入間基地は敷地が狭いので航空機を間近に感じることができます。11月に開催される航空祭では新しいエリアが設けられるそうですが果たしてどのような感じになるのでしょうか。
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C-2 ブルーホエール
2番機を務めるのは213号機でした。2機のよる遊覧飛行は相模湾方面へ向かい、富士山周辺を周回していたようでその経路はFlightraderでも確認することができました。
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C-2 ブルーホエール
約1時間の遊覧飛行を終えて上空にC-2が戻ってきました。上空は思っていたよりも雲が低く湿度が高いことがわかりました。
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C-2 ブルーホエール
ファイナルアプローチへと進入するC-2輸送機。基地の北側には10月というのに夏のような雲が広がっていました。
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C-2 ブルーホエール
1番機と2番機がアプローチラインに並びました。各国空軍のVIPを乗せているのでパイロットも気を使ったことでしょう。
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C-2 ブルーホエール
C-2輸送機の着陸をRW17エンドでお迎えするのはおそらく今回が初めてです。レンズの焦点距離や立ち位置もイメージをもっていませんでした。
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C-2 ブルーホエール
それほど困ることはなかったものの、基地の敷地内に差し掛かるとフェンスが邪魔になることがわかりました。できるなら脚立はあった方が良いです。
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C-2 ブルーホエール
2番機を務める213号機のアプローチ。数日前にアトラス彗星を撮影しようとカメラの設定を変更して戻すのを忘れてしまいハプニングも…。
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C-2 ブルーホエール
C-2のノーズをクローズアップ。おそらく飛行しているC-2に最も近づける撮影ポイントではないでしょうか。
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C-2 ブルーホエール
このあたりになるとフェンスの金網が被ってしまい撮影の限界となりました。このあとSNSをみると百里基地からF-35が離陸したとの情報が確認できました。
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F-35A ライトニングⅡ
16時を迎えると航過飛行を行うためF-35Aが北側から進入してきました。機体の間隔をあけたフォーメーションで飛来しました。
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F-35A ライトニングⅡ
機体間隔が広いフォーメーションはどちらの機体を追いかけるか迷いますが、まずは頭上を通過する方を狙いました。
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F-35A ライトニングⅡ
編隊の左ウィングにレンズを向け直し、横姿を狙いました。尾翼には第302飛行隊のオジロワシマークが確認できました。
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F-35A ライトニングⅡ
基地上空を通過後に左旋回を行い、一旦離脱していきました。こちらは左ウィングの機体です。
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F-35A ライトニングⅡ
こちらは右ウィングの機体です。主翼端からベイパーを曳きながら左旋回で会場を離脱します。
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F-35A ライトニングⅡ
今回の航過飛行はなんと4機ものF-35Aが参加しています。第1波につづき第2波の2機編隊が進入してきました。
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F-35A ライトニングⅡ
急いでレンズを振り直して左ウィングの機体に焦点を当てました。今回持参したのは携帯性を重視して28-400mmの便利ズームで挑みましたが、よく喰らいついてくれたと思います。
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F-35A ライトニングⅡ
2回目の航過飛行に向けて左旋回する2機のF-35A。11月3日開催予定の入間基地航空祭にF-35Aの参加予定はないようですが、思いがけず初めてF-35Aを見ることができた人もいたようです。
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F-35A ライトニングⅡ
2回目の航過飛行は編隊ではなく、単機による脚出し状態でのローアプローチで進入してきました。
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F-35A ライトニングⅡ
ダーティーローパスかと思いきや早いタイミングで脚を格納し、加速を始めました。
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F-35A ライトニングⅡ
上の写真をトリミングして機首のアップを切り出しました。曇り空でさらに秋は16時にもなると日が陰りはじめて光量が不測気味になるのが残念でした。
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F-35A ライトニングⅡ
1番機は第302飛行隊の740号機でした。三沢基地から一旦百里基地で休憩をとった後、リモートで入間基地へ飛来しています。
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F-35A ライトニングⅡ
F-35Aはだいぶ見慣れてその魅力もわかるようになりましたが、いまだに後ろ姿だけはカッコよく撮れません。
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F-35A ライトニングⅡ
加速してハイスピードで通過した後、ハイレートで急上昇するF-35A。基地の南側では駆け上がっていくシーンが撮れたのでしょうか.。
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F-35A ライトニングⅡ
2番機の進入です。当初の予想では脚を出したままローパスで通過するシーンが撮れると思っていました。
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F-35A ライトニングⅡ
脚を格納中のF-35A。この角度だとメタボなイメージのF-35も薄く見える気がします。
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F-35A ライトニングⅡ
脚を格納し扉を閉じる直前のシーンです。三沢基地航空祭では撮れなかったアングルなので光量が足りないのが悔やまれます。
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F-35A ライトニングⅡ
目の前を通過していく2番機は第301飛行隊の機体でした。F-35に機種転換してから第301、302両飛行隊は共同で行動する機会が増えたように思います。
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F-35A ライトニングⅡ
ハイレートで急上昇を披露する2番機。主翼端からは太いベイパーが発生しました。
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F-35A ライトニングⅡ
レーダーリフレクターからエンジンノズルのあたりにかけて細くうねった見たことのないベイパーが写っていました。F-35の空力性能は高度にコンピュータ制御されていて第4世代機では考えられないような動きをします。
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F-35A ライトニングⅡ
3番機の進入時にはバックに鳥の群れが見えました。バードストライクなどのアクシデントがなくてよかったです。
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F-35A ライトニングⅡ
ミサイルなどの兵装を機内に格納する兵器倉をもつF-35Aは機体容量には余裕があると思うのでランディングギア周りは意外とシンプルな構造のようです。
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F-35A ライトニングⅡ
3番機は第302飛行隊も722号機でした。同隊ではフルカラーのオジロワシを復活させた記念塗装機が登場していますが、今回の式典には参加しませんでした。
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F-35A ライトニングⅡ
フェンス外柵には多くの航空機ファンが集まりF-35Aの入間基地公式デビューを見守りました。正確にはリハーサルを行っているので今回が2回目となります。
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F-35A ライトニングⅡ
4番機は第301飛行隊の機体でした。1~3番機に比べるとかなり早いタイミングでハイレートを始め、目の前を通過する頃には上昇角度となっていました。
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F-35A ライトニングⅡ
今回の航過飛行は同じパターンを4機が繰り返す内容でしたが、4機も必要だった?というのが正直な感想でした。ただ航空祭でもないので派手な機動飛行はできないのかもしれません。もちろんフライトの回数が多ければシャッターチャンスも多く、失敗リスクが減らることは有難いです。
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スケジュール(パンフレット)
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