たびパパ 趣味の飛行機ページ 航空イベント 訪問記録




20241005

陸上自衛隊

木更津駐屯地

JGSDF

Kisarazu Garrison

RJTK

AirShow

→Home     →横長写真館     →イベント訪問記     →ダイキャスト     →LINK  

←BACK    TOP    [↑2024]    NEXT→


2024年10月5日 陸上自衛隊 木更津駐屯地 航空祭

当初は仕事の日程が被っていて参加できないと思っていたところ、仕事現場が姉ヶ崎になり、奇跡的に午後からの参加が可能になりました。当日は生憎の雨模様で外来機の多くが参加キャンセルになるなど厳しい状況でしたが、逆に仕事で近くにいたので迷うことなく向かう気持ちになれました。数年後には暫定配備されているオスプレイが佐賀空港へ移転するので午後から行われる体験搭乗だけでも見に行こうと思っていました。


シャトルバス

今回は基地の中に駐車場は設けられず隣接する潮干狩りの駐車場が使われました駐車場から江川門までは徒歩5分程度で着き、セキュリティチェックを受けて入場するとメイン会場までシャトルバスで送ってもらえます。午後から来る人は少ないのでほとんど貸し切り状態で快適でした。

 

 

V-22 オスプレイ

メイン会場に到着すると既にローター音が響いており、オスプレイが飛行する姿が見えました。体験搭乗はどれくらいの時間やるのか不明でしたが間に合ったようです。なお背後にあるはずの工場地帯がほぼ見えないほど視界はよくありませんでした。

 

 

V-22 オスプレイ

制限エリアに展示樹として駐機していたオスプレイ。私が参加できなかった午前中には会場に出ているオスプレイ6機によるタキシングが披露され集まったファンを喜ばせたようです。実に羨ましい限りです。

 

 

V-22 オスプレイ

体験搭乗を終えてエプロンへ戻る1番機と、体験搭乗者を乗せてホバリングをする2番機。体験搭乗は合計3機で行われました。色々と世間を賑わすオスプレイで体験搭乗を実施するとは陸自も思い切った企画を立てたものだと嬉しくなります。

 

 

V-22 オスプレイ

エプロンへ戻ってきた1番機とランウェイに着陸する寸前の2番機が並ぶ瞬間を狙ってみました。しかし事前準備が不十分で雨に気を使いながらの撮影になってしまいました。

 

 

V-22 オスプレイ

飛行展示エリアには手前の2機は予備機を兼ねた地上展示機で、奥の3機が体験搭乗を担当しました。この他に地上展示エリアにもう1機のオスプレイが展示されました。

 

 

V-22 オスプレイ

ハガキによる事前抽選で幸運にも当選を勝ち取った人達。受付会場からはバスで移動し、オスプレイの後方ハッチから乗り込みます。

 

 

EC-225LP スーパーピューマⅡ

陸自が運用を担当する要人輸送機。木更津駐屯地の特別輸送ヘリコプター隊がその任務についています。

 

 

LR-1

既に退役して今は保存機として余生を過ごしているLR-1。再塗装の化粧直しを終えて地上展示機として参加していました。

 

 

LR-2

陸上自衛隊では数少ない固定翼機のLR-2。しかしながらティルトローター機のオスプレイが導入されたことである意味仲間が増えたともいえるでしょう。

 

 

CH-47JA チヌーク

陸上自衛隊第1ヘリコプター団の主力輸送機。木更津航空祭伝統の地上滑走という名の体験搭乗が行われます。

 

 

V-22 オスプレイ

オスプレイのティルトローターの特徴がよくわかる3つの形態が並んで見られる場所がやや離れたところで見つかりました。

 

 

CH-47JA チヌーク

時間が経つに連れて足はさらに強くなり、折りたたみ傘では厳しいほどの状態になりました。エプロン路面には大きな水溜まりができていて、防水でない靴で来てしまったことを後悔しました。

 

 

UH-2

改良型のUH-2が展示されていました。雨とはいえ機体の周りには見学者も少なく、最新鋭機であることのアピールが足りないように感じました。UH-1と並べて間違い探しをしてみるのも面白いと思いました。

 

 

MH-60S シーホーク

米海軍からの参加がありました。機体横にはハロウィンの人形が置かれアメリカンな演出がされていて「さすがだ!」と思いました。

 

 

V-22 オスプレイ

2機のアンチコリジョンライトが点灯する瞬間を撮影することができました。オスプレイの点滅サイクルは短いので2機同時は狙って撮れるというものではないでしょう。今回のお気に入りの1枚です。

 

 

V-22 オスプレイ

オスプレイの向こう側でCH-47JAの体験地上滑走が開始されました。見ての通り地上滑走ではなく完全に浮いていますが木更津の伝統行事です。オスプレイが今回「体験搭乗」と明確に呼んでいるのは潔いと感じました。

 

 

V-22 オスプレイ

体験搭乗の2番機へと乗り込む当選した人達。1フライトにつき20人くらいだと思いますが、ネットの情報では乗員含めて定員は26名とのことです。

 

 

V-22 オスプレイ

体験搭乗にむけて待機中のオスプレイ。カメラの連写性能次第ですが単機であればアンチコリジョンライトが点灯する瞬間を狙うのは比較的容易です。

 

 

オスプレイマン

オスプレイマンは両手がローターで手が塞がってしまうので傘を持てません。他の隊員さんがサポートする姿がユーモラスでした。

 

 

V-22 オスプレイ

チヌークとオスプレイも体験搭乗は飛行エリアを分けて同時に実施されていました。ただしオスプレイが今年の目玉企画であったことは一目瞭然でした。

 

 

V-22 オスプレイ

地上でタキシングしている1番機のアンチコリジョンライトが点灯するも、ホバリング中の2番機は光らず。

 

 

V-22 オスプレイ

ホバリング中の2番機のアンチコリジョンライトをゲットしましたが、タキシング中の1番機は開かず。やはり同時に2機の点灯を撮ることはまさに一瞬の出来事で狙って撮るのは至難の技のようです。

 

 

V-22 オスプレイ

体験搭乗を行うオスプレイで2機が最も収まりよく絡んでくれたシーンがこちらかもしれません。

 

 

V-22 オスプレイ

水飛沫を巻き上げながら接地する直前のオスプレイ。これは動画で見た方が楽しめるかもしれません。

 

 

V-22 オスプレイ

エプロンの定位置へ戻ってきたオスプレイ。おそらく日本で最初に一般人の体験搭乗を実行した歴史に残る日になることでしょう。

 

 

V-22 オスプレイ

雨はさらに強くなりましたが体験搭乗は中止されることなく継続されました。見事抽選を勝ち取った人達はさぞ貴重な体験をしたことでしょう。

 

 

ハンガー

雨のおかげで入場者もまばらでした。ハンガー内は休憩用の椅子が用意されている上、雨宿りをしながらオスプレイの撮影できるのはとても助かりました。

 

 

EC-225LP スーパーピューマⅡ

陸上自衛隊の航空祭らしい地上展示機のラインナップです。しかし悪天候のため外来機の地上展示機はキャンセルが相次いだ模様です。

 

 

V-22 オスプレイ

陸自のオスプレイは本来佐賀空港へ配備される予定ですが、早期導入を果たすため暫定的に木更津へ配備されています。ここで見られるのもあと数年しかなく複数機の並びは今のうちに撮っておきたい光景です。

 

 

V-22 オスプレイ

地上展示の複数機並びは意外と撮影が難しいのです。まずは普通の目線でスナップ感覚で手前の機体を基準に撮ってみた結果です。

 

 

V-22 オスプレイ

ティルトモニターを使ってローアングル撮影したものですた。雨なのでエプロンの割合を増やしてみました。

 

 

V-22 オスプレイ

機首をアップにしてズームレンズの望遠による圧縮効果を狙ってみました。奥にある機体が大きく見える効果があります。

 

 

V-22 オスプレイ

ズームレンズの圧縮効果とローアングルの組合せです。最近はしゃがむのも難儀になってきましたが一手間かけると構図の収まりが良くなります。

 

 

V-22 オスプレイ

地面の水溜まりが鏡面で映るくらいであれば理想的だったと思います。雨上がりであればチャンスになったかもしれません。

 

 

V-22 オスプレイ

体験搭乗の1番機がタキシーアウト。同じ内容の繰り返しではありますが撮影チャンスが何度もあるのはとても有難いです。

 

 

V-22 オスプレイ

カニのようにローターを内側に揃えて畳んだ格納モード。さらに主翼は90度水平回転し、空母搭載時のスペース節約に大きく貢献するモードがあります。

 

 

V-22 オスプレイ

固定翼モードのポジションで展示されたオスプレイ。この位置だとローターは地面に接触するので回転することができません。

 

 

V-22 オスプレイ

地上展示機の正面に隊員が1名が立ちエンジンがかかりました。もしかして展示飛行が始まる?

 

 

V-22 オスプレイ

パイロットと交信をしているようですが、機内外の通信はマイクのような有線の装置を使っていたようです。

 

 

V-22 オスプレイ

ティルトローターを回転翼モードへ移行しました。これは飛行前の点検ではなく飛行モードの動作デモンストレーションだったようです。

 

 

V-22 オスプレイ

2機のオスプレイを適度な大きさで収めるならこの構図かな?と思えた1枚です。

 

 

V-22 オスプレイ

1機だけ地上展示機のスペースに配置され機体周囲を360度から見ることができたてオスプレイ16号機。尾翼にはいくつかのエンブレムが貼られており、ちょっとした特別塗装機のようでした。

 

 

V-22 オスプレイ

ローターを格納モードに収めたオスプレイ。雨はさらに激しく降ってきてさすがに撮影も辛くなってきました。それでも悪天候の中に集まった来場客を喜ばせようとする自衛隊の姿勢には頭が下がります。

 

 

V-22 オスプレイ

計画は遅れるかもしれず状況は不透明ながらオスプレイの木更津への暫定配備期限は2025年7月との事です。計画通りであれば来年には佐賀空港へ移転してしまうので木更津でこの光景は見られなくなってしまうでしょう。願わくば澄んだ秋晴れの中で開催されて欲しかったところですが、雨中のイベントも悪くはないかもしれません、見られただけでもラッキーです。あとは折りたたみ傘での撮影は本当に撮りにくかったのでポンチョが欲しいと思いました。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 
08:30 開門
08:30 迎え太鼓
09:40 第1音楽隊演奏(第1師団)
10:00 オープニングセレモニー
10:30 編隊離陸、編隊上空通過、訓練展示
    高等工科学校ドリル部演技、らっぱ演奏
11:40 V-22体験搭乗(事前当選者のみ)
12:00 吹奏楽遠藤・ダンス部
12:00 祝賀会食
1230 CH-47J地上滑走(事前当選者のみ)
16:00 閉門

 

←BACK    TOP    [↑2024]    NEXT→