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20241103

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2024年11月3日 航空自衛隊 入間基地航空祭

5年ぶりに一般解放での公開となった入間基地航空祭に行ってきました。前日は台風の影響を受け日本列島は終日雨となりましたが、事前の天気予報を覆しての快晴はさすが晴れの特異日「文化の日」だと驚きました。退役を間近にして遂に一般公開されるようになったEC-1や小松基地から飛来した話題の記念塗装機の参加、当日にラストフライトを迎えるC-1のセレモニーなど見所も多い航空祭になりました。


入間基地

今回は稲荷山公園駅臨時改札口から入門しました。0740時頃に通過可能となりました。それにしても今回は持ち物検査、IDチェックなしでフリーで入場できるので驚きました。レジャーシートや椅子、長い望遠レンズなど持込禁止事項は事前にアナウンスされていましたが、後は各自の良識、協力に任せるという形でした。混雑緩和のため一旦基地内に入りましたが、エプロン地区の準備が整っていないとのことで暫く手前での待機となりました。

 

 

C-1、C-2

エプロンエリアがオープンになっても開門ダッシュを防止するためロープを張った進行制限が行われました。しかし2方面から対峙する形での入場となり、自分の行きたい場所になかなか向かえないまどろこしい気持ちがありました。狙っていたF-15の前も先客で埋め尽くされてしまいました。

 

 

C-2 ブルーホエール

入間基地の顔となりつつあるC-2輸送機。機体の前は既に多くの見学者で溢れかえっています。機体サイズも大きいので近寄ってもまともに撮影できそうにありません。

 

 

C-1

岐阜基地から転属となったC-1輸送機の002号機。機番の横には航空自衛隊70周年のエンブレムが貼られています。

 

 

C-1FTB

岐阜基地から地上展示機として飛来したC-1初号機。フライトテストベッドである唯一シルバーの同機は「銀ちゃん」の愛称で呼ばれています。

 

 

EC-1

オープニングフライトに向けて離陸した電子情報収集機EC-1。同機の存在のお披露目は今回の入間基地航空祭の目玉イベントの一つです。午前中は逆光気味となるRW35運用だったのは少し残念なところでした。

 

 

U-4

この日のプログラムでは出番はまだ少し先ですが待機空域に向けて早めに離陸したU-4多用途輸送機。

 

 

C-1

今回で最後の展示飛行となりそうなC-1輸送機。この031号機はラストフライトをこの入間基地航空祭で迎える予定です。

 

 

C-2 ブルーホエール

C-1に続いて展示飛行に向けて離陸するC-2輸送機。第402飛行隊からは3機種が1機ずつ上がりました。

 

 

F-15J イーグル

小松基地から飛来した第303飛行隊の70周年記念塗装機。機体の前には多くの人が集まり滞留するため撮影は難航しました。時間が経つにつれて更に人が増えることは予想されたのでここは忍耐強く場所が空くのを待つことにしました。とはいえ人垣は高く、厚く撮影は困難です。今回は低い隙間にカメラを差しこみ、背面液晶を覗き込みながら撮影しました。

 

 

F-15J イーグル

北陸新幹線のカラーリングデザインをオマージュした白・金・青の3色が使われた特別塗装機。北陸地方の新幹線に対する愛情が伝わってきます。先日入間基地で行われた空軍将校等招へい行事では第306飛行隊の記念塗装機が飛来していましたが、個人的には新潟出身なのでこちらの塗装機の方が見てみたかったです。

 

 

F-15J イーグル

左側の垂直尾翼には石川県の地形が描かれています。特に今年は正月に発生した地震と大雨の被害にあった能登地方の復興を祈願しての思いが強いと思います。

 

 

F-2A

百里基地から参加した第3飛行隊のF-2戦闘機。当飛行隊でも70周年特別塗装機も存在していますが派遣されたのは通常塗装機でした。記念塗装機が見たければ12月の百里基地に来いということでしょうか。

 

 

C-1

あらかじめプログラムでも告知されていましたが、この日で退役を迎えるC-1がありセレモニーが予定されています。おそらくこのスペースで行われるのでしょう。

 

 

T-4 Blue Impulse

日本で最も人出が多く混雑する航空祭が入間基地です。都心からも近く電車でアクセスでき、決して広くはないもののブルーインパルスが参加してフルアクロを披露してくれます。今回も25万人の来場者がありました。

 

 

EC-1

電子情報収集機EC-1の展示飛行が始まりました 残念なことに基地南側からの進入で逆光に近い条件での撮影を強いられました。せっかく実現した展示飛行なので順光でバッチリ撮影できる飛び方をしてくれたら尚よかったです。

 

 

EC-1

大幅にトリミングしていますが旋回中の機体で背中を見ることができました。通常おのC-1とは違うカモノハシのクチバシのようなフェアリングがよくわかります。

 

 

EC-1

滑走路へアプローチするEC-1はこれまで秘密のベールに包まれており、 一般公開されることはなく、会場からは見えない場所に駐機して隠されて機体です。C-1輸送機の用途廃止にともない航空祭への展示が認められました。

 

 

EC-1

タッチアンドゴーを行って再び離陸上昇するEC-1。本来であれば1月20日に 開催される予定だった令和五年度入間基地航空祭でもフライトが予定されていましたが能登半島沖地震の支援 のため航空祭が中止に。幻となってしまった飛行展示が今回無事に実現されました。

 

 

U-680A

展示飛行に向けて離陸する飛行点検隊のU-680A。紅白のチェッカー塗装が美しい機体で青空によく映えます。

 

 

EC-1

展示飛行を終えたEC-1が着陸し誘導路を通過します。コックピットからは手を振るパイロットの姿が見えました。残念ながら最前列にはとても近寄れる状況ではなく遠くから見守りました。EC-1は最後の最後に観客の前で堂々とした展示ができて本当によかった。

 

 

F-15J イーグル

記念塗装機の前は常に人垣ができていて近寄るのも困難な状況が続いていました。地上展示機の設置位置は少しでも多くの人が見られるように配慮してもらいたいと思いました、展示機の前にいる人の多くは特に撮影するわけでもなく、 しかも立っているので後ろの人は撮影することもできなくなります。絵画の展示では鑑賞したら次の場所へ移動するのがマナーですが何故それができないのかが不思議でなりません。飛行している姿も最前列より後ろからの方が視界も広がりよく見えるはずです。

 

 

CH-47J チヌーク

大型輸送機チヌークの展示飛行。今年は先に木更津航空祭で陸上自衛隊のチヌークを見ていたので塗装の違いを比較しながら楽しみました。

 

 

EC-1

地上展示の為に牽引されていくEC-1の尾翼には新しくデザインされた部隊のエンブレムが描かれていました。ヘルメットを被ったカラスが電波を発するアニメ調のかわいいタッチです。

 

 

C-1

手前から岐阜基地で活躍していたC-1の002号機。初号機としてテストベッドとして活躍した001号機。そして秘密のベールに包まれていたEC-1が並びました。今年の入間基地のテーマであるC-1の箱推しを象徴するシーンでした。

 

 

C-1

この002号機は岐阜基地に配備されていた機体でC-1FTBのサポートをしていました。実質的には量産初号機と言えるでしょう。

 

 

C-1FTB

岐阜基地から飛来したC-1フライドテストベッドの001号機は銀色のボディが特徴的です。以前はノーズに計測用の長いピトー管を装備していましたが今は取り外されています。

 

 

EC-1

入間基地での地上展示を実現することができたEC-1電子情報収集機。今年度は松島基地、千歳基地の航空祭でも地上展示として参加しましたが、どちらの航空祭にも行くことができませんでした。やっと入間基地での展示に出会えて報われた気分です。

 

 

C-1

入間基地のエプロンは広くないのでどこも混雑しているのですが、C-1の展示エリアも終始混雑していて近寄るのは大変でした。

 

 

C-2 ブルーホエール

一際大きく見えたしいC-2の地上展示。日中はとても近づくことができそうになかったので離れた位置から望遠レンズを使って撮影しました。

 

 

C-1FTB

岐阜基地のC-1フライトテストベッド。三沢基地航空祭にも参加していて見ることができました。2週間後には地元岐阜基地での航空祭が予定されているのでそちらでも大活躍することでしょう。

 

 

U-680A

飛行点検隊のU-680Aによる展示飛行。写真は飛行場設備を点検する際に点検機材を調整するカメラアップデートと呼ばれる業務の説明を 行っているところです。

 

 

U-680A

大幅なトリミングを行っていますがU-680Aが正面から向かってくるところが撮れました。ランディングギアも格納されている状態であまり見ることのないシーンでした。

 

 

T-4

中部航空方面隊よるT-4の展示飛行が開始されました。第一波はノーマルテイクオフで編隊離陸を行いました。入間基地はデスクワークが増えたベテラン隊員が多いことから平均年齢51歳のメンバーによるフライトだったそうです。とても親近感を覚えました。

 

 

T-4

第二波は離陸上昇中に1機がハイアングルテイクオフに切り替える今まで見たことない離陸方法でした。最近小松基地のアグレッサーが航空祭で見せているやつに近いですね。

 

 

T-4

3機による一糸乱れぬ編隊飛行が披露されました。さすがはベテランパイロットによる操縦です。通常は4機によりダイヤモンド編隊を組みそうなところですが編隊は3機のみでした。

 

 

T-4

3機編隊のうち2機だけにクローズアップしてみるとより密集した隊形に見えます。撮影テクニックの一つとして使えそうです。

 

 

T-4

3機編隊は旋回中に隊形を入れ替えて直線上に並んで上空を通過していきました。

 

 

T-4

ベテランパイロットによる展示飛行は写真映えするものが多くて良かったのですが、以前と比べると展示内容は縮小傾向だったように感じました。比較的基本的なフライトがメインだったように思います。

 

 

U-4、C-1、C-2

第402飛行隊が装備するの3機種による展示飛行が始まりました。今年は各機種×1機ずつが参加する形でした。

 

 

U-4、C-1、C-2

機体間隔を広く保った進入だったので広角レンズを装着したサブカメラに切り替えて撮影しました。

 

 

C-1

本日ラストフライトセレモニーが予定されている031号機はC-1輸送機の最終製造機です。この日は規定を上回る強風が吹いていたので第一空挺団によるパラシュート降下はキャンセルとなりました。

 

 

C-2 ブルーホエール

展示飛行で水平旋回の中で背面を見せてくれたC-2輸送機。制空迷彩が雲ひとつない青空に溶け込みました。

 

 

C-2 ブルーホエール

今年5月に航空祭が開催された美保基地ではすでにC-2が完全配備されており、展示内容については美保基地のの方が一日の長がありました。実際に物資を投下するなどC-2の任務を伝えようという工夫がされていました。

 

 

U-4

要人輸送にも使われている美しい輸送機U-4。見た目以上に大きな機体で意外なほど主翼面積が広いことに気がつきました。

 

 

C-1

ハイスピードで観客の目の前を駆け抜けていくC-1輸送機。比較的高度が低いところを通過してくれたので良いアングルで撮れました。

 

 

U-4

会場を通過後、機首を上げて高度を上げていくU-4。基本的には要人をできるだけ居心地よく運ぶのが仕事なので激しい機動は行わないと思います。ただあくまでも空自の航空機ですから危機回避の訓練は行っているのでしょう。

 

 

C-2 ブルーホエール

入間基地の新しい顔として馴染んできたC-2輸送機。せっかくC-1と一緒に 飛行していたので異機種編隊なども見たかったところです。

 

 

C-2 ブルーホエール

輸送機とは思えないようなハイレートクライムを披露したC-2。日本の航空機製造技術の粋を集めた航空機であり、その性能を世界にも示してほしいと思います。

 

 

C-1

C-1の展示飛行では定番となっているコンバットピッチを最後に披露してくれました。戦術輸送機のC-1は必ずしも安全な空域ばかりとは言えないので短距離離着陸性能も磨かれています。

 

 

C-2 ブルーホエール

展示飛行を終えて着陸し観客の前をタキシングするC-2。パイロットから観客へ向けられたコミュニケーションが微笑ましい1枚です。

 

 

昼休み

午前中の展示飛行と午後のブルーインパルスのフライトまでは約2時間ほど空きます。本来はこの時間に地上展示機を見てまわったり、買い物や食事を買いに行ったりしたいところですが、この時間帯になると来場者数はMAXになり移動にも支障を感じる程度に混雑します。本来禁止されているはずの椅子やレジャーシートを持ち込む人が多くいましたが、とはいえ常識的な範囲の使用で大きなトラブルは見られませんでした。さすがに脚立を持ち込む人はゼロでした。ブルーインパルスのウォークダウンが始まる頃には座ってる人は立って見学することを促されます。なお公式からは25万人の来場者があったと発表されました。

 

 

T-4 Blue Impulse

ブルーインパルスの展示飛行が始まりました。個人的には5月の岩国基地に続いて今年2回目のブルーインパルスです。ここ数年は封印されていたフォーメーションを組んでのテイクオフが復活。3機による編隊離陸が見られました。

 

 

T-4 Blue Impulse

4番機のスロットは単独で離陸しし、そのまま上空で先行する3機編隊を追いかけるという変則的なパターンでした。

 

 

T-4 Blue Impulse

離陸後旋回中の4番機、ブルーインパルスの後ろ姿が見える珍しいアングルでした。

 

 

T-4 Blue Impulse

空中での集合を目指す4番機。正式な課目というよりはメンバーの練度に合わせたアレンジではないかと思いました。

 

 

T-4 Blue Impulse

見事に空中集合を成功させて観客の頭上をスモークを曳いてダイヤモンド隊形で通過しました。少し逆光気味なところもオープニングには合っています。

 

 

T-4 Blue Impulse

6番機はハイアングルテイクオフからロールを打ちます。序盤から観客を盛り上げるソロ機の素晴らしい演技が見られます 。

 

 

T-4 Blue Impulse

5番機は低空飛行で引っ張った後、急上昇してからループを打ってから再び会場に向かって進入してきます。

 

 

T-4 Blue Impulse

会場左手側から密集隊形を組んで進入する序盤の見どころ「ファンブレイク」が雲一つない青空に映えました。

 

 

T-4 Blue Impulse

ソロ機によるスピード感溢れる課目が観客の目を引き付けます。編隊とソロ機がテンポよく入れ替わり、間延びさせない構成がT-4ブルーインパルスの魅力でもあります。

 

 

T-4 Blue Impulse

チェンジオーバーターン後半で見られる機体間隔を狭めた状態のデルタ隊形。秋晴れの青空と白いスモークの組合せが美しいです。

 

 

T-4 Blue Impulse

5番機によるハーフスローロール。背面飛行中のパイロットは逆向きにかかるGと戦っていることでしょう。後席にパイロットが乗っているので後任への継承中かもしれません。

 

 

T-4 Blue Impulse

ループの下弦に至るブルーインパルス。地上からは見上げることが多い航空機において、機体上面が揃っているのが見られることは珍しいです。

 

 

T-4 Blue Impulse

編隊が散開する動きが見ていて楽しい課目「サンライズ」。しかし今回はブレイクするタイミングがいつもより遅かったような気がします。

 

 

T-4 Blue Impulse

デュアルソロによるバック・トゥ・バック。これは見事に鏡のように上下逆の2機が揃いました。今回のお気に入り写真の一つです。

 

 

T-4 Blue Impulse

4機編隊から1機が離脱し、旋回する3機編隊を追いかける課目「レターエイト」。今回は大変珍しく4番機はタイミングが悪く編隊に追いつけないで終わってしまいました。ナレーションは成功する前提で話すのでここは息が合いませんでした。

 

 

T-4 Blue Impulse

デュアルソロが対面で交差するオポジット。コンティニュアス・ロール。タイミングはバッチリでしたがピントを合わせる機会が奥の6番機になってしまい手前の5番機はピントがずれてしまいました。右からの進入機に合わせるのが正解でした。

 

 

T-4 Blue Impulse

会場上空に大きなハートの絵を絵描く「キューピット」。午前中は比較的風の強い日でしたが、午後は安定していてスモークも残りました。

 

 

T-4 Blue Impulse

会場後方から進入するワイド・トゥ・デルタ。機体をおいかける観客と一緒に撮ることで会場の雰囲気が出る一枚になります。

 

 

T-4 Blue Impulse

デュアルソロの対面交差が撮影できる最後のチャンス「タッククロス」。撮影中は一瞬のことで追いかけるのに必至ですが、後で見返すと意外と機体の間隔は開いていることがわかります。

 

 

C-1

入間基地の航空祭のトリを務めたのは第402飛行隊に所属するC-1による展示飛行でした。まずは一番機として030号機が通常離陸を行いました。

 

 

C-1

この展示飛行をもってラストフライトを迎える031号機は二番機としてハイアングルテイクオフを披露しました。500mほどの滑走距離で離陸できるそうで、この時点で既にランディングギアが格納されています。

 

 

C-1

2機編隊を組んで会場右手側から侵入してきたC-1輸送機。午後になると光線状態も比較的良くなります。

 

 

C-1

姿勢を含めてぴったりと息のあった編隊は機体間隔も近く、 写真としての納まりも抜群でした。

 

 

C-1

多くの人が集まる航空祭という場でラストフライトを迎えることができる幸せな機体と言えるでしょう。このフライトにかける意気込みが伝わってくるような見事なフォーメーションです。

 

 

C-1

同じような写真が続きますがどれも甲乙つけがたい、それほど素晴らしい編隊飛行でした。

 

 

C-1

会場右手から進入してきた一番機によるファンブレイク。期待していたよりもバンクが浅い…というよりも進入コースが近すぎてあまり背面は見えませんでした。

 

 

C-1

管制塔をかすめるように進入してきたC-1。このシチュエーションをみればトップガンのあのシーンを連想すえう人も多いでしょう。

 

 

C-1

45度の左バンクで進入するC-1。飛行コースがエプロンに近いため完全に背中見せるという感じではなかったのですが、突っ込んでくる迫力ある角度としてはこれが正解かもしれません。

 

 

C-1

旋回しながらもやや機首を下に向けて高度を下げています。大幅なトリミングをすることで背面を拝むことができました。

 

 

C-1

低高度を高速で進入する031号機。地上展示機の尾翼に隠れてしまうほどの低さで迫力がありました。

 

 

C-1

C-1輸送機の機動力の高さを示すことで有名になったコンバットピッチ。高速で進入後、高度を上げて減速を兼ねながら旋回へ移行します。地上からの攻撃を避けるため高度をかせぐ意味もあると思います。

 

 

C-1

人垣に阻まれてしまいましたが031号機の最後の着陸シーンです。これが最後と思うと寂しい気持ちになってきますね。

 

 

C-1

展示飛行を終えてエプロンへ戻ってきた031号機は消防車による放水セレモニーを受けました。近くで撮影していた方は虹が現れた美しい写真が撮れたようです。

 

 

C-1

ラストフライトセレモニーを受けた031号機がエンジンをカットしました。約半世紀にわたり活躍した機体に観客から大きな拍手が送られました。

 

 

F-15J イーグル

地上展示されていたF-15記念塗装機は小松基地への帰投に向けて向きを変えていました。結局最後まで人垣に阻まれてまともに撮影するのは困難でしたが、なんとか機体右側を撮ろうとティルトモニターを駆使して何とか撮影することができました。右側垂直尾翼には空自創設70周年を記念するデザインが描かれていて左右で違う塗装を見ることができました。そう考えるとやはり記念塗装機360度どこからでも見られるような展示にすべきかと思いました。

 

 

F-15J イーグル

期待はしていましたが小松基地から飛来した記念塗装機は当日中に帰投してくれました。無理に低空飛行からのハイレートを決めず、普通に上がってくれた方が多くの観客が見ることができるので好印象でした。

 

 

F-15J イーグル

せっかくの特別塗装機なのでもっと積極的に他基地の航空祭に姿を見せてほしいものですね。

 

 

F-15J イーグル

大幅にトリミングをかけていますが旋回するF-15の背中を見ることができました。背面には第303飛行隊のシンボルである龍が絵が描かれていました。深いバンクをかけて背中のデザインを見せる演出も「見せ方をよく分かっているパイロットだな~」と感心しました。

 

 

F-15J イーグル

第303飛行隊のパイロットは離陸後に基地上空を旋回し、会場を通過するローパスをリクエスト。機体を左右に振って挨拶するバイバイフライトを見せてくれました。特別塗装機を派遣したことの意味をよく理解した素晴らしいパイロットでした。

 

 

C-1FTB

岐阜基地から飛来したC-1FTBが帰投に向けてタキシングを開始しました。コックピットからはパイロットは手を振っているのが見えました。

 

 

SH-60K シーホーク

海上自衛隊から参加したSH-60Kが帰投しました。そういえば最近はP-3CやUS-2といった固定翼機の参加がないように思います。

 

 

C-1FTB

岐阜基地に向けて帰投するC-1FTBが離陸しました。航空祭の開催時間は終了時刻を過ぎていましたが最寄り駅は大混雑。実際には帰投を見る人が分散することで混雑緩和に役立っていると思います。

 

 

C-1FTB

離陸上昇を続けるC-1FTB。もしかしたら自分にとってこれが最後の撮影になるかもしれません。岐阜基地までお気をつけて!

 

 

EC-1

C-1FTBの帰投を見送ったところで望遠レンズの使用は一段落。標準レンズに持ち替えて最後に心残りとならないようEC-1の地上展示撮影にチャレンジしました。

 

 

EC-1

航空祭が終了してから一時間弱が経過しましたがEC-1の前にはまだ多くの人だかりができている状況でした。それでも粘れば撮影チャンスが回ってくる程度には減ってきました。特徴的な大きなフェアリングを間近で見ることができました。

 

 

EC-1

退役を迎える最後の最後に多くの観客の前で、所属する入間基地での公式展示が実現できたのは本当に良かったと思います。

 

 

C-1、C-2

新旧国産輸送機の共演です。意外とこの組み合わせで撮影できたことはあまり記憶にありませんでした。もしかしたらこれが2ショットを撮影できるラストチャンスかもしれません。

 

 

富士山

さすがに25万人集まると帰りの電車は大混雑に。久しぶりに満員電車の洗礼を受けました。途中で降りた東久留米駅からは夕焼けに浮かぶ富士山のシルエットを見ることができました。雨の予報を跳ね除けて一日中雲ひとつない晴天になったのはさすが「晴れの特異日」と素直に驚くしかありません。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

09:00 広報大使 パレード
09:30 展示飛行 オープニングフライト EC-1
09:00 警察犬訓練展示
09:50 展示飛行 CH-47J
10:15 展示飛行 U-680A
10:45 T-4
11:20 基地軽音楽部
11:10 C-2、C-1、U-4
12:00 中部航空音楽隊演奏会
12:10 自衛太鼓
13:00 Blue Impulse
14:10 展示飛行 C-1 LAST FLIGHT
14:00 Iron Worf

 

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