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20240504

米国海兵隊

岩国基地
フレンドシップデー


USMC

MCAS Iwakuni
FRIENDSHIP DAY

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2024年5月5日 米海兵隊 岩国基地 FRIENDSHIP DAY

岩国基地フレンドシップデーはゴールデンウィークの真っ只中5月5日に開催されます。昨年は例外的に4月に開催され、生憎の雨天決行となりましたが今年は好天に恵まれ素晴らしいフライトの数々を目に焼き付けることができました。「岩国に来て本当によかった…」この一言に尽きると思います。ただしあまりの混雑により帰りの岩国駅は入場規制が行われ、危なく予定していた新幹線を乗り逃しそうなリスクがありました。日程と予算に余裕があれば翌日以降に帰宅する方が安全ということを学びました。


JR徳山駅

岩国基地フレンドシップデーの開催によりJR岩国駅周辺のホテルは早い時点で満室になり予約を取ることも困難でした。電車で1時間ほどと比較的近い広島は大型連休ということもあり料金は1泊2万円台とかなり高額です。その点、電車で反対側へ1時間の徳山駅周辺は料金も安く、混雑も少ない上に早朝から始発電車が使えるメリットがあります。昨年に続き徳山駅を宿泊拠点にし、始発電車で座るために早めの行動を心掛けました。昼食は食べられない可能性が高いので一日の活力を蓄えるため朝5時に開店する吉野家で牛丼を食べて力をつけました。

 

 

国道188号

今年はゲートオープンが7時という情報がありました。岩国駅へ到着したのは7時過ぎでしたがこの時点でシャトルバスは120分待ちというアナウンスがありました。基地までは徒歩で30分程なので歩いた方が確実に早く着きます。基地に近い左側の歩道は人が多く混雑するため、ノロノロ移動していることがわかりました。反対の右側歩道は人が少なくスイスイと進むことができストレスも軽減されます。

 

 

岩国基地ウエストゲート

徒歩の場合、入場は西ゲートのみとなります。多くの来場者がここに集中すのでセキュリティチェックを通過するまで暫くここで待機することになります。ゲートに入ってから手荷物検査を受けるまで約40分かかりました。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

セキュリティチェックを通過して展示エリアへと向かいます。岩国基地はとても広いので更に10分程歩くことになります。まず最初に向かったのは滑走路から離れている旧エプロン地区で、主に米海軍機が展示されているエリアです。2週間前には厚木基地春祭りに遠征していたCVW-5の戦闘機が展示されていますが、人気を集めたVFA-27”Royal Maces”のフルカラーCAG機の展示はありませんでした。

 

 

EA-18G グラウラー

三沢基地に展開しているVAQ-138”Yellow Jackets”のグラウラーはフルカラー塗装機を派遣しました。カラフルな機体で今回注目を集めたうちの1機です。まだ時間帯が早いおかげか機体周辺の人影はまばらでした。

 

 

F/A-18C ホーネット

今回の岩国では豪快なデモフライトで話題を集めたVMFA(AW)-224”FIGHTING BENGALS”のレガシーホーネット。毎週のように週末になると横田基地に飛来していたのですっかり有名になりました。

 

 

F/A-18C ホーネット

展示された機体はフルカラーの隊長機ではなく、モノクロのヒョウ柄が描かれた"00"ダブルナッツの機体でした。飛行隊のブースが出ていたので昨日良い写真が撮れた記念にチャレンジコインを購入。一枚3,000円もするので円安の辛さを肌身で感じました。

 

 

F/A-18C ホーネット

ハンガーの中に駐機していた海兵隊のホーネット。米軍基地のハンガーはとても大きくて格好がよいです。同じタイプのものは三沢基地でも見ました。

 

 

AH-64D アパッチ・ロングボウ

陸上自衛隊からAH-64Dアパッチロングボウか地上展示に参加しました。関東のイベントではここ数年見かける機会がなく、とても久しぶりにその姿を見ることができました。

 

 

EP-3

メインのエプロンに移動しました。まずは自衛隊機を見て回ります。今年展示されたのは海上自衛隊のEP-3でした。胴体の上下に設けられたアンテナフェアリングが特徴的で、特殊な機体であることを強く印象つけています。

 

 

EP-3

EP-3の尾部は通常のP-3CのMADブームとは違い短いのが特徴です。この中には何が入っているのかはよくわかりません。

 

 

F-2A、C-2

準国産戦闘機F-2と純国産輸送機C-2が並んでいたので重なる位置を探して撮影しました。F-2は午後の最後に展示飛行を行なう予定です。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

メインエプロンの中央にはアメリカ海軍のスーパーホーネットや海兵隊のF-35Bなど人気の高い航空機が展示されました。朝早く行動したせいか機体周辺には驚くほど空いていました。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

VMFA-121”Green Knights”のF-35Bは装備品を吊り下げたビーストモードと呼ばれる状態で展示されました。ステルス性を求めない任務の場合は主翼下のステーションを利用して搭載量を増やすことができます。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

初夏の強い日差しに照らされてステルス機独特の塗装が映えました。おそらく何度か塗り直したのではないかと思われるような色味の違いがありました。

 

 

EA-18G グラウラー

厚木基地春祭りでも人気を集めていたEA-18Gグラウラー。モデルさんとしても人気があった女性搭乗員の方がいましたが、岩国でも見かけることができました。すっかり有名人ですね。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

VMFA-115”SILVER EAGLES”のF-35Bが展示されていました。レガシーホーネットを運用していた海兵隊の飛行隊もF-35Bへの移行が着々と進んでいます。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

F-35Bをローアングルから撮影。リフトファンエンジンを装備するB型はコックピット後方か膨らむのでボリューム感があります。よく見かけるA型とは明らかにシルエットが違っています。

 

 

Team Fastrax

チームファストラックスによるパラシュートジャンプでエアショーが開幕しました。降下中はアメリカと日本の両国国歌が流れ、敬礼する隊員達の姿がとても印象的でした。これは自衛隊イベントでも見習うべきだと思いました。

 

 

KC-130J スーパーハーキュリーズ

パラシュートジャンプを支援したスーパーハーキュリーズが着陸のためにアプローチしてきました。今日の風向きは北風運用からスタートするようです。

 

 

エクストラEA-300L

ウイスキーパパによるアクロバット飛行が行われました。軍用機だけでなく民間のアクロバットチームが参加するのも岩国基地フレンドシップデーの特徴の一つです。なお海上自衛隊機のフライオーバーは先日発生したSH-60K墜落事故を受け自粛する形となりました。

 

 

エクストラEA-300L

プロペラ機が単機で描くハートを今回初めて見ることができました。ブルーインパルスのキューピットとはまた違う、小回りの操縦スキルが求められる課目でした。

 

 

U-36A

今年度を持って用途廃止となることが決定したU-36Aリアジェット。本来であればもっと日の目を浴びていいはずですが、ハンガーの奥にひっそりと展示される形になっていたのは残念で仕方ありません。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

CVW-5によるフライオーバーが始まります。参加する5機が次々と離陸し観客の前を通過して行きました。会場に響き渡るアフターバーナーの爆音に観客からも歓声が沸きテンションも上がってきました。

 

 

CVW-5

CVW-5の5機によるパレードフライトが行われました。厚木基地さくら祭りではフライトディスプレイがないので、「スーパーホーネットを見るなら岩国に行け!」ですね。

 

 

CVW-5

5機編隊のうちの3機をトリミングで切り抜きました。ぴったりと重なった姿は密度感があり今回お気に入りの一枚になりました。

 

 

F/A-18E、EA-18G

スーパーホーネットとグラウラーによる空中給油の展示飛行。マルチロール機であるスーパーホーネットは空中給油の機能も与えられ多くのミッションをこなす万能戦闘機となりました。このデモが見られるのは岩国ならではです。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

CVW-5の3機はタッチアンドゴーを行ない再び観客の目の前を通過しました。派手な展示飛行ではありませんが会場の雰囲気を盛り上げるには充分なインパクトがありました。

 

 

F/A-18E、EA-18G

空中給油のディスプレイを披露した2機がオーバーヘッドで進入し、会場上空でブレイク。2機はそのまま着陸しCVW-5の展示飛行を終了しました。

 

 

1日群司令 小杉怜子さん

1日群司令を任命された女子大生タレントの小杉怜子さんがセレモニーに登壇しました。隣に立つ偉いお方達もニコニコして嬉しそうです。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

午前中のうちにF-35Bのデモフライトが行われるとても贅沢なプログラムです。まずはF-35Bの大きな特徴である短距離離陸を披露しました。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

前日のリハーサルでは離陸後、基地敷地内の方向へ旋回しましたが本番は観客を避けるため海側の方へ離脱して行きました。短距離離陸のために必要となる多くのハッチや下向きのフラップや水平尾翼、エンジンノズルなど従来の戦闘機にない要素がよくわかる一枚です。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

急上昇の性能を見せてくれるマニューバーを披露。エアインテーク付近からは渦を巻くようなペーパーが発生しています。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

F-35Bの機動性の高さを見せつけて観客の度肝を抜いた高速フライバイ。機体上面には高速で飛行している状況を物語るような激しいベイパーが発生しました。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

この写真をよく見ると縦に二本の線のようなものが写っています。これはデジカメのセンサー故障ではなく高速に飛行することで空気の層に変化が生じ、光の屈折率が変わることで可視化される現象とのことです。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

F-35B独特のベイパーコーンが発生するシーンを見ることができました。音速に近いスピードで飛んでいることがわかります。昨年も見ることはできましたが生憎の曇り空で見栄えが弱かったです。今回は青空とのコントラストの差が大きくベイパーが強調される効果がありました。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

F-35Bの背面飛行を見ることができると思っていませんでした。F-35Bはドッグファイトを想定した戦闘機ではありませんが、鈍重なイメージを持っていたことが誤った認識であると気がついた人も多かったようです。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

F-35B最大の特徴である空中で停止するホバリングのデモが行われました。戦闘機が空中で停止するというのは見ていてとても不思議な感覚です。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

F-35Bは空中でホバリングしたまま向きを回転したり移動したりできることが大きな特徴です。これは戦闘で使うわけでなく、破壊された基地へ着陸したり空母着艦を可能とする、運用を広げるための優れた機能です。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

素晴らしいデモフライトを見せてくれたF-35Bはホバリングしたまま高度を下げて着陸しました。有料席からは良い写真が撮れたことと思います。ただ逆光となるのは岩国基地の立地条件上避けられず、残念なところです。

 

 

T-4 BlueImpulse

ブルーインパルスは前日のリハーサルとは違い午前中に展示飛行を行ないました。編隊を組む4機は一ずつ離陸するインディビジュアル・テイクオフで次々と離陸して行きます。

 

 

T-4 BlueImpulse

昨年と同様に有料席は購入しませんでした。後方から見た感じではそれほど混雑していないように見えました。6,000円という価格設定ですがちょっと高いかもしれません。カメラマンエリアは2万円にもなり、昨年に比べると売切れるまでに時間がかかっていたようです。

 

 

T-4 BlueImpulse

先発した4機は離陸後の旋回中に編隊を組み、ダーティーローパスで観客の頭上を通過するブルーインパルス。素晴らしい青空とブルーインパルスの組合せはやはり最高です。

 

 

T-4 BlueImpulse

エプロン地区はそれほど混雑しているわけではなく、撮影は快適に行うことができました。ちなみに有料観覧席は事実上チェックは実施されませんが超望遠レンズの使用は禁止されています。あまり意味のないルールですね。

 

 

T-4 BlueImpulse

ブルーインパルス序盤のフォトジェニックな課目であるファンブレイク。この課目は多くのパイロットに影響を与え、機体が背面を見せて飛行する価値を認識させることになりました。

 

 

T-4 BlueImpulse

5機の編隊でループを行ない下弦に達したところでシャッターを切りました。横一列に並ぶタイミングでいつもと違う切り取り方をしてみました。

 

 

T-4 BlueImpulse

デルタループで編隊とスモークが重なり、迫ってくる機体の躍動感が溢れるアクロバットチームの代表的な構図です。

 

 

T-4 BlueImpulse

デュアルソロによるカリプソ。5番機は背面飛行を行なう難易度の高い演技のひとつです。

 

 

T-4 BlueImpulse

5番機、6番機によるオポジットコンティニュアスロール。これは見る位置によって重なり方が違ってくるのですが肉眼で見る分にはスリリングな課目です。

 

 

T-4 BlueImpulse

ショーも終盤に差し掛かり6機編隊によるデルタ隊形が披露されます。編隊の横幅も広くなり優雅で見栄えのする課目が続きます。

 

 

T-4 BlueImpulse

2度の対面交差が行われるタッククロス。私の立ち位置からは大分距離があるよう見えました。以前は交差の瞬間を撮影するのは困難で運任せでしたが、最近のカメラは連写性能が優れているのでその瞬間を捉えることも容易になりました。

 

 

T-4 BlueImpulse

会場正面から突っ込んでくるコークスクリュー。有料観覧席からは海を絡めた写真が撮れたかもしれません。そうだとしたら羨ましいですね。

 

 

KC-130J スーパーハーキュリーズ

MAGTFのシナリオに沿ったデモンストレーションが始まります。まずは空中給油を任務とするスーパーハーキュリーズが離陸しました。

 

 

MV-22 オスプレイ

世界初の実用ティルトローター機として有名なオスプレイが離陸しました。この時点で固定翼モードに移行し速度を上げて待機空域へと向かいました。

 

 

CH-53E スーパースタリオン

最大クラスの大型ヘリコプター、シコルスキー社製のスーパースタリオンがオスプレイに続いて離陸しました。6枚もあるプロペラはとても迫力あります。

 

 

F/A-18D ホーネット

リハーサルの時から話題となっていたベンガル親分による超低空離陸。有料観覧席の観客の目の高さを通過して行くという驚くべき低さでした!

 

 

F/A-18D ホーネット

低すぎる離陸もやっと観客の頭の上からその姿を見ることができました。これは有料席か最前列を確保していなければ撮影は難しいと思います。前日のリハーサルを外柵から見学しておいて本当に良かったと思っています。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

レガシーホーネットに続いてF-35Bが離陸しましたが、こちらも低い上がりでした。それにしても今年の岩国はフライトディスプレイは見所が多いです。デモはVMFA-115”Silver Eagles”が担当しました。

 

 

KC-130J、F/A-18D、F-35B

MAGTFデモ最初のミッションは空中給油を行うことです。燃料を満載すると兵装搭載量を犠牲にする必要があり、逆に兵装を多くすると燃料が少ない状態で離陸する必要があります。その問題を解決するのが空中給油で、作戦行動範囲を広げるための重要なミッションとなります。

 

 

F-35B ライトニングⅡ

F-35Bが会場右手から進入して敵地の偵察を行います。世界の軍隊を見ても海兵隊組織がステルス戦闘機を装備する国はアメリカしかないでしょう。

 

 

F/A-18D ホーネット

フルカラーのレガシーホーネットが高速で進入してきます。実際のミッションでは敵に発見されやすいフルカラー機が投入されることはないでしょうが今回は惜しみもなくその姿を披露してくれました。エアショーはこうあるべきだと思います。

 

 

F/A-18D ホーネット

基地の北側から進入してきたホーネット。これだけ人気を集めた特別塗装機なので2週間後に行われる横田基地フレンドシップフェスティバルにも参加するかもしれませんね。

 

 

F/A-18D ホーネット

爆撃を実施した後、高度を上げて離脱するホーネット。この後地上では爆薬を扱う専門部隊による演出が行われます。

 

 

爆発煙

「ボンッ!」という音に気付き地上に目をやると黒い煙が上がっていました。小さなお子さんはびっくりするほどの音量と火薬の量なので気を付けましょう。

 

 

AH-1Z ヴァイパー

対戦車攻撃ヘリAH-1Sコブラの発展型です。ローターが四枚になりゴツゴツしたシルエットの”いかつい”機体へと変わりました。AH-64アパッチに近づいた感じでしょうか。

 

 

UH-1Y ヴェノム

こちらは汎用ヘリUH-1”イロコイ”から進化した”ヴェノム”。ローターは四枚に増え、AH-1Zと同様にこちらも武骨なイメージに変わりました。

 

 

CH-53E スーパースタリオン

地上攻撃に成功し制空権を確保した後は兵員輸送が行われます。大型ヘリの投入により多くの兵士が運ばれてきます。

 

 

MV-22 オスプレイ

着陸する場所の選択肢が多いヘリコプターの汎用性と固定翼機が持つ速度・航続距離のメリットを併せ持つオスプレイ。数か月前に墜落事故が発生し飛行を自粛していましたがフレンドシップデーには飛行再開が間に合いました。

 

 

F/A-18D ホーネット

音速に近い猛スピードで進入してきたホーネット。主翼後縁にベイパーが発生しておりスピードが出ていることが見てとれます。

 

 

爆発!

この日最も派手な爆発演出が行われました!ハイスピードで駆け抜ける機体を追いかけるカメラマンはまだこの事態に気が付いてないかもしれません。

 

 

爆発煙

火柱が黒い煙へ変わりました。この煙の前にはブルーインパルスが駐機しており、最前列からのみ撮影できる煙を組み合わせたシーンも有名です。

 

 

MV-22、AH-1Z,UH-1Y

ミッションを遂行したヘリの編隊がフライバイを披露。観客への挨拶を終えた後それぞれの駐機場所へと戻って行きました。

 

 

KC-130J、F/A-18D、F-35B

固定翼機の3機が編隊を組んでオーバーヘッドで進入してきました。よく考えるとハーキュリーズと戦闘機の組合せ自体がとても珍しいです。

 

 

KC-130J、F/A-18D、F-35B

ハーキュリーズが右旋回で編隊から離脱しました。この機種の組み合わせ初めて見るものでした。

 

 

KC-130J、F/A-18D、F-35B

旧式となるレガシーホーネットは退役が進み、この編隊の組合せが見られるのはもしかしたらこれが最後かもしれません。そう思うとたいへん貴重です。

 

 

F/A-18D、F-35B

フルカラー塗装のベンガル親分とF-35Bの2機編隊はブレイクせずにそのまま通過して行きました。

 

 

F/A-18D、F-35B

再び会場右側から進入してきた2機編隊はハイスピードで会場上空を駆け抜けていきました。編隊飛行でこの速さはなかなか見ることがありません。

 

 

F/A-18D、F-35B

F-35Bには主翼後方にベイパーが発生しており、かなり速いスピードで飛行していることがわかります。編隊を解いた2機は着陸し、素晴らしいMAGTFデモは終了しました。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

アメリカ海軍によるスーパーホーネットのデモフライトが開始。まずは最大離陸性能で魅せる短距離離陸からの急上昇。さすがデモパイロットだけあって上昇角が美しい!と感じました。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

脚を出したままのロールオンテイクオフ!しかもアフターバーナーを焚いたままの力技。日常でやったら間違いなくボスから叱られるやつです。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

機体の最大性能を引き出すためドロップタンクやパイロンなど一切の装備品を外して挑んでいます。ただし全く実戦向きでないことは明白ですね。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

スーパーホーネットによるハイスピードパス。主翼後縁のフラップ周辺に白いベイパーが発生しており高速で飛行していることがわかります。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

ブルーインパルス以外の自衛隊機では見ることのない背面飛行。戦闘機は燃料タンクからエンジンへ燃料を送る際、背面になることで燃料供給が行われなくなるため背面飛行は制限時間が設けられています。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

スーパーホーネットの細身のシルエットがよくわかる一枚です。航空力学を重視した第4世代らしいデザインです。パイロットはアメリカ本国からこのために来日したデモパイロットで普段はインストラクターを務めているそうです。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

フライトを終えて着陸…と見せかけタッチアンドゴーで観客の目の前を通過して行くスーパーホーネット。この天候でこの内容であれば有料観覧席を買っていても良かったかな…と若干の後悔もあります。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

デモフライトの大きな見せ場です。背面を見せながらの超ハイスピードパスでは主翼に発生した筋状のベイパーがスピード感を演出してくれます。写真を拡大すると後席パイロットはピースサインをしていることがわかりました。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

ベイパーの発生のしかたと形にはいくつかの種類があり、岩国基地のデモフライトをみているとそれがよくわかります。ベイパーが出やすいのは海上基地のため湿度が高いことも影響しているのでしょう。

 

 

EXTRA330SC

Team Yoshi Muroya、室谷義秀氏によるアクロバット飛行。スポンサーであるLEXUSとの共演は見えませんでしたが、まさにお祭りでありエアショーならではの内容です。

 

 

ファンシードリル

エプロンでは航空学生によるファンシードリルが始まりました。開始にあたって1日群指令が敬礼をしました。

 

 

ファンシードリル

約4kgもある銃を扱うのは大変だそうですが、見事な隊形移動を披露してくれるファンシードリルはとても人気があります。

 

 

ファンシードリル

演技の最後は空砲を打って締めくくりフィナーレとなります。大きな音がするので気を付けておきましょう。

 

 

UH-1J イロコイ

陸上自衛隊のイロコイによるレンジャー隊のファストロープ降下。展示自体は短時間で終わりましたがダレることなくテンポがよかったです。

帰りの新幹線の時刻があるので何があっても15時になったら撤収するように心に決めていました。15時前には民間機の離陸があるためこの後の展示飛行は15時5分以降になるとのアナウンスがありました。トリを務めるF-2のデモが見られないことになり後ろ髪を引かれる思いでしたが会場を去ることにしました。

 

 

F/A-18C ホーネット

海兵隊の戦闘機が駐機されるエプロンエリアです。簡易的な屋根のテントが設けられています。防御性はないと思います雨露を凌げることに加え、偵察衛星から姿を隠せる効果はありそうです。

 

 

F/A-18D ホーネット

素晴らしいデモフライトを披露してくれたベンガル親分が駐機エリアに戻っていました。是非とも次は横田基地フレンドシップフェスティバルに参加して地上展示を実現して欲しいです。

 

 

F/A-18C,D ホーネット

全日空の旅客機に乗って岩国錦帯橋空港に到着すると基地内の撮影は保安上禁止されているとの警告があります。さすがにイベント時は問題ないと思いますが他の官民両用空港でもそのようなアナウンスを聞いたことはないので緊張感のある場所です。

 

 

MCH-101

海上自衛隊から展示された大型掃海ヘリ。ローターとテールを折りたたむとコンパクトになるので全通甲板をもつ護衛艦への搭載時に有効です。ひげのように伸びたサイドミラーがユニークですね。

 

 

OA-4M スカイホーク

日本国内に保存されている数少ないスカイホークのひとつで海兵隊バージョンの塗装が施されています。厚木基地のように近づいて撮影はできませんが人が近寄らないのでクリアに撮ることができます。

 

 

JR岩国駅

GWは全ての新幹線のぞみが予約席になっています。念のため余裕をもって15時には撤収することを決めていました。岩国基地へ向かう道中はF-2の爆音を聞きながら、姿の見えないF-2を想像しながら歩いていました。岩国駅に到着するとなんと入場規制が行われており、中に入ることができませんでした。これはやばい…。早めに行動したおかげで結果的には予定していた電車に乗ることができましたが、少し行動が遅ければ新幹線を乗り過ごすリスクもありました。もし時間とお金に余裕があれば地方遠征は翌日以降に帰るべきだと学習しました。

 

 

新幹線のぞみ

今回の帰りは飛行機でなく新幹線を使うことにしました。東京まで4時間ほどかかりますが、写真整理や寝落ちするにはちょうどいいという判断でした。今回の岩国基地フレンドシップデーは往路の航空券をマイルで支払うことができたことが大きかったです。ハイシーズンだと最高で3万円ほどするところを9,000マイルで交換できたのでお得でした。帰りの新幹線は時間はかかりますが旅の思いでを振り返りながら�旨い押し寿司を食べながらのんびりと帰りました。岩国基地フレンドシップデーは言うまでもなく素晴らしい内容で、天候にも恵まれた最高の一日でした。おそらく日本国内で最も素晴らしいショーが見られるのは岩国基地でしょう。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)


Team Fastrax Flag Jump
JMSDF Flyover
CVW-5 Flyover
F-35B Demo
JASDF Fancy Drill
Whicky Papa

F-2 Demo
MAGTF Demo
F/A-18 Demo
JGSDF Fast Rope
Team Yoshi Muroya
Blue Impulse

 

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