2024年9月7日 三沢空港
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三沢基地航空祭へ向けて前日移動し、三沢空港でリハーサルとフライインを楽しむ計画を立てました。時間と予算を考えると高速夜行バスはとても便利な選択肢で今回も利用しましたが、遠征の決心が遅かったので3列席のバスは予約がとれませんでした。ファンの方のブログで下調べすると前日にリハーサルを行うらしく、三沢空港の送迎デッキで見学することを考えました。残念ながら戦闘機系のフライトは見られませんでしたが、台湾から来たという航空ファンと交流しながらのフライイン撮影が楽しかったです。

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MEX三沢 MM01
今回利用したのはみちのりエクスプレスのMEX三沢です。バスタ新宿2140発の夜行便で翌朝0835に三沢駅へ到着する便利な便で、前日移動のために休暇を取ったり宿泊先を予約する必要がないので時間的・費用的にもメリットが大きな移動手段です。ただ今回は4列席だったのでプライバシー的には弱く、USB電源の確保も暗くて狭いので不便が多かったですが、8千円弱で三沢駅まで運んでくれるのですからとても助かります。
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B737-800 JAL
三沢空港の送迎デッキに到着しました。三沢駅からはリムジンバスが出ていて待機列に並んでいたのですが、なかなか来ないことに痺れを切らしてタクシーを利用しました。三沢空港は官民両用の飛行場で大手キャリアではJALグループが就航しており、まずは羽田からのB737が到着しました。
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B737-800 JAL
民間エアラインのターミナルは滑走東側の端の方に 配置されています。駐機している間は移動式のゲートで隔たれ、滑走路へ進入できないような厳しい運用が敷かれています。
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B737-800 JAL
出発準備を整えてタキシングを開始するJALのB737。点検を終えたクルーが機体に向かって手を振り、旅の安全を祈って送り出す大好きなシーンです。
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B737-800 JAL
今回持参した撮影機材はZ8+Z180-600mmで、航空祭で操作のフィーリングと描写性能を試す意味合いもありました。今まで使っていた60-600mmの焦点距離の広さという利便性のギャップも確認したいと思っていました
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C-2 ブルーホエール
JAL機の離陸を待っていると別のジェットエンジンの音が聞こえてきました。茂みの奥から出て来たのはC-2で官民の航空機の絡みが撮れました。
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C-2 ブルーホエール
入間基地から飛来した第402飛行隊のC-2輸送機が離陸します。周囲の先輩達の会話から聞こえてきたおは航空祭支援のために飛来し、体験搭乗の任務を務めたという話です。
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三沢空港 送迎デッキ
三沢基地はセキュリティが高く、外柵からの撮影ポイントはほとんどありません。色々とリサーチしましたが空港の送迎デッキが結局はベストと判断しました。通常は入場する毎に100円かかりますが、この日は特別に300円で出入り自由の料金設定が用意されていました。到着した頃には既見学者は100人を越えていましたが、時間が経つにつて人がどんどん集まってきます。
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C-2 ブルーホエール
体験搭乗を行ったC-2が再び戻ってきて着陸コースに入りました。基地内では関係者向け式典か何かが行われていたようですが、 中の様子を伺い知ることは出来ませんでした。
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C-130 ハーキュリーズ
アメリカ空軍のC-130が出てきました。横田基地で見かけるタイプのC-130とは機体バージョンも部隊も全く別でした。
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C-130 ハーキュリーズ
空港上空を通過するC-130。この機体は胴体が短い従来タイプですがプロペラは6枚に換装されたアップデート版です。上空を通過してパラシュート降下前に風の状況を調査している様子でした。
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パラシュートジャンプ
パラシュートジャンプのリハーサルが行われました。空港のデッキからは遠目でしたがトリミングすることで確認できました。
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パラシュートジャンプ
航空祭関連のフライトが見られず、のんびりとした雰囲気の空気感が漂っていた中、話題を与えてくれた米空軍将校学校パラシュートチームでした。
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C-2 ブルーホエール
再びC-2輸送機215号機が姿を現しました。体験搭乗の役目を終えて入間基地に帰投するのでしょうか。
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C-130 ハーキュリーズ
パラシュートジャンプのリハーサルを終えたC-130がRW10側の着陸進入コースに入りました。
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C-130 ハーキュリーズ
ファイナルアプローチ中のC-130。どこの部隊に所属している機体かよくわかりませんでした。。
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UP-3D
翌日に開催される航空祭に展示されるP-3Cかと思いきや、よく見るとコブがたくさんついたUP-3Dで会場がざわつきました。
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UP-3D
まさか三沢基地でこの機体を撮ることができるとは!と喜んでいる地元のファンの方が多くいました。
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UP-3D
今では珍しくなってしまったP-3系のハイビジ塗装。かつては世界で最も美しいP-3Cと言われ、メンテナンスが行き届いた機体は賞賛されていました。
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E-190 JAR
伊丹空港から飛来したJ-AIR機体のアプローチ。同社はエンブラエル社製の機体を採用し、大阪国際空港を拠点に全国をカバーしています。
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E-190 JAR
三沢空港ターミナルへタキシングして近づくJ-AIR機。何枚かシャッターを切ってアンチコリジョンライトが点滅した1枚を選びました。
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E-190 JAR
持参したZ180-600mmレンズは描写性能が良く、さらにZ8は高画素機なので解像度が高く、パイロットがマスクをしている顔も認識できました。
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UH-1J イロコイ
航空祭に参加する外来機の受け入れが始まったようです。陸上自衛隊のUH-1が飛来しました。航空自衛隊の所属機は6日の金曜日にはフラインを完了し、この日は海上・陸上自衛隊の受け入れに専念したようです。
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C-2 ブルーホエール
再びC-2輸送機が降りてきました。先ほど離陸した215号機だったのでおそらく2回目の体験搭乗だったと思います。このまま翌日の航空祭本番に展示されることでしょう。
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V-22 オスプレイ
空港デッキに集まったファンが歓喜した外来機のフライイン。陸上自衛隊のオスプレイが飛来しました。エアバンドを聞いていた人は任務として八戸駐屯地に行くのか、それとも三沢に来るのかドキドキしながら聴いていたようです。。
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V-22 オスプレイ
コールサインは「ヴィーナス」の名が表すように美しい塗装のオスプレイです。台湾から来た航空ファンKさんから「みんなヴィーナスって言ってるけど何のこと?」という質問を受けました。
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三沢空港 送迎デッキ
午後には密度が最高潮に増していた三沢空港の送迎デッキ。このオスプレイに向けられた超望遠レンズ高射砲群は今回のフライインで最も注目を集めた瞬間でした。
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UP-3D
12時頃に飛来したUP-3Dが再び現れ、20分程度の滞在でしたが早速離陸して行きました、航空祭への参加機ではなく何かのミッションで飛来していたようです。
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ATR42-600 HAC
丘珠空港と三沢基地を結ぶ北海道エアシステムの機体です。羽田空港では見かけない珍しい機体でした。
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ATR42-600 HAC
空港ターミナルへとタキシングしてくる北海道エアシステム機。左プロペラを停止し、右プロペラの推進力だけで移動していました。故障ではないと思いますが省エネのためでしょうか。
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E-190 JAR
離陸に向けてプッシュバックを受けるJ-AIR機。空港デッキに集まったファンに向けてパイロットも手を振ってくれてました。
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E-190 JAR
空港の送迎デッキには多くの見学者が集まっていたので、事情を知らない乗客の人達はさぞ驚いていたことでしょう。
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E-190 JAR
滑走路へ向けてタキシングを開始するJ-AIRのE-190。到着が遅れたため離陸時刻も遅延していたようです。
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E-190 JAR
素晴らしい青空をバックに羽田空港へ向けて離陸したJ-AIR機。秋の東北の澄んだ空気感も出てきましたが、気温の方はまだまだ暑さが残っています。
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ATR42-600 HAC
北海道エアシステムの機体が離陸のためにタキシングを開始しました。広めの垂直尾翼にはJALの鶴丸が大きく描かれています。
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ATR42-600 HAC
三沢から札幌までは北海道新幹線でも完全にはつながっていないので航空機の方が便利な部分も多いでしょう。
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ATR42-600 HAC
この数日前までは非常に足の遅い台風5号の影響により、天候が危ぶまれていました。数日前に温帯低気圧に変わり週末は安定した天気に恵まれました。翌日の航空祭本番も良い天気になりそうです。
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E-190 JAR
残念ながらこの日は海自・陸自の外来機のフラインインのみであり、ファイター系の前日リハーサルが行われる様子はありませんでした。もしかしたらF-22がサプライズで来るかも!という儚い期待も叶いそうになく、ここで見切りを受けて撤収することにしました。明日に向けてゆっくりやすみ、英気を養う方が大切と考えました。
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青い森鉄道
三沢市内は無理として、八戸市内のホテルも探したのですが駅前はどこも満室。かなり離れた本八戸のホテルはありましたが八戸駅まで遠く、宿泊費もかなり高額で手出ません。結局は青森市内のホテルに宿泊することにしました。明日に備えて1日フリーパスを事前に購入していたのですが持ってくるのを忘れてしまい泣きそうです。
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淡麗しじみ塩らーめん
青森では駅前のホテルに手頃な料金で泊まることができました。おそらくF-22のキャンセルによりホテルの方もキャンセルが出たのかもしれません。最初は青森のソウルフード「味噌カレー牛乳らーめん」を食べようとお店に行ってみたのですがまさかの臨時休業。翌朝は早くから行動するので無理はせず、体にもやさしいものをと思い青森駅内にあるラーメン店「龍麺」でしじみラーメンを食べてホテルに戻りました。翌日は朝4時に起きて5時前には青森駅の待機列に並ぶ予定なので早めに就寝しました。
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スケジュール(パンフレット)
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