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20240517

米国空軍

横田基地


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2024年5月17日 米国空軍 横田基地

4月に休日出勤した分の代休が取得できたので横田基地友好祭のフライインに出かけることにしました。嘉手納基地にF-22Aが展開していることから友好祭への参加も期待できるとは思っていましたが、実際に地上展示されることが事前にアナウンスされました。初めてみるF-22Aラプターのアプローチシーンを求めて朝から展開しました。


C-130H ハーキュリーズ

横田基地友好祭のフライインは初めてだったのでできるだけ早い時間に行動を開始しました。今回は南風の予報だったので北側から進入する航空機を撮影するために「みずほエコパーク」を撮影地として選択しました。実は最初にRW18エンドに行ったものの脚立を持参した人が多く、居づらさを感じました。「みずほエコパーク」は初めて行くポイントでしたがアプローチする機体を正面から撮ることができる良い場所でした。

 

 

C-130H ハーキュリーズ

0930時という早い時間帯に飛来したのは航空自衛隊のC-130Hでした。正面から見ることのデメリットは機体塗装がわからない事ですが、この機体は制空迷彩を施したハーキュリーズだったことを後で知りました。今回持参したレンズはニコンZ28mm-400mmの便利ズームのみ一本で挑みました。着陸速度の遅い輸送機では充分に機体を追いかけることができました。

 

 

C-130H ハーキュリーズ

基地内の滑走路へとアプローチしていくハーキュリーズを後方から。フライインは金曜日でしたが多くのカメラマンが集まり、エコパークの駐車場は到着した時点で既に満車状態でした。駐車場は無料で公園利用者が使えるものなのですが、ここに駐車して別の撮影ポイントに向かう場合は利用者からのクレームを買いそうなリスクを感じました。

 

 

セスナ

おそらく横田基地の関係者が操縦するフライトクラブのセスナ機と思いますが遊覧飛行を行っていました。

 

 

カラス

みずほエコパークでフラインを待っている間、暇なので周囲を見渡していると木の上に止まっていたカラスを見つけました。賢いカラスはここに集まった人間達をどのように見ていたのでしょうか。

 

 

U-680A サイテーション

撮影位置を変更して駐車場内を移動し、横が見える位置を探しました。入間基地から飛来したU- 680Aを撮影したところやや見上げる角度で、真横を撮るにはもう少し距離をとる必要がありました。

 

 

みずほエコパーク

みずほエコパークには広場があります。一見すると撮影しやすいように見えますがアプローチする航空機は意外と高度が低く、木の上から急に現れるので音を頼りに準備しておく必要があります。撮影難易度は高めです。

 

 

C-12J

米空軍のC-12Jが着陸します。プロペラ機なのでスピードは速くありませんが急に現れる機体を追いかけるには撮影機材の性能も大きく関係します。

 

 

みずほエコパーク

エコパークに集まったカメラマンの人たち。午後からは順光で撮影でき、脚立も不要で航空機の横姿を撮ることができるので人気があるようです。ちなみに若い人たちは脚立をもってフェンス横に展開する人が多いようで、こちらに来るのは私を含め年齢層が高めと感じました(笑)。

 

 

F-15J イーグル

航空自衛隊から第305飛行隊のF-15イーグルが飛来しました。広場からは機体を真横から見ることができます。尾翼のマークから第305飛行隊のイーグルと識別できましたが新田原基地からの参加は意外性がありました。

 

 

F-15J イーグル

ファイターの着陸速度は想像以上に速く、木の間から姿を現してくれたのは体感で約3秒くらいであっという間に木の向こう側に隠れてしまいました。機体位置を捕捉し、焦点を合わせて連写しても1枚撮れていれば良し…というくらいチャンスは限られていました。

 

 

HA-420 HondaJet

このところ毎年のように参加して常連となっているホンダジェット。実際に飛行している姿を今回初めて見ることができました。

 

 

EA-18G グラウラー

米海軍のVAQ-138”イエロージャケッツ”のグラウラーがオーバーヘッドで進入してきました。この機体の飛来を楽しみに待っていた人も多かったようです。

 

 

EA-18G グラウラー

旋回してファイナルアプローチするグラウラー。ここで気がついたのはまさかのロービジ機ということでした。多くのファンはてっきりフルカラーCAG機の飛来を想像していたことでしょう。勝手な期待ながらやや残念な結果でした。

 

 

EA-18G グラウラー

電子戦用ジャミングポッドなどを装備したグラウラーは下側から見ると装備品が多く見応えがある機体です。

 

 

EA-18G グラウラー

今回はニコンZ28-400mmの便利ズームレンズのみを持参したのは賭けでしたが、着陸機であれば十分に追従でっきることを確認できました。一方でレンズか軽すぎてホールド感が安定しないというデメリットは感じました

 

 

EA-18G グラウラー

アプローチするグラウラーを後ろから追いかけます。岩国基地フレンドシップデーでフルカラーCAG機を見ていたとはいえ、今回CAG機の飛行シーンが撮れなかったのは少し計算違いでした。

 

 

みずほエコパーク

真横写真はセオリーですがカメラマンも多く、今回は気分的に面白さを感じなかったので再びアプローチコース下へ戻りました。最寄り駅はJR八高線の箱根ケ崎駅で徒歩10分くらいとアクセスも良い撮影ポイントでした。

 

 

F-2A

百里基地から飛来したF-2戦闘機。茨城県から戦闘機であれば10分程度で到着するのではないでしょうか。

 

 

F-2A

アプローチを正面から撮影しました。光線はトップライト気味でしたが機体下側にもなんとか光が回る条件でした。

 

 

F-2A

航空自衛隊の戦闘機は基本的に単機での派遣でした。一方で米空軍機は2機によるエレメントを組んで移動していました。このあたりは軍による機体運用の考え方に違いがあるのかも知れません。

 

 

F-2A

機体のシルエットがよく分かるのがアプローチコース下からの撮影のメリットです。2本装備されたドロップタンクもバランス的に良かったと思います。

 

 

F-2A

エンジンノズルの両横に設けられた2つのエアブレーキを開いて減速しながらアプローチするF-2戦闘機。それにしても今回持参したズームレンズはなかなかよく働いてくれます。

 

 

C-2 ブルーホエール

約15kmほどしか離れていない入間基地から飛来したC-2輸送機。あまりに近すぎて離陸しても3分くらいで到着するのではないでしょうか。

 

 

C-2 ブルーホエール

C-1輸送機に比べて大幅に機体サイズが大型化したC-2輸送機。ズームレンズのメリットを活かし、望遠レンズの圧縮効果を利用してボリューム感を表現したいと思います。

 

 

C-2 ブルーホエール

C-2輸送機の大きな機体を画角いっぱいに捉えた構図。400mmの超望遠域に加え約1.5倍の効果をもつDXクロップを組み合わせればかなり引き寄せることができます。

 

 

C-2 ブルーホエール

ズームを広角側に移動すれば頭上を通る輸送機と緑を入れた絵画的な構で撮ることもできます。アプローチの限られた短時間の中でこれだけ異なる二つの絵を1本のレンズで撮影できるのはこのズームレンズの大きな魅力です。

 

 

C-2 ブルーホエール

愛称である”ブルーホエール”を体現するかのように、真っ青な空を泳ぐクジラのように見えました。

 

 

C-2 ブルーホエール

横田基地は米空軍の大型輸送機や空中給油機が集まります。C-1に比べて大型化したC-2は米軍の大きな輸送機にも負けない風格を持っています。

 

 

T-4

入間基地から飛来したT-4連絡機。よく見かける機体なので構図にも工夫をと思い、機体を引き寄せて、右主翼をフレームアウトさせています。

 

 

F-16CJ ファイティングファルコン

三沢基地から米空軍のF-16戦闘機が2機編隊を組みオーバーヘッドでアプローチしてきました。主翼下には吊るしものも多く迫力のあるシルエットでした。

 

 

F-16CJ ファイティングファルコン

基地上空でピッチアウトするF-16。うっすらと見えた背中から、1番機は黒イタチの特別塗装機であることがわかりました。

 

 

F-16CJ ファイティングファルコン

この機体はF-16デモチームが使用する黒イタチの特別塗装機でしたが、残念ながらアプローチコース下の立ち位置を選択してしまったので、せっかくの特別塗装を撮影することはできませんでした。

 

 

F-16CJ ファイティングファルコン

主翼には数種類の兵装を吊るした状態で飛来しましたが思い切り空対空戦闘モードですね。センターには黒いトラベルポットが吊るされていました。

 

 

F-16CJ ファイティングファルコン

三沢基地から飛来したF-16のノーマル塗装機。アプローチライトがアクセントになっていました。下から見れば通常塗装も特別塗装も関係ありませんね。

 

 

F-16CJ ファイティングファルコン

2番機にも黒いトラベルポットが装備されていました。今年はデモフライトの予定はあるのでしょうか?横田基地友好祭では当日になるまでフライトの有無や時間、内容が公開されないので計画を立てるのは難しいです。

 

 

F-22A ラプター

3時半頃に遂に主役がやってきました!嘉手納基地を離陸し、厚木基地上空を経由して横田基地に姿を現した2機のF-22ラプターです。

 

 

F-22A ラプター

基地上空をオーバーヘッドで進入してきたF-22A。ルーズな隊形でしたが2番機からはベイパーが発生しており舵を操作していることが伝わってきます。

 

 

F-22A ラプター

2機のラプターは編隊の間隔を徐々に狭めながら、隊形をタイトに調整していました。

 

 

F-22A ラプター

今回はステルス戦闘機らしくドロップタンクを装備しない完全なクリーン形態で飛来しました。2機は嘉手納基地から飛来したもので途中でタンカーによる空中給油の支援を受けて到着したものと思われます。

 

 

F-22A ラプター

鬼のようなトリミングを行った一枚です。反射により背面を輝かせながら、右旋回しアプローチコースに入る1番機。

 

 

F-22A ラプター

ファイナルアプローチに入ったF-22ラプターの1番機。本来であればパークの広場から順光&真横を撮影するのがセオリーだと思いますが、多くのカメラマンが撮るでしょうから私は少数派の機体正面からを撮ることを選択しました。

 

 

F-22A ラプター

さすがは世界最強のステルス戦闘機ラプターです。威風堂々としたその威容は正面から見ると強者の貫録を感じ、ファインダーを覗きながら鳥肌が立ちました。

 

 

F-22A ラプター

もともと私は真横よりも迫りくる迫力がある正面写真が好きでした。また今後F-22のフライトに何回立ち会えるかわからなかったので「可能な限りこの機体の近くで撮りたい」と考えアプローチコース下からの撮影を選択しました。

 

 

F-22A ラプター

レーダー反射を反らすため、極限まで凹凸を排除した機体設計はのっぺりとした印象をとシンプルな直線、フラットなイメージのシルエットでした。

 

 

F-22A ラプター

頭上を通過するところでズームアウト。今回は便利ズームのおかでラプターのいくつかのシルエットを写真に収めることができました。

 

 

F-22A ラプター

地上展示では機密として撮影が許されなかったエンジンノズル周辺。ノズルが閉じている状態では内側を窺い知ることができませんが、一体どのような秘密があるのでしょうか。

 

 

F-22A ラプター

真後ろから見たラプターのバックスタイルは、あまり格好いいとは言えないかもしれません。F-35もそうですたがステルス機は後方からの見た目があまりよくありません。

 

 

F-22A ラプター

2番機のアプローチです。人生において滅多に遭遇しないであろうF-22ラプターのフライトを撮影できる機会なので、急いで移動して立ち位置を変えました。少しでも違う角度で撮れるようギリギリまで移動を続けました。

 

 

F-22A ラプター

私の短い足ではあまり長い距離を移動することはできず、コクピットが見える角度のところまで移動はできませんでした。それでもF-22の直線的でシャープなシルエットはセンサーに記録することができたと思います。

 

 

F-22A ラプター

今回飛来したのはハワイのヒッカム空軍基地から嘉手納基地に派遣展開していたラプターでした。尾翼の「HH」レターが見える位置で撮影できたのは良かったです。

 

 

F-22A ラプター

ファイター系はアプローチスピードが速く、撮影できるタイミングはほんの数秒しかありませんでした。あっという間に木の向こうへと消えていきました。自分の人生においてラプターのフライトに立ち会える時間は果たして何分が与えられているのでしょうか。

 

 

A380

上空に太い飛行機雲が見えたのでズームレンズで確認してみると4発エンジン機でした。太い主翼のシルエットからA380であることがわかりました。

 

 

KC-135R ストラトタンカー

嘉手納基地からF-22ラプターを引っ張ってきたKC-135Rストラトタンカーがアプローチしてきました。給油任務をこなしながら明日は展示機としても活躍するのでしょうか。

 

 

KC-135R ストラトタンカー

エースコンバットの空中給油ミッションでよくお世話になりますが、胴体下面に適正な機体位置へ誘導する装置がついています。黄色のラインもいい味をだしています。

 

 

KC-135R ストラトタンカー

今回の大きな目的であったラプターのアプローチを撮影できたので簡単に写真をチェックし、カメラを片づけて撤収する準備を始めました。

 

 

F-16CM ファイティングファルコン

既にカメラをバッグに片付けて帰ろうとした矢先、上空にジェット音が響きました。見上げるとさらに2機のF-16がオーバーヘッドアプローチで飛来したので慌ててカメラを再度セッティングしました。

 

 

F-16CM ファイティングファルコン

私の準備不足でしたが残念ながら尾翼のマークを撮影することに失敗しました。主翼に隠れてしまい見えませんでしたが、後で調べてみると嘉手納基地に展開しているサウスダコタ州空軍のF-16だそうです。

 

 

F-16CM ファイティングファルコン

こちらのF-16は珍しい部隊の機体です。垂直尾翼の反射が強すぎて部隊マークを写すことができませんでした。無念ですが翌日の地上展示の方でリベンジしたいと思います。

以上、横田基地日米友好祭のフライインでした。飛来予定だったC-5Mギャラクシーは機体不調によりキャンセルとなったようです。友好祭はフライトディスプレイが少ないものの、外来機は魅力的な機体が多くフライインは貴重な飛行シーンを撮影することができます。日程の都合がつけば今後は毎年このパターンで楽しみたいなと思いました。

 

 

東横INN

今回はフライインの撮影に来たのでそのまま昭島駅近くのホテルに宿泊することにしました。自宅に帰ると往復で4時間以上かかる上、交通費も嵩張ります。泊まった方がコスパがいい!と妻が背中を押してくれました。本当に感謝です。

 

 

てんや

昭島駅にはショッピングセンターのモリタウンがあり、食事には困りませんでした。ただ最近は外食も値段が高くなっているので明日の軍資金を確保する気持ちが働き、結局は1000円以内にセーブしました。とは言え「てんや」で一番高そうな「季節の海鮮丼」を頼み、明日への活力をつけました。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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