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20251121

羽田空港


Haneda Airport

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2025年11月21日 羽田空港

ニコンの「撒き餌レンズ」と呼ばれているZ40mm f2.0を購入しました。先日の伊丹出張の帰りに羽田第1ターミナルで少し撮影しただけでもその性能の良さを体感できたので今回は会社帰りにじっくりと試し撮りをして来ました。噂にたがわぬ素晴らしい描写力ながら3万円で買えるのはとても有難いです。今回は秋のキャッシュバックが背中を押してくれて購入に至りました。


第3ターミナル

先日、出張で伊丹空港からの帰りに第1ターミナルで新たに購入した40mmレンズの試写を行いました。その時はあまり時間がなかったので今回は会社帰りに第3ターミナルと第2ターミナルへ行ってじっくりと撮影してみることにしました。まずはモノレールに乗って第3ターミナルへ到着。このところ日中関係の冷え込みから中国人観光客が渡航を自粛しているそうですが、確かに空いていて静かだったような気もします。

 

 

第3ターミナル

今回は短焦点レンズなのでズームを操作する必要はありません。逆にいうと自分が適切な位置に行かなければならず従来の撮影スタイルとは全く違うので最初は戸惑いました。スナップの場合は気になったらとにかくパシャパシャと撮っていく感じで撮影してみました。

 

 

第3ターミナル

しばらく来ないうちに変化がありました。国際線が多く就航する第3ターミナルではゴジラが姿を現していました。実物サイズでしょうか?顔はやや柔らかい表情でした。

 

 

第3ターミナル

赤い鳥居を彷彿とさせるデザインのステージでは屏風が展示されていました。とは言うもののここはステージなのでしょうか?催しをしているのを見たことがありません。ここで早速自分の立ち位置で構図を調整する場面に遭遇しました。往来する人とぶつからないように周囲に配慮する必要がありました。

 

 

第3ターミナル

江戸時代の街並みを再現した第3ターミナルの商店街。ズームが使えないので自分で歩きながら構図を決めていきます。自由度がないかと思っていましたが意外と不自由さはなくすぐに慣れてきました。そういえば昔あった「写ルンです」も短焦点でしたね。

 

 

第3ターミナル

送迎デッキに出てみました。11月下旬に入り陽が沈む時刻も早くなり夕景には間に合いませんでした。今回のレンズは開放f値.2.0という明るさなので ISO感度を上げることなく 夜景を撮ることができました。

 

 

第3ターミナル

普段は超望遠レンズを使った撮影が多いので40mm単焦点レンズは とても軽量かつ明るいので取り回しが楽でした。速いシャッタースピードが切れるので夜の撮影も手持ちで充分撮ることができました。

 

 

B787 ANA

このレンズはf値が明るく描画が美しいというメリットがある反面、焦点距離が変更できないので構図が限られてしまうデメリットがあります。特に空港のように立ち入りが制限されている場所はアレンジが効かなくなります。ただしフルサイズセンサーのカメラを使っている場合はFXとDXの切り替えができるので選択肢が増え意外と便利でした。

 

 

B787 ANA

上の写真はFXフォーマットで撮ったものですが、こちらの写真はDXクロップして撮影した1.5倍相当の画角です。偶然かもしれませんが40mmという焦点距離はピッタリと当てはまりました。

 

 

A350‐1000 JAL

40mmという焦点距離は標準レンズの領域に含まれます。広角レンズのような パースが効かず人が目で見た感覚に近いと言われています。さすがに滑走路や誘導路の上にいる遠くの航空機を撮ることはできませんが、エプロンの航空機であれば十分被写体になりました。

 

 

B787 ANA

単焦点レンズを使うと 自分が移動するしか方法がない…というのは最初戸惑いました。いかにズームレンズが便利かと言うことが理解できます。ただ焦点の撮影のしやすさ というもの確かにあって、逆にいうとズームの操作を考える必要がなくなります。

 

 

A350 JAL

到着してスポットインするJALの機体。タキシング程度のスピードであれば充分に手持ちで撮影できるシャッタースピードが確保できます。焦点距離も短いので手振れのリスクは高くありません。

 

 

スナップフィットモデル

送迎デッキでは撮影できるシチュエーションが限られていたので今回は早々に撤収し、ターミナルビル内の散策を中心に行いました。通路には展示されている羽田空港に飛来する海外エアラインのスナップフィットモデルが展示されています。f2.0という レンズは被写界深度が浅いので背景のボケを楽しむことができますが、開放ではボケが大きくなりすぎる恐れもあり、適度に絞ってあげる必要があるので注意が必要です。

 

 

第3ターミナル

深みのある赤が印象的な中心部にある櫓です。このエリアは最近になって自販機やガチャが置かれるようになり風情が失われているのが残念でした。

 

 

第3ターミナル

展望デッキへの案内板です。縁が写らないように立ち位置を調整しながら撮影しました。単焦点レンズは自分が位置を変えないといけないので距離や構図を意識しながら撮影する必要があるので、被写体に対峙する意識は強くなるかもしれません。

 

 

第3ターミナル

ここで一服してお茶を飲みたくなる古風な休憩ベンチ。しかし 40mmの焦点距離は意外と画角が狭いので思ったよりもキツキツでした。広角レンズのように広く撮ることはできないので工夫が必要になります 。

 

 

第3ターミナル

日本橋の両脇にかかる金色に描かれた壁の絵です。カメラやレンズの性能は進化してもこの輝きを記録するのがなかなか難しいと思います。もっとも私の腕が追いついていないだけかもしれませんが…。

 

 

第3ターミナル

第3ターミナルのカウンターを上層階から眺めました。今回の写真は全体的に色被りをして暖色系になっていますが、WBまで配慮する余裕がありませんでした。ただ雰囲気は残るので今回は良しとします。

 

 

第3ターミナル

平日とはいえ金曜日夕方の割に観光客の姿は少なかったように思います。いつもは混雑していて人気がないタイミングを狙う日本橋も今日は空いていました。

 

 

第3ターミナル

クリスマスまであと1ヶ月ほどになり、空港内はデコレーションがあちらこちらで見られました。第3ターミナルにはいくつもの大きなクリスマスツリーが並んでいて気分も楽しくなってきます。

 

 

第3ターミナル

通路には10本くらいのツリーが並んでいたので望遠レンズの圧縮効果が使えれば…というシーン でした。単焦点レンズはその焦点距離で得られる画角と徹底的に付き合うことになります。

 

 

第3ターミナル

これぞf値が明るいレンズの醍醐味と言える背景のボケ具合。被写体がくっきりと写るのに対して背景のボケ方がとても美しい、さすが!

 

 

第3ターミナル

クリスマスツリーが大きすぎるので40mmでは余裕ではみ出します。必然的に部分を切り取るような形になりますが主題がハッキリして結果的にはわかりやすくなります。

 

 

第3ターミナル

江戸小路に並ぶ提灯の灯り。直接照明と違い柔らかい光となりますが、見たままの印象を写真に残すのはまだ難しいようです(私の技術的な問題かも…)。

 

 

第3ターミナル

再び江戸小路に戻ってきました。いつもに比べて団体客がいない第3ターミナルは静かでとても快適でした。

 

 

第3ターミナル

毎回撮影している飲食店の特徴的な看板。屋根の高い位置にあるので40mmは届かないかなと?と思いましたがジャストフィットでした。これぐらいの距離感なのか…という確認ができました。

 

 

第3ターミナル

曲線が美しい屋根を縦に構えて撮影しました。35mmほど広くは写せないが、50mmほど狭くない絶妙な焦点距離というレビュー記事の通り、確かに使い勝手が良いレンズです。

 

 

第3ターミナル

ショーケースの中に見つけた全国の空自飛行隊の部隊マークを手描きで作ったディスプレイ。羽田空港の中にはミリタリーショップがあるので時間があれば立ち寄りたいところです。

 

 

第3ターミナル

羽田空港のクリスマスツリーはどこも大きめサイズなので40mmの画角では収まり切らないことが多いです。制約された条件の中でどう被写体を画角の中に収めるか工夫が必要になるので写真の勉強になると思いました。それにしてもZ6Ⅲのバリアングルはローアングルの撮影も撮りにくく、今でも慣れません。

 

 

第3ターミナル

さらに近づいて目線の高さに合わせ「Welcome to Haneda Airport」の文字をクローズアップ。表現したい被写体を考える明確にする事が大事だと教えてくれます。

 

 

第3ターミナル

個人的にキノコが苦手なものでとても気になったオーナメントがこちら。クリスマスにキノコって関係あったかな?と思いながらも可愛いから良しとしましょう。

 

 

第2ターミナル

無料シャトルバスに乗って第2ターミナルへ移動しました。まずはターミナル中央にあるルセデスベンツの展示車を撮影。何色とも表現が難しいカラーリングでした。

 

 

第2ターミナル

毎回撮影している近未来的な第2ターミナルのエレベーター。40mmという画角では全く収まらず、普段使っている28mmとの差を強く感じました。広角側になるほど1mmの差が大きいと言われています。

 

 

第2ターミナル

40mmという焦点距離はパースが効かないので、人が見た絵に近い印象になると言われています。確かに歪みや遠近感が少ないので自然な感じを受けます。

 

 

B787 ANA

送迎デッキに上がってみました。特に珍しい機体は見られませんでしたが胴体が長いB787-10型がスポットイン!国内線でも就航しているのですね。

 

 

B787-10 ANA

第2ターミナルからはエプロンの照明だけでもf2.0のレンズなら余裕で撮影することができました。やはり明るく軽いレンズは正義です。単焦点なので画角の調整はできないものの駐機している機体を撮るにはびっくりするほど最適なサイズでした。

 

 

B787-9 ANA

第2ターミナルの送迎デッキは横長で自由に移動できる場所が多いので立ち位置を変えることで機体のサイズを適正に捉えることができました。

 

 

B787-10 ANA

DXクロップすることでさらに機体を大きめに写すことができます。何度も言いますが40mmという焦点距離は確かに絶妙です。

 

 

第2ターミナル

実際に見た目と違ったのがこちらの電飾です。目で見るとターミナル2の文字は青く、床は暗く見えていましたが、写真に撮ると電光は白く、床は反射して青が強く見える結果になりました。

 

 

第2ターミナル

フェンス際に設置されている有料の双眼鏡。ここの注目点は双眼鏡でなく背景の円形の玉ボケの方です。玉ボケするのは高級レンズの証と言われていますが、この3万円の撒き餌レンズでも円形のボケが撮れるということでYou Tubeでも話題に上がっていました。

 

 

第2ターミナル

東京もすっかり気温が下がって寒くなり、空気も引き締まってきました。陽炎の影響がなく、視程も長くクリアになってきたので都心の街明かりもくっきりと見えるようになりました。

 

 

第2ターミナル

送迎デッキにあるレストランの明かりを手前にある観葉植物を挟んで変化を与えてみました。

 

 

第2ターミナル

レストラン内では食事と会話を楽しむお客さんの姿がありました。曜の夜に羽田空港で食事を楽しむなんで最高の時間ですね、羨ましい。

 

 

第2ターミナル

第2ターミナルの左右にある送迎デッキの昼間にある屋内スペース。「Haneda Nice Day」と書かれた看板が歓迎してくれています。1か月前にはトランプ大統領の来日でこの場所は多くの見物客で溢れかえっていました。

 

 

第2ターミナル

「FLIGHT DECK TOKYO」と書かれたガラス越しに見えるのはキャビンアテンダントの制服ですが、アニメ「世界へ羽ばたけ!バンドリ!」とのコラボレーションが行われていて撮影スポットになっていました。

 

 

第2ターミナル

第2ターミナルに飾られているクリスマスツリーは中央に巨大なツリーが1つだけ飾られています。ANAのコーポレートカラーである青い寒色系のデコレーションです。

 

 

第2ターミナル

ツリーが大きすぎてとても40mmでは入らないので上の階から 見下ろす形で撮影しました。それでも根元まで入らずフレームアウトしてしまいました。

 

 

第2ターミナル

ズームレンズは自分の立ち位置を変えずに焦点距離を変えられる便利さがあります。一方単焦点は自分が位置を変えないと求める構図は得られない難しさがありますが、ズームする作業からは解放されます。写真を撮るにも色々な考え方や撮り方があるなと面白く感じました。

 

 

第2ターミナル

第2ターミナルの出発ロビー。望遠レンズの圧縮効果はないものの人の多さは感じられる絵作りとなりました。望遠でもなく広角でもない標準域は素直な見やすさが気持ちよいです。

 

 

第2ターミナル

描写性能が高いレンズを使っていると何をとっても絵になるので写真撮影が上手くなったような気持ちになってきます。ただエスカレーターを下っている時に上を見上げて撮っただけの絵ですが、羽田空港第2、第3ターミナルはデザインが秀逸なので絵になる被写体が多いです。

 

 

第2ターミナル

ANAのイメージであるブルーを基調としたクリスマスツリー。第1ターミナルに飾られていたクリスマスツリーはディズニーとのコラボが前面に出ていたのでいかにもJALらしいと思いました。

 

 

第2ターミナル

今年のクリスマスツリーはオーナメントがたっぷり飾られていて見ていて幸せな気分になります。今回のレンズはマクロレンズではないので極端に近づくことはできませんが30cmくらいまで離れればピントが合い始めます。

 

 

第2ターミナル

クリスマスツリーを見上げるとかなりの高さがあります。未来的なデザインの天井と垂れ幕を重ねて撮影しました。

 

 

第2ターミナル

以上、ニコンの40mm f2.0の試写でした。自分にとっては慣れない単焦点レンズでしたが明るく、かつ軽量なのでサクサクと撮影することができ、散歩カメラとして最適なレンズだと思いました。しかも描写性能が素晴らしく、これが3万円程度で買えるというのすごくて「撒き餌レンズ」と呼ばれる理由がよくわかりました。この他にもテーブルフォトなどにも使えるようなので活用して行きたいと思います。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

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