たびパパ 趣味の飛行機ページ 航空イベント 訪問記録




20250224

航空自衛隊

百里基地


JASDF

Hyakuri Airbase

RJAH

→Home     →横長写真館     →イベント訪問記     →ダイキャスト     →LINK  

←BACK    TOP    [↑2025]    NEXT→


2025年2月24日 航空自衛隊 百里基地

事前に休日飛行予定の告知をみつけ早朝から百里基地に展開しました。今回はオーストラリアで開催された「コープ・ノース25」に参加した4機のF-35Aが百里基地に来基し一泊して三沢へ戻るというものでした。出発は0800~1000の間ということで逆光を覚悟の上でアラハン前に展開しました。今回は新しい脚立を購入したので試しにつかってみることと、いままで近づかなかったアラハン前に挑戦しました。


百里神社

百里基地での撮影をする日には欠かさず行っている朝のルーティーンです。昨年の百里基地航空祭でよい写真が撮れたことの報告と感謝の気持ちを伝えました。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

今回は少し寝坊してしまい高速道路を使って時間短縮を図りました。茨城空港公園の築山から基地側を確認すると4機のF-35Aがエプロンに並んでいました。三沢基地では掩体運用を行っているので列線が見られるのは結構貴重です。

 

 

アラハン前

何度か行ったことはあるものの避けてきたのがアラハン前のポイントでした。ネット記事では10台くらいしか停められず、道も細いのでトラブルが多いと聞いていたためです。実際に行ってみると駐車可能エリアはかなり広くなっていて心配することはありませんでした。ただし車の出入口を空けるようなお互いに配慮した停め方とはいえず若干不安を感じました。

 

 

F-2A

アラートハンガーはドアが開いていて早朝の機体点検の様子が見えました。ポイントからは午前中は真逆光です。スクランブルを担当する機体なので主翼に装備されているのはもちろん実弾です。

 

 

B737‐800 SKY

最初に動きを見せたのはスカイマークのB737でした。0735発の福岡行きSKY831便です。

 

 

B737‐800 SKY

コックピットからパイロットが手を振ってくれているのが見えました。こちらもカメラを構える手を休めて手を振り返しました。

 

 

B737‐800 SKY

茨城空港側で運用される民間機はウエストランウェイをタキシングし、エンドで180度転回します。航空機は見た目の割にかなり小回りが効きます。

 

 

B737‐800 SKY

福岡空港へ向けて離陸滑走を開始しました。フェンス沿いに多くの脚立が並んでいたので乗客の人達も不思議に思っていたことでしょう。

 

 

F-2A

アラートハンガーからF-2Aのエンジンサウンドが響いてきました。出動ではないと思いましたがキャノピーは閉まっていました。アラート待機の任務は24時間緊急発進に備える過酷なもので本当に頭が下がります。

 

 

F-2A

エンジンがカットされたので確認してみるとキャノピーが開いているのが見えました。予想通り毎朝行われている機体の確認だったようです。

 

 

F-2A

エンジンランナップが終了するとハンガーの扉は閉められてしまうので、その姿が見られるのはスクランブル発生時と早朝の点検時のみです。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

離陸時間帯は0800~1000と2時間の幅が設定されていましたが思ったよりも早いタイミングでF-35Aが出てきました。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

編隊を二組に分けて離陸するのでは?と思っていましたが4機がまとめて出てきました。一斉に三沢空港へ送り出すようです。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

滑走路の上をタキシングして移動するF-35A。百里名物のくの字誘導路は避けているようですが、平和公園は基地反対派の土地であることは少なからず関係していそうです。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

4機が一斉にタキシングしてきたので、どの機体を狙うべきか、構図をどうすべきかの判断に迷いました。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

先頭を進むのは第301飛行隊の031号機でした。今回初めて使った脚立は少し乗りにくい弱点があるもののフェンスの高さをクリアすることができました。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

2番手は第302飛行隊の032号機が続きました。その後ろの3番機には同飛行隊の028号機が続きました。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

しんがりの4番機を務めたのは第301飛行隊の029号機でした。どの機体もパネルラインが見えにくい新塗装の機体ばかりでした。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

くの字を過ぎてから滑走路を離脱して誘導路へと移動しました。残念ながらハンガーをバックにしたところでも逆光が緩和されることはありませんでした。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

林が背景になる位置を意識して撮影しています。やはりこのポイントからの撮影は午後にした方がよさそうです。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

誘導路からラストチャンスへと進入しました。アレスティングワイヤーなどの地上設備が機体を隠すので立ち位置に失敗したようです。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

覚悟はしていたものの冬季の午前中の逆光は厳しいものがありました。でも経験しておきたかったシーンなので悔いはありません。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

ラストチャンスで2機が並びました。このまま4機が並んでくれれば絵になりそうです。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

4機全てを1つのフレームにおさめようとすると機体が小さくなってしまうのがジレンマです。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

この4機はオーストラリアで開催された「コープ・ノース25」演習に参加し、帰国したものです。百里基地で一晩過ごし三沢基地へと帰投するものです。直接三沢基地へ行かず百里基地へ立ち寄るのは帰国手続きのためだという話を見かけました。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

第301飛行隊のカエルマークと第302飛行隊のオジロワシが並んで見えたのはこの瞬間だけでした。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

ラストチャンスから滑走路へと進入するリーダー機。ステルス機らしいシルエットは機体の上下で光の当たり方の明暗がはっきりと分かれます。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

後続機が滑走路へと進入します。やはり複数機が絡むシーンは自分にとっての好みらしいです。もうたまりませんね。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

背景に写ってしまう工場の設備がどうにも今一つに見えてしまいます。樹々で隠してほしいな…というのが本音でした。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

滑走路に進入し最終チェックを行う733号機。横から見てみると主脚のタイヤが意外と大きく見えました。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

3番機、4番機が滑走路へと進入します。寒波の影響で外の気温は寒かったので陽炎は少ないと思いますが、2番機の排気で機影が揺らぎました。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

離陸滑走を開始したリーダー機の733号機。もったいぶることなくかなりスピーディーに飛び去っていった印象です。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

2番機の732号機が滑走路へと進入しました。三沢基地の第3航空団は第301、302飛行隊は一緒に行動する事が多く、混成運用しているようにも見えます。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

2番機も素早く離陸していきました。この離陸の早さは同じく三沢基地に駐留している米空軍のスタイルに似ており、いつもそれを見ているからかもしれません。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

3番機が滑走路への進入を開始。F-35の形状は実に複雑ですが正面からの姿はとても格好いいと思います。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

離陸滑走で加速する2番手の732号機。今回は前年ながらカラーの記念塗装機は参加していませんでした。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

2機が同時に正面を向いてくれたのはこのシーンのみでした。今回のお気に入り写真の1枚です。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

百里基地の滑走路は傾きがあるようで奥の機体はランディングギアが隠れてしまいました。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

滑走路へと進入する728号機。アラハン前ポイントで撮影していたのは25人程度でした。反対側になる基地北側のセブンイレブン前ポイントでは冬の澄んだ空気と低い順光という最高の条件でキレイな離陸が撮れたことでしょう。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

今回の目的はF-35を撮ることの他にアラハン前ポイントに近づく練習がありました。今回の条件なら比較的空いていると思い実践しました。すれ違いできない砂利道や駐車スペースが狭いと書かれていたので今まで避けてきた経緯があります。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

4番機729号機はトリミングで主翼をカットしました。マッシブなF-35Aのシルエットが楽しめました。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

機体のシルエットはとても格好いいのですがどうしても背景がよくありません。高い樹木を植えて欲しいところです。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

4番機が離陸滑走を開始。今回の撮影では新たに購入した脚立のテストも兼ねていましたが、他の方達が使っている脚立にも色々な種類があることが勉強になりました。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

発表された最初の頃は見慣れなかったF-35のシルエットにも機能美を感じることができるようになりました。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

エアボーンと百里管制塔をからめた1枚です。茨城空港公園の築山あたりからは良いアングルで撮れたらしいです。

 

 

F-35A ライトニングⅡ

基地の敷地内で遊んでいるカラス達はファイターの爆音に慣れているのでしょうか。

 

 

スティック脚立

今回初めて使用した新しい脚立です。真ん中の棒は邪魔になりますが、これのおかげで真ん中から折りたたむことができ1本のスティック状になります。入間基地など電車で移動することが多い場合に持込みしやすいメリットがあります。

 

 

F-4EJ改 ファントム

朝の短時間の撮影でしたが、その分後の1日が有意義に使えるのがよいですね。ギャラリーの撤収も早かったようです。

 

 

茨城空港

茨城空港は早くも15周年を迎えるそうです。航空機見学者にとっても快適な撮影環境を与えてくれており本当にありがたいと思います。

 

 

百里神社 御朱印

帰りに素鵞神社を参拝したところ新しい御朱印の予告が!これは楽しみです。また何度も通うことになりそうです。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

令和7 年 2 月 19 日

各 位

航空自衛隊百里基地

監理部基地対策班長

百里基地において、次のとおり航空機の着陸及び離陸を予定しております。

なお、天候等により変更する場合があります。

1 日時(基準)

令和7年2月23日(日)13時~16時頃(着陸)

令和7年2月24日(月)8時~10時(離陸)

2 機種及び機数(基準)

令和7年2月23日(日)F-35A×4機

令和7年2月24日(月)F-35A×4機

 

←BACK    TOP    [↑2025]    NEXT→