2025年5月3日 米国海兵隊 岩国基地
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毎年5月のゴールデンウィークに開催される岩国基地フレンドシップデー。前日のリハーサルを堤防から見学するのも含め最大限満足度を高めることを考えて行動計画を立てました。昨年は始発便で岩国錦帯橋空港に到着する便で現地入りしましたが出遅れてしまったことを反省し、休暇をとってさらに前日から移動することにしました。今回の注目はCVW-5に新たに配備されたF-35Cの初参加と海兵隊VMFA-242”バッツ”の隊長機による機動飛行に期待しました。

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羽田空港第2ターミナル
今回の岩国基地遠征の計画はイベントの2日前から休暇を取得して移動するプランを組みました。当日も羽田は雨模様でしたが岩国でのイベント当日及び前日は晴れの予報なので安心です。この日は移動のみだったのでコストを重視し、岩国錦帯橋空港ではなく山口宇部空港への便を選択。さらに早期予約割引に加えて1日の中で最も料金が安く、時間にも無理の少ない15時25分発の便を予約し片道15,570円(/23,950円)で行くことができました。
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羽田空港第2ターミナル
今年のゴールデンウィークは前半の飛び石連休と後半の4連休に分かれ、合間に3日の平日をはさむカレンダーでした。平日の金曜日なので比較的空いていましたが、翌日の土曜日であれば連休の移動ピークに巻き込まれていたことでしょう。しかし混雑のためか搭乗口が変更になりボーディングブリッジからバスでの移動に変更されました。これは時間に余裕がないと慌てていただろうと思いました。
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B767-300 ANA
本来の計画では富士山が見えると思い左側の窓側席を取りましが残念ながらこの雨では期待できないと諦めました。今回の見どころはジェットブラストで 吹き飛ばされる水飛沫でした。盲点だったのは古いB767は機内Wi-Fiが使えず退屈な時間を過ごす事になりました。料金が安かったのはこれが理由かもしれません。
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B767-300 ANA
雲の上まで上がってしまえば青空は見えてくるのですが、今回は西日本側は天気も良く岩国基地Friendship Dayへの期待が高まりました。
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B767-300 ANA
旅費を節約するために今回は山口宇部空港を利用しました。そもそも岩国市内のホテルは満室で取れないので他の都市に泊まる必要があります。岩国錦帯橋空港は便数が少なくANAしか就航していないので料金割引はあまり期待できません。一方の山口宇部空港はJALも就航しており競争原理が働き、早めに予約することで早期割引が利用できます。
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JR新山口
大型連休ということに加えて岩国市内のホテルはフレンドシップデーの宿泊客により予約は取れません。隣接する街として広島市内のホテルも候補になりますが料金がとても高い。そこで選択となるのが徳山市で宿泊地として毎回利用しています。この日は移動のみの予定だったので余裕をもって宿泊地を目指すことが出来ました。
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せとうちブルー号
JR新山口駅から徳山へは新幹線を利用しました。一見すると贅沢に感じられますが所要時間と料金を考えるとコスパ、タイパが良く、遠征の楽しみとしても大きな要素となります。待ち時間に見慣れない新幹線がいたので調べてみるとワンピースのラッピングが施された特別車両でした。今後も第2、第3の特別車両が登場する予定だそうです
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ひかりレールスター
乗車した新幹線は1906発のこだま866号でした。。乗車時間は13分と短く最も時間を有効に使うことができる移動手段でしたが、新幹線の旅を楽しみたいのであれば短すぎるかもしれません。運賃は指定席を使うと3,260円ですが、自由席でよければ1,640円で済むのでそれほど高いものとは感じませんでした。備忘録として今回JR西日本の車両は指定席は2+2席ですが自由席は3+2席ということを知りました。
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JR徳山駅
宿泊拠点となる徳山は今回で3回目の利用となり、すっかり慣れたものです。徳山駅は一面ガラス張りで暖色系の温かい灯りに包まれる素晴らしい図書館が併設されたとても見栄えも美しい駅です。
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や台寿司
夕飯は以前訪問した時から気になっていた「や台寿司」に行きました。チェーン店ですが生活圏内にないので利用する機会がありませんでした。居酒屋がメインのようですがカウンターもあり1人客でも入ることができました。この寿司盛りも1000円とリーズナブルでとても良かったです。お通しがつくのとお酒を注文するのが前提のような雰囲気は盲点でしたがそれは仕方ないか。
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JR岩徳線
5月3日岩国基地フレンドシップデーの前日リハーサルを見学するために始発電車に乗って岩国駅を目指しました。徳山から岩国への在来線ルートは岩徳線と山陽本線の二つがあります。到着時間はほぼ一緒ですが岩徳線は2両編成と短く、山間を通る単線を走るので乗車時間がやや長くなりますが、徳山駅が始発なので座れる確率が高いメリットがあります。一方の山陽本線は車両も長く、本数も多いことに加えて海沿いを通る開放的なエリアを走るので美しい景色を楽しむことができます。
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岩国基地 堤防
昨年は8時15分に到着する岩国空港到着便にのって現地入りし堤防ポイントを目指しましたが、既に多くの人が集まっていて場所の確保に苦労しました。今回は改善しようと前日移動にして徳山から始発にのり7時30分過ぎに着くことができましたがほとんど効果はありませんでした。早朝に近い早い時間から来ていないと良い場所をとるのは難しいことがよくわかりました。
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岩国基地 堤防
結局は昨年と同じような場所での撮影となりました。スペースには余裕はあるものの先客との距離感の確保や待機中の快適さを考えると意外と場所はないものです。フェンスに近いものの基地から低い場所にあるのでフェンスがけっこう邪魔になってしまう難点がありますが密度が低めなのはメリットです。
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岩国基地
現地に到着して基地内を確認してみると新しく配備された海軍向けのオスプレイや海兵隊機の姿が見えました。
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B737-800 ANA
岩国空港に就航するANA機体が2機並びました。手前は羽田空港へ向けて滑走路へ向かうB737、奥に見えるのは岩国空港へ到着した直後のA320でターミナルビルへ向けてタキシングする機体です。
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A320 ANA
岩国錦帯橋空港への到着第1便です。昨年はこの便に乗って岩国入りしました。おそらく今年も乗客のうち多くの飛行機ファンがターミナルからこの堤防へと向かって集まってくることでしょう。
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KC-130 ハーキュリーズ
9時を過ぎたあたりから航空機が動き出しました。まずは米海兵隊が装備するKC-130が滑走路へ向けてタキシングを開始しました。
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KC-130 ハーキュリーズ
フレンドシップデーのリハーサルが始まりました!まず最初に飛んだのは海兵隊のC-130でした。自分の立ち位置からはフェンスが邪魔になりましたが洒落たデザインの行先案内板を組み合わせて工夫してみました。
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KC-130 ハーキュリーズ
上空を通過したハーキュリーズは後部ハッチを開いて風向きや強さを確認するための重り付きのリボンを投下しました。
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Team FASTRAX
パフォーマンスのトップを飾るのはTeam FASTRAXによるパラシュート降下でした。2名のジャンパーがカラフルなリボンを曳いて降りてきました。
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F-35C ライトニングⅡ
エプロンではCVW-5所属機の準備が進んでいます。今回の遠征で期待していた最新鋭のF-35Cがタキシングして姿を見せました。
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E-2D アドバンスド・ホークアイ
コメントパフォーマンスの出番はまだ少し先ですが 離陸準備は 早めに 始まりました アメリカ海軍CB航空隊cbwファイブに所属する Tホークアイがまず姿を現しました
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MCH-101
海上自衛隊のフライオーバーに向けて2機のMCH-101が編隊を組んで離陸しました。同機はヨーロッパ製の大型掃海ヘリとして導入され、輸送機としても活躍しているようです。
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US-2
海上自衛隊が誇る世界最高性能の救難飛行艇US-2×2機が参加しました。1機目はほぼ正面頭上を通過するコースを通過し、離陸上昇中に脚を格納する途中のシーンを撮ることができました。
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US-2
US-2の2機目はやや側面が見えるコースを通過していきました。昨年のフレンドシップデーでは2024年4月にSH-60Kが墜落事故を起こしたことから海自機はフライトを自粛したため見ることができませんでした。
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F-35C ライトニングⅡ
アメリカ海軍CVW-5に新たに配備されたVFA-147アルゴノーツのF-35Cがタキシングして目の前に現れました。大きな特徴である主翼を折り畳んだ状態でしたが、今回の遠征で見たかったのはまさにこの姿です。
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F-35C ライトニングⅡ
岩国基地の特徴は敷地内に貯水池があることで、いかにも臨海の航空基地という特性が見られます。大きな管制塔も含めて岩国基地らしい風景です。
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OP-3C
岩国基地では通常のP-3Cではない特殊仕様機が見られるのも楽しみの1つです。当期は高度を押さえた低めの離陸を見せてくれました。
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EP-3
OP-3Cに続いて機体上部に レドームを増設したEP-3がセレモニーフライトに向けて離陸しました。P-3系の派生型は覚えにくいのが難点です。
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F-35C ライトニングⅡ
エプロンでの待機中にF-35Cが2機並ぶ光景が見られました。貯水池やサンシェルター、そして背景には山が見える岩国らしい風景が見られました。
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F/A-18E スーパーホーネット
離陸待機中のスーパーホーネットも主翼を畳んでいした。米海軍は地上基地においても空母艦上と同じオペレーションを行うことを基本としています。いつでも同じ運用を行うことでミスを削減することも狙いのひとつでしょう。
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F-35C ライトニングⅡ
最新鋭であるF-35Cと空母打撃群の主力の座を担うスーパーホーネット。異なる2機種の並びが見られました。
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F-35C ライトニングⅡ
CVW-5は所属する各飛行隊の機体が揃ったフライオーバーを披露します。アメリカ本国では空母寄港時には各飛行隊はそれぞれ所蔵する別々の陸上基地へ戻ってしまうため、1つの基地で全ての飛行隊がまとめて見られるのは珍しいそうです。
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CMV-22B オスプレイ
空母への輸送任務の為に新たに配備された海軍向けのオスプレイがタキシングを開始しました。前月に開催された厚木基地春祭りにも参加したことで話題になりました。戦闘機とは違い2機ともにフルカラーのデザインが施されていることが確認できましたx。
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MCH-101
海上自衛隊によるフライオーバーが始まりました。大型ヘリコプターMCH 101×2機による編隊が最初に通過しました。残念ながら午前中は逆光条件になり良い光線状態で撮影することはできません。
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US-2
続いて海上自衛隊のUS-2が2機編隊で航過飛行を実施しました。US-2の編隊飛行はなかなか見ることができないので貴重な機会となりました。
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US-2
一時は開発の継続が困難とも言われた明和工業製の救難飛行艇ですが最近はその性能が注目され海外への輸出の噂も聞かれるようになりました。今回はフライオーバーの他にも特別企画が用意されていました。
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EP-3、OP-3C
海上自衛隊が装備するP-3Cの発生型が2機編隊で進入してきました。おそらく岩国基地でした見られない組み合わせではないでしょうか。
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US-2
フライオーバーを行ったUS-2が着陸しエプロンへと戻っていきます。さすがにフェンスから離れた立ち位置からの撮影なので、フェンスの写り込みを除去することはできませんでしたが雰囲気だけでも残しておきます。
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Destination Sign
岩国基地外柵の名所となっている行先案内板。アメリカ海兵隊がホームとするエアステーションまでの距離と方角が示されています。
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US-2
人気のUS-2が縦列を組んで海上自衛隊エプロンへと戻っていきます。本来ならフェンスに邪魔されない状態で撮影したかったシーンでした。
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CMV-22B オスプレイ
米海軍のCVW-5がフライオーバーに向けて離陸を開始しました。まずは2機のオスプレイが編隊を組んで離陸しました。
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CMV-22B オスプレイ
回転翼モードで離陸したオスプレイはティルトローターを徐々に前へ倒し固定翼機モードへと移行します。
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E-2D アドバンスド・ホークアイ
空中給油用にプローブを増設したアドバンスド・ホークアイは初期型に比べるとプロペラのブレード枚数も増えて、次々とアップデートされていきます。
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F-35C ライトニングⅡ
ひと際大きな注目を集めていたのが新たに配備されたF-35Bでした。空母への着艦を行う艦載機は低速性能が求めるため主翼が大型化されましたがその特徴がよくわかります。
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F-35C ライトニングⅡ
午前中は逆光になるので機体下側は黒くつぶれてしまいますが、機首の下に設けられた白く輝くEOTS(Electro-optical targetinng
system)センサーが強調されました。
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F-35C ライトニングⅡ
F-35Cの2番機が離陸しました。その後方には先陣を切って離陸したオスプレイが待機空域へと向かう姿も写っていました。
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F-35C ライトニングⅡ
新たにCVW-5へ加わったのはVFA-147「アルゴノーツ」です。アメリカ本土を除いてF-35Cが見られるのは日本が初めてということです。
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F-35C ライトニングⅡ
離陸直後に右旋回を行って待機空域へと向かうF-35C。スーパーホーネットに比べるとベイパーが発生しやすいのもF-35の特徴です。
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F/A-18E スーパーホーネット
アメリカ海軍の空母打撃群の主力を担うスーパーホーネット。最初に上がったのはVFA-195ダムバスターズのNF407でした。映画トップガンマーベリックを見て興味を持ち、実物を見に来たという方達も多いようです。
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EA-18G グラウラー
スーパーホーネットの派生型となる電子戦機グラウラー。シャドーホークスのNF502でした。同隊のフルカラーCAG機はデザインが秀逸だっただけに全機ロービジ塗装になってしまったのはとても残念です。
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F/A-18E/F スーパーホーネット
後続のスーパーホーネットはフォーメーション 組んで離陸しました。タキシング中の写真で確認したところVFA-102ダイヤモンドバックスのNF100とVFA-27ロイヤルメイセスのNF204でした。
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エクストラEA-300L Whisky Papa
CVW-5の各機が離陸を終えて待機空域へと向かった後、ウイスキーパパによるアクロバットフライト午前の部が行われました。
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CMV-22B オスプレイ
CVW-5によるフライオーバーが始まりました。まずは先人を切ってオスプレイは単機で通過しました。
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CVW-5
CVW-5のフライオーバーは各飛行隊の機体が参加するフォーメーションフライトが披露されました。これは厚木基地で開催された伝説のWINGSで披露されたダイヤモンド・オブ・ダイヤモンドを彷彿とさせる組合せでした。速度域が異なるプロペラ機とジェット機が速度を揃えるのは難易度が高いと言われています。
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F-35C ライトニングⅡ、F/A-18E、EA-18G
デモンストレーションを終えたF-35Cとスーパーホーネット、グラウラーの3機種4機が編隊を組んでオーバーヘッドで進入してきました。
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F-35C ライトニングⅡ
編隊を解いた各機は一旦滑走路へアプローチした後、タッチアンドゴーを行って再び上空へと上がりました。F-35Cは脚を出した形態のまま右旋回して再びアプローチを行います。
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F-35C ライトニングⅡ
F-35Cのバックショット。タッチアンドゴー行ってシャッターチャンスを与えてくれたことに感謝します。欲を言えば順光で見たかったところですが。
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F/A-18E スーパーホーネット
F-35Cに続いてタッチアンドゴーを行ったスーパーホーネット。下面からかつ尾翼の部隊マークも見えないアングルですが、かろうじてNF407であることがわかりました。
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F-35C ライトニングⅡ
着陸滑走をするF-35Cがランウェイエンドを経由してエプロンへと戻っていきます。C型の特徴である大きな主翼を開いた姿もなかなか格好いいです。
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CMV-22B オスプレイ
スピードの遅いオスプレイはCVW-5のジェット機が着陸した後に2機編隊で進入し上空を通過して着陸しました。
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T-5 White Arrows
海上自衛隊からホワイトアローズが参加しました。山口県下関にある小月航空基地に所属する教官パイロットにより構成されるアクロバットチームです。
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T-5 White Arrows
航空自衛隊のブルーインパルスがジェット機によるスピード感のあるアクロバットを披露するのに対し、海上自衛隊のホワイトアローズはプロペラ機による高度の低さがとても印象的でした。
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T-5 White Arrows
一糸乱れぬダイヤモンドフォーメーションを組んで観客の目の前を通過するホワイトアローズの4機。
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T-5 White Arrows
ホワイトアローズが使用するのはT-5練習機です。海上自衛隊の航空機は 操縦席が横に並んだレイアウトの機種が多いので練習機も並列複座のT-5が採用されています。
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T-5 White Arrows
岩国基地周辺の山の風景を取り入れた一枚。ホワイトアローズは4機構成ですが3機編隊+1機のソロに分かれた演技構成が組まれています。
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T-5 White Arrows
ブルーインパルスのフライトに慣れているとホワイトアローズのアクロは手が届きそうなほどに高度が低いと感じます。旋回中の機体はフェンスのワイヤーに被ってしまいました。
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T-5 White Arrows
4機はそれぞれ編隊を解き、それぞれ1機ずつがローパスを行ないました。 望遠レンズを覗いているとこちらに向って来るような迫力がありました。
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T-5 White Arrows
パイロットの顔が見えるほどの近距離を通過していきました。頭上を通過していくこの距離感はホワイトアローズならではの体験だと思います。
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EXTRA 330SC Team Yoshi
正午を過ぎたあたりで室屋義秀氏の「TEAMYOSHI」 によるアクロバット飛行が始まりました。アメリカン・エアショーはお昼休みという考え方はないようですが、超望遠レンズを使っても小型機を追いかけるのは少し難しいので小休止することにしました。
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EXTRA 330SC Team Yoshi
どうしても無視することができなかったのがこの演技でした。室屋氏が得意とする青空に描く大きなニコチャンマークです。望遠レンズでだとはみ出すので急遽広角用のサブカメラで撮影しました
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UH-1Y ヴェノム、AH-1Z ヴァイパー
午後のパフォーマンスが本格的に始まります。アメリカ海兵隊の所属機が動き始めました。最新鋭の汎用ヘリと攻撃ヘリが滑走路へと向かいます。
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UH-1Y ヴェノム、AH-1Z ヴァイパー
自衛隊が装備するUH-1JとAH-1Sの組合せに似ていますが雰囲気が全く異なりました。
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F-35B ライトニングⅡ
海兵隊に所属するF35Bが4機離陸しました。MAGTFデモを担当するのはチェスの馬の駒をモチーフにした部隊マークをもつVMFA(AW)-121「グリーンナイツ」の機体で通常離陸で上がりました。
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F-35B ライトニングⅡ
参加する4機のうち先頭の2機は主翼外側にパイロンを装備した形態でした。 ステルス性を重視しないミッションの場合は翼下のハードポイントを使用し武装を多く携行することができます。
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F-35B ライトニングⅡ
離陸後に右旋回をしてベイパーを曳きながら待機空域へと向かうF-35B。アフターバーナーを使った離陸は迫力がありました。
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F-35B ライトニングⅡ
4機目の離陸は高度を低く押さえた迫力ある離陸でした。ハイレートを決めるか!と期待したもののそれはありませんでした。
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F-35B ライトニングⅡ
主翼下にパイロンを装備しないクリーン形態のF-35B。兵装を胴体内のウェポンベイに格納する機能を有しています。垂直着陸を可能とするB型はコックピット後方にリフトファンダクトを装備しており、その独特な膨らみの形状が特徴的です。
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KC-130 ハーキュリーズ、F-35B ライトニングⅡ
MAGTF(Marine Air-Ground Task Force)のデモンストレーションは実際の作戦に即したシナリオで展開されます。離陸した攻撃機は重たい兵装を装備しているため、離陸重量の制限で燃料は少な目になります。目的地までの距離にもよると思いますが空中給油を受けることで性能をフルに発揮できるようになります。
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KC-130 ハーキュリーズ、F-35B ライトニングⅡ
今回の見どころは空中給油母機に続く4機のF-35Bの組み合わせが見られたことです。昨年まではレガシーホーネットの姿も見られましたがいよいよ世代の変わり目を迎えました。
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KC-130 ハーキュリーズ、F-35B ライトニングⅡ
デモンストレーションを終えた機体が戻ってきました。大きな輸送機と戦闘機の編隊はなかなか見ることがないのでとても興味を引く面白い構成です。
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KC-130 ハーキュリーズ
デモンストレーションを終えたKC-130が着陸しエプロンへと戻っていきます。海兵隊は有事の際に真っ先に前線へ向かうため、様々な用途に対応できる航空機を装備しているのが特徴です。
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エクストラEA-300L Whisky Papa
ウイスキーパパは午後に2度目のアクロバットフライトを披露しました。午前と午後に展示を行うのは体力も厳しいように思いますがパイロットという人達は本当にタフだと思います。
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F-16CM ファイティングファルコン
午後のプログラムはジェット戦闘機による迫力あるデモフライトが続きます。アメリカ空軍から三沢基地のF-16デモチームが参加し、軽快な機動飛行を
見せてくれます。
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F-16CM ファイティングファルコン
会場右手から進入してきたF-16によるハイスピードパス。インテーク周辺には 空気が白くなる現象が見られました。しかし今回はみんなが期待するようなベイパーコーンは見られませんでした。
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F-16CM ファイティングファルコン
F-16による背中を見せるフォトジェニックなナイフエッジ。イベント当日の会場内から 撮できるのがが楽しみになりました。
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UH-1J イロコイ
陸上自衛隊による はファストロープ降下のデモンストレーションを終えてエプロンへ戻るUH-1J。コックピット内のパイロットの姿もよく見えました。
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US-2
F-16デモチームはジェット戦闘機が持つスピード感のある飛行性能を見せつけた後、海上自衛隊はUS-2を使ったユニークな展示飛行を披露しました。
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US-2
驚くほどゆっくりとしたスピードで進入してきたUS-2。驚異的な低速飛行性能を誇るUS-2は消防車とのレースを競うユニークな企画が実施されました。
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US-2
飛行機とは思えないほどゆっくりと飛ぶことができるUS-2は波高3mという荒れた海でも着水を可能としています。この技術は人命救助の観点からも後世に残すべきだと思います。
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F/A-18E スーパーホーネット
デモンストレーションに向けて滑走路へと向かうスーパーホーネット。専門の デモパイロットがアメリカ本国から派遣され、公式のデモフライトを楽しむことができます。
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ギャラリー
スーパーホーネットの華麗なる機動飛行に自慢の超望遠レンズを向ける堤防に集まったファンたち。岩国高射砲とも呼ばれている有名な光景です。
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F/A-18E スーパーホーネット
スーパーホーネットによるハイスピードバス。主翼後縁のフラップ周辺から若干のベイパーが発生していました。ただ前年ほどの派手さは見られず、湿度などのコンディションも影響するのかもしれません。
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F/A-18E スーパーホーネット
素晴らしいデモンストレーションを終えて着陸するスーパーホーネット。パイロットはファンに向けて手を振る余裕を見せてくれました。
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F-35B ライトニングⅡ
フライトディスプレイのショーストッパーを飾るのは海兵隊によるF-35Bの機動飛行でした。肉眼で見ている分には気づかないレベルでしたが撮影した写真を拡大してみるとバッツの隊長機で背中に描かれたコウモリが確認できました。きっと翌日のショー本番でもこの機体が飛行してくれることでしょう。
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F-35B ライトニングⅡ
ステルス機は塗料にも厳しい制限があると言われていますがバッツの隊長機には尾翼にも色つきの塗装が施されていました。
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F-35B ライトニングⅡ
F-35の主翼背中にこのような大きなデザインを描いた機体は見たことがありません。明日の展示飛行では大きな話題になることは間違いないでしょう。
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F-35B ライトニングⅡ
デモフライトの最後はF-35B最大の特徴であるホバリング能力を披露しました。 外柵からは遠すぎて証拠写真程度にしか撮れませんでした。今回のリハーサルでは残念ながら目を引くような良いシーンを撮ることは叶いませんでしたが、おそらく基地の中から見ることを想定した演技構成なのだと思います。
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塩ふぐまぜそば
夕飯は昨年も立ち寄ったお店にリピート訪問。塩ふぐまぜそばをいただきました。今回は唐揚げも2個プラス。
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JR徳山駅
夜は短時間ながら強めの雨が降りました。幸いにも徳山駅の商店街はアーケードの屋根があり雨に濡れることもなくホテルから移動することができました。明日の朝も始発で移動するので食後は翌日のパンを買ったらすぐにホテルに戻り、カメラととスマホのバッテリーを充電をして明日に備えて早く寝ることにしました。
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スケジュール(パンフレット)
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