2025年4月11日 航空自衛隊 小松基地
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3月下旬に腹痛をおこしクリニックを受信したところ急性胆嚢炎の疑いを指摘され、当日緊急手術を行うことになり初の入院生活を経験しました。手術から2週間が経過し、完全回復とはいえない状態でしたが福井への出張をこなしてきました。まだ歩行に時間がかかる状だったので時間に余裕のある前泊出張はちょうどよかったで。当日の打合せが早く終わったので(家族からは止められていたもののこっそり)帰り道に小松基地へ立ち寄りました。残念ながら4月1日に配備されたばかりのF-35Aを見ることはできませんでしたが今後は機種転換を行うため第303飛行隊のF-15が貴重になってきます。この日持参したのはZ50Ⅱと24-400mmの軽量セットで挑みました。

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JR敦賀駅
今回の出張はアポイントは10時と早かったので前泊になりました。手術後のため通常よりも歩行に時間がかかってしまうため、移動時間に余裕をもった行動ができたのでリハビリには最適でした。目的地の福井から少し足を伸ばして北陸新幹線の現在の終着駅である敦賀へ向かいました。
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氣比神宮
昨年に伊勢神宮を参拝してから”神宮”の名がついている神社を巡っています。氣比神宮は敦賀駅からは徒歩でも行ける距離にあり、今回は前泊で時間に余裕があったこともあって参拝することができました。この春は手術でゆっくりと花見をすることもできませんでしたが、桜が咲くよい季節に参拝することができたのはよかったです。
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JR福井駅
宿泊地の福井へ移動しました。福井県は恐竜を観光資源に活用していて駅前は実物大の動く恐竜像が多く見られました。夜は代理店さんと合流し会食を行いました。せっかく北陸にきたのでやっぱりお寿司でしょう。
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福井城跡
代理店さんとの会食を終えてホテルへ戻る道の途中、福井城跡では桜がライトアップされていた景色に魅せられて思わず回り道をしてしまいました。
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小松空港
出張2日目のアポイントは10時からでした。打合せは30分と想定よりかなり早く終わり時間に余裕ができました。JR小松駅から空港まではタクシーでの移動を考えていましたが、バスが利用できたので交通費を節約することができました。天気予報は昼から晴れに回復する予報だったので期待していましたが残念ながら今回は当たりませんでした。
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F-15J イーグル、F-2A
空港の送迎デッキに到着しまずは空自のエプロンを確認しました。すると第306飛行隊のF-15Jの横に築城基地に所属する第8飛行隊のF-2Aの姿が見られました。
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F-15J イーグル
第306飛行隊のハンガーは開いていて列線も確認できました。機体周辺に人影も見られたので午後からフライトしてくれると有難いです。
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ハンガー
こちらのハンガーは完全に扉が閉じられていました。アグレッサー機の姿が1機もなく、せめて列線だけれも見たかったと残念に思いました。
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F-15J イーグル
小松基地のF-15については2024年百里基地航空祭で2機の記念塗装機にとても楽しませてもらいました。さすがにもう記念塗装は落としてしまったものと思います。
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DHC-8-400 ANA
地方空港ではよく見かけるANAのプロペラ機。小松空港にくると必ず出会うので便数は多いのかもしれません。
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DHC-8-400 ANA
離陸に向けたタキシングを観察していると牽引車の支援を必要とせず、コンパスのように自力でその場で180度転回できるのに驚きました。プロペラ機ならではの運用方法かもしれません。
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DHC-8-400 ANA
この日は北風のランウェイ06運用でしたが、この向きの撮影は今回が初めてのような気がします。管制塔を絡めた離陸シーンを撮ることができました。
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DHC-8-400 ANA
小松基地の ハンガーと離陸上昇を続けるANAのDHC-8-400の組合せ。空港の送迎デッキには10人くらいのギャラリーが集まっていました。
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F-15J イーグル
今回はエアバンドを持ち出すのを忘れてしまい完全に目視と耳が頼りでした。エプロンに動きは見られなかったものの急にF-15の離陸音が聞こえてきたので慌ててレンズを向けました。Google Mapで確認したところ第303飛行隊はR/W06側に近い掩体運用を行っているようで送迎デッキからは動きが見えないことを知りました。
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F-15J イーグル
離陸は13時から開始され第1波として2機が上がりました。前回の訪問時には第306飛行隊のフライトが見れたましたが、今回第303飛行隊の機体が見られたのは運が良かったです。
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F-15DJ イーグル
第1波の2機目は複座のDJ型069号機が上がりました。第303飛行隊はF-35Aへの機種転換が開始されるので、F-15の運用が見られるのもあと数年を残すのみと時間も限られてきました。
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F-15J イーグル
第1波の離陸から少し時間をおいて第2波の離陸が始まりました。空港の敷地内には一部で桜の花が咲いていましたが、どうせならもっと多くの桜で彩られればいい風景になるのに…と思い
ました。
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F-15J イーグル
離陸上昇を続ける第303飛行隊のF-15J。昼頃からは晴れになる予報でしたが残念ながら雲は取れず、どんよりとした空模様のままでした。
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T-4
入間基地から飛来していたT-4のエンジンが聞こえていましたが、タキシングの許可が下りて滑走路へ向けて進みだしました。
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F-15J イーグル
第3波のF-15Jが離陸を開始しました。この機体は他の機体に比べて急角度でしたが、ハイレートというわけではありませんでした。
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F-15J イーグル
第3波の2機目に上がった871号機です。こちらは通常の離陸角度と同じように見えました。今回持参したZ50Ⅱでの撮影は 軽量で持ち運びには適しているものの戦闘機の離陸を追いかけるにはEVFの力不足を感じました。
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T-4
第303飛行隊のT-4が離陸 しました。通常は戦闘機の離陸よりも前に飛行することが多い印象ですが今回はF-15の離陸後に上がりました。
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T-4
入間基地から飛来していたT-4がホームベースへと戻っていきました。写真を見た後で気が付きましたが意外なことにノータンク状態で燃費の良さを感じることができました。
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F-2、F-15J イーグル
エプロンの方に目を移すと駐機していたF-2はトーイングカーに曳かれ、ハンガーの裏手へと移動されました。この日のフライトは期待できなくなり残念でした。
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F-15J イーグル
第306飛行隊のハンガーも扉が閉まり、この後のフライトは絶望的になりました。視程も短く最悪ノーフライトも覚悟していたので第303飛行隊のフライトが見られただけでも良しとしましょう。
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T-4
滑走路上空を第303飛行隊のT-4が通過していきました。その姿を追いかけてみとすぐに雲に隠れてしまったので上空の視界はかなり悪いようでした。
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B737-8Q3 JTA
日本トランスオーシャン航空のB737が着陸しターミナルへ向けてタキシングしてきました。空港内のアナウンスでは10分遅れで沖縄から到着したとのことでした。機材の到着遅れで出発時間が遅れてしまうやつですね。
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B737-8Q3 JTA
コックピットの機首側面にが「うちなーの翼」と書かれていました。プチ特別塗装機といえるでしょうか。
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T-4
こまつドームをバックに着陸滑走する第303飛行隊のT-4。小松空港から見られるランドマークとして撮影するタイミングのひとつとして意識するようになりました。
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F-15J イーグル
第303飛行隊のF-15がローカルフライトから戻ってきました。最初に降りて来た850号機はエアブレーキを立てたまま着陸滑走を継続していました。
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F-15J イーグル
こまつドーム付近を通過するまでエアブレーキを立てた状態で着陸滑走を続けてくれました。
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F-15J イーグル
空自側の建物には「KOMATSU AIR BASE」と書かれているので撮影地に関する説明力がとても増します。
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F-15J イーグル
エプロンに駐機していた第306飛行隊のF-15と重なる瞬間を狙ってシャッターを切りました。両飛行隊のエンブレムが並んだ瞬間です。
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F-15J イーグル
この日はアラートハンガーの扉が開いていましたが、その中にF-15の姿は見られませんでした。
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F-15J イーグル
868号機の着陸滑走です。こちらの機体はこまつドームの位置でエアブレーキが立っていませんでした。パイロットによってエアブレーキの使い方に個性が出るようです。
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F-15J イーグル
無情にも扉が閉じられたハンガーを前に滑走路上を通過するF-15。第303飛行隊のF-15は比較的汚れが少ない綺麗な機体が多いように感じました。
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F-15J イーグル
日本トランスオーシャン航空の鶴丸マークを絡めてタキシングするF-15を撮影。官民共用空港ならではの1シーンを切り取りました。
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F-15J イーグル
滑走路から誘導路へと離脱するF-15。小松基地では比較的滑走路の距離を長く使った余裕のある着陸滑走を行っているようです。
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F-15J イーグル
駐機する第306飛行隊のイヌワシマークと 同じ画角に収まるタイミングでシャッターを切りました。小松基地で2つの飛行隊のF-15が並ぶ光景もあと数年で見られなくなると思うと貴重なシャッターチャンスになりました。
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F-15J イーグル
エアブレーキを立てて減速する803号機。その奥には掩体へとタキシーバックする機体が重なりました。
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F-15J イーグル
この803号機のパイロットもエアブレーキを立てたまま着陸滑走を行うタイプの操縦でした。エアブレーキを閉じるのが面倒なのか、もしくはギャラリーに対してのファンサービスという可能性も考えられました。
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F-15J イーグル
写真としてはエアブレーキを立ててくれた方が着陸滑走であることの説明力が増すのでありがたいです。
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F-15J イーグル
背景の一部では桜の樹が見えていました。ただし霞んでいてクリアな空気感ではなかったのは残念でした。
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F-15J イーグル
第303飛行隊のF-15は近代化改修を行っていないタイプが多く配備されていますが、それはF-35Aへの機種転換を行うことを想定していたものでした。
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F-15J イーグル
3機のF-15が重なる情報量が多いシーンとなりました。機体の向きが異なることでタキシング中の機体が動いてる状況が伝わってきます。
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F-15J イーグル
奥に駐機していた第306飛行隊のF-15の周辺にいは多くの人が集まっていました。一体何をしていたのかとても気になります。
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F-15J イーグル
こまつドームを背景にタキシーバックするF-15。日本海沿いに位置する小松基地は湿度が高いせいか、視程がよくない日が多いように思います。
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F-15J イーグル
第3波が着陸を行い、おそらくこれで訓練フライトは終了だろうと判断しました。想定より少し早いですが撤収して時間の有効に活用することを考え始めました。
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F-15DJ イーグル
複座DJ型の069号機がエアブレーキを立てて水平尾翼を下に向けた状態で着陸滑走をみせてくれました。
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F-15DJ イーグル
2人のパイロットが搭乗する複座型。大きなエアブレーキ、背景に見えるこまつドームなど情報量の多い1枚に大満足です。
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F-15DJ イーグル
1枚の画角に異なる飛行隊のF-15が3機重なってくれました。願わくばアグレッサーの識別塗装機でこのシーンが見たかったです。
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F-15DJ イーグル
期待していたような天候の回復はなく残念ではありましたが第303飛行隊のフライトが見られたので寄り道した甲斐はありました。配備されたばかりのF-35Aとアグレッサーが見られなかったのも残念でした。少し早めに撤収することを決めたので予定を変更して小松駅ではなくリムジンバスで金沢駅へ向かい駅ナカ見学をすることにしました。
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JR金沢駅
このところ新幹線に乗っても通過するだけだった金沢駅に少し時間に余裕ができたので見学することができました。今回は手術でお腹に穴を開けたのでしばらく飛行機での移動は控えた方がいいと言われていたので帰りも新幹線を利用しています。
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金沢まいもん寿司
昼食を食べていなかったことに加え、せっかく金沢まで来たので少し贅沢をすることにしました。東京でも出店していて人気の高い「金沢まいもん寿司」に寄ってみました。
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地魚7貫盛り
「金沢まいもん寿司」はもともと少し高めの価格設定のお店ですが、やや観光客向け価格という感じは正直ありましたね。幸い今回は病み上がりのため食事量を控えている身だったっもでちょうどいい量でした。ひとつひとつの寿司に手間がかけられていて満足度は高かったです。特に塩で食べるノドグロが一番美味しかったように思います。手術後2週間でまだ完治とは言えませんでしたが無事に出張をこなすことができて一安心でした。
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スケジュール(パンフレット)
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