2025年10月11日 海上自衛隊 下総航空基地
開設66周年記念行事
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下総航空基地開設66周年記念行事は仕事の都合により午前中は参加できない予定だったので、前日に行われるP-1の展示飛行リハーサルを見学しに基地の外柵に行ってきました。記念行事当日は雨模様となったため仕事は中止となり、思いがけず朝から参加することができました。悪天候のため飛行展示は期待できませんでしたが、ゆっくりと見て回ることができて基地祭イベントの面白さを再認識しました。

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P-1
ここから5枚目までの写真は青空をバックにした記念行事前日に行われた展示施行の予行練習の様子です。NOTAMで11時頃から行われるとの情報がありました。基地祭当日は仕事の都合で参加できないので、せめて予行だけでも一目みておきたいと思い、下総基地へ見学に行ってきました。展示飛行は基地の西側、会場から見て正面から進入してきました。
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P-1
RW01の外柵から撮影しています。現地には私を含めて10名弱くらいでしたがカメラを持った人の見学のため集まっていました。正直な感想として少ないですね。
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P-1
外柵からの撮影のため満足のいくような写真を撮るのは難しかったです。鉄条網の上を通過するP-1を現地状況の説明要素を絡めて説明しました。
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P-1
フェンス際には背の高い雑草が伸びまくっていて金網に近づくのはちょっと気が引ける状況でした。基地の中を見えにくいように遮蔽する効果はありそうでした。ここに立っていると気付かぬうちにクモや小さな虫が足を上ってくるので油断できません。
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P-1
基地南側から航過飛行を行うP-1。前日の事前訓練字にはご覧のような晴天でしたが記念行事当日は午前中から雨が降る天気予報が出ていましたが、当日は展示飛行を披露することができるといいですね。
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下総基地内駐車場
ここからは記念行事当日の写真です。雨天のため予定されていた仕事がキャンセルとなり朝から基地祭に向かうことができました。1日中降りそうな予報だったので車内で待機することを想定して車でアクセスしました。基地の敷地内に停めさせてもらえるのは今時とてもありがたいと思います。入場にあたって車両点検があるので一旦は基地の外にある空き地に誘導されて待機し、順次基地内へと案内される方式で駐車するまで30分ほど時間を要しました。
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管制塔見学
基地に到着する前からけっこうな雨が降り始めていました。特に時間が決まっているような重要イベントもなかったので、前々から行ってみたかった新しい管制塔の見学に行ってみました。
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管制塔見学
重要施設なので受付があり、名前の記載と要返却の数字が書かれた札を持たされます。新しい管制塔はエレベーターを使って移動することができました。8階の高さに位置するフロアから外側を見ることができ、エプロンに並んだ地上展示機の様子を俯瞰して見ることができました。なお通信機器が並ぶ管制室への立入はできませんでした。
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P-3C オライオン
南側には消火訓練用の退役したP-3Cが置かれています。下総基地の新しい管制塔は海上自衛隊の基地の中で最も高さのある管制塔になったそうです。周辺を羽田・成田を使う民間機が飛ぶ過密航空路ということもあり下総管理区域の重要性は高いことを隊員の方が教えてくれました。豆知識として教えてもらったのはウルトラマンの目の高さと同じくらいだそうです。
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消防車
管制塔の横にあるファイヤーステーションでは各種消防車両が展示されていました。よく見ると色々なタイプがあるようです。放水展示や放水体験などの企画が行われていました。
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ハンガー
管制塔と消防車の見学が終わったところで一旦雨宿りのためハンガーの中へ避難し、ここで雨対策の準備を整えました。八戸基地サマーフェスタでデビューし大活躍したレインポンチョがここでも大活躍!傘をさすのに比べると両手がフリーになるのでとても動きやすくなります。あとはカメラ本体の対策としてレインカバーで覆っていざエプロンの地上展示機撮影に挑みます。
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UP-3D、UP-3C、P-3C
エプロンに並ぶ地上展示機の撮影に向かいます。今回の見どころはなんといっても外来機として集まったP-3シリーズのラインナップでしょう。下総基地からP-3は姿を消してしまいましたが、3機種のバリエーションが並ぶという粋な計らいが見られました。イベント企画の担当者さん、素晴らしい仕事をしましたね。
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UP-3D
岩基基地から飛来した多用途機UP-3D。できることなら前日のフラインインで飛行している姿を見たかった機体です。艦艇に対する訓練支援を任務とする機体であると説明されていました。
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UP-3C
厚木基地のVX-51から参加した多用途機。白と赤の明るいハイビジ塗装が試験任務を行うテスト機であることを象徴しています。
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P-1
ホームである下総基地所属のP-1対潜哨戒機。本来であれば主役のはずなのに周囲にはほとんど人が集まっていませんでした。もう少し見せ方を工夫した方がいいのではないかと心配になります。そのP-1と下総管制塔を絡めて写真におさめました。
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LC-90
海上自衛隊が装備する連絡機LC-90。SNSで見た情報では本来参加する予定だったC-130Rがキャンセルされた代わりとして参加してくれたということでした。
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P-3C オライオン
誰もが撮りたくなるであろう3種のP-3系の列線。手前から通常のP-3C、真ん中にUP-3C、その奥にOP03Dが並びます。このエリアは特に人気が高く、次々と人が集まってくるので機体だけのクリアな写真が撮れるチャンスを待つのはかなり難しい状況でした。
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P-3C オライオン
八戸航空基地から飛来した第2航空隊のP-3C。対潜哨戒機はP-1への移行が進んでおり、P-3Cを運用しているのはこの第2航空隊のみとなりました。前月に開催された八戸航空基地サマーフェスタでは下総基地のP-1が地上展示機として参加していたので、その返礼参加という形になりました。
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UP-3C
厚木基地から飛来したVX-51所属のUP-3Cを横から撮影。周囲に人がいなくなるタイミングを待って、待って、粘りました。今では珍しいハイビジ塗装に赤いストライプがとても格好いいです。テスト機らしい洗練されたデザインは古い機体なのに新しい機体に見えてきます。
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UP-3C
UP-3Cの特徴といえば機首に設けられた大きな標準ピトー管です。紅白の縞模様で塗られたピトー管は試験機として各種計測に使用されます。
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UP-3C
大きなピトー管を強調するため、立ち位置を移動しながら撮影しました。同機の塗装は空自岐阜基地の飛行開発実験団に通じるものがあります。
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UP-3C
UP-3Cを正面から撮影。標準ピトー管は機首右側側面に設置されており、機体中央から撮影すると少し外側を向いたような写真になりました。
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UP-3C
機体右側からピトー管を手前にして撮影すると最大ゲ限に同機の特徴が強調されました。
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UP-3D
岩国基地から飛来したUPー3Dは4つの黒いアンテナフェアリングを有し、いかにも怪しそうな姿をしているため、人々の興味を引いたようです。
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UP-3D
同機は岩国基地や三沢基地で見たことはありましたが下総基地で見たのはこれが初めてだと思います。管制塔にいた海自隊員の方も「まさかこの機体が来てくれるとは驚きました」と話してくれました。
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UP-3D
皮肉なことに下総基地からP-3Cが退役してから、外来機として参加したP-3が最も注目を集める結果になりました。下総基地のP-3Cは隊内のみの退役セレモニーが行われたようですが、できればこのようなイベントの場でファンに向けたお別れの場を用意して欲しかったと残念に思います。
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UP-3D
UP-3D側から見た3機の並びです。各機体の機番が見えるように視点の高さを調整することに意識を払いました。
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UP-3D
機体の斜め前方から撮影すると4つの黒いアンテナフェアリングが強調されます。みるからの通常のP-3Cとはキャラクターが異なりますね。
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SH-60K シーホーク
館山航空基地から飛来したSH-60K哨戒ヘリコプター。機体まわりで警備にあたっていた女性隊員の方がとてもフレンドリーで色々と楽しいお話を聞かせていただきました。
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AH-1S コブラ
陸上自衛隊から参加したAH-1S攻撃ヘリ。八戸基地サマーフェスタにも参加しており陸自との交流は深いことを感じました。今回は空自からの地上展示参加はありませんでした。そういえば下総でC-2の展示はまだ行われていませんね。
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TC-90
徳島航空基地から参加した第202教育航空隊の練習機。T-5よりも高度な訓練に使用されるそうです。今回は残念ながらT-5を使用した海自のアクロバットチーム「ホワイトアローズ」の参加はありませんでした。
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UP-3C
下総基地の管制塔が重なって見える位置を探して撮影しました。ここが下総基地であることを表現してくれます。
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P-3ファミリー
3機種のP-3ファミリーの列線に加えて、下総基地のP-1と管制塔が並ぶ今回のイベントを象徴する1シーンです。上下に無駄な空間が多いのでパノラマ写真で楽しみたいところです。
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P-1
本来は展示飛行を行う予定だったP-1ですが悪天候のためにシミュレーションテイクオフに変更されました。スケジュールの時間が近づくと誘導員が姿を現しました。
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P-1
エプロン北寄りに駐機していたP-1のエンジンがかかりました。エンジンの音が響き渡ると雨宿りしていた観客もハンガーから出てきてロープ前まで集まり出してきました。今回感じましたのは最前列で傘をさす場合はもう少し周りへの配慮もして欲しい人がけっこう多いなぁ…と思いました。
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P-1
コックピットのパイロットからハンドサインだけが浮き出して見える面白いシーンでした。機体が動き出すまでのグランドクルーとのやり取りも基地祭イベントで見られる楽しみの一つです
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P-1
機体のチェックを進めていくP-1。フラップやエルロンなどの動翼が正常に可動するかひとつひとつ点検を進めていきます。
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P-1
滑走路へ向けてタキシーアウトしたP-1の5011号機。同機は前月に開催された八戸航空基地サマーフェスタへ地上展示機として出張していた機体です。機番がわかりやすいゾロ目なので覚えやすく、イベント担当を務めているのかもしれませんね。
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P-1
ランウェイ19側からシミュレーションテイクオフを開始するP-1。 エンジンの出力を高め水飛沫を上げながら加速していきます。
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P-1
滑走を始めてから数秒でエンジン出力を下げ、スラストリバーサを使って減速に入ります。飛行はせずとも地上でできる航空機の迫力を伝えるギリギリの配慮とも言えるでしょう。
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P-1
シュミレーションテイクオフを終えてエプロンへと戻ってくるP-1。前脚に設けられたランディングライトの灯りが雨中でのよいアクセントになります。
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P-1
誘導路からエプロンへと進入し、観客に最も近いコースを通過するファンサービスを行ないました。
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P-1
駐機スポットへ戻ったP-1はクルーの指示に従って機体を定位置に付けてエンジンをカット。これにて午前中の展示が終了しました。ここから昼頃まで少し時間が空くので昼食やグッズを買い、一旦車に戻って態勢を整えることにしました。やはり基地内に駐車場があるってとても便利です。
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US-2
12時30分からはUS-2によるシミュレーションテイクオフが行われます。雨足はかなり強くなってきましたが、少しでも航空機の動く姿を見せてくれようという海自さんの気持ちが本当にありがたいです。
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UP-3D
観客の皆さんがUS-2に注目している隙にP-3ファミリーの並びを撮ろうと狙っていました。しかし気温が下がったためカメラのレンズが曇ってしまったり、レンズの雨の滴がついたりというハプニングは続出。写真がボヤっとした描写になってしまいました。
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UP-3D
アンテナフェアリングがゴツゴツしていかにも勇ましいIP-3Dと下総基地の管制塔を絡めて撮影しました。
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US-2
US-2の機体点検が終了して滑走路に向けてタキシーアウトしました。この雨なので来場者は少なかったと思いますが、最前列にはまだまだ余裕がありました。海自基地のイベントはこのアットホームな感じが魅力です。
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P-3C オライオン
みなさんがUS-2を注目している間にP-3系の3機並びをP-3C側から撮影。前述の通り雨のためカメラレンズのコンディションが悪く、曇ったような残念な写真になってしまいました。
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US-2
離陸できるスピードまで速度を上げたところで出力を絞るシュミレーションテイクオフを披露してくれました。
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US-2
シミュレーションテイクオフを終えてエプロンへと戻るUS-2。正面を向いたところでシャッターを切りました。
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US-2
誘導路からエプロンへ進入し観客の前を通過するUS-2。船のような独特な胴体と高翼の主翼、回転するプロペラ、そして着水に使われるフロートなどUS-2には飛行艇の特徴と魅力が詰まっています。
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US-2
どこの基地に行っても人気のUS-2をこれだけ空いた状態で見られるのは下総基地ならではかもしれません。
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US-2
コックピットからはパイロットが観客へ抜けて手を振ってくれました。パイロットとコミュニケーションがとれるのはとても楽しく、自分はむしろ年をとってから積極的に手を振り返すようになりました。
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P-3C オライオン
八戸基地で哨戒活動に就いている唯一のP-3C運用実戦部隊である第2航空団所属76号機。UP-3が派手なだけに非常にあっさりした印象でしたが、よくみると増設したアンテナフェアリングもなくとてもベーシックなボディでした。
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UP-3C
おそらく最も派手なP-3のバリエーション機である人気機種が並んでくれました。とても贅沢なツーショットですがまさか下総基地で見られるとは思っていませんでした。
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P-1
P-1の奥では消防車による放水デモンストレーションが行われていました。思いがけず放水セレモニーのような写真になりました。
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UP-3D
3機が並んだP-3の尻尾。手前のUP-3DはMADブームがない、短い尻尾が特徴的です。
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UP-3D
上の写真と同じ3機の尾翼撮影でも立ち位置と使用するレンズの焦点距離によって構図は大きく違ってきます。
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UP-3D
諦めきれず再びUP-3D側から3機の並びに挑戦。さすがに見物客がいなくなるタイミングは最後まで訪れませんでした、しかし雨に負け、さすがに根負けしてしまいました。
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UP-3D
改めてP-3が複数機並ぶと壮観であることが分かりました。来年以降の地上展示機ではP-1を複数機並べた方が威厳も出て人気が出るように思いました。UP-1にも参加してほしいものですね。
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ミニP
雨が激しくなってきたので再びハンガー内に避難しました。ちょうどミニPの展示が始まるタイミングでラッキーでした。ここでも主役はP-3CからP-1に移行しているのですね。
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潜水艦
おなじみの敵役潜水艦。最近は基地祭以外でも展示の機会が増えており、活躍の場を広げているようです。
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P-1
新設された第4格納庫に展示されたP-1の05号機。ハンガーの中では写真課の方が記念撮影のコツをレクチャーしてくれるイベントもありました。今回のイベントでは少なくとも3機のP-1が配備されていることがわかりました。
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基地印
最近気にしている基地印ですが、今回空自基地だけでなく海自基地でも販売されていることがわかりました。もしかしたら八戸基地でも売っていたのかな?と思い調べてみると存在していたことがわかりました。これは大失敗でしたね。
今回は悪天候により飛行展示は中止となりましたが、ゆっくりと地上展示機を眺めたりも、催しを楽しんだり、グッズや食事を買ってまわるとそれだけで十分楽しいのが基地祭だと改めて分かりました。当初は雨のイベントなのでどう過ごそうかと悩んでいましたが、気が付けば9時から2時まで長い時間、飽きることなく過ごしていました。最後のフライアウトまで見届けようと思ったものの、夜には岐阜基地航空祭に向けて移動する予定だったので無理はせず少し早めに切り上げることにしました。
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スケジュール(パンフレット)
08:00 航空機展示
08:00 管制塔・地上救難見学
08:00 広報ブース・模擬店
09:10 一日群司令任命式
09:15 P-1型フライトシミュレーター体験(5回)
09:25 ミニP展示(13:10)
09:50 和太鼓(千種)
10:55 P-1展示飛行(14:15)
11:35 P-1綱引き
12:30 US-2展示飛行
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