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19920823

航空自衛隊

松島基地 航空祭


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1992年8月23日 航空自衛隊 松島基地航空祭'92

宮城県にある松島基地は日本三大景勝地として有名な松島海岸の近くにあります。また夏の開催という事もあり観光を兼ねて見にいくと最高です。 今回は青春18キップをチケットショップでバラ購入し、片道2000円の格安旅行で行きました。各駅停車で片道8時間かけて行った思い出の航空祭です。



JR仙台駅

東京から在来線を乗り継いで仙台駅までやってきました。学生なので時間はありますがお金がないため格安手段を考えました。乗り放題の青春18きっぷをチケットショップでバラ購入すると1枚1800円でした。ちなみにホテルの予約も入れず無計画で行ったので色々と苦労しましたがいい思い出になりました。

 

 

航空自衛隊 松島基地

空自の航空祭は夏の千歳、松島を皮切りにして南下し、毎週のように各地で開催されて秋まで続きます。海沿いに位置し、夏に開催される松島基地は海霧に包まれる可能性が高いようです。

 

 

MU-2S

ゆったりとした間隔で配置された地上展示機。視認性の高い黄色で塗られた救難機コンビが並んで展示されました。

 

 

P-2J ネプチューン

私が参加するイベントには毎回展示されているP-2J。対潜哨戒に特化した機体設計とカラーリングに年季を感じる機体ですが、味があると人気もあります。

 

 

P-2J ネプチューン

ロープからこれだけ離れても観客が入らない写真を撮ることができます。開門直後という事もありますが人口密度の薄さが嬉しいです。

 

 

E-2C ホークアイ

同じ東北勢の三沢基地から第601飛行隊の早期警戒機が参加しました。もともと艦載機として開発された機体なので省スペース化のために主翼を折りたたむことが可能です。

 

 

T-2 Blue Impulse

松島基地をホームベースとする航空自衛隊のアクロバットチームであるブルーインパルス。直前に事故を起こしており、この航空祭が復帰イベントとなりました。

 

 

T-2 Blue Impulse

ブルーインパルスは正式には戦技研究班というチームであり、外国の軍隊にあるような広報専門のアクロチームではありません。本職の教官の仕事をこなしながら、アクロバット飛行の研究も行っています。

 

 

F-16C ファイティング・ファルコン

三沢基地に展開する在日米軍からは2機のF-16が地上展示として参加しました。戦闘機は2機を行動単位として運用されることが多く、不測の事態にも備えている点はさすが米軍です。

 

 

T-2 Blue Impulse

ブルーインパルスのホームベースである松島基地では午前・午後の2回フライトを行います。飛ぶか!と思いましたが滑走路に出てからスモークチェックを行い、その後タキシーバックを行って定位置に戻りました。

 

 

T-2

第21飛行隊のT-2後期型による展示飛行です。視程は決してよくありませんでしたが編隊を組んでのローパスを披露しました。

 

 

T-2

脚を出した状態で頭上を通過するT-2編隊。高機動は見られませんでしたがフライトが行われただけでも幸運だったと思いましょう。

 

 

T-2 Blue Impulse

エプロンに整然と並べられたT-2ブルーインパルス。本来の姿は6機+予備機となりますが、今回は4機編隊による再起を起こったばかりのため全5機での展示となりました。

 

 

T-2

ハンガー内で各メンテナンスハッチの開閉展示が行われました。機体はジャッキアップされているので脚の出し入れを見せてくれました。

 

 

F-104J スターファイター

芝生エリアに保存展示されている退役機です。千歳基地の第203飛行隊の部隊マークを付けたエンピツのような要撃戦闘機です。

 

 

F-86D セイバードッグ

少数機が導入された全天候要撃機です。F-86Fセイバーの派生型で機首にレーダーを搭載したタイプですが次世代機の登場により、活躍の場は少なかったようです。

 

 

モデル撮影会

松島基地では真夏のイベントということでモデル撮影会は水着で行われます。撮影会は1日3回開催されます。

 

 

モデル撮影会

女優の鈴木京香さんを排出した仙台モデルクラブは高レベル!と評価の高い事務所です。モデル撮影会自体は無料で参加できますが、最初は恥ずかしくてなかなかレンズを向けられませんでした。

 

 

F-4EJ ファントム

茨城県百里基地からリモートでフライバイを行った第305飛行隊のファントム戦闘機。湿度が高い空気を物語るように翼端からストレーキを発生させています。

 

 

F-15 イーグル

航空自衛隊の主力戦闘機F-15イーグル。百里基地の第204飛行隊が担当しましたが、腹部からでは単座か複座かの判断ができません。

 

 

T-2

再びT-2による展示飛行が行われました。部隊マークが赤の第22飛行隊が担当しています。

 

 

T-2

2機の編隊で着陸を行うT-2高等練習機。編隊を組んでの操縦は戦闘機の基本技術ながら高い技量を求められます。

 

 

モデル撮影会

3回目の撮影会では水着が変更されました。エプロン会場からは離れた場所で開催されるのですが、なかなか目が離せません。

 

 

モデル撮影会

カーレースのF-1とレースクイーンの組合せは有名ですが、軍用機と水着モデルの組合せはなかなか見る機会が少ないと思います。

 

 

モデル撮影会

何故このような嬉しい企画が用意されているのだろう…と不思議に思いましたが、ついフィルムの消費が予定を超えてしまう事態が発生します。するとすぐそこにはカメラ屋さんが店を出しています…なるほど、これはスポンサーが着いているのだと理解できました。

 

 

T-2 Blue Impulse

午後になるといよいよブルーインパルスが動き出しました。松島基地は光線状態が決して良くないのですが、逆光に負けず証拠写真を残しました。

 

 

T-2 Blue Impulse

私が初めて見たアクロバットチームの展示飛行でした。ブルーインパルスの機体にはスモーク発生装置が装備されており、各機で異なる色のスモークを出しながら大空に軌跡を描きます。

 

 

T-2 Blue Impulse

復活を遂げたブルーインパルスですが、この時点では基本となる4機編隊に留まりました。追ってソロ機による演技が加わっていきます。

 

 

T-2 Blue Impulse

先頭を飛行するリーダー機は後続機の邪魔になるのでスモークを焚かないことが多いです。

 

 

T-2 Blue Impulse

スリリングなアクロバットではありませんでしたが、初めて見るブルーインパルスは十分魅力的で益々軍用機への興味を引き出してくれるのでした。

 

 

T-2 Blue Impulse

展示飛行を終えて着陸態勢に入る1番機。大役を務めました。

 

 

F-15DJ イーグル

航空祭も終了の時間をむかえ、地上展示に参加した機体が帰り支度を整えます。トーイングカーでプッシュバックを受けるF-15ですがパイロットはその間一切の操作を行わないため風防に手をかけています。

 

 

F-4EJ ファントム

第305飛行隊のファントム戦闘機。今度は百里基地の航空祭でお目にかかりたいと思いました。

 

 

F-15DJ イーグル

機体の点検を受ける第204飛行隊のF-15です。できることなら百里基地まで乗せていって欲しいと思います。

 

 

E-2C ホークアイ

右プロペラだけを回している状態のE-2C。閉じていた主翼を広げている最終の1枚です。

 

 

P-3C オライオン

八戸基地から参加したVP-4のP-3C。関東地方ではあまりお目にかかれない部隊マークで、”大鷲”がデザインされています。なんと01号機でした。

 

 

松島海岸

翌日は簡単に松島海岸を見物してきました。もちろん帰りの電車も青春18きっぷを使った格安移動でした。電車の中で駅弁を食べていたところ、通学時間帯に入ってしまい多くの学生さんに囲まれて恥ずかしい思いをしましたが、いい思い出です。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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